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2016/08/09
欲しいなと思っていたものに出会って買った日本らしい道具があります。

出会ったのには、後にも先にも1回だけ。しかも名古屋に旅行したときに立ち寄った洒落たお店でした。それで貴重品だと思っていたのですが、写真を撮ってブログにのせる必要もなかった。

自慢したかったのは、これと同じ商品だと思います ↓

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。

【飛騨の匠】からくり楊枝とり:白地オーク
価格:3240円(税込、送料別) (2016/8/8時点)



ネットショップで探せば、いくらでも売っていたのでした。ちょっとガッカリ...。

「からくり 楊枝」で検索したら、たくさん出てくるのです:
 ☆ 楽天市場で検索
 ☆ アマゾンで検索


フランスに持ってきたのですが、フランス人たちに非常に受けます。たいてい「日本のハイテクだ♪」と言われます。日本は精密機械などの高度な技術で知られているので、こういうのもあるというコントラストを面白がるようです。

この楊枝とり、とてもよく出来ているのです。



鳥が楊枝を取り出すだけではなくて、鳥の目は動くし、鳴いているような音まで出る。

日本人は色々なアイディアを生み出します。それはフランスでも有名らしい。そんなことは以前にブログで書いていました:
フランスで紹介された日本の「珍道具」 2013/05/02


フランスでも楊枝はよく使います。食前酒のときに出すオリーブなどのおつまみを突っつくときに出てきます。ですので、楊枝鳥をお土産にしたらしたら喜ばれると思います。

楊枝鳥を検索したついでに、もっと凝った作りとか、アンティークが出てくるのを期待したのですが、見つかりませんでした。江戸時代くらいにはあったのではないかと思うのですけど。

同じシステムのプラスチックで作ったのとか、箱が家になっているのは出てきたのですが、何だか美しくない。日本のを真似したのではないでしょうか?

下はフランスで売られているもの ↓


Distributeur de Cure-dents en forme d'oiseau



日本らしいデザインとしては、箱根寄木細工のがありました。

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。

からくり楊枝鳥 箱根 寄木細工 箱根寄木細工
価格:3200円(税込、送料別) (2016/8/8時点)


このデザインの方が外国人にお土産にするには良いかな。


私の楊枝鳥をスマホで動画をとってFacebookにのせた友人もいました。日本のハイテクはスゴイ! とか何とか題名を付けたのだろうと思う。

その後、3歳の男の子が来たのにおもちゃがないので楊枝鳥をあずけたら、喜んでやっていました。でも、これは失敗。入っていた楊枝を全部ばらまかれてしまった! 近いうちにまた遊びに来ることになっているのですが、隠しておかないと...。

というのも、日本の楊枝の方が美しいので、わざわざ日本から持ってきているので、ばらまかれたらたまらないのです。


楊枝の形、日本とフランスの違い

フランスで売っている楊枝の形は味気ないです:
 ☆ フランスのアマゾンで楊枝を検索


Ibili 794100 Cure-Dent

KINGSO Lot De 50 Pcs Mini Cure-dents En Bois Avec Drapeau Pr Décor Fête Partie Fruits Pâtisserie-France


普通は両端が尖っています。探せば、飾りが付いたものもありますけれど、日本の楊枝のようにシンプルな美しさはありません。

Cure-dents en bois
☆ Wikipédia: Cure-dent

フランス語のWikipediaの楊枝の項目には、日本式の楊枝という画像も入っていました。

日本のは、こんな風な形ですよね ↓


☆ Wikipedia: 爪楊枝

よく見ると、こんな使い捨てのものなのに美しいデザインですよね?

「片方に筋が入っているのは何のため?」とクイズにすることがあります。

くびれているところで折って、箸置きにすると、使った楊枝の先がテーブルに触れないので衛生的なのだ、と教えます。すると、また日本はスゴイ!、となる。

箸置きにするとは教えてもらったことなのですが、本当なのかな?... 教えてくれたのは、日本の企業で研修に来ていたフランス人の若者。貴族さんで、日本でも財界のお偉い方と付きあっていて、大企業の社長さんから教えられたのだと言っていました。

でも、私は楊枝を箸置きにして使っている人と出会ったことはないのです。日本人でもやんごとなきお方はしていらっしゃるのかな?...

書き出したことなので調べてみました。まんざら嘘でもないみたいな情報:
ねぇ、知ってる?(爪楊枝編)

でも、やはり嘘かなと思わせる情報:
☆ つまようじ(爪楊枝)のとがってない方の溝は何のためについているか?

箸置きにしないまでも、この方が楊枝が滑らなくて持ちやすいと思います。


楊枝でフランス人にもっと美しいと唸らせるのは黒文字です。



しっかりしているので、おつまみを指すには最適。でも、使い捨てにするにはもったいないので、めったに私は出さないのですけど。

レストランのシェフをしているフランスの知人が来たときに出したら、使い終わった黒文字を持ち帰って良いかと聞かれました。プロの料理関係者しか入れない店があるので、そこで見つけようと思ったようでした。でも、同じものをフランスで手に入れようとしたら売っているのかな?...


私が持っている楊枝入れ

記念撮影しておきました。



集合させたら7つもあった。

手前にある小さな楊枝入れ3つは、東京の瀬戸物屋さんが店じまいするとき、フランスにもっていらっしゃいと言ってプレゼントしてくれたものです。誰かにあげようと思ったのですが、可愛いので使い始めてしまった。そんなにはいらないので、洗面所で綿棒入れにしたものもあります。

右に写っている2つは日本製ではありません。銀色のは、サンティアゴ・デ・コンポステーラに行ったときに買ったお土産。頭にそれぞれ大聖堂や巡礼に関するものが付いていて、とても良くできています。ワイン樽のは、どこで買ったか思い出さない。頭にはブドウの房が付いていて、入れ物は樽というのが気に入ったのでした。

こういうステンレス製のピックは先端が小さなフォークのようになっていて、しっかりと突き刺せるので便利。

こんな感じです ↓

スペイン製 ピック 6Pセット

でも、小さいから無しやすい。6本セットだったはずですが、それぞれ5本しか残っていませんでした。


 

ブログ内リンク:
★ 目次: プレゼントや土産物に関して書いた記事
★ 目次: レシピ、調理法、テーブルウエアについて書いた記事
ちょっと怖いな... 最近の日本礼賛ブーム 2015/03/01


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2016/08/03
パリ首都圏に住んでいて、老齢年金生活になったら奥さんの故郷に住むことにしている友人夫妻が近所にいます。もともと別荘として使っていた家を主住居にしたという、フランスではよくあるパターン。

昔は農家だった建物なので、やたらに大きい。大勢を集めるホームパーティーができるわけで、奥さんが盛大な69歳の誕生パーティーを開きました。参加者は100人くらい。

ご主人の50歳の誕生パーティーのときには、昔の写真を散りばめたポスターを作ってあげたのですが、今回は何も会場づくりの協力をしてあげませんでした。

プレゼントも、友人仲間がカンパして旅行クーポン券を渡すということだったので、そちらの方の心配もなし。最近のフランスでは、こういうプレゼントが増えているようです。ウエルカムドリンク付きのホテル滞在とかがセットになっていて、カタログから好きな滞在先を選べるというわけです。

そもそも、夫婦で1万円足らずのプレゼントをすると、欲しくもない変なものばかりが集まってしまう。20人なり30人なりの出費を合わせれば、まともなプレゼントになるわけです。

雨が降るかもしれないし、夜には寒くなるので、大きなテントが庭にできていました。テントをたてて、テーブルとイスを並べ(公民館から借りると聞いていました)、会場の飾りつけ、百人分の食べ物を用意する...。もちろん、業者に頼めば、会場のセッティングから料理までやってもらえますが、庶民階級ではそんなことはできないので、全部自分たちで準備する。百人も自宅で食事させるというのは、私にはできない芸当です!

それでも、少し簡略したと感じました。普通の大がかりのホームパーティーでは、昼から始まって、夕食も出して真夜中過ぎまが続く、というスタイルなのですが、この日は夜から始まりました。

7時ころからどうぞ、ということだったので7時半に行きました。主催者はリラックスしていました。そうでないと楽しくないだろうな...。私などは、20人も招待客があったら、ヘトヘトになりますけど。

食前酒は、レモンジュースにアルコール飲料を入れて作ったらしいカクテル。酸っぱいものに弱い私は飲めない。といって、他にあるコカ・コーラなんかは飲みたくない。早く食事にしてくれないかなと思いましたが、テーブルについたのは夜の9時半過ぎでした...。

食事はビュッフェスタイル。食前酒のおつまみから料理まで、全て手作りでした。親戚の人たちも来ていたので皆でやったのでしょうが、すごい。


デザートの前に風船を飛ばす

人を集めたからには、余興をするという企画もできていました。

チーズが終わったとき、「外に出て誕生祝いの風船をあげた人はデザートが食べられます」という声が聞こえてきました。もちろん、全員がテーブルを離れて外に出る。



風船ね~、と白々しく思いながら1つ受け取ったのですが、この風船がすごかった♪ この日に一番気に入ったのでした。



皆で一斉に風船を手放すと、星がキラキラと輝く空に風船が舞い上がっていきました。



ただの風船と思っていたのですが違う! 中に光るものが入っているようなのでした。それがチカチカ光って、本当にきれい。庭からは視界を遮るものがないので、遥か彼方に流れていくのが見えました。中には流れに乗り遅れている風船もあって面白い。

「こういうのは許可を取ってからやるのかな?」と言っている人がいました。今のフランスは非常事態宣言中なのです。風船をあげたとは知らない人が見たら、テロと思って騒ぐ人がいるかもしれないな...。


光る風船の正体は?

みんなより遅れて飛んでいる風船がありましたが、飛ばされなかった風船もあったのでした。小さな子たちが風船を手放さないでいたので、どういう構造になっているのか見せてもらいました。



「こういうの、見たことなかったの?」と言われましたけど、私は初めて見たのでした。

風船が空に飛んでいったということは、ヘリウムを入れていたのでした。主催者のご主人が見せてくれました。このボンベはレンタルしたとのこと。




LEDライトが入った光る風船

こういうのは、フランスより日本の方が発達しているのではないかと思ったものの、日本だと規制があって使えないのかなと思って調べてみました。

ちゃんと売っていますね。知らなかったのは私だけか...。

光る風船LEDライトアップバルーン(5ヶ入り)風船のみ
価格:842円(税込、送料別) (2016/8/2時点)



LEDが入っているというのがミソで、材料を手に入れて自分で作ることもできるそうです。


LED 汎用 ライト 光る風船 用 ランプ ホワイト 風船に取り付け可能 LEDライト / LED風船 / 豆電球 / 豆ライト / 小型 / 光るバルーン / ミニライト / 光る気球 / 工作用 / ランプ / パーツ / DIY 自作 / お祭り / イベント / 風船 / 気球 (20個) (レインボー)
価格:¥ 1,483


バースデーケーキ

私の隣に座っていた人が、近所のパン屋さんに行ったら、この日のために注文していたバースデーケーキを見て、スゴイ! と話していました。食事では一番期待していたようなのですが、翌日は朝早くから仕事なのでとデザート前に退席していました。お気の毒。でも、デザートタイムになったのは、ほとんど午前0時だったのです。

風船の後には花火が配られて、それを持ってバースデーケーキが置いてある建物に行く、という筋書きになっていました。

この花火は最低の品質。座っていたテーブルで火をつけてから、ケーキがある建物にまでたどり着けないうちに消えてしまいました。日本の線香花火もはかない命ですが、ある程度の時間は燃えていますよ~。

ケーキの上にも花火が立てられていたのですが、私が行ったときには全部消えてしまっていて、ケーキ切り分けるために撤去作業中でした。



というわけで、この日に私が一番気に入ったのは光る風船でした。


元気いっぱいで69歳を迎えた友達はパーティーの主役を務めていました。といって、食事のセッティングなど、来客に気をつかうのは親しい人たち。彼女はもっぱら楽しんでいました。誕生パーティーを開いたときは、そんなものかな...。



iPone無料アプリ「パパラッチカメラ」で撮ったこの写真。ダンスを踊っていた彼女に見せて「日本中で祝っているってよ~!」と言ったら、「日本の皆さんによろしくね~♪」と言われました。




ブログ内リンク:
★ 目次: ホームパーティー いろいろ
★ 目次: フランスに結婚に関する風習、夫婦・家族関係、生き方

外部リンク:
いやしの明かりをお手軽に!LEDでつくる光る風船


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2014/02/10
前回の日記で、日本人は長時間労働を強いられても疲れないという国際比較統計を入れたのですが、日本人が我慢強いのは、仕事に関するだけではない、という気もします。

まず、家屋に対する考え方でも、日本人は耐えるように思います。


家の中では寒くても我慢する

フランスの家では、セントラルヒーティングが普通です。



貧しい家庭でも、各部屋にストーブを置いてなんかいません。所得が低い人だけが入れるHLMという福祉住宅のマンションでも、立派にセントラルヒーティング。

そもそも、フランスの住居の快適さの指標としては、サニタリーとセントラルヒーティングがあることが最低条件になっているのです。

別荘ではなくて主住居として使っている家に関する国勢調査結果を見ると、セントラルヒーティングがない家の割合は、わずか6%でした。全く暖房がない家が0.5%(2006年)。

こうなると、セントラルヒーティングがない家に住んでいるのは、社会問題として解決しなければならない階層になるでしょうね。

セントラルヒーティングがあるかどうかの割合は、日本では逆転している感じではないでしょうか?

もっとも、これはフランスの本土のお話しです。南国の海外領土に対しては、さすがに貧しい家かどうかの指標としてはセントラルヒーティングを入れていませんでした。

狭いマンションなどだと、エアコンで家の中がすっかり暖かくなりますが、広い日本家屋などだと冬の寒さは凄まじいな、と感じます。暖房してある部屋から出るときは、コートを羽織りたくなるくらい。

日本人はセントラルヒーティングが快適ではないと思うのかも知れないとも思うのですが、北海道では家の中を暖かくしているのだから、よく分らない...。確かに北海道の気温は低いですが、同じくらい寒い地域だってあるはずですから。


ストーブ

セントラルヒーティングが普及しないというのは良いとしても、日本では石油ストーブが未だにたくさん使われているのが理解に苦しみます。

ああいう暖房器を使えるというのは、日本人が骨惜しみをしないという証拠ではないかな?... だって、自分で臭い石油を入れるなんて、かなり辛いと思うのです。

そう思ってしまうのは、フランスでは、よほどお金持ちでない限りは、とても倹約家で、、日本人のようにはお金を使わないからです。

それなのに、貧しい家庭でも、フランス人はセントラルヒーティングにかかる費用は出す。家計費の中で住居費の割合がやたらに高いから、質素な生活を強いられることにもなるのでしょうけれど。

でも、気候の違いもあるはずです。日本ではエアコンが普及していますが、フランスの一般家庭には全くありませんので。

普通はエアコンが欲しくなるような日は少ないのですが、猛暑の2003年にはフランスは大量の死者を出しました(当初の発表よりは死者の数は減って、2万人あたりに落ち着いたようです)。

その翌年に夏になる前に政府がテレビで流したアドバイスの1つに、「暑いときはショッピングセンターに行きましょう」というのがあったので笑ってしまいました。でも、言われて気がついたら、確かに冷房があるところというのは、そういう場所だけなのでした。

ロシアの法律では、借金を払えない人から家財を没収するとき、毛皮のコードだけは残さなければいけない、というのがあると聞いたのを思い出します。たとえ高価なミンクのコートでも、取り上げるわけにはいかない。

フランスの大きな家屋で、セントラルヒーティングがなかったら凍死してしまうほどの状態になるのかどうかは分りません。 耐えられると思うけどな...。でも、低所得者のための住居でも、セントラルヒーティングなしで我慢はさせない福祉国家ということでしょうか。


さらに考えてみれば、石油ストーブは手間がかかるというのは、働き者かどうかの物差しとしては全く適切ではないと気がつきました。

フランスの田舎では、今でも薪でセントラルヒーティングにしている家庭がたくさんあります。これは大変ですよ。たえず火をくべていないといけないわけですが、薪をストックしてあるところから運びこむ労力も必要です。

しかも、薪でセントラルヒーティングしているような家では、集中暖房で使うほど大量の薪を買っていたらお金がかかりすぎるので、自分で森で木を切る家が多いです。もちろん、切った木は自分で家に運び込み、それが崩れないように納屋などに積み上げる。

そういう労力を考えたら、石油ストーブはずっと楽な暖房方法ですね...。暖房をどうするかは習慣の違いであって、日本人がフランスで薪を使った暖房に頼っている家に行ったら、今どき、そんな原始的な暖房をしているのかと驚くかもしれない。


フランスでも、セントラルヒーティングを補うか、それを使わない時期に使うかの目的で、持ち運びできるような暖房器具は存在しています。

気に入ったのは、これ ↓

民宿にあったストーブ
この写真を入れた日記:
暖炉の火が嬉しい季節 2008/12/17

暖炉に火が燃えているように見えるのが気に入ったのですが、これも電気製品でした。かなり高価なものなのだろうと思ったのですが、その後に売っているのを見たら、普通のストーブと変わらないくらいの価格なのでした。


フランスにも、日本にあるような石油ストーブというものがあるのかな?...

 
Inverter 5007 Poêle à pétrole électronique 3200 W
調べれば分ることなので、「Chauffage d'appoint」と「pétrole」をキーワードにして検索してみました。

フランスでも、無いこともないのでした。
右に入れたようなものが市販されていました。

まず、日本の石油ストーブのように性能は良くないのだろうと疑ったのですが、使った人の感想を見ると、経済的だし、すぐに温まるので良い、と高い評価を下していました。ただし、点火してから1分間臭いのが難点だと書いています。

でも、日本だったら、石油ストーブに入れる灯油が欲しいとなったら簡単に手に入るでしょうけれど、フランスではどうやって手に入れるのだろう? ガソリンスタンドで売っているのかな?...

灯油は「pétrole lampant」というそうなので検索してみたら、それを買えるガソリンスタンドを教えてくれと言っているフォーラムにありました。

石油ストーブを使う人は非常に少ないでしょうね。「pétrole lampant」なんて何に使うの? などとコメントを入れている人もいましたから。スーパーマーケットで灯油を売っているとアドバイスされていました。ガソリンスタンドで売っているものは少し違うのではないか、なんて意見もあったりして、怖いではないですか?!


ともかく、日本の家屋は通風を第一にするそうなので、セントラルヒーティングが普及しないのは当然かもしれない。でも、これがなぜ普及しないのだろうか、と理解に苦しむものがあります。


ハイテクの国なのに、食器洗い機は普及しない

フランスでは必需品になっている食器洗い機が、日本では普及していないのも 不思議だと思うのです。 これだけ電化製品が家庭にたくさんある日本で、食器洗い機は一般化されない。

日本だと、がさばる大きな食器洗い機なんかを台所に置く場所がない家も多いわけです。私には日本にいるときに住む小さなマンションがありますが、食器洗い機を設置するなんて検討さえしないです。置けるはずがないですから。

でも、都心の豪華マンションに住んでいる友達の家にも食器洗い機はなかったので、とても意外に感じました。玄関にはポーチまであって、快適な床暖房にしたりしている贅沢な内装だし、やたらに広いのでスペースはいくらでもあるのに、食器洗い機はシステムキッチンに組み込まれてはいなかったのです。

私がその家の奥さんだったら、絶対に食器洗い機を設置すると思いました。2人とも働いているのですから、何をおいても、そういう便利さは欲しいですから。聞いてはみなかったのですが、おそらく必要性は感じていないのではないかと思います。

食器洗い機パナソニックPanasonic食洗機NP-45MC6T食器洗い機パナソニックPanasonic食洗機NP-45MC6T

食器洗い機パナソニックPanasonic食洗機NP-45MC6T
価格:139,800円(税込、送料別)

食器洗い機を楽天市場で検索 (売上順)
食器洗い機を日本アマゾンで検索 (人気度順)

フランスのモデルは、一番売れているというのを入れてみました。フランスの家電業界のサイトによると、売れる食器洗い機の平均価格は486ユーロとあるので(2011年)、このモデルのようなのが普通なのでしょうね。

日本のは小さいのに、フランスで買えるものの倍くらいの値段になっています。普及していないので割高なのだろうと思います。

フランスでは、どこの家にも食器洗い機があるような感じがしていたのですが、国勢調査によると所有率は54%なのだそう(2011年)。子どもがいる夫婦の家庭だと所有率は75%ですが(夫婦だけだと65%)ですが、一人世帯では低くて31%。

必需品ではないので、そのくらいの割合でしょうか。

フランスの友人たちの中で、1軒だけ食器洗い機がない家がありました。奥さんが「食器洗い機は嫌い」と言っていて、かたくなに買わない。でも、頻繁に親戚や友人たちが集まる家なので、招待客の方が食器洗い機がないことに不満を漏らしていました。食事の後には後片付けを手伝うので、たまらないからです。

ついに、親戚の人たちが集まる奥さんの誕生日プレゼントで、皆がカンパして食器洗い機を買ってしまいました。家族の人たちがうまくやって、奥さんが気がつかないうちに設置して、誕生日パーティーのときにびっくりさせる、という趣向。

本人が好きでもないものをプレゼントしてしまうなんて、と思ったのですが、使い始めたらすっかり気に入ってしまっていました。そうだと思う。食器洗い機は、使い慣れると、これがないのは耐え難いくらいになります。洗う手間がなくて楽なだけではなくて、茶渋も油汚れもすっかりとれて綺麗になるので。

日本では、どうして食器洗い機だけが普及しないのかな?...

日本は、これだけ日本はハイテクの国です。公衆トイレにまで温水洗浄便座が取り付けられるなんて、出始めのころには想像もしていませんでした!

もう1つ、日本で普及していないので不思議に思う電化製品は、温水で洗える洗濯機。フランスの洗濯機は、やたらに洗濯時間が長いし、温水で洗うので、みごとにきれいになります。

日本では、ぬるま湯になったお風呂の水を入れて洗う人が多いから必要ないのかな?... 私はそんな努力をしたことはないのだけれど。

日本人は、楽できるものには無頓着なのかな?...

 シリーズ記事: 「奴隷のように働く」という例え


外部リンク:
☆ All About: 食器洗い機って本当に便利?
Gros électroménager 2011 : tous les chiffres
INSEE:
Équipement des ménages en biens durables selon le type de ménage
INSEE:
Confort sanitaire et chauffage des résidences principales en 2006
How To Survive Winter in Japan...
台所洗剤のラベルが……

内部リンク:
フランス人の異常なまでの節電意識 2011/05/03
木質ペレットとロボットクリーナーが気にいった 2012/10/15
★ 目次: ロウソク、キャンドルスタンド、暖炉、燃える火
★ 目次: フランスのホームレス、貧困者について書いた記事


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2013/09/11
先日の日記でクイズを出しました:
クイズ: これは何のための道具? 2013/09/01



私はこれを見ても、何に使う道具なのか思いつかなかったのですが、あっさりと答えを出してくださった方々がありました。

解答が入ったコメントを閉じておいたら、私と同様に分らないというコメントも入ったので安心して、クイズの正解を入れるのを忘れていました。これが何であったかを書きます。


ティール・ボットという道具でした

フランスでは、この道具をtire-botte(s)と呼んでいます。
tireとは、引っ張ること。botteとは、ブーツ、長靴。

道具の名前を聞けば何だか想像できますよね? 長靴のかかとをひっかけて簡単に脱ぐことができる道具なのでした。

「これはティール・ボットだ」と教えてもらったら、何に使う道具なのか私にも想像できました。フランス語でコルクスクリューはtire-bouchonなのです(bouchonはコルクのこと)。

片足で不安定に立ったり、座ったりして靴を引ってブーツが脱げたら便利。

さらに、一番上についている横棒は、そこにつかまって体を支えてブーツを脱ぐことができるのでしょう。ということは、よほど力を入れないと脱げないようなピッタリしたブーツを履く人のための道具? あるいは、足だけでは力を足りないようなお年寄りのための道具?

フランスのネットショップで、私が見たものとほとんど同じ形の道具を売っているのを見つけました:
☆ Articles de chasse: Grand tire-botte

これはハンティング用品を扱っている店でした。

アンティークではなくて、未だに生産しているようです。

ハンターブーツや乗馬靴は長くてぴったりしているので、ブーツを脱ぐ道具があると便利でしょうね。

お値段は175ユーロとなっていました。2万円強。

フランスのハンティングはお金持ちの趣味という要素が強いので、ブーツを脱ぐのに便利な道具にそんなお金を出す人がいるのかもしれない。

捕まり手がついているタイプで、もう少し簡略な形の道具もインターネットで売っていました。
Tire-bottes luxe

高さ85センチ、重さ2.3キロと書いてあります。デラックス版となっていますが、こちらは99ユーロと、約半額近い。それでも高いと思うけど...。

乗馬用品を扱うフランスのサイトでは、こんな簡単な形のものも売っていました:
Tire-bottes manche en bois

結局、かかとをひっかけて引っ張れる道具だったら、どんな形でも良いのでしょうね。

古い形にはどんなのがあったの?
Jocondeでtire-botteを検索


日本ではブーツジャックと呼ぶ

私も、膝近くまである冬のブーツを玄関で脱ぐのが難儀だと感じた経験があります。日本でも重宝な道具を評価する人がいるのかもしれない。

探してみたら、この道具を日本では「ブーツジャック」と呼んでいることを知りました。

英語のboot jackから来ているようです。boot pullとも呼ぶらしい。この方がフランス語の呼び名に対応しますね。

ブーツジャックをひっくり返してjackboot(ジャックブーツ)にすると、英語でも日本語でも、ロシア軍やドイツ軍などが使っていた丈の長いブーツを指すのだそう。

紛らわしいな...。


ブーツを脱ぐ道具のブーツジャックは、ちゃんと日本でも市販もされていました。

たいていのは、下に入れるようなU字型のシンプルなもので面白くない。フランスで普通に売られているのも、こういう形なのではありますが。


変わった形のものはないかと、価格が高いものを眺めてみました。
ブーツジャックを楽天市場で検索

アンティークのブーツジャックなのだそう。

蛇の頭が持ち上がっているので、ドアを抑える道具の間違いではないかと思ったのですが、角度を変えた写真を見たら納得。

ちゃんと頭と尻尾でV字型になっていました。
でも、玄関先に置くのは気持ち悪くない?...
ブーツ、ハンティング用品のメーカーとして有名なフランスのル・シャモー社の製品。

シャモー(chameau)とは、フランス語でラクダ(特に2こぶラクダ)のこと。それでブーツジャックもラクダの形で作られているのが面白い。でも、シャモーが何だかわからなかったら、なぜラクダの形なの? と思いませんか?

当然ながらフランスでも同じものを売っているのですが、日本で買った方が安いのは不思議...:
Tire botte en aluminium
木製に見えます。

こんな形で使いやすいのでしょうかね。

それに、ただブーツを脱ぐだけの板にしては高すぎると思うけど...。

体を支える棒が付いたものは、日本のサイトでは見つかりませんでした。

シンプルなブーツジャックなら、自分で作れてしまうと思いますせんか? かかとを引っかけて、別の足で台を支えられる構造にすれば良いだけなのですから。

フランスのサイトでは、ブーツジャックの作り方を紹介していました。
例えば、写真入りなので、こちらをリンク:
Fabriquer un tire-botte

日本でも作っている人がいるのではないかと検索して、ざっと眺めたところ、使い方を紹介しているページしか出てきませんでした。1,500円くらいでブーツジャックが買えてしまえるなら、わざわざ作ることもないか...。




関連テーマのブログ内リンク:
★ 目次: クイズを出した記事一覧
★ 目次: アンティーク、蚤の市などについて書いた記事


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2012/10/27
フランス人は何でもコレクションするのが好きな国民だ、とは前々から感じてはいました。でも、前々回の日記から書いている夫婦のコレクションは大変な量でした。

切手やシャンパンのキャップを集める趣味とは違って、場所をとるものを集めているのが驚き。田舎に広い家を買ったのも、それを全部おさめられるスペースが欲しかったからなのだろうか?...


掘り出し物を見つけられるのもコレクターの資質

そうなんだろうな、と思うのです。

このブログでは、こんなものに値段をつけて売るの?! というものをフランスのガラクタ市では売っている、と度々書いてきたように思います。でも、探すと、掘り出し物があるというのを学びました。

キノコ狩りと同じで、みんなが来る前に探しに行く、というのがコツなのだろうな...。確かに、ガレージセールなどは、朝早くからプロの人たちが目ぼしいものをさらっていくので、その後に行っても何も残っていない、とは言われていました。

私がガラクタ市で変なものを買ったときの話しをすると、「ポ・ド・シャンブルなら、私も持っている」と笑って、奥さんがご自慢のものを出してきました。


Pot de chambre

う~ん、私が買ったバケツよりはずっとお上品!

これが何であるかは、すでにクイズにしたことがあるので省略:
クイズ: これは何のために使うのでしょうか? 2008/02/19

私がガラクタ市でこの道具を買ったときには、「たぶん使ったことがないと思う」と言われたのですが、こちらは、ちゃんと用を果たしていたのだろうな...。

私が買ったものについて書いた日記:
森の中にあったノミの市 (2): 変なものを買ってしまった! 2008/07/09


ジアンの陶器

上に入れた ポ・ド・シャンブルは、ジアン(Gien)の陶器だそうです。夫妻はジアンの陶器の中でも、特にこのような単色の柄シリーズが好きなようです。

下は、アザミのシリーズの皿の表と裏。



手書きなので、微妙に違うのがおもしろくて眺めました。


またプレゼントされてしまった!

普通、コレクターというのは、こちらがつまらなそうに見えるものでも大切にしていて、人になんかあげないものだと思っていました。でも、この最近親しくなったアンティーク蒐集の趣味がある友人夫妻からは、色々なものをいただいています。

私がジアンの陶器を褒めたから、私が欲しがっていると思ってしまったのかな?... この日おいとまするとき、青いジアン焼きのテーブルウェアのセットをプレゼントされてしました。

150年くらい前のものなのだそう。なにしろ皿のセットは12枚単位なのですから、枚数が多い。スープを入れる大きな器に合わせて、普通の皿、スープ皿、ケーキ皿、それから色々な形をしたものなど、30点くらいのセット。

落として割ってしまうのに注意しながら使う気にもならないので、急きょ、展示場所を作りました。



お呼ばれした帰りにいただくものとしては、いきすぎていませんか?...

夫妻が余りにも気前が良いので、戸惑ってしまいます。

フランスの田舎では、近所の親しい人にも、何か家にあるものをゆずるときにお金をとる人が多いのです。

古いものを出してきて、「これ、欲しい?」と聞くので「欲しい」と答えると、値段を言ってくる。日本だったら、ひきとってくれるだけでも嬉しいというようなシロモノにも、値段をつけているので驚きます。

私が「これ、使わないからいらないのだけど、いる?」と聞くと、「いくらで譲ってくれるの?」と聞いてくる。農家のトラクターなどは借りたいときがあるのですが、ちゃんと相場まで決まっていて、結構なお値段です。

まあ、「ただより高いものはない」と言いますから、お金を払えるのは便利ではあります。フランスでそういうのに慣れてしまったので、お祝いや土産の必要がないときにプレゼントされると、いいのかな?... という気分になります。

ただし、フランスでも、都会の人はそうではない、と観察しています。いらないものをあげるときなどには、お金をとったりは、まずしません。

日本は逆ではないかな?... 田舎に行ったとき、「わあ、こんなのが欲しいと思っていたんです~」などと口走ると、プレゼントしてくださってしまうことが多いので、そういうことは言わないように気をつけています。

とはいえ、すぐ感激してしまうタイプなので、口がすべる。使用中のハエたたきをいただいてしまったこともありました!

ともかく、こんなに気前が良いフランス人に会ったのは初めです。これまでも、会うたびに色々いただいているのです。

ご主人は空手をしていたので、日本精神が身についてしまっているのだろうか?...  日本の話しをしていると、すぐに「センセーがこう言っていた」とやるのです。

日本かぶれしてしまった外国人のタイプでは全くないのですが、私と話すときは、彼が心から尊敬していたらしいセンセーの教えを思い出そうとしているのを感じます。

フランスの田舎の人たちが、何でも値段をつけて知り合いに譲っているのを見ているので、彼らがいらないコレクションがあるなら、売ったら良いとさえ思ってしまう。

だって、引っ越してきてから1年たっても家業は軌道にのっていないのだし、あの広い家を修復するには膨大な費用がかかるでしょう。手放しても良いものがあるなら、私がネットショップを開いてあげたくなってしまう...。

フランス人の友人に「どうして、こんなにプレゼントしてくれてしまうのだろう?」と聞いたら、空手の彼は貴族の家系だからだろうと言われました。

でも、私は日本の武士道精神も入っているという気がします。私の祖父の家訓(?)の1つは、「武士は食わねど高楊枝」だったので!


ジアン焼きを知らなかった

ジアン(Gien)というメーカーは知らなかったのですが、どこかで見た雰囲気の柄...。

そう思って調べてみたら、だいぶ前に、どこかでもらったグラン・マルニエ(Grand Marnier)の宣伝アイテムの灰皿が、ジアン製だったのでした。

フランスのカフェなどで見かける小皿で、eBayでもこちらで売っていました

でも、皿の裏側のメーカーの文字は、ごくあっさりとしたものになっています。宣伝用に大量に作ったからなのかな?...

私の皿は、どこかに転がっているはずなので、探しだして大事にしてあげないと...。


ジアン焼(Faïencerie de Gien)は、1821年、イギリス人実業家トマス・エドム・フルムが、ジアンに製陶工場を開業したのが始まりなのだそうです。

ジアンの歴史と伝統

日本にもかなり輸出されているので驚きました:
ジアンを楽天市場で検索

私は全く知らなかった...。

フランスから日本にお土産を持っていかなければいけないときも、全くアイディアが出てこないほど、「フランスらしいもの」というのが分からない...。

他の人がフランスで買ったという土産物を見せてもらうと、上手に探したな... と感心しています。そもそも、店をのぞく趣味がないのです。


ジアンも時代の並にのった?

現在の商品をみると、友人夫妻が好きだと言っていた単色の柄もあったのですが、最近は華やかな柄の商品が主流になっているように見えました。





友人夫妻がコレクションしている単色のだと、「これはジアン焼きだ」と見分けられるようになったのではないかと思ったのですが、華やかな絵が書いてある陶器を見たら、どこのだか全く分からないように思ってしまう。

色彩が豊かなのも美しいのですけど、他のメーカーとどう区別するのだろう?...




内部リンク:
フランス人は日本の武術がお好き? 2009/02/13
異文化を感じるとき 2008/10/10 タタミゼについて
★ 目次: プレゼントや土産物に関して書いた記事
★ 目次: アンティーク、蚤の市などについて書いた記事

【出会ったコレクター】
村人の家で開かれていた展示会  2012/09/27
お城に到着 2008/05/22
シャンパンが好きならキャップもコレクションしてしまう 2006/08/02
クイズ: これは何でしょう? (ひと昔前の便利さ 1) 2005/12/08
 ⇒ クイズ: これは何でしょう? (ひと昔前の便利さ 2) 2005/12/12

外部リンク:
☆ Wikipédia: Faïencerie de Gien


ジアンの製造過程を見せるコマーシャルビデオ:

⇒ 英語バージョン
⇒ その他、ジアン関係の動画検索


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2012/10/15

シリーズ記事 【山小屋に滞在したサヴォワ地方の旅行記】 目次へ
その3 山小屋での滞在 (3)


友達が誕生パーティーのために借りた山小屋には、色々なものが備わっていました。

飾り物にしてあったアンティークは、雨が降って家に閉じこもることになった朝には嬉しいものでした。家の中を歩き回って眺めているだけで博物館にいるようなものだったので。

でも、アンティークは余りにもたくさんあったので、どんなものがあったかは省略。

現代的なもので気に入ったものを1枚の写真に収めました。



キッチンは2カ所あったのですが、こちらはほとんど使わなかった方。

フランスの料理好きな人たちが持ちたいと憧れるガスレンジが、左手に写っています。でも、これは良く見かけるものなので珍しくはない。

気に入ったのは、別の2つでした。


木の固形燃料でストーブが燃えていた

ガスレンジの右側にあるものが気に入りました。灰色のストーブです。

フランスで話しには聞いていたのですが、燃えるところを見たのは始めて。

木だけで作った小さなチップを燃やすのです。山小屋では使い放題で、たくさんのストックが置いてありました。



昔は家畜小屋だった部分でしょうね。家畜が餌を食べるところに、そのチップがストックされていました。この他の部屋にも置いてありました。

アップすると、こんな具合。



ストーブには、1袋で少し残る程度を入れて、それだけで1日中燃えていました。



30人で集まれるという大きな山小屋だったのですが、写真を写したストーブは1階のものだけが燃されていました。

9月下旬、例年より暖かい秋だったせいもあって、夜はかなり冷え込むものの、それだけで十分、家の中は暖かかったです。

薪を燃すストーブはフランスでは普及しているのですが、薪って、かなり早く燃え尽きるのです。田舎のお年寄りの家などでは、薪だけで集中暖房していることもあるのですが、頻繁に薪を暖炉にくべないと火が途絶えてしまいます。

ストーブは味気ない形だけれど、この便利さは薪を上回っています。

しかも、燃料費は1日300円くらいで済むのだそう。みんなが集まって話しながら計算しているのを聞いていたら、プロパンガスなどよりもかなり安上がりのようでした。


木質ペレットは日本にもあった

フランス人たちは「granulé de bois」と呼んでいました。

日本語訳を探したら、「木質ペレット(もくしつペレット)」でした。おが粉やかんな屑など、製材副産物を圧縮成型した小粒の固形燃料なのだそうです。

日本は森が多いのだから、こういう燃料を普及させると良いのに... と思ったら、ちゃんと日本にも入っていました。


日本市場に出ている木質ペレット、ペレットストーブを検索

アルプスで見たのは煙突がついたものだったのですが、石油ストーブ代わりにも使えるようですね。でも、ペレットは安いとしても、ストーブ本体がやたらに高い...。

でも、石油ストーブのように臭くはないので良いのではないかな?... ざっと眺めたところ、北海道などのようなところではかなり普及しているのではないかという感じがしました。

また、日本では木質ペレットを猫砂用として売っていたりもしたので驚きました。


ロボットクリーナー


もうひとつ気に入ったのは、一番始めに入れた写真の、右下の床に置いてある丸いもの。

勝手に動き回って掃除してくれる道具です。

ロボットクリーナーと呼ぶのですね。

日本で市販されているロボットクリーナーを探す

最後の日はお掃除をして出なければならないので、朝からこれを動かしました。

見ていなくても良いのだけれど、みんなでロボットを眺め、あっちに行けとか声をかけたりして遊んでしまいました。

私は掃除が嫌いなので、こういうのが欲しいなと思いました。

どんな風に掃除してくれるのかをお見せしないと、私が欲しいと思った理由が分からないと思って動画を探してみたら、こんなのがありました!



この猫ちゃん、乗り物が好きなのだろうか?…



この山小屋にあったもので、もうひとつ気に入ったものがありました。このページに書いたのは、どこにあってもおかしくなかったものなのですが、3番目のはアルプス地方ならではのものだと思って気に入ったのです。

それを次回の日記でクイズにしてみようと思います。



ブログ内リンク:
藁で集中暖房している家で昼食 2005/10/05
★ 目次: ロウソク、キャンドルスタンド、暖炉、燃える火


   

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2012/09/27

シリーズ記事 【2012年: 文化遺産の日の旅行】 目次へ
その9: Montréal (3)


9月の3番目の週末に開かれる「Journées européennes du patrimoine(ヨーロッパ文化遺産の日)」では、歴史的建造物を見学するのが中心なのですが、文化遺産はそれだけではありません。

立ち寄ってみたモンレアル村では、骨董品をコレクションしている家がツーリストを受け入れていました。もちろん、入場無料。

この村には立派な家々があるので、それを見せてもらうのも嬉しい。



門を入ったときにまず目についた高い塔は、階段だろうと思います。こんな階段があるところからみると、立派な昔の家だろうと想像できます。

さらに中庭に進むと、さすが丘の上にある村なので、素晴らしい見晴らし! 世界遺産に指定されているヴェズレーにも、こんな風になっている家が土産物屋になっていました。

こちらは民家。こんなところで暮らすのは気持良いでしょうね。



2人が立っているところが納屋の入り口で、そこが、おびただしい昔の道具を並べた展示室になっていました。

フランス人って、本当に古いものをコレクションするのが好き。こんな風にミニ博物館を自宅に作ってしまっている人は珍しくありません。

コレクションの趣味を持つのは男性が多いように感じています。ここも、そうでした。ご主人が迎えてくれて、道具の説明をしてくれました。近所の人らしい男性もいて、質問に答えてくれました。


日本なら農村と呼ぶような小さな町の町長さんが言っていたことを思い出しました。

― 過度の観光開発をするつもりはありません。住人たちが観光客とすれ違ったとき、笑顔で「ボンジュール」と声をかけたくなる程度のツーリストが来てくれて、農村を活性化できるのが理想です。



私が気にいったのは、庭に置いてあった道具。

昔の洗濯道具セット



地面にひざまずいて洗濯しなければならない場合には、これが必需品。

こういう道具は前にも見たことがあるのですが、ここでは木の枠にワラを敷いて、木靴には分厚いソックスを組ませて展示しているのが気に入りました。

木枠の向こうには洗濯板と、洗濯をする道具が置いてあります。


柴(しば)を束ねる道具

前から見たいと思っていた道具がありました。



暖炉に使う薪は、ある程度の太さがあるものを使います。でも、小さな枝は焚きつけにするのに便利。ところが、小枝はあちこちの方向に向いているので、それを束ねる道具があると便利なのです。

森で薪を切った友人が、柴を紐で束ねるのに苦労しながら、束ねる道具を持っていないのを悔やんでいました。そのとき、道具がどういうシステムになっているのか説明してもらっていたのですが、実際のものを見て満足。こういう道具は、現在でも使われているのだそうです。

モンレアル村観光の続きへ


ブログ内リンク:
★ 目次: 昔の共同洗濯場と洗濯機
★ 目次: ロウソク、キャンドルスタンド、暖炉、燃える火
★ シリーズ記事目次: フランスの市町村について


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2012/07/29

シリーズ記事 【わらぶき屋根のアイリスの花を見て】 目次へ
その15   スレート (3)


スレートの屋根のことを書いてきたのですが、瓦になるということ以外にも、アルドワーズardoise)と呼ばれるスレート石は、フランスの文化に溶け込んでいる理由があると感じます。

まず、懐かしい学校のイメージがあります。


黒板もアルドワーズだった

昔の黒板そんなに大きな一枚石を切り出せるのかと思ってしまいますが、実際にアルドワーズの黒板を見たことがあります(右の写真)。

3枚に分かれていましたが(左右はスライドして仕舞い込むことができる)、その1枚ずつは石をつないで作ったようには見えませんでした。

私が子ども時代に見た学校の黒板(木に塗料を塗ったものだと思う)とは全く違って、非常に美しかったです。

石にチョークで文字を書くと、触感がとても良いので驚きました。

アルドワーズの黒板を見たときのことを書いた日記:
7月14日に思ったこと 2003/07/14


帳面もアルドワーズだった


Ardoise Naturelle En Pierre
昔のフランスでは、学校の子どもたちがアルドワーズをノート代わりにしていたのだそう。

木枠の部分には穴があいていて、そこに書いた文字を消すものを吊るしていたそうです。

こちらの写真は、昔の学校を見せるミュージアム・サイトに入っているアルドワーズ。鉛筆のような形をしたチークもあったのですね。

こういう使い方をするアルドワーズは「石盤」と訳されるのですね。

フランス語では「アルドワーズ」なのですが、それだけでは瓦のことなのか何なのかわからないので、石盤は「ardoise d'école(学校のアルドワーズ)」などと呼んだりして区別しているようです。

日本は紙が豊富にあった国から、石盤なんかは使わなかったのだろうと思っていました。

でも、調べてみたら、明治時代に欧米から入った文化の中で日本に伝わっていたようです。石盤と石筆からノートと鉛筆に代わったのは、明治後期から大正時代にかけてだったとのこと。

フランスではいつ頃まで使っていたのかは調べられませんでした。でも終戦後の貧しい時代までは使っていたのではないかなという気がします。田舎で育った80歳くらいの人が、終戦直後くらいまで木靴を履いていたと言っていたので。

1945年の新学期の様子を見せる動画を見ると、ここでは子どもたちが石盤を使っています。

ところで、フランスの石盤の片面には碁盤のような罫線が入っています。

 
Boc notes
papier blanc quadrillé
現在でも、フランスで市販されているノートには、こういう基盤目状の線が入ったタイプがあるのです。

罫線を入れるなら、日本式に横線だけ入れてくれれば良いと思うのですけれど、フランスのお習字には線が必要らしくて、ゴチャゴチャと罫線が入ったノートがあります(こんな感じ)。


ノスタルジーを誘うアルドワーズのグッズ

フランス人にとっては懐かしを呼び起こすせいなのか、それをイメージしたアルドワーズの小物が売られているのをよく目にします。





天然石から作った黒板は高価なのだろうと思ってしまうのですが、キッチンに買い物メモをするための小さなボードなどは500円くらいで買えてしまいます。
今はユーロが安いので異常ですが、レートが普通になったとしても千円以下。

何でも売っている日本でも、さすがノートの代わりにしたスレート板などは売っていないだろうと思ったのですが...

ちゃんと売りにでていました。

フランスの蚤の市ででも見つけたのかな?...
アンティークとして売られていました。

でも、高~い!

確かに、こんにち売られている安物とちがって、おもむきがありますが...。


新登場! タッチスレート!

アルドワーズを製造している場面が見たいと思ってYouTubeを検索していたら、変な動画を見つけました。

アクセスが多いので何かと思ったら、発売されたばかりの商品を消費者に代わってテストするという、おふざけなのでした。



フランス語とは無縁の方でも、何をデモンストレーションしているかお分かりになるでしょう?

昔の子どもたちが使っていたノート代わりのアルドワーズはこんな感じで、チョークで消しては書くという原始的なシロモノ。でも、このタッチスレートは優れもので、iPadとして使えるよ、というわけなのでした!

この大きさは、持ち運びには便利そうなサイズなんですね。

よくできています♪  タッチスレートが良くできているのではなくて、うまく動画を作ったという意味で笑えます!

追記:
この動画が作られた背景が分かったので、クイズにしてみました。
クイズ: これは何のために作った動画でしょう?


黒板の歴史

Wikipediaの「黒板」には、黒板はフランスからアメリカに伝わり、明治時代にアメリカから日本に伝わった、と書いてありました。下にリンクする日本の全国黒板工業連盟のサイトにあった「黒板の歴史」の記述を受けているのかもしれません。

でも、学校で使う黒板に関するフランスの情報では、そうではないのでした。はっきりしたことは分からないらしいのですが、1801年にアメリカで使われ、それが1850年頃にヨーロッパに伝わってという説がありました。一番初めにチョークと黒板を使ったのはイギリスの高校で、1801年にアメリカの陸軍士官学校で使われたという情報もあります。

ただし、何かに書いて消しながら書き直すという方法は古代から行われていたことなので、何を黒板の起源とするかにも問題はあるのでしょう。

こちらは15世紀に描かれた絵画:

Luca Pacioli, 1495

ただし、フランスで「Ardoise(アルドワーズ)」と呼ばれる石版を生徒がノートにして使うのは、フランスで考え出されたもののようです。Claude Martinという人の遺書に従ってつくられたリヨンの学校(1800年)で、画期的な方法としてアルドワーズが使われたという記述がありました。

ややっこしくなってきたので、フランス語のおさらい:
用途フランス語
学校の教壇にある黒板Math lecture at TKKtableau (noir)
生徒が
ノートとして使う石盤
Schiefertafelmitschwammardoise (à écrire)
コンピュータのタブレット
tablette tactile
ワックス・タブレットHerkulaneischer Meister 002btablette de cire

※古代から19世紀半ばまで使われた
ビストロなどにある黒板ardoise
chevalet ardoise
tableau noir
panneau
スレート皿
スレートボード

assiette en ardoise
planche en ardoise
屋根の瓦として使うスレートardoise





アルドワーズが学校と結びついていることを書いたのですが、アルドワーズを最もよく見かけるのはレストランに行ったときかもしれません。

続きへ: レストランでお馴染みのアルドワーズ




内部リンク:
【昔のフランスの学校について】
★ 昔のフランス: 劣等生には「ロバの耳」の罰則 2008/05/07
グルメ食品見本市に行った日のこと 2014/06/04
骨董市で気に入ったもの 2007/08/03

外部リンク:
☆ 身近な道具の近代史1: 小学生の筆記用具
☆全国黒板工業連盟: 黒板の歴史
L'ardoise : un outil scolaire historique, d’une grande utilité actuelle
Du tableau noir au tableau blanc interactif
☆ Wikipédia: Écoles La Martinière
Dictionnaire de pédagogie de Ferdinand Buisson: Ardoises
☆ Wikipédia: Ardoise (écriture)Tablette à écrireTablette de cire
【昔の学校のミュージアム】
Le musée de l'école
Il était une fois l’école


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2011/11/09

シリーズ記事 【パリ滞在記 2010年冬(目次
その14


前回の日記で国民議会の建物に触れて思い出しました。1年余り前に、国民議会のそばまで行ったので国民議会のブティックを覗いたとき、それをブログにしておこうと思いながら忘れていたのです。

最近のパリ旅行シリーズを書いているところなのですが、昨年に書いた旅行記に1つ加えることにしました。


国民議会グッズのブティック

政治機関のブティックなわけですが、かなりしゃれたものを売っているので驚きました。



パリでは無愛想な店員に出会うことが多いのに、ここはとても感じが良い人でした。ブログで紹介したいから写真を撮って良いかと聞いたら「どうぞ、どうぞ」と愛想よく返事してくれました。

何も買わなかったのですが、写真は何枚も撮ってきました。

どんなものを売っているかを写真で記録しておきたかったのですが、必要がなかったようです。ブティックのサイトができていました。インターネットでも買えるので、リンクを入れます。外国へも7日から20日で届くようです。

ブティックの商品カタログのページ:
Objets La Boutique de l’Assemblée nationale

例えば、とてもフランスらしいなと思った形の皮カバン:



ブティックのサイトを見ると35ユーロ(4,000円)くらい。灰色の方にはフランス共和国マーク(RF)が入っています。国民議会の議員さんが持ちそうなアタッシュケース!

フランスの議会グッズの特徴を分析してみますね。もちろん、国民議会や共和国のマークが使われているのですが、他に目立ったのは次の3つ。

コンセプト1: トリコロールカラー



日本の国旗は赤と白の2色だけ。それだとしゃれたデザインにするのは非常に難しいだろうな…。

右手に写っている小鉢は、フランスの家庭で朝食をとるときにカフェオレなどを入れるボールです。鶏の図になっているのは、朝を告げる雄鶏はフランスのシンボルだからです。

このボールが1,000円ちょっと。ノートルダム大聖堂あたりにあるお土産屋さんでも売っていそうなデザインですが、フランスらしくてしゃれていると思いました。


コンセプト2:  議会には右と左がある



ミトンには、右手にはめるものには「右(Droite)」と書いてあり、左手用には「左(Gauche)」と書いてあります。

日本だと右派、左派と言わないと政治の意味にならないですが、フランスでは右と左で良いので、こういう遊びができるわけですね。日本で同じことをしようと思って、「右派」、「左派」と書いてしまったら全く面白くなくなってしまう。

マウスも、右クリックと左クリックがあるわけで、そのボタンのところに右と左の文字がついているので笑ってしまいました。

この右と左と発想は面白くて気に入りました。マウスは両方ついてしまっているわけですが、片方のものは支持サイドのを買えば良いわけです!


コンセプト3: フランス革命



フランス革命期の絵画があるグッズ。上の取っ手を回すと音楽がなるらしいので、フランス国家「ラ・マルセイエーズ(革命期につくられた歌)」が聞こえるのだと思います。

他にも革命のシンボルが使われた商品が目立ちました。


宣伝してしまいましたが、私は何も買いませんでした。なぜって、フランス革命が嫌いだからです。

フランス土産を買わなければならないときには良いかなとは思いました。でも、こういうグッズはフランス人だから喜ぶというものかもしれない...。


日本の国会議事堂では?

日本の国会議事堂でもお土産を売っているのでしょうが、フランスほどしゃれたグッズを売っているのでしょうか?

ネットで調べてみたら、国会議事堂内で販売している土産をネットで販売しているページが見つかりました:
国会グッズ通信販売開始!
議員グッズ >国会議員バッジ・議員章(レプリカ)

明治政府風で、フランスのように明るくないな…。

その他にも色々売っているようですね。定番の人気商品は有名政治家の似顔絵をあしらったお菓子やグッズなのだそう。

売れてます、「菅首相グッズ」 国会見学の土産で人気  (2011年7月のニュース)

ブログ内の関連記事:
★ このシリーズ記事の目次: パリ滞在記 2010年冬
★ 目次: プレゼントや土産物に関して書いた記事
目次: 旅行したときに書いたシリーズ日記のピックアップ


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2011/11/06

シリーズ記事 【パリとピカルディー地方の旅行】 目次へ
その9: パリ観光 (9) ストリートアートとトロンプ・ルイユ - 2


前回の日記で、パリの街角にあったトロンプ・ルイユが気に入った話しを書いたのですが、そのあとモンマルトルに行ったら、トロンプ・ルイユを描く画家のギャラリーがありました。

こちらはモンマルトルに店を構えているほどですから、プロ。

Bernard Schollという名の画家でした。通りから見えたトロンプ・ルイユに惹かれて店の中に入ってみたのですが、目をひかれたのはこれだったのではないかな?…


ブルゴーニュのブドウ畑のトロンプ・ルイユ

ギャラリーはかなり広くて、作品がたくさん展示されていたのですが、窓枠の向こうにブルゴーニュのブドウ畑が見える絵が気に入りました。この作品です。

窓が開いていて、そこからブドウ畑が見えるというもの。割れている窓ガラスもある、という手の入れようでした。

このブドウ畑はブルゴーニュのはずだと思いました。

ギャラリーの人に聞いてみたら、ポマールの畑を描いた作品で、「ポマールの眺め」という題がついているとおっしゃる。

画家のサイトで同じ作品が見つかりました「Vue sur Pommard」。

ポマールって、私が好きなブルゴーニュの赤ワインなのです。
何かのご縁?…

こんな観光客が集まるところのギャラリーで売っている絵なんかを私が衝動買いできるはずもないけれど、いちおう値段を聞いてみました。

「それが最終価格ですか?」と尋ねると、

あっさりと値下げを申し出てくれたのですが、それでも10万円。

モンマルトルという場所がら、法外な価格がついているのだろうと思っていたのですが、手が届かない金額ではないので少し驚きました。

ギャラリーの人が説明してくれたのですが、この画家は同じ作品を何枚も描いて販売するのだそう。でも、限定数があるので、作品には版画のように番号がついています。

だから、普通の絵画よりは安いのかも知れない。
でもね…。

トロンプ・ルイユは好きだし、ブルゴーニュのブドウ畑、しかもポマールの畑なので欲しいけど、衝動買いの買い物に10万円出すほどお金持ちではありません。

「モンマルトル広場を少し歩いて考えて、買うことに決めたらまた来ます」、と言って引き下がる。

少し歩きだしてから、あっさり決断はつきました。

窓枠が青いのが気に入らないし、やたらに緻密に描かれているのも見ていると疲れるような気がする。...などと、自分を説得したのであります。

なお、Bernard Scholの幾つかの作品はeBayでも販売されていました。 モンマルトルの展示で表示されていた価格ですね。

追記: (2014年9月)
画家のサイトに入っていた「ポマールの眺め」の作品が見れるリンクを入れていたのですが、消えてしまっていました。別のバージョンだろうと思われるポマールの絵(窓が開いていない)を入れたサイトがあったのでリンクを入れます。
101-Art du trompe l'oeil de Bernard Scholl


トロンプ・ルイユのポスターが欲しくなった

あの絵ドウ畑が見えるのがポスターになっていたら、ポスターにしては高くても買っていたと思います。

実は、窓の向こうに風景が見えるというポスターを日本で買ったことがあるのです。

風景写真に窓枠を重ねているだけなのですが、それでもトロンプ・ルイユ効果は十分なのを知っています。

帰国したときに滞在するアパートのお風呂場に窓がないのが耐えがたく思っていたら、お風呂場に張るポスターを見つけて買ったのでした。

右に入れた商品と同じもの。これは3枚組で売っているのですが、私が買ったのは渓谷の温泉のような風景のものでした。

お風呂に入っているのがとても快適。

湿気ですぐにダメになるかと思っていたのですが、もう3年くらいはたつのに新品のときと同じ状態です。


フランスにも窓やドアがついた風景写真のポスターがある

こういうポスターをフランスに持っていこうかな?…

そう思いながら、フランスにだってあるのではないかと思って調べてみたら出てきました。

窓やドアを組み合わせています。日本のように風呂場の上記にも耐えるなどというのはないと思いますが、実にたくさんある。

Sticker trompe l'oeil fenêtre/porte

⇒ 多くのステッカーを扱っている店: tatoutex

窓がないと閉鎖された圧迫感があるのですよね。トロンプ・ルイユだと知っていても、外に開かれた窓やドアがあると気分がよくなる。そういうのは万国共通の感覚なのでしょう。

この手のポスターは、むしろフランスの方が日本より豊富なのではないかと思いました。

「窓ポスター」をキーワードにして楽天市場で検索した結果

こういうポスターを日本語で何と呼ぶのか分からないので、もっとたくさん市販されているのかもしれません。でも「窓ポスター」で検索した結果から在庫があるものを絞り込んだら半分くらいは消えてしまいました。日本では流行らないのかな?...


フランスのポスターによく似たものを見つけました

でも、右のように窓の周りに額縁をつけてしまっている商品です。

これだと、壁に窓がついていると錯覚するようなトロンプ・ルイユ効果はないと思うのです。

窓があるのに、どうして額縁をつける必要があるのだろう?... 台なしではないですか? おまけに、額縁の分が入るので、お値段も高くなっています。

上にスライドショーさせたフランスのポスターをご覧ください。窓枠にも立体感をつけて錯覚を強めています。


ブドウ畑の風景が見えるトロンプ・ルイユが見つからない

フランス人は家にポスターを張るのが好きだと感じています。特に、家の中を重厚な調度品などで美しくできないよう人たちの場合、ポスターを上手に使っているので感心することがよくあります。

でも、窓の向こうの風景があるポスターを調べてみたら、海、山、牧場のが多くて、ブドウ畑の風景は見つかりませんでした。

どうしてなのかな?… ひょっとして、こういうのはフランス以外の国で制作されたのがフランスで販売されているだけなのではないだろうか?…

ブルゴーニュの観光ポスターや、ブルゴーニュワイン振興会のようなところではブドウ畑のポスターを作っているので、私も何枚も張っています。でも、窓から見えるようなデザインにはなっていないのです。

モンマルトルで見たようなブドウ畑の風景が見えるトロンプ・ルイユのポスターを見つけたいな...。

― 続く ―


ブログ内の関連記事:
★ このシリーズ記事の目次: パリとピカルディー地方の旅行
目次: 旅行したときに書いたシリーズ日記のピックアップ
シャトー・ド・ポマールがアメリカ人の手に渡った 2014/09/15


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2011/08/30
最近、私のホームドクターが引っ越していき、代わりに新しいお医者さんが入りました。「入りました」というのは、小さな村では医師に来てもらうために便宜を図っていて、ここも村がお医者さんのクリニック兼自宅を無料で提供しているからです。

前のお医者さんが出て行ったあと、こんな田舎にいついてくれるお医者さんが見つかるはずはないと思っていたのですが、村長さんが何とか見つけたようです。


やって来たお医者さん

初めて行ってみると、お医者さんは上機嫌で、たくさんおしゃべりしていました。

ここに来る1週間前、家に帰ると、奥さんが銀行通帳などいっさいを持って出て行ってしまっていたことを知った、などと、初対面に言うべきでないことを言っていました。

外国旅行の話しもはずみ、ここで儲かったら、今年は中国を旅行して、それから家をヴェニス風の邸宅に改造するんだ、などともおっしゃる。こんな田舎で開業していたって儲かるはずはないので、大いに笑ってしまいました。

ところが、しばらくして行ったときは、ひどく無愛想。花粉症につける薬はないなどと言って、診断もしないし、薬もくれない。

それでいて、医師の診察料はここ数年ほとんど値上がりしていない、などとぼやいていました。

診察料は1回23ユーロ(約3,000円)。確かに安いかもしれない。でも、私が仕事するときには、「私には何もできません」と言ったら、お客さんは一銭も払ってくれないですよ!

その前の前の私のホームドクターは優秀でした。薬をもらうとピタリと効いたし、仕事熱心でもありました。近所の人が血液検査をする必要があったときには、その時間しかあいていないからと、朝6時に家にやって来て採血したのだそう。

その次のお医者さんは何だか頼りなくて、もらう薬もちっとも効かなかったのですが、親切ではありました。少なくとも、せっかく行ったのに何もしてくれないということはありませんでした。

新しくやって来たお医者さんには初対面で好感を持ったのですが、その後に耳にする近所の評判は良くなかったのでした。評判なんてあてにならないと思っていたのでが、何もしてくれないことがあったら、以前に聞いた話しも本当だったのかという気になりました。

もう80を超しているはずのお婆さんが行ったら、「あなたの年で、あと何年生きるつもりでいるのか」と言われて、お婆さんはすっかり怒ってしまったのだそう。

言って良いことと悪いことがありますが、奥さんに逃げられた話しまでするような人なので、きつい冗談を言っただけなのだろうと思っていたのですが...。

結局、この先生は躁鬱症の傾向があるのではないかと思いました。前に開業していたときに何かトラブルをおこしたので引っ越して来たのではないかな?…

追記 (2015年9月)】
ここで話したお婆さんは、ご主人の1回目の命日の日に自殺しました。:
お婆さんは尊厳死を選んだ... 2011/11/27
とても気丈な人だったので、お医者さんの言葉に傷ついたのが理由だったとは思えません。
罰当たりなことを言ったお医者さんも、それから2年後だったかに亡くなりました。

ホームドクターにしたお医者さん

近所の人が勧めてくれたお医者さんの方に代えることにしました。車で30分くらいかかるのですが、かなり評判が良いらしいのです。

行ってみるとびっくり。こういう昔にいたお医者さんはもういなくなったと思っていたのに、存在していたのでした。

朝早くから夜遅くまで、昼休みもろくにとらないで診察にあたっているのです。近所の人は、待合室でお年寄りに順番を譲ってあげたりしたら、夜の10時ころになったとも言っていました。

しかも、とても感じが良い。

初めて行ったときのアポイントは午後8時と言われました。診察が終わってから薬局に行って薬を買うわけにいかないので困った、と思いました。

すると、薬局に行けるまで飲む薬をくれたのです(もちろん無料)。

信頼感を与えるお医者さんでした。
「この薬を飲んでください。ぴったりと止まりますよ♪」と、いつもおっしゃる。

私がクリニックに行くときなんかは、たいした病気ではないのです。「この薬は効きますよ」と言われると、その気になって直ってしまいます。


重曹で歯磨きをする

胃の調子が悪いので、先日ドクターに会いに行きました。本当に具合が悪いときに冷たくされたくないので、時々は大したことがなくても顔を出すようにしているのです。

食べ過ぎの傾向にあるので、胃腸はよく調子悪くなります。

1カ月分の薬を処方してもらったのですが、そのとき、「胃酸が多い傾向にあるなら良い方法があります」と、少し照れ笑いをしながら言われました。先生もそうしているのだそう。

重曹で歯磨きを朝と夜にするという方法でした。

重曹を小皿に入れて洗面所に置いておき、歯ブラシをそれにつけて歯磨きをする。歯磨きが終わったら、口をすすがないで、飲んでしまう!

歯も白くなし、重曹は安いので経済的という長所もあるのだと言われました。

トマトの酸味が耐えられない私なのですが、重曹を少し入れたサラダにすると胃にやさしくなって食べて大丈夫なのだそう。

スーパーで塩を売っているコーナーに大きなパッケージの重曹が売られていて、それが1ユーロちょっとだ、とも教えてくれました。


歯磨きで胃の調子を整えるというのはどうでも良いけれど、歯が白くなるというのには興味を惹かれました。

歯が白くなる歯磨きというのが売られていますが、本当に効くのかどうかわからないのに、やたらに高いのです。

歯を白くする歯磨き粉を楽天市場で検索


重曹を買う

とりあえず薬局で重曹を買ってみました。薬剤師さんも歯が白くなって良いとおっしゃる。ちょっと高め。その後、スーパーでも探してみたら、先生が言っていたのはこれだろうと思うものが見つかりました。

結局、3種類買ってしまいました。



真ん中のがスーパーで買ったもの。両端のが薬局で買ったものです。右のは箱の中に大きな袋につまった重曹が入っていました。左のは小さな口から少しづつ出せるタイプなので、旅行のときに便利だと思って買いました。

スーパーで塩と一緒に売っているなんて変だと思ったのですが、ふくらし粉になるし、野菜を煮るときに水に入れると青々した色が残るので使うという利用方法があったからでした。

重曹歯磨きを実行してみると、まっさきに歯磨きのようには味が良くないと感じたのですが、2日目くらいからは慣れてしまいました。飲むというのは、意識しないと忘れてしまいますが、これも慣れるでしょう。歯をみがいてから飲みこむというのは何となく抵抗があるので、軽くうがいをしてから実行しています。

書きながら調べてみたら、重曹はお掃除にも使えるなど便利なもののようです。歯磨きに関しては、詳しい説明もあり、また反対意見もありました。

みんなが安い重曹で歯磨きしてしまったら、歯磨きが売れなくなって困るでしょうね...。
 
このお医者さんについて後に書いた日記:
日本は怖い国ではないかと思うとき 2013/03/10

内部リンク:
★ 目次: 薬として飲める酒、症状を回復する食べ物

外部リンク:
重曹歯磨き
重曹で歯磨き
重曹による歯磨きについて


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2011/08/08
南仏プロヴァンスで休暇を過ごした友人がパリに戻る途中で1泊するのだ、と近所に住む友人が言いました。

このパリに住む夫妻とは何度も会っているので、私にとっても友達と言える関係。それで、みんなにお刺身を中心にした日本料理をご馳走するということにしました。

前日から下準備を始め、食事会の当日は朝から立ちっぱなしで料理。

いつも日本料理を作るときはそうなのですが、少し遅れてきてくれると良いな… と期待。でも、和食が食べられる♪ と、はりきってやって来る友人たちは、たいてい定刻に到着してしまいます。

くたくただったけれど、にっこりとお迎えする!


プロヴァンス土産

パリに住む夫妻は、プロヴァンスのお土産を持ってきてくれました。

南仏のワインボトル2本と一緒に箱に入っていた包みに目がとまりました。

いただいたときは布がしゃきっとしていて美しかったのですが、翌日に撮影したものを入れます。


もっときれいに包んであったのですが、開けてしまったし、翌日には丸めて洗濯物入れにいれてしまったあとに復元したので、申し訳ない。


プロヴァンスの特産品詰め合わせだった

日本趣味の巾着袋をプレゼントしてくれたのかと思ったのですが、フキンに包まれたお土産だったのでした。

その場で喜んでみせるのが礼儀なので、包みをあけてみると…。

南仏プロヴァンスの特産品が入っていました。

  • ラベンダーの匂い袋
  • 石鹸
  • タプナード
  • ミックスハーブ
  • ラベンダーの蜂蜜
  • オリーブのおつまみ(食べてしまってから撮影したので代替品を入れて撮影)



いかにもプロヴァンスのお土産屋さんで売っていそうな組み合わせですが、楽しいです♪

こういう小さなものを詰め合わせを買うのは、パリに住む人の趣味かな?… ブルゴーニュの人たちは食道楽の大食漢なので、ど~んとした量のものをお土産にする傾向にあるのです。


フキンで風呂敷が気に入った

何よりも、フキンに包んでいるのがオシャレだと思いました。

フランスでフキンを風呂敷のように使うというアイディアがあるのでしょうか? 日本の影響なのかな?…

ともかく、しゃれているな… 、私もやってみようかな… と感心したアイディアでした。


でも、私もやったことがあったのを思い出しました。

日本で小さなフランス土産をプレゼントするとき、クッション代わりにもなるし、プレゼントの大きさも膨らむので、ブドウ畑のフキンに包んだのです。

ワインが好きな人だったので、右に入れたシリーズ(ブルゴーニュワインの銘柄がテーマ)のフキンを使いました。

ボルドーのワインラベルのものが日本でも市販されていました。
パリ発!ボルドー産ワインラベルがプリントされたランチョンマット (プレイスマット)6枚セット

ランチョンマットと書いてあります。私はフキンだと思ったのですが、確かにフキンとして使うのはもったいないかもしれない...。


私はこういう布で小さなお土産を包んだのですが、それを包装紙で包んでプレゼントしましたね。

日本人的感覚だと、フキンを風呂敷代わりにするには抵抗があるのではないでしょうか?

プロヴァンス土産をいただいたとき、フキン丸出しだったのがしゃれていると感じたのだと思います。


フランスのフキンには素敵なのがある

フランスのフキンには素敵なのがあります。普段はもったいないからチェックのフキンを使っていますが、こういう素敵な柄のフキンは飾り風にも使えるので好きです。

どういうステキなフキンがフランスにあるかお見せしようと思ったのですが、ずばり出てくるサイトがありません。

色々なフキンを扱っているフランスのショップのサイト例:
Torchons

日本のショップの方がよく選んでいるかなと思って検索してみました。しゃれたフランス製品を探すなら、日本で探した方がはるかに楽ですので!
フランス製らしい「フキン(仏語でトルション)」を楽天市場で検索してみる


フランスには形だけのプレゼントがない

フキンで思い出したことがありました。

日本の友達がヨーロッパ旅行から帰ったときのお土産。北欧だったかな?… フランスにあるような素敵なフキンをいただきました。

集まった友達に1枚ずつ。後で聞いたのですが、フキンのお値段がびっくりするくらい高いので1枚ずつにしたとのこと。

面白いなと思うのは、日本のプレゼントって、ともかく意志表示が大切とされていること。お返しに手ぬぐい1枚とかいうのがあるではないですか?

こういう形ばかりのプレゼントというのは、フランスでは見たことがありません。

例えば、プロヴァンス帰りだからと言って、ラベンダーの柄のフキン1枚をお土産に持ってくる、というのは、フランス人では絶対にありえないではないでしょうか?…

フランスの場合、結婚式に呼ばれたときなどは別ですが、お土産を持って行った方が良いときでも、義務はありません。何も持って行かなくても許されるというところがあります。

むしろ、つまらないものしかプレゼントできないなら、何にも持っていかない方が良いのではないかという気がしています。

とはいえ、フランスでも、こんなものをもらっても嬉しくもないというプレゼントを持ってきてくれてしまうことは多々あります! クリスマスが過ぎた時期のフランスでは、不用なプレゼントを売れるサイトが人気を呼んでいるというニュースがありました。

― 続く ―





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2011/06/21
先日の日記「小型の高性能デジタルカメラを買いたい…」に書いたようにデジカメ購入を検討していたのですが、結局、オリンパスのデジカメ XZ-1を買いました。

白と黒があったのですが、白を選びました。

なぜ白にしたかというと、黒の方が圧倒的に人気があるようだったから。ひとと同じことはしたくない、というへそ曲がりなのです...。

手にしてみると、やはり黒の方が良かったかなと思いました。大きなレンズ部分が黒なので、白と黒のバランスが悪い気がしたからです。

注文したのはアマゾン(こちら)。

同時に買う必要があるとして、次のものも注文しました。
追記:
フランスで新しいデジカメを使い始めたのですが、フランス人たちから意外な反応がありました。オーソドックスに黒のモデルを選べば良かったと思った私なのですが、白黒モデルはフランス人たちにはカッコよく見えるらしいのです。

例えば、朝市の八百屋さんで「買いたてのカメラだから撮影の練習をしているのです」と断ってから、美しい野菜の写真を撮りまくっていたら、若い店員さんたちが私のカメラに憧れの目を浴びせてきました。カメラの性能が優れていることを 説明したわけではないのですが、見ただけで特別な高性能カメラにに見えるらしい。「3年くらいしたらフランスに入るかな...」などと言っていました!




取扱説明書を読むのは嫌い

使い方を学ぶために取扱説明書を見たのですが、小冊子の文字は小さい!

オリンパスのホームページにあるPDF版の取扱説明書をダウンロードして、画面上で見ることにしました。
OLYMPUSデジタルカメラ XZ-1 取扱説明書

でも私は、ソフトを買ったときでも何でも、取扱説明書というものを読むのが好きではありません。始めから順番に読んでいかないといけないわけなのですが、そうする根気がないのであります。

ちゃんと読まずに取扱説明書で知りたい機能について調べると、ボタンの名前などが分からないので意味がとれない...。

とりあえず最低限の機能について説明してくれないかと思ってインターネットで調べてみたら、オリンパスが提供している動画が見つかりました。

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2011/06/01
デジカメは、なんとなく捨てきれないものも含めて、何台か持っています。

でも、一眼レフは大きくて重いので、持ち歩くのはよほど写真をとろうと張り切ったときくらい。

ところが、いつでもバックに入れているコンパクトカメラの方は、画質が気に入りません。特に、背景をぼやかした写真がとれないことが耐えがたい。

日本に帰ってきたので、さっそくディスカウントショップにデジカメを見に行きました。

超小型の一眼レフにするか、少し大きめだけれど画質の良いコンパクトデジタルカメラにするかで迷い、家に帰って考えることにしました。インターネットではメーカーが詳しい情報を出しているし、実際に使っている人たちの意見を聞くこともできますので。


候補1: OLYMPUS XZ-1

コンパクトデジタルカメラとしては最高の画質で写真が撮れるようです。背景がぼかして撮影できるのと、ある程度は広角、ディスプレイが大きいのが一番気に入りました。

白と黒があります:


いつも持ち歩いているコンパクトデジカメより少し大きい程度。バックの中に入れて持ち歩けるサイズです。これを使えば、持っている大きな一眼レフの出番もあったりして無駄がなさそう…。




OLYMPUS XZ-1の価格をネットで調べてみる

数年前、ディスカウントショップ(ビックカメラ)でパソコン用品を買ったことがありました。15,000円くらいの商品。使い方を調べようとインターネットを調べたら、私が払った値段の3分の1くらいでネットショップが売っていたことに気がつきました。

以来、できるだけ家電製品を買うときにはネットで相場を調べることにしました。でも、面倒なのですよね。送料を払うと、結局は高くなってしまったりもする...。

それに、激安価格のネットショップではクレジットカード払いが不可の場合が多いです。私は航空会社と提携しているカードを使ってマイレージをためているので、できるだけカードで支払いたいのです。

*私のJALカードの場合、ショッピングマイル・プレミアム会員になっているので(年会費 2,100円)、買い物したマイルは2倍になるため、かなりマイルがたまるのです!

この際、買おうと思ったカメラの価格を比較してみました。数万円の商品なので、送料無料にしているショップが多いようでした。

価格にはかなり開きがあるので驚きます。インターネットで一覧にして比較できてしまうのに、高いショップで買う人もいるのでしょうか?... お店だと、競争がないようなところでは特に、もっと高い値段で売っているのかもしれない。

ショップ名価格/最低価格カード払い不可最低価格
楽天市場で比較¥43,000 ~53,800
Amazon¥44,936
価格.comで比較¥44,380 ~ 62,500¥39,240
coneco.netで比較¥39,940 ~ 65,100¥39,800
ビックカメラ楽天市場¥48,980
ビックカメラ.com¥54,800
オリンパス¥59,800
(2011/06/01現在)

色々な条件を考えて、どこが一番お得かと調べるのも面倒。 結局、よく利用するアマゾンで注文しようかと思っています。バッテリーやメモリなどの付属品も一緒に買わなければならないのですが、アマゾンはそういう小物をセットにして買うのが簡単にできているし、小物の価格と合計したときには他より安くなりそうなので。

でも、もう少し迷ってみようと思うので、見つけた情報をメモしておきます。

メーカーOlympusサイトのXZ-1に関する情報:
商品情報(仕様など)
☆ XZ-1 SPECIAL

参考になったサイト:
☆ デジカメ Watch: 【新製品レビュー】オリンパスXZ-1 ~レンズが決め手の高画質コンパクト機
☆ デジカメinfo: オリンパスXZ-1のサンプルが多数掲載

なお、レンズキャップが不便だというコメントが多かったのですが、自動開閉式のアクセサリーが販売されているそうです。

5,800円+送料と少し高いので、カメラを手にしてから買うかどうか決めるべきだと思いました。
☆ 情報: ユーエヌ、「XZ-1」用自動開閉式レンズキャップ
☆ 通販サイト: オリンパスXZ-1用自動開閉式レンズキャップ
 
【追記】
同じようなXZ-1用のレンズキャップとして、半額以下のものもありました。
SALE! ALC-XZ1 通常価格¥2,500 → ¥2,000
ただし、キャップは上に書いた高いものより5mmくらい厚くなってしまうようです。
この製品を装着している動画





候補2: OLYMPUS マイクロ一眼 PEN E-PL2 ツインレンズキットセット

一眼レフなのに非常に小さなデジカメがありました。一眼レフを持っていなかったら、絶対にこれを買ったところ。

 
OLYMPUS マイクロ一眼 PEN E-PL2 ツインレンズキット ブラック E-PL2 TLKIT BLK

一眼レフにしてや安いのも魅力。店ではレンズが2つセットになったものが8万円くらいで売っていて、安いなと思ったのですが、アマゾンでは7万円くらいで売っていました





やはり、性能は第一候補にしたOLYMPUS XZ-1より上なのですよね...。

今もっている一眼レフをほとんど使わないことにすれば、これ1台だけ持って旅行に行けば良いので便利なのだけれど... と迷います。

でも、これではやはり画像が物足りないかと思って、大きな一眼レフと一緒に持って旅行することにしたら、がさばりすぎる…。大きな一眼レフは良い写真がとれるので捨てるのはもったいないし…。

メーカーサイトのOLYMPUS マイクロ一眼 PEN E-PL2 に関する説明




追記:

結局、XZ-1を買いました。一緒に購入した付属品や使い方などについて日記を書いています。
Olympusデジタルカメラ XZ-1の使い方 2011/06/21






[続きを読む  Lire la suite...]


2011/05/22
前回の日記で、私のオソマツな料理の写真を入れたのですが、そこでお見せしたかったのは、セロリでした。

セロリを薄くそいで水に浸すと、リボンのようにカールするのがおもしろい。それが気に入って、最近のレパートリーになっています。とはいっても、フランスでは日本式のセロリがあまり流通していないので、いつも買えるわけではないのですが。


お気に入りのピューラー

以前のブログに書いた道具ですが、ホワイトアスパラの皮を剥いたり、ハードタイプのチーズを薄く切るのに重宝しているピューラーがあります。

今年の白アスパラガスに新兵器登場 2009/05/11

それ以外にも使ってみようと思いついたのが、セロリを薄くそぐことでした。

大型で、トマトの皮もむけてしまうほど切れ味が良いこのスライサーは便利です。

日本で買って持ってきました。日本には優れた道具があると自慢していたのですが、最近はフランスでも売られているのも見るようになりました。

朝市で、セールスマンが実演販売しています。

でも、普及はしていないようですね。
フランスのアマゾンで売れている野菜の皮むき器を検索した結果


フランスで発明されたピューラー「エコノム」

野菜の皮を剥くピューラーは、フランスでは「エコノム(Économe)」と呼ばれることが多いです。伝統的なタイプは右のようなナイフ型。

「野菜の皮むき器」のように言っても良いわけですが、エコノムというのはフランスで発明された道具の商品名で、このナイフ型のようです。

エコノミー、つまり節約ということから来た言葉でしょうか? それまでは、ジャガイモの皮などをぶきっちょに厚く剥いてしまっていたので、この道具を使えば薄く剥けるという発明だったのではないかな?…

こんなナイフみたいなものでジャガイモの皮をむくのは不便でしかたない! というか、初めて手にしたときは皮なんかむけないので、使い方をフランス人に教えてもらいました。

フランス人はこれでスイスイと皮をむくのですが、コツが分からないと、うまく皮をむけないのです!

こんな形のピューラーは、日本でも使われているのでしょうか?... フランス人たちには評判の良い道具ですが。

エコノムは、1930年代にジャガイモをむくために発明された道具だそうです。

80年間、今でも使われているエコノムを紹介したテレビニュース:
Le couteau économe, 80 ans mais toujours... 2010/09/21

☆ Wikipédia: Couteau-économe



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