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2016/09/23
ずっと続いていた悪天候の反動なのか、9月には清々しい夏のような日が多くなりました。9月末になっても集中暖房を入れないで、たまに暖炉に火を燃す程度で済んでいる年を今まで経験したことがあっただろうか?...

でも、いつの間にか、ツバメたちは1羽残らず旅立っていきました。

素晴らしいお天気の金曜日。レストランのテラス席で昼食をとってから、コート・ド・ニュイのブドウ畑を見に行くことにしました。


ブルゴーニュワインのブドウ収穫が始まった

収穫が始まったばかりなので、ランクの低いワインを作る畑から始めたのではないかと思ったのですが、ジュブレ・シャンベルタンの畑で収穫を終えたばかりの人たちがいました。



手摘みの収穫なのにトラクターが運ばれているのが奇妙。聞いてみたら、収穫したカゴを乗せてあぜ道を走るためのものなのだそう。収穫では運び屋さの役割があって、その役割をする人は賃金が多少高いけれど、かなりの重労働なのだと聞いています。

下は昨年に撮った写真ですが、こういう役割の仕事をする代わりになるトラクターなわけです。


収穫が始まったコート・ド・ニュイのブドウ畑。今年は当たり年では?♪ 2015/09/04

でも、畑がぬかっているときは、やはり人間が担ぎださなければならないのだそう。


モンラッシェの畑では、収穫するには大きすぎるハサミを持った人たちが働いているので奇妙。収穫は3日先で、その前に枯れたブドウの枝や株を切っていたのでした。昔より病気の株が多くなったなどとおっしゃっていました。

ブルゴーニュのブドウ畑で収穫する人たちには、昔ながらの陽気さが残っています。フレンドリーで、おしゃべりもしてくれる。

畑の中に1人でいた女性が話しかけてきました。



彼女はロマネ・コンティのドメーヌで働いているけれど、ブドウの収穫はせず、食事係りなのだそう。

昔のワイン農家は、ブドウ収穫者たちにたくさん食べさせて、たくさん働いてもらうということをしていたのですが、食べさせたり、宿泊させてりするのは農家にとっては大変なので、やらないとことが多くなっています。ロマネ・コンティのところでは未だ食事を出しているとは思わなかった。

でも、野菜と肉料理はケータリングの業者にやらせ、彼女はそれ以外の食べ物を担当するとのこと。

ワイン畑はモンラッシェらしい。高すぎて手が出ないワインだと言ったら、「高すぎて買うことなんかできませんよ~!」とおっしゃる。

どんなのか調べてみました。


私が飲んだ思い出があるモンラッシェは、DRCのではないグラン・クリュでしたが、DRCのはこんなに高くなっているのですか?! それではドメーヌがマダムに飲ませてくれなくても無理はない...。


ロマネ・コンティのブドウ畑は、収穫が終わった後のように見えてしまった

今年のワインの出来がどうなるのか見るために、同じ畑を見ることにしています。

ロマネ・コンティの畑には十字架が立っているので、間違いようがないのです。それに、買って飲めないとしたら、タダで見れるだけでも何となく嬉しいではないですか?




近づいてブドウの木を見たら、もう収穫が終わってしまったのかと思いました。積み残した程度しかブドウの房がないのです。



奇妙...。世界で一番高いと言われるワインを早々と収穫してしまうはずはありません。道に沿って歩きながら畑を眺めてみました。すると、たくさん房が付いているところもある。



やはり収穫は未だ始まってはいないのだろうと思いました。写真を拡大して眺めたら、地面にはブドウの房が落ちていたので、失格の房を取り除いたからやたらに量が少なかったのだろうとも思います。

葉が少ないのも気になったのですが、秋に実が日差しをいっぱい受けるように葉を剪定したのかな?...

それにしても、ブドウの房が少なすぎる...。

今年は雨が多かったので、病気を退治する農薬を使わないオーガニックのワインを作る農家は痛手だと聞いていました。ロマネ・コンティも農薬の使用は最低限にしているでしょうから、ブドウの収穫量は少ないのでしょうね。

追記:
DRCでは、ドメーヌが所有するブドウ畑を9月28日から30日にかけて収穫をしていました。私は1週間早く行ったようです。


2016年のワインは、生産量が少ないことだけは確からしい

ブルゴーニュワインやシャンパンの生産量が少ないというのは地元なので聞いているわけですが、フランス全体としても10%減だそうです。

ブルゴーニュワインの産地のブドウ収穫予想では、生産者平均で20~27%減。特に被害が大きかったシャブリでは、例年の半分しか生産できないとか。

幾つかのブドウ畑を見てみましたが、ブドウの房が付いているところと、少ないところとの差が目立ちました。

この後、果実酒を作っている農家に行ったので話しを聞いたら、同じ畑の中でも果実が全く実っていない部分と、普通に実ったところとがあると言っていました。春先に霜や雹の被害があったのが原因らしい。

今年のブルゴーニュワインは極端に収穫は少ないようです。ニュースでは、ブドウ畑からブドウの木を引っこ抜かれたと言って、畑をパトロールしている農家の人たちまで登場。そこまでやるかな?...

でも、今年は質の高いワインはできるとニュースでは言っています。

今年の天気はずっと変でした。暖冬のあと、雨ばかりの春。ワイン産地では、霜や雹の被害が出たりもした。夏らしい天気もなくて、雨が全く降らない時期もありました。でも、ブドウの収穫期には「秋晴れ」という良い天気だったので、それはブドウにとっては良いことだったかもしれない。

でも、素晴らしい上質のワインができるとまで言うのは行き過ぎではないかな...。生産量が少ないとなったら高い値段で売らなければならない。としたら、今年のワインは上質なのだと強調するのがマーケティングではないですか?


Vendanges Malgré les aléas climatiques, le millésime 2016 devrait être de grande qualité  - France 3 Bourgogne 21/09/2016

  【楽天市場】人気の銘醸ワインが勢揃い!ブルゴーニュ特集

ブログ内リンク:
★ 目次: 今年のミレジムは? (ブルゴーニュ・ワイン)
★ 目次: ロマネ・コンティのブドウ畑ウオッチング
★ 目次: ブドウ畑の作業、ワイン醸造法など
★ 目次: ワインなどアルコール飲料に関するテーマ

外部リンク:
Vosne-Romanée Le domaine de la Romanée-Conti termine ses vendanges ce vendredi 29/09/2016
Immersion dans les vendanges de la Romanée-Conti 29/09/2016


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