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2004/04/17

朝市では、旬のアスパラガスや、森でとったモリーユ茸が売られています



春になると、アスパラガスを食べるのが楽しみです。朝市でも、白いアスパラガスが山積みにされて売らます。この週末も、朝市で売られていたアスパラガスを買いました。旬は今なので何回も食べますが飽きません。

アスパラガスのもっとも美味しい食べ方は、朝とったばかりのものをその日のうちに食べること。なんとなく竹の子を楽しむのと似ています。

アスパラガスの隣でモリーユという野生のキノコも売られていたので、これも買いました。地元の人がとってきたのを買い取って売っているのだそうです。八百屋さんの奥さんは「モリーユは美味しいのよね」と繰り返しながら、よだれをたらさんばかりに料理法を話します。私の次に並んでいた一人暮らしらしいお婆さんも、八百屋さんの話につられて買っていました。

朝市の帰り、ばったりと出会った友達に誘われてお昼をご馳走になりました。食前酒から始まって、食卓についたのは午後1時過ぎ。おしゃべりがはずんで食事が長引き、デザートを食べているときに気がつくと時計は5時をまわっていました。

私はあせりました。その夜には、朝市で仕入れた魚でお寿司パーティをすることになっていたのです。3時間後にまた食事!... ため息が出てしまいます。お寿司のことはすっかり忘れて、食事やワインの量を加減していなかったのを後悔しました。

食事がノンストップで続くというのは初めてではありません。友達の家で昼食をご馳走になったとき、食事が終わったのが夜の7時過ぎ。すると夕食に呼ばれていたお客さんたちが到着して、続けて夕食を食べされられたこともありました。食後酒の代わりに食前酒を飲むという、信じられない1日になってしまいました。

「食べていらっしゃい」と言われるとき、むげに断ったら礼儀に反してしまうのがブルゴーニュなのです。

でも同じように2回の食事の間の間隔がなくなってしまう場合でも、自分で夕食をつくるとなるとさらに大変なことです。頭の先までお腹いっぱいだと、料理などする気になれません・・・。

それでも招待してしまっていた以上、食事をつくる責任があります。下手に料理したら、食通の友人たちは「おいしくない」という顔をしますから、腕もふるわなければなりません。

慌しく夕食の支度をしたのが腹ごなしになったのか、幸いにも8時という約束の時間になると、また食べても大丈夫そう... という状態になりました。

ともかく、フランスで生活するうえで何が一番大変かと言って、私は不幸にも大食漢でないことではないかと思っています。

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2004/04/05
森が広がる地域にある牧場(ブルゴーニュ地方)

3月28日に夏時間になって日が沈む時間が遅くなったので、ようやく長い寒い冬は終ったと感じています。

牧場に動物たちが戻ってきたのを見たときも、春が来たという喜びを感じます。なぜか冬でも牧場の草は青々しているのですが、やはり家畜たちがいないのは寂しいものですから。

上に入れたのは、昨年の4月25日にブルゴーニュ北部でとった写真です。牛たちを見て喜んだときの写真です。まだ、ようやく若葉が出始めた状態。ブルゴーニュ地方は広いので、春の訪れのも南と北では2週間くらいの差はあります。

キリスト教でのお祭りにも、春の訪れを知らせる復活祭があります。でもクリスマスからはほど遠いくらい騒がれないお祭りです。ケーキ屋さんのショーウインドーに、卵やウサギなどの形をした大きなチョコレートが飾られるので復活祭だと思い出す程度かも知れません。

冬の間休業していた民宿などでは、復活祭の時期にオープンすることが多いように、復活祭は一年の節目になっています。




いつ森にスズラン咲き出すだろうか思うこのごろです。スズランの花が咲いたことを真先に知るのは、田舎のカフェかも知れません。森でスズランを見つけたお客さんが持ってきた花束が、カウンターの上に飾ってあるからです。それを見ると、「さあ、私も行かなければ!」となります。

スズランというと、子どもの頃のことを思い出します。北海道に出張に行った父が、お土産だと言って大きな茶筒を私に渡したのです。包装紙で包まれてもいないので奇妙に思ってあけてみると、ぎっしりとスズランが湿った紙に包まれて入っていました。

まさか父が森に行ってスズランを摘んできてくれたわけではないと思うのですが、子どものときにもらったプレゼントの中で一番嬉しかったように思います。スズランを見たのは、それが初めてだったのかも知れません。

フランスではスズランは縁起物のようになっています。5月1日には、幸せを祈ってスズランの花を親しい人に贈るという習慣があります。何でも外国の風習が入っている日本なので、なぜお花屋さんがこれを利用しないのだろうかと、いつも不思議に思っています。

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