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2012/04/20

シリーズ記事 【スペイン、パラドール巡り旅行】 目次へ
その31: スペイン


カルモナのパラドールがスペイン最後の宿でした。出発の朝は曇天。夜中にたくさん雨が降ったのですが、荷物を車に入れるときは雨に降られないですみました。スペインの明るい日差しが名残惜しいなんて思わなくて良いから、幸いだったかもしれない。

スペイン語がゴチャゴチャになった友人が、ホテルのフロントの人に別れを告げるとき、「ブエナス ノーチェス」なんて挨拶するので大笑い。でも、外は薄暗かったので、「おやすみなさい」と挨拶したいような朝だったのです。


スペインでのお買い物

フランスに比べて、スペインの物価は安い。それで、スペインからフランスに入る前には買い物をすることになっていました。

高速道路を降りてすぐのところに、そういうフランス人のために大きなスーパーマーケットがあります。



スペインに限ったことではなくて、関税が安い国など、フランスの国境近くにこんな店があるのをヨーロッパの他の国でも見たことがありました。欲しいものが品切れなどということはないのだろうと思う、みごとな品ぞろえです。

というか、フランス人が買いたがるものを置いています。ここでは、関税が高いものやスペイン特産品だけではなくて、普通の洗剤、日常的な食品、調理道具までありました。徹底している!

友人たちは、フランスの半額でアルコール飲料やタバコが買えるのだと言っていましたが、半額はオーバーではないかな...。でも、何でも2割や3割は安いのは確実。

店内で聞こえてくるのはフランス語ばかり。みんなカートいっぱいの買い物をしていました。



来客が多い友人夫妻は、おびただしいほどアルコール飲料を買っていました。ただし、ワインはブルゴーニュで買えるので皆無。

車のトランクにギューギューに詰め込むと、さすがに大型車なので入ってしまったので感心しました。でも、バックの窓はすっかり隠れてしまって、そこから食べ物が色々見えるので、何とも美しくない! みんなで大笑いしました。

少し心配になった私。国境で税関チェックを受けるはめにならないように、布でも広げてアルコール飲料は隠した方が良いのではないの、と言いました。でも、大量にフランスに運ぶ密輸入をするトラックでもない限り、検査を受けることになるはずはないとの返事。

フランスの関税が高いのがいけないのであって、税関で何か言われたら、僕は喧嘩するよ、と友人が言います。

国境ではチェックされることもなく、何事もなく通過しました。思い出せば、EU圏内での物資の流通は自由というのが規定だった...。


旅行も楽しいけれど、住み慣れた家に帰れるのは嬉しい

車を運転する人が疲れたらフランスに入ったところで1泊しよう、ということになっていたのですが、一気にブルゴーニュに戻ってしまうことになりました。走行距離は1,000キロくらいになるはずでしたが。

馬小屋に近づくと、馬は早足になる、という表現がフランス語にはあります。

運転していた友人は、まさに、その姿。お家に帰れるというのが励みになったらしく、スペインを出てからブルゴーニュまで元気に運転していました。

アンダルシアに向かうときは、走行距離が同じように1,000キロくらいになる日があり、心配する奥さんが度々「大丈夫?」と声をかけると、「今のところは大丈夫」などと頼りない返事をしていたのとは大違い!

ブルゴーニュには夕方に到着したのですが、「このままパリまで行けるくらい元気だよ♪」などと言っていました。

友人宅に事情があって居候生活をしていた長男が、私たちのためにご馳走を用意してくれていました。 車に乗っていただけでも疲れていたので、何も食べないで寝てしまうところだったのですが、せっかくの心遣いを断るのは失礼になるので、お呼ばれしました。

車を運転してくれた友人は、数年前に心臓発作で命を落としそうになったこともあったので、アンダルシアに行くまでの行程が厳しかったときには心配したりもしたのですが、無事に旅行を終えることができて良かった。

10日間という短い旅行で5,500キロを走破してくれた友人に感謝!

長々とスペイン旅行記を書いてしまいましたが、今回で終わりにします。

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2012/04/19

シリーズ記事 【スペイン、パラドール巡り旅行】 目次へ
その29: Baeza


前回の日記「謎解きを続けながらした春のスペイン旅行」に書いたように、今回のスペイン旅行では、開始当初から、これは何だろう? というものに出会いました。

謎のほとんどが解けたのは(全部は解けていません)、ミサを見たウベダを後にして次の目的地に向かう途中でバエサという小さな町に立ち寄ってみたときです。

バエサ(Baeza)は 「ルネサンス様式の記念碑的建造物群」として、ウベダとともに世界遺産に登録されているそうなので、観光する価値がある町らしい。しかもウベダからは近いので、遠回りで時間のロスをしてしまうほどにはならない。

それなら、ちょっとバエサに寄ってみよう、ということだけで行ったのです。

車を駐車できる場所を探していたら、町が賑やかなのに気がつきました。

お祭りをしているらしい! ♪

ウベダの町で行われていた教会のミサで、この日は復活祭(イースター)の1週間前の日曜日で、聖枝祭だったことに気がついていました。

ですから、バエサで行われているのも、この祭りに違いない!
 
車を飛び下りて、人だかりのする方に早足で向かいました。


◆ バエサの町で聖枝祭の行列に出会う

追いつくことができました♪

フランス語では procession と呼ばれる、宗教上の行列です。
礼拝行進と訳せばよいのか?... 結婚や葬式の行列は cortège と呼ぶので区別しなければいけない。


クイズに入れた写真 No.7

切ない気分にさせられる音楽が流れていて、お香が薫っています。その雰囲気だけで動揺してしまって、むせび泣きしたい気分になりました...。 

盛装して杖をついている4人の女性の役割は何だか分かりません。お分かりになる方がいらしたら教えていただきたいのですが、スペイン旅行記を書き始める前に出したクイズにも解答が出てきていないので無理かな...。

祭りに参加して行進している人たちは、先日の日記「クイズにした写真 No.2、No.3、No.6 : ウベダで見たもの」に書いた教会のミサで、みんなが持っていた棒を持っています。 子ども用のものは、大人用のより小さくできています。

子どもたちが参加しているだけではなく、乳母車を押した人たちまで参加しての行列でした。

本物のお祭りが好き。こういう、地域住民が自分たちのためにする祭りは本物だと思います。フランスでは殆ど消滅してしまった伝統です...。



棒は、揺らぐとシュロかヤシの葉のように見えてきます。


悔悛者たちのパレード

三角の帽子で、目しか出していない人たちが行進していました。

ゆっくり、ゆっくり進みます。



西洋のお化けって、こんな姿ではなかったでしたっけ?...

「どうして、こういう服装なの?」と聞いたら、フランス語で pénitent(悔悛者)、つまり贖罪のために苦行をする人の服装がこうと決まっているのだ、と友人が説明してくれました。

教会の中でもないのに、お香がただよっている... と感じたのですが、お香を巻いている子どもがいたのでした。



大事な役割を担ったからでしょう。喜んで振りまいていました。ときどき役割は交代するのかな? そうでないと、この子はむせてしまうはず...。


伝統的な山車

キリスト教の祭りの場合は「だし」とは呼ばないかもしれませんが...。

これが、あちこちで訪れた教会の中に幾つも飾られているのを見てきていました。聖週間の間、毎日、違う山車を出してパレードするそうなので、一つの教会に幾つもあったのでした。

バエサの山車の数々...


キリスト教に関係する色々な場面が山車になっていました。

この日のパレードに出てきたのは2つ。飾り立てられたマリア像。それから、ロバに乗ったキリストに従って旅をしている聖母子や弟子たちの場面。

アルハンブラ宮殿の敷地内にあるホテルに戻った夜中に、人だかりがあるのに出会ったのですが、これは山車を動かす予行練習をした後だったのだろうと思いました。

山車は2トンくらいの重さがあって、それを数十人で担いでいるのだそう。
 
それで行進は、ほとんど足踏みしているかに見えるリズムで進むのでした。


クイズに入れた写真 No.8

はだしで担ぐのが本当の悔悛者なのだそうです。昔は全員がはだしだったのでしょうが、さすが現代なので、はだしの人は「混じっている」という程度でした。

山車を担ぐ人たちの顔の部分は網になっているので外が見えるはずですが、それでは十分ではないらしく、誘導する係りの人もいました。下手にやったら大怪我をしてしまうからでしょうね...。

勾配になっているところを上りきったときには、集まっていた人たちから拍手がおこり、見ている人たちが山車を担ぐ人たちを応援しているのが分かります。

楽団の方は何組もいて、色々な音楽を流していました。 キリストの苦痛を思わせるような切ない音楽。それから、山車を担ぐ人たちを勇気づけるような音楽...。

音楽に合わせて山車はパレードします。ついつい足に注目してしまう私。うまく呼吸があっていて、足踏みをしたり、時にはバックしたりもしていました。

担ぎ手たちの力が尽きてしまいような場面では、休憩もありました。



この山車が聖枝祭の場面の山車なのでしょうね。 ロバに乗ったキリスト、その後ろにキリストを抱いたマリア、そして弟子たち。聖枝祭は、イエス・キリストがロバに乗ってエルサレムに入城したのを記念する日なのだそうです。

それをエルサレムの人々は、ヤシの葉か何かを振って歓迎したのだそう。それで、枝をミサで清めるという風習になっていてる。キリストが人々から歓迎されずに無視されたら、やっかみから処刑されることがなかっただろうにと思ってしまいますが、これが歩む道だったのでしょうね...。

山車は、坂道を上がる小高い場所にある教会まで運びあげていきました。ここの教会に入るには階段があるので、 入口でストップとなりました。

役割を終えて出てきた人たちを見ると、全員がラグビー選手のように頑丈な体の男性ばかり。腹巻をして腰を支えています。大変な重さを担うのでしょうね...。


セヴィリアの町では特に盛大なパレードが行われるので、大変な混雑になるのだそうです。小さな町で見られて良かった。ゆっくりと進むパレードを追い越したり、ゆっくりと進む行進の合間をぬって教会の中を見学したりもできました。

集まっていたのは近くの住民のたちだろうと思える人たちばかりだったので、人々が聖週間を祝う雰囲気を味わうこともできました。

聖週間のイベントの雰囲気を見せる動画を入れようと思って探したら、大規模なセヴィリアの行列がたくさんでてきました。でも、人ごみでよく見えません。

それで、やはりバルサのものを入れておきます。今年2012年の撮影のようです。




バエサは世界遺産に指定されている町なので立ち寄ったわけですが、聖枝祭のパレードに出会うことができたので大満足。礼拝行進の途中からだったのですが、2時間余り見学しました。

スペイン旅行は今回で4回目。友人たちが行きたいというのでパラドールと呼ばれるホテルに泊まることを目的にした旅行でした。でも、私が最高に感激したのは、聖週間の祭りを見ることができたことだったと思います。

― スペイン旅行記の続きへ ―

ブログ内の関連記事:
目次: フランスの祭日・年中行事について書いた日記

情報リンク
スペイン・セビリアの聖週間
セマナ・サンタ スペインの聖週間、Semana santa
☆ Wikipedia: 聖枝祭


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2012/04/19

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その28: スペイン


スペインで2泊目に泊まったホテル(マラガ・ヒブラルファロのパラドール)の部屋で休んでいたら、丘の下にある町から鼓笛隊の音楽が聞こえてきました。

これが、この時期のスペインではイベントが行われることを思い出した発端でした。鼓笛隊の音楽は、そのイベントの準備なのだろうと想像したのです。

その後に立ち寄った町々では、普通では見られないと思えるものを見ました。フランスでも存在するイベントのはずなのですが、見かけるものがフランスのとは全く違う。 あのイベントに関係するのだろうか、と思いながら、気になってしかたありませんでした。

気になったものを写真に収めながら旅をしたので、その中から選んで、スペイン旅行記を書き始める前にクイズとして入れていました。
クイズ: スペインで見たもの 2012/04/03

クイズとしては8枚の写真を入れただけにしました。でも、私にとっては、なぜ?...、これは...?というものを色々と見る旅行となったのです。


これは祭りに関係するの?

まず、イスラム教とキリスト教が融合したコルドバの大聖堂に行ったとき、片隅の床に置いてあったものが気になりました。


コルドバの観光 2012/04/09

イベントに使うものの準備だろうかと思って眺めていたら、一緒にいた友人から「工事に使うのだろう」と、そっけなく言われました。

そうなのかな?...
私の謎解きは、このときから始まりました。

これが何であったのかという謎は解けていません。でも、後で見ることになった棒を作る材料ではないかと思うのです。そう考えると、長いものと、短いものがある理由も納得できます。

皆が持っていた棒は、木を裂いたもので、それが開くとヤシかソテツの葉のように見えるようになっていました。

でも、もしもコルドバで見たものが棒の材料なのだとしたら、細いものを集めて棒のようにしていたのかもしれない。また、これは板を裂いた薄い板ではなくて、本物ヤシの葉だったのかもしれない...。この謎は最後まで解けませんでした。


コルドバの教会で不思議なものを見たあと、これが祭りには何も関係しないとしても、あちこちの町の窓には布の飾りがあるのが気になりました。

何かやっていますよ...!


クイズにした写真No.4 : これは何の飾り? 2012/04/10

この町で泊まったホテルで見た飾りも、イベントに関係しているように見えました。


クイズにした写真 No.2とNo.4 : これは何の飾り? 2012/04/10

こういうのをフランスでは見たことがなかったのですが、コルドバの大聖堂の片隅に積んであったものを編んだら、こんな風になるのではないかとも思ったのです。

旅を続けているうちに、だんだんと謎が解けてきました...。


謎が解けた♪

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2012/04/17

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その25: Alcañiz (1)


この日の宿は、小高い丘にそびえるアルカニスの城。



12世紀、レコンキスタ(国土回復運動)の時代に城塞兼修道院として建設され、カルトラバ騎士団に与えられた建物なのだそうです。

ガイドブックに客室数は12室と書いてあったので、こんな大きな建物なのに何と贅沢なこと... と驚いていました。ホテルに到着してレセプションで聞いてみると、それは少し前の話しで、現在は30室余りあると言われました。それはそうでしょうね...。

☆ ホテル情報: Parador de Alcañiz



敷地内に小さな教会があるので見学しました。

そこにあるからと行っただけなのですが、素朴な壁画が気にいりました。普通の教会にある壁画とは違って、宗教画ではない場面も多く描かれているのが興味深かった。






パラドールでの夕食

スペイン語を話せる友人が、ホテルの支配人とすっかり意気投合してしまいました。ホテルで売っているはずの本までプレゼントしていただいてしまった♪

夕食前の食前酒をカフェテリアで飲んでいたら、そこではタパスの軽食を食べられるらしい。それでは、簡単に食事しようということになったのですが、友達が親しくなった支配人から、このホテルのレストランは素晴らしいので、ぜひ行くようにとの推薦されたとのこと。

それで、レストランの方に行くことにしました。

なるほど、見るだけでも価値のある美しい食堂でした。



しかも、メニューを見ると、料理も美味しそう。

全員がちゃんと食事することになりました。旅の疲れがあるから「軽く食事しよう」というときが多かったのに、本格的に食事してしまった私たち...。

私は、フランス語でcabri(カブリ)と呼ぶ肉の料理をとりました。コルシカ島では郷土料理になっているので食べたことがあったのですが、なぜかフランスではめったに出会うことがない食材なのです。



カブリとは子ヤギの肉。山羊チーズが好きなので、山羊の子どもを食べてしまうのは残酷なのですけれど...。

でも、素晴らしくおいしかった。この独特の風味はどう表現したら良いのだろう?...

レストランの奥の方で、お給仕の人が生ハムを切っていました。前菜で食べて美味しいと思った、この地方の山岳地帯で生産される生ハムです。



近くまで行って見学してしまいました。見事に薄くスライスします。

パラドールの食事はおいしくない、という結論に達していた私たちでしたが、ここでの夕食は楽しめました。

翌朝は、ホテルの支配人に美味しい生ハムを売っている店を教えてもらって、買いに行きました。

― アルカニス滞在の続きへ ―


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2012/04/16

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その24


旅も終わりに近づき、フランスに戻るために1日の走行距離が長い行程になりました。

長い距離を走ることも多い今回の旅行でしたが、スペインでは車窓から見る景色が変化に富んでいるのに驚きました。何百キロも続くオレンジ畑は少し閉口しましたが、それ以外は次々に景色が変わるので退屈しません。

フランスも、パリからマルセイユまで駆け抜ければ風景は色々に変わりますが、スペインはもっとすごいです。農地が広がっているかと思うと、荒涼とした風景にもなったりする。山の上に古城が見えることも多い。

運転手役の友達は写真ストップを全くしないので、車の中から写真を撮るようになったのですが、全てピンボケ。色々な景観のコレクションを作りたかったな...。

ドンキホーテの世界は残念ながら通過し、遠くの丘に風車が並んでいるのが見えた程度でした。


前回に来たときには、風車が地元の生産物を売る店になっていたので入り、「レストランが見つからない」と言うと、風車の中にテーブルをしつらえてくれたのが楽しい思い出でした。チーズ、ワイン、パンだけの食事だったのですが、風車の2階を独占できてしまったのです。


昔懐かしいレストランに出会う

1日中車を走らせることになった日、ともかく朝食をしなければということで、道路沿いにある全く味気ないレストランに入りました。



前菜、メイン料理、デザートに飲み物がついた定食メニューを取ることにしました。

長時間車に乗るので軽い食事をということだったのですが、フルコースで9.5ユーロなのですから、メインとデザートだけとるのも意味がないと思ったのです。

私は飲み物にはビールを選び(安いメニューなのでワインは不味いだろうと踏んだので)、最も軽そうな料理を選びました。

まず、前菜のガスパッチョ。



冷たいスープはのど越しが良くて、かなりおいしい♪ トマトの質が良いのです。これだったら胃の弱い私も大丈夫。あっても入れないことも多いクルトンも美味しい出来だったので、しっかり入れて食べました。 パラドールで出された気取ったスープなんかよりも美味しかった...。

他の人たちはとえいば、かなりのボリュームの前菜なのに参っていましたが、美味しかったようです。

メインに選んだのは、小さいので良いと選んだウズラ。ところが、2羽も出てきてしまった!



ウズラの素朴な料理なのですが、レモンとオリーブのさっぱりソース。全部は食べきれないので、4本の脚だけとう贅沢な食べ方をしました。

ウズラというのは、フランスでは安い食材ではありません。

1,000円などという定食メニューに入ってくるなどは考えませんし、高い料理として注文しても、2羽も出てきたことはなかったと思う。

デザートは、ありきたりのプリンにしましたが、これも自家製と分かる美味しさがありました。

フランスでも、昔はroutiers(ルーチエ)と呼ばれるレストランがあって、そういうところでこんな風に安い料理が食べられたっけな、という話しになりました。

長距離トラック運転者たち(ルーチエ)が行きつけにする、ボリュームがあって、美味しい家庭料理が食べられるというレストランです。

ルーチエのレストランの特徴は、まず、交通量の多い道路沿いにあること。そして、大型トラックが何十台もとまれるような広い駐車場があること。それで、安くて美味しい料理を出すと常連客で賑わう、というシステムです。

最近のフランスでは、この手のレストランがなくなってしまったのではないかな。トラック運転手たちが行けるような大きな駐車場のレストランは時々見かけますが、昔のようなに普通の人たちにも人気がある料理を出すルーチエの話しは聞きません。

スペインには顕在らしい。私たちが行ったときには、子どもたちや、スポーツ関係者らしい団体さんたちが入って賑わっていました。

イタリアも、安く食べられるので外食する人が多いと感じていました。フランスだけが異常なんですよね。せっかく素晴らしい料理を出す店でも、不況の影響も受けているらしく、閑古鳥がないているのが目につくのです。

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2012/04/15

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その23: Almagro (2)

アルマグロに泊まった翌朝は、お天気が余り良くはなかったのですが、いつものように散歩に出ました。

まず、宿泊した修道院の外を1周してみる。中にいると複雑で、どうなっているのか分からなかったので外観を見ようというわけです。

ところが、高い塀で覆われていて、なんにも見えない。気がつけば当然! 修道院の敷地内というのは外からは覗きこめないようになっていたのでした。

町の中心にでてみました。


アルマグロのマヨール広場

とても変わった広場があります。

 
Plaza Mayor

石畳のアーケードがあり、そのうえに張り出して家ができています。それが全部つながってしまっているのが面白い。家と呼んでよいのかどうか?...

眺めていたら窓が開いたので、人が住んでいるのだろうと思いました。



先日のクイズで、窓に飾られている布の写真を入れましたが、アルマグロの飾りはこんな風になっていました。


アルマグロの劇場

この広場の建物の中に、17世紀に建てられた野外劇場があり、博物館のように入場できるはずなので開聞時間をチェック。朝食後に出発する前、みんなと一緒にまた町に出て見学しました。


Corral de comedias de Almagro

300人収容できるのだそう。今でもフェスティバルで利用されています。

野外劇場と言っても、客席の部分は屋根があり、中央の部分はテントで覆えるようになっていました。雨や寒さを避けるというより、アンダルシアのことなので、日よけの目的の方が大きいのかな...。

昔は、舞台の前の部分には安い入場料で入る人たちが立って見物したのだそう。それと、ここでは食べ物を食べることはOKだったけれど、お酒を飲むのは禁止だったそうです。

食べながら観劇するというのは抵抗がありません。歌舞伎もそうだし、イタリアのオペラも昔はそうだったようなので。でも、なぜアルコール飲料が禁止だったのだろう? スペインはイスラム世界に征服されていた時代があったとしても、この劇場が建てられた17世紀はレコンキスタ(国土回復運動)が終わってからだいぶたっていますよね...。


そろそろ旅も終わりに近づいてきたので、広場の近くにある店でオリーブオイルなどを買い込みました。

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2012/04/15

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その22: Almagro (1)


スペイン滞在7泊目は、アルマグロ(Almagro)にある修道院。16世紀に建設された聖フランシスコ修道会の建物です。



☆ 利用したホテルの情報: Parador de Almagro

このホテルを利用するのは3回目。パラドールが好きにさせた宿の一つだったと思います。

昔の修道僧が住んでいた部屋というのは色々あって、中には庭付きで2フロアーあったりする豪華なものもあるのですが、ここは小さな窓しかないので、少し圧迫感のある部屋ではあります。

でも、見覚えがある部屋に入るのは嬉しい。

客室のドアを入ったところの壁は、こんな風になっています。



聖水を入れる器でしょうか? 修道僧が自分の部屋に入るときにもお浄めするのかな?... ともかく、ドアのキーを入れるには便利なので、今回もそれ用として使いました。

パラドールの城は、全く新しく建設した部分をホテルにしている場合も多いのですが、ここは昔のままの姿を感じさせて重厚な雰囲気です。



客室のナンバーを示す表示に天使の絵などを描いているのが可愛い♪



修道院だったこのホテルには、中庭が14カ所あるのだそうです。全部を見つけ出してみたかったけれど、広すぎてわからないのであきらめました。

入り組んだ廊下を歩いてホテルの中を一人で探訪していたら、従業員の人から「トイレをお探しですか?」
などと親切に声をかけていただいてしまった!

藤の葉がまだ出ていないので少し味気ない中庭がカフェテリアとして使われていました。私たちは、そこで白ワインを飲む。



ウエートレスの人が「ワインを飲みきるまでは雨が降り出さないでしょう」と言っていたのですが、本当にそうでした。

夕食は、いかにも修道院の食堂という雰囲気のところでいただきました。




キリスト教関係の用語はフランス語で知っているものの方が圧倒的に多いのですが、こういう食堂はréfectoireと呼びます。日本語でそんな風に特定する単語があるのかどうか知りません。

昨年パリにある修道院を観光したとき、テーブルセッティングが住んでいる食堂を見て、こんなところで食事がしてみたいと思っていました。それがスペインで実現できたので満足。

そのときの日記:
パリでこんな空間を持てるのかと驚く修道院と豪華マンションを見学 2011/11/13

でも、修道院のホテルという点では、少し前に泊まったイタリアの方が気に入りました。

窓が小さい寝室というのは息苦しくて好きではないのです。イタリアのサルッツォで泊まった修道院を改修したホテルの私の部屋には、回廊の屋根の部分を使った広いテラスにしてあって、夜中にそこに出て目の前の教会の尖塔などを眺めていることができたのでした。

そのときの日記:
サルッツォで気に入ったホテルは修道院  2011/12/22

― アルマグロ滞在の続きへ ―


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2012/04/12

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その20: Úbeda (2)


前回の日記に続けて、ウベダに泊まって朝の散歩をしたことを書いています。

古い建物を眺めるのが好きです。


クイズに入れた写真 No.2

先日の日記「クイズにしたNo.4 : これは何の飾り?」に入れた写真と同じように、バルコニーに旗のようなものがかけられています。

今回の旅行で、あちこちで見かけることになったのですが、旗の模様が違うのは、どうやら町の紋章の違いらしい。 赤い布が掲げられている写真ばかりを選んでしまいましたが、色は色々でした。

ホテルの近くにある立派で美しい教会を見学しようとしたら、ミサが始まるところだったので、中に入るのは遠慮しました。

ミサなので見学はご遠慮ください、とあったのです。このウベダの町は世界遺産に登録されているくらいなので、観光客に神経質なのでしょうね。

この教会では、イベントに使うらしい明かりがたくさん用意されているのが気になりました ↓


クイズに入れた写真 No.3

歩き続けていたら、美しい旧市街から外れました。まだホテルで朝食をとっていなかったので、コーヒーが飲めるカフェを探して歩いてしまったのです。

ようやくカフェを見つけ、スペインのコーヒーって美味しくはないな... という思いを新たにしながら飲む。でも、朝からカフェのテラス席でコーヒーが飲めるなんて嬉しい。

気がつけば、4月1日(日)でした。
旅をしている仲間に、どういうエイプリルフールの冗談を言おうかと考える。

カフェを出てからホテルに戻ろうとしたら、遠くから鼓笛隊の音楽が聞こえてきました。向こうの方に人だかりがあるらしい...。

イベントがあるぞ~!
そちらの方向に早足で行ってみると、教会がありました。

こちらもミサのようです。由緒ある教会というわけではないので、観光客が来てしまうのには寛容な様子。中に入ってみました。

ああ~、やっている、やっている~♪


クイズに入れた写真 No.6

棒に見えるのは木で、先の方が細かく割いてあります。木を揺らせば、割いた部分が開いてソテツの葉のようになる、というものでした。

クイズにした写真 No.4 : これは何の飾り?」の2枚目に入れた写真(No.4)は、ひょっとしたら、これを編んで飾りにしたものなのではないかと思いました。
 
その飾りを持っている男の子を、ウベダの町でも見かけました。




先日の日記「クイズにした写真 No.1 : 窓の飾りは何?」に入れた飾りは、これを窓に飾っていたのだろうと推察。だから、1年間も窓にかざしておいても大丈夫だったのでしょうね。普通にソテツの葉のようなものだったら、雨風でギザギザの葉の部分は消えてしまうはずではないですか?

ところで、この日曜日の朝、町を歩いていると、ひと目でミサに行くのだろうと思う人たちに大勢であいました。手にオリーブの小枝を持っています。

上に入れたミサの席でも、それを持っている人たちが大勢います。



フランスではツゲの小枝が付きものなのですけれど。もっとも、フランスもプロヴァンスなどではオリーブなのだそう。地方によって、そこに多く生えている木が選ばれるのでしょうね。フランスでは月桂樹の枝が使われることもたまにあるし、イギリスでは柳らしい。

早起きは三文の得。
ここでミサを見ることができたのはラッキーだったと喜んだのですが、次に行った町では、このミサの続きはこうなるのだったのだろう、と思うものに出会うことができました!

一連の写真を入れて、これが何の意味があるのかをクイズにしたのですが、正解が出てきていません...。

旅行の行程順序に従って次の日記を書いたら、クイズにしたものが何であるかも書かないわけにいかないのだけれど、どうしようかな?...

結局、このテーマは私にとって、今回のスペイン旅行のハイライトだったので、旅行記の一番最後に入れることにしました。

― スペイン旅行の続きへ ―


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2012/04/12

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その19: Úbeda (1)


スペイン6泊目は、ウベダのパラドールでした。
☆ ホテル情報: Parador de Ubeda

16世紀のルネサンス様式の宮殿がホテルになっています。





パラドールらしい重厚な趣きがあって、良いホテルでした。

友達夫婦があたって喜んでいた天蓋付きのベッド ↓



アルハンブラ宮殿の敷地内にあるパラドールも、こんな雰囲気だろうと想像していたのに、近代的なったのでがっかりしていたのでした。このあと、もっと大きく立派なベッドもあったのですが、写真をとるのを忘れた。

ウベダのホテルのコマーシャルフィルム



ウベダの朝の散歩

街中にあるホテルだったので、朝の散歩を楽しみました。



昔は要塞で囲まれていたのでしょうね。そこを出ると、オリーブ畑が広がる田園風景♪



毎朝、ちょっと町外れまで出れば、こんな目を休めるような風景が眺められるなんて羨ましいな...。

以前にウベダに来たときには、陶器をたくさん買いました。この町の陶器の特徴になっている緑色が美しいのと、フランスに比べるとずっと安かったから。

どこの店で買い物をしたのかは思い出さないのですが、建物が美しい店に入ってみました。



私が買ったのと同じ模様の水差しがあるので、この店だったのかな?...

ウベダには来たことがあって、ここのパラドールに泊まりたいと思ったのに、空室がなくて、とても残念な思いをしたのを覚えています。ウベダの町が気に入ったのかもしれない。今回の旅行で調べていたら、ウベダは世界遺産に指定されているのを知りました。

もう少し、ウベダの朝の散歩のお話しを続けます。

― ウベダ滞在の続きへ ―


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2012/04/11

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その17: Sevilla (1)



カルモナの城に1泊し、その翌日は、40キロくらいの距離で行けるセヴィリア(Sevilla)に行ってみることにしました。

私はセビリアと聞くと『セヴィリアの理髪師』を真っ先に思い出してしまうのですが、アンダルシアの州都なのでした。

この町に残る名所をまともに観光したら数日は必要なのでしょうが、そんな余裕はないので、大聖堂に向かいます



セヴィリアの大聖堂

スペイン語の名前はSanta María de la Sede de Sevilla。フランス語ではCathédrale Notre-Dame du Siège de Sévilleと表記されていました。

そうか...。ノートルダムが聖母マリアだとは知っていたけれど、これがスペイン語になるとサンタ・マリアなのだ...。イタリア語でも同じだから私には馴染みがあったのかな? でも、お隣りの国ではマリアと呼ぶのに、なぜフランスではノートル・ダム(我らの婦人)なのだろう?... マリアという名前の聖人は他にもいるので、聖母マリアだと特定するためにノートルダムなのだろうと思っていたので、不思議...。



一見すると違和感のないキリスト教の聖堂に見えるのですが、やはり、ここにもイスラム文化が残っていました。



これがイスラム建築独特のアーチ。あちこちで見るので、ずいぶん見慣れてきました。どこか前方後円墳のシルエットに似ていませんか?...

グラナダの大聖堂にある宝物の数々に驚かされた後だったので、こちらのは少し見劣りしている感じがしました。でも、やはり、すごい財宝が黄金時代のスペインにはあったのだな...。



こんなところに(何か因果関係があるのでしょうが)、立派なクリストファー・コロンブスの墓がありました。



私はコロンブスが好きなわけではないので、ふ~んという感じで眺めました。「地理上の発見」という言葉が嫌いなのです。

もともと先住民たちが住んでいたのですから、「発見」なんて言って欲しくない。残酷な侵略をしたのを正当化するような言葉ではありませんか? 欧米人がそう呼ぶのは勝手ですが、日本の教科書でも「地理上の発見」という表現を使うのが、子どものころから不満でした。


ヒラルダの塔 (Giralda)

聖堂から隣接して、鐘楼に登れるようになっていました。

こちらは、イスラム教寺院だった時代のミナレットをそのまま使っています。12世紀末の建造物なのだそう。

高いところに登って祈りを告げるための塔だったわけなのですが、ここは余りにも高いので、中を馬に乗って駆け上がるようになっています。

入口に、47メートルあがった後、階段が17ステップあると書いてありました。

階段より楽ですから、私たちは勇気を出して登ることにしました。

なだらかな勾配なので、散歩道を歩く感覚ですが、やはり大変...。



どこまで続くのだろうと思っていたころ、ようやく頂上に到着。キリスト教の鐘がありました。



鶏とバカは高いところが好き、という表現があったな... などと思い出しながら、下界を眺めました。



確かに高い。ここまで歩いて上がってきたら、息切れして、お祈りの文句を叫ぶなんてできない状態になってしまいます。それで、馬に乗ってこれるようにしたのでしょうね...。


セヴィリアの大聖堂を見学して感じたこと。

スペインの有名な教会施設は、みな有料なのだろうか?... グラナダ、コルドバ、そしてセヴィリアと見学してきたわけですが、みな入場料をとっているのが気になりました。何でもないところで入場料をとることはありませんでしたが。

フランスは、よほどの財宝が置いてあるところでない限りは無料です。価値があるものの大半は博物館に入れてしまうので、見学料をとっている教会というのは極めてまれなのです。しかも、教会内の一角が有料博物館のようになっているという形式が多いです。

こういう文化財を維持するのは費用がかかりますから、観光名所になっているパリのノートルダム寺院なども有料にしてしまえば良いのに、とは思います。

でも、信者の人たちはどうするのだろう? 日本人のブログに、ミサのときに潜り込めば無料などと書いてありました。でも、信者だったら、ミサがないときに行きたいこともあると思うのだけれど。教会区の信者になっていれば、入場パスのようなものをもらっているのかな?... あるいは、お賽銭代わりのつもりで入場料を払っているのだろうか?...

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2012/04/10

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その16: Carmona (2)


前回の日記で書いたカルモナのパラドールからは町中に歩いて行けるので、ボリュームのある朝食を食べる前に近くを散歩しました。

パラドールは、どこでも色々な料理が並んだビュッフェスタイルの朝食なので、朝はコーヒーしか飲まない習慣がある私はお散歩でもしないとお腹がすいてこないからです。

町を歩いていて気になったもの ↓



スペインの家には紋章がついたりしているので、窓にこんな飾りをしておくのも好きなのかと思いました。

でも、何か理由がありそう。あちこちで見かけるし、町によって手すりにつけている旗のようなものの柄や色が違うのも分かってきました。

カルモナのホテルをチェックアウトするとき、カウンターにあった生け花も気になりました。


クイズに入れた写真 No.4

白ユリと一緒につけている飾りです。
これも意味があるのではないかとマークして写真をとりました。

これは、先日の日記で書いたクイズに入れた写真です。

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2012/04/10

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その15: Carmona (1)


この日の宿は、14世紀のムーアの要塞であった城をつかったホテル。

☆ ホテル情報: Parador de Turismo de Carmona





パラドールといえば、こういうのをイメージするな... と思えるホテルでした。



パティオがあるのも嬉しい。ここがカフェになっているので、食前酒を楽しみました。

夕食もホテルでとったのですが、こちらはいただけなかった。

私は、ガイドブックに名物とあったヤマウズラの料理をとったのですが、期待はずれ...。ヤマウズラの料理と言って注文したとき、ウエーターさんが「豆料理にヤマウズラが入っているだけですけれど」と答えていたのですが、本当にそう。トリの味は、どっさりある煮込んだ豆の中に消えていました。

それでも、満足度の高いパラドールになりました。

部屋の窓から、広々とした景色が見えるのも気持ちが良い。



左に写っているのは私たちのホテルのプール。その右手に、ぽつんと農家が残っているのが面白かったです。むかしながらの農業をしているようで、庭には鶏や山羊や、色々な家畜が出てきていました。

朝は雄鶏の声で目をさましました♪

カルモナのパラドールの全景が見える写真が入っているサイト:
Parador de Carmona

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2012/04/09

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その14: Córdoba


アルハンブラ宮殿を見学するのが1日ずれてしまったのですが、立ち寄りたいと思っていたコルドバに行くことができました。

でも、もう夕方になっていたので、コルドバの観光は大聖堂の見学だけにしました。近くまでは車で行けないので、橋の向こう側に車を止めて、歩いて建物に向かいます。


食欲をそそられたレストラン

見学を始める前に、まず喉を潤したのですが、このとき入ったカフェ・レストランが魅力的でした。



みんなが面白がっていたのは、中央に写っている料理。フランス人には大きなケーキに見えたらしい。スペイン風オムレツ(トルティージャ)だったので大笑い。

食欲をそそられます。パエーリャ・コンクールで優勝したという賞状も掲げられていたので、食べてみたい!

コルドバの見学をした後に、ここで食事してからホテルに行けないかな?...

店の人に聞いてみると、夜は8時半からしかオープンしないと答えられました。それでは遅すぎる。パエーリャを食べるのは諦めました。少し前、パラドールでパエーリャを注文したいたのですが、ちっとも美味しくなかったので、余計に残念...。

今回の旅行では、おいしいパエーリャをついに味わうことができませんでした。

今回の旅行が10日間というのは短すぎた...。ブルゴーニュから車でアンダルシアまで行くなら、やはり最低でも2週間は必要でした。


コルドバのメスキータ/大聖堂

世界遺産にも指定されているコルドバの大聖堂(Santa Iglesia Catedral de Córdoba)。場所を教えてもらうのに、イスラム教のモスク(スペイン語ではメスキータ)と呼べば良いのか、カトリックの司教座聖堂と呼べば良いのか?...

2つの文化が混ざっているとき、日本語には「和洋折衷(わようせっちゅう)」という言葉がありますが、イスラム教文化とキリスト教文化が混ざっている場合の単語が思い浮かびません。

不思議な建築物です...。

ある部分は完全にモスク。



両方が混ざっているところもある。



教会として再利用したわけですが、モスクの芸術を破壊しないで残してくれたのは良かった。

でも、あまりにもイスラム芸術が美しいところには、ちゃんとヨーロッパ文化をはめ込んでいるのも面白い。聖人像ではなくて、王様の像に見えました。



やはり「大聖堂」と呼ぶのにふさわしい部分もある。



前回来たときに記憶に残っていたのは、柱がたくさんある光景でした。あのときは、それほど時間をかけないで見学したのかな?... 今回は隅々まで歩いてみたのですが、広さに驚きました。

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2012/04/08

シリーズ記事 【スペイン、パラドール巡り旅行】 目次へ
その13: Granada (5)


アルハンブラ宮殿の敷地内にあるホテルに泊まって、到着した午後からたっぷり宮殿を観光するつもりだったのに、ゼネストにぶつかったので観光はできなくなってしまいました

ホテルでチェックインをすると、支配人らしい人が、宮殿を観光するガイドツアーを勧めてきました。すぐに予約しないと確保できないかもしれない、とせかす。

アルハンブラ宮殿の入場は、午前と午後に分けて入場制限をしていて、定員に達したら見学させないシステムになっています。観光シーズンなら、絶対に予約をしておいた方が良いとガイドブックに書いてありました。

春先の旅行なので混雑しているはずがないと思い、チケットの予約をしないで行ったのですが、ゼネストが終わった翌日となると、見学チケットを入手できない可能性がある。私たちのように翌日に見学することにした人たちがいるはずなので、観光客は倍に膨れ上がっているはずではないですか?

翌日も移動日なので、絶対に午前中に観光しなければなりません。団体で見学するのは気が進みませんが、ガイドツアーに申し込みました。ここまで来て、アルハンブラ宮殿を見学できずに次の目的地向かうのは残念ですから。

ガイドツアーの料金は、やたらに高い! 54ユーロだったかな?... でも、ヴェルサイユ宮殿だって、くまなく見学しようと思ったらかなりの料金になるので、そんなものかな... とは思いました。

個人で普通に入るのは半額以下だったでしょうね。ちなみに、渡されたチケットに表示されていたのは 14.30ユーロでしたが、これは団体料金だと思う。

それに、ガイドさんと一緒だと、団体専用の入口から入いれるので早いはず。朝からチケット確保のために行列するのも避けられる。前日から予約していれば、問題なく入れるという保証付き。それがメリットです。

ところが...


団体だとスイスイと見学できるわけではなかった

翌朝、集合時間は午前10時でした。アルハンブラ宮殿の中にあるホテルの入口で待っていれば、ガイドさんが迎えに来るのだそう。

目の前にある見学スポットに行くのだと思っていたのは、大間違い。出迎えに来たのは集合場所に連れて行くという若い女性で、他のグループと落ち合うために歩きました。

歩く、歩く!  どこまで行くのか知らないけれど、歩く。

アルハンブラ宮殿の外にあるバスの駐車場らしきところに連れていかれたようです。宮殿の敷地の真ん中にいたのに、こんなところにまで連れて来られるのは酷いですよ~!

そこでガイドの説明を聞くイヤホンをもらい、他のグループの人たちというのを待つ。前日の昼すぎからアルハンブラ宮殿の静寂さの中にいたので、観光バスが集まる俗世界の空気が耐え難い!...

ようやくガイドさんが登場。スペイン語とフランス語でガイドするとのこと。

ところが、この人はフランス語をろくに話さないぞ~、というのが私の第一印象でした。

愛想の良い女性ではありました。イヤホンを持っていなかった人の世話などをしてから歩きだしたのですが、アルハンブラ宮殿は「素晴らしい」と繰り返す。確かに「素晴らしい」には違いないけど、プロのガイドさんなら、歴史を語るとか、他に表現するとかするものではありませんか?...

どこかに向かって歩きながら、彼女は歴史の専門家なのだけれど、フランス語は下手なのだ、と自ら言っていました。確かにそうらしい。イヤホンをつけているのだから、何かアルハンブラについて説明して欲しいけれど、ご愛嬌しか言わない。

ヨーロッパ語圏の国のガイドさんが外国語であるフランス語を話すときは、私なんぞが「フランス語しゃべれます」などというレベルとは大違いで、ネイティブの人も知らないような専門用語まで使って話すのがのが普通なのです。外国語が1つできるなどというのは価値がなくて、ネイティブ並みに3か国語くらい話せても珍しくはないのです。

この人、どうしてフランス語ガイドになれてしまったのだろう?...

それに、自分のマイクのスイッチを入れるのを忘れて話したりするので、彼女は臨時でガイドに駆り出された人なのではないかと疑ってしまいました。

連れて行かれたところは、入場門だったようです。アルハンブラ宮殿の模型があるところで、ガイドさんは「入場券をとってきます」と姿を消したのですが、待てど暮らせど、戻ってこない。

これなら、自分たちでチケットを買おうとして並んだって同じだったのではないか?...

ガイドさんが戻ってきたら、模型の説明を始めるはず。せっかくアルハンブラ宮殿に来ながら、模型なんかを眺めていたくはないです...。

私たちは苛々してきました。時計を見ると、ホテルでの集合時間から45分も経過している!

入場チケットをもらったら、それで自由に見学できるか聞いてみよう、ということになりました。高いお金を払ったので、ガイドツアーを無効にしてしまうのは残念だけれど、どうせフランス語の説明はできないだろうし、こんな風にモタモタしていたら見学もいい加減だろうと踏んだからです。

ようやくガイドさんが戻ってきて、入場チケットを配りだしました。

私の仲間の誰かが、このチケットで自由に見学したいと言い出すのを待ったのですが、フランス人たちは礼儀正しいのか、切り出さない...。

それで、私がガイドさんに言いました。

「わたし、フランス語が分からないので、このチケットで自由に見学したいのですけど、それは可能ですか?」

親切なガイドさんなのです。英語のツアーがあるからと言い、それを探してくれようとする。

「そ、そうではなくて...」と、どもる私。
みんなも見学が始まるのを待っているのに、私のために時間をロスして欲しくない。

こうなったら、ガイドさんの気分を害してしまうかもしれないけれど、真実を言う。
「自分たちで自由に見学したいので聞いているのです」

すると、仲間が応援してくれました。
「もう集合時間から1時間もたっているのに、なんにも見学していない! 僕たちは自由に見学したいんだ!」

ガイドさんは憎めない人です。アルハンブラ宮殿の一番のスポットになっているHorario Palacios Nazariesは、予約してある12時半にしか入れないので、そこだけは時間に来るようにと言って、私たちを解放してくれました。


やっと見学できる♪

というわけで、気ままに見学することになった私たち。ゾロゾロ歩く拘束から解放されて、やたらに嬉しくなりました。

「私たちのお家」と呼んでいたアルハンブラに戻る♪



団体用のチケットで、難なく有料スポットに入ることができました。







チケットに入場時間が記載されていたところでは、私たちのグループと合流しました。スペイン語が話せる仲間が入口で交渉したのですが、やはり指定された時間でないと入れてもらえなかったので。

やはり、ガイドさんはスペイン語でしか説明していて、フランス語の説明はほんの少しでした。グループを離れて良かった♪

中に入ったら自由行動にしました。いつの間にかグループの人たちの姿は見えなくなったので、早く解散にしたらしい。



前回に行ったときに印象が強かったライオンの中庭は、修復工事の最中でした...。



キリスト教圏に作られたイスラム文化の宮殿として残っているのは、ここアルハンブラだけなのだそう。スペインの魅力は、そういう文化に触れることができるからだとも思います。


アルハンブラ宮殿を紹介する動画

結局、ガイドさんに説明してもらいながらの見学はできなかったのですが、現地にまで行かなくても知識は得られるのですよね。

フランス語ですが、3つに分けた番組があったので入れておきます。


1_L'Alhambra part1 par billbeld


2_L'Alhambra part2 par billbeld


3_L'Alhambra part3 par billbeld

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2012/04/08

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その12: Granada (4)


前回の日記に書いたフラメンコを見終わったときには、午前0時ころになっていました。

タクシーは難なく来てくれて、私たちはアルハンブラ宮殿の宿に戻りました。

アルハンブラ宮殿の敷地内は車が入れないようになっているのですが、タクシーは特別らしく、バリケードがあいて簡単に入れます。

私たちが泊まるパラドールの少し手前にある教会に人影が見えました。



ストップ、ストップ、と、車を止めて飛び出しました。

観光客なんかが紛れ込んでくるのは気にしない様子なので、遠慮なく教会の中にも入ってみました。



夕方にこの教会に行ったときにも、これが置いてあるのに目をとめていました。のときは、洗剤のボトルや布などが置いてあったので面白いと眺めたのですが、夜中になったら人が集まっていた、というわけです。

デジカメの撮影時間を見たら、午前0時半ころ。スペインは夜更かしの国だとは聞いていましたが、こんな時間に大勢が集まって何かをするのですか? すごい...。

これが何であるかは、先日の日記でクイズにしているので、書かないでおきます。

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