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2005/03/31
今日からパリの方向に向かって、その足で飛行機に乗って日本に帰ります。パリまで行き着けば、東京は目と鼻の先という感覚。だって、座っていれば東京に着いてしまうのですから!

普段は寝つきが悪いくせに、どんな乗り物でも乗るとすぐに寝付いてしまいます。パリ―東京間も、食べているか、寝ているかどちらかで、退屈することを知りません。あまり飛行機の中で寝てしまうと時差ぼけになるので、無理して起きていようとしたりするくらいなのです。

飛行機に乗る前に、パリと近郊を少し旅行します。

パリの予定: 友達に会うこと。先週から入院してしまった友達の見舞いをすること。

パリ近郊では、15世紀に建てられたルネサンス様式のお屋敷のB&B民宿を予約しました。古い建物に泊まるのが好きなのです。


■パリにはリーズナブルなレストランが少ない

地方を旅するときは、レストラン探しがかなり大きな楽しみになります。グルメガイドブックは欠かさず持っていくのですが、そんなものに出ていなくても、素晴らしいレストランに出会って感動することも度々あります。天気が悪いときなどには、食事がメインのアクティビティーになってしまう・・・。

ところがパリに行ったときには、食事にはほとんど期待していません。地方のおいしいレストランで食べられる料理のレベルを期待したら、めちゃめちゃに高くついてしまうからです。

特別においしいレストランで食事するなら、地方で散財したいと思うのが普通のフランス人ではないでしょうか? パリのトップレベルのレストランは、お金持ち、ビジネス利用客、観光客で経営が成り立っているのではないでしょうか?

妥協できる程度の値段でおいしいところは、テーブルの間隔が狭すぎる。田舎から出て行くと、それを感じて息苦しくなってしまいます。

最近では、ここで食べたらよいというレストランを決められたので良いのですが、そういうお気に入りのレストランがなかった時代はひどい思いをしました。

パリでは、オフィス街に安くておいしいランチがあるという感じがします。観光スポットがあるあたりには、信じられないくらいまずいレストランがある。しかも、いっぱしの値段をとる!・・・


■レストランを探して3時間以上も歩き回った!

ブルゴーニュの友人たちとパリに行ったときには、レストラン探しで酷い思いをしたことがありました。

マレー地区あたりからレストラン探しを始めたのですが、全く気に入ったレストランが見つからない。セーヌ河を渡って、延々と歩いてみたけれど、やはりレストランのメニューを見ると気に入らない。

夜もふけてきたので、私は何でも良いから食べてしまうしかないと提案しました。でも、食道楽の友人たちは納得しない。おなかがすいてくるから、よけいに気難しくなってレストランの前に掲げられたメニューをけなす・・・。こんなつまらい料理に、こんな値段をつけているなんてケシカラン!・・・という具合。

結局、3時間以上レストランを探し回ってしまったのです。

それでも料理には満足しませんでした。パリでは、行き当たりばったりにレストランを探すのは危険だ、という結論に達しました。


■北京ダック

フランス料理なら田舎で食べた方が良いので、パリでは変わった料理を食べることにしています。さすが首都。田舎ではめぐり合えない料理があります。

最近のお気に入りは、中華料理屋で北京ダックを食べること。

仏和辞典では「ペキンダック」となっているcanard laqué は、たいていの中華料理屋のメニューにあります。ただし、この料理はカリカリの皮ではなくて、ただの鴨肉料理なのです。北京ダックとは呼んで欲しくない・・・。

本物の北京ダックは、canard laqué pékinois。つまり「北京の」という言葉がついていないと、私がイメージする北京ダックではないのだということを数年前に発見しました。

私がパリで見つけたレストランでは、北京ダックを注文すると、それだけで食事になってしまいます。

・鴨のガラで作ったスープ
 (これが、なんだかやたらにおいしい!)
・北京ダック
 (カリカリにできた鴨の皮を、野菜と皮で包んで食べる本物!)
・鴨肉の部分、野菜、ビーフンの炒めもの
 (感激する料理ではないけれど、お腹を満たしてくれる)

パリに行ったら北京ダックを食べたい、などというのは奇妙な話しなのですが、この料理はパリでしか見たことがないのです。フランスでは鴨肉はポピュラーなのに、なぜか本格的な北京ダックはつくられません。

最近のパリは日本食ブームなので、あちこちに日本レストランができました。でも、その8割は中国系の経営者なのだそうです。

まがいものの日本料理を作るよりも、本格的な中華料理を広めれば良いのに・・・と思ってしまいます。


■タヴェルというワイン

ところで、中華料理のレストランでワインを選ぶときは、たいてい「タヴェル」という南仏のロゼ・ワインを注文します。ロゼを選べば、白ワインと赤ワインの両方を注文しなくても済むのも便利。

ロゼ・ワインは夏のバーベキューなどではよく飲むワインなのですが、それ以外では余り飲みません。フランス料理のレストランに入ったときには、やはり白と赤を飲みたくなるので、ロゼなんかを注文するのは、よほど暑い夏に旅行しているときくらいです、

ブルゴーニュでもロゼはつくっているのですが、私は味わいがあるタヴェルが好きです。

タヴェルという銘柄は、ロゼとしては高級ワインなのですが、フランスの中華料理屋では置いてあることが多いのです。だいたいにおいて、中華料理屋のワインの品揃えは大したことがないのに、つまらない中華料理屋でもしっかりとたタヴェルをそろえているののだろう?・・・、といつも不思議に思っています。

タヴェルの地方を旅行したときには毎日のように飲むし、買っても来ます。それでも、毎年行くわけではありません。もちろんブルゴーニュでも買えるのですが、どうもワインを店で買うのは好きではありません。

結局、タヴェルを味わうのは、中華料理屋が一番多いかも知れないという気がします。


タヴェルのロゼとはどんなワインなのかは、こちらをご覧ください。

ブログ内リンク:
★ 目次: フランスで北京ダックの食べ歩き


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カテゴリー: レストラン | Comment (6) | Top
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2005/03/30
寒かった毎日から一気に暖かくなった勢いで、花々がいっせいに咲き出しました。普通なら間隔をおいて咲くはずの花々も、同時に開花しだしたように見えます。

数日前に、2度目の黄水仙を摘みに森に行きました。前回は蕾だったのに、もうすっかり開花していました。

かなり横着なスイセン探しをしてしまいました。森の中を歩いて探すのではなくて、車の中から黄色い水仙が見えたらストップするというもの。

道路から3メートルくらいのところに水仙の花畑が広がっていたので、さっさと花が摘めてしまいました。バケツ1杯分くらい。それでも花畑の方は、始めに見たときと同じくらいに花が残っているのです。


その帰り道で、崖の上に青い花が咲いているのが見えたので車を止めました。

アネモネ
アネモネ (Anémone pulsatille)。

どこにでも咲いているという花ではありません。

崖の上に上る人はいないらしくて、一面に花が咲いていたので感激しました。

こちらの方は、おそらく保護されている植物なので、写真をとるだけで我慢・・・。


これから夏にかけて、色々な花も咲いて美しい季節になります。

こんな時期に帰国することにしてしまったのが残念・・・。

今日は帰国前最後の花探しに行きたかったのですが、時間の余裕がありませんでした。野生のランの花が野原を埋めるころまでには必ず戻ってきたいと思っています。

ブログ内リンク:
★ 目次: 森や野原に咲く春を告げる花々


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カテゴリー: 四季、自然 | Comment (4) | Top
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2005/03/29
性格によって「猫好き」か「犬好き」に分かれる、といわれます。猫が好きな人はパソコンが好きなのではないか?・・・と思っているのですが、それを証明するアンケート調査結果を見つけていません。

そもそも、パソコンにはなくてはならないマウス。フランス語でもsourisと言われていて、つまりネズミです。

マウスを考え出した人は、猫好きだったのではないかと憶測しています。マウスを握っていることに快感を覚えた人を思い浮かべてしまうのです。

インターネットの素材提供サイトをみると、猫の絵やアニメがたくさんあります。ハンドルネームも猫関係の名前が多いのが目につきます。

例えば、てっとり早く、この楽天広場で調べてみました。「猫のいる生活」というテーマの書き込み数は26,132。それに対して「愛犬のいる生活」というテーマの書き込み数は19,107。

猫がいる家が多いか、犬がいる家が多いかによりますよね。日本でペットとして飼われているのは、猫より犬の方が多いのです。手元には2002年の統計があるのですが、犬は952万匹、猫は620万匹となっています。

となれば、「愛犬がいる生活」の書き込み数が多いのが普通なのです。それなのに「猫のいる生活」の方が賑わっている。

やはり猫が好きな人はパソコンが好きなのだ・・・と思ってしまうのですが、間違っているでしょうか?


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2005/03/27
私は風来坊の素質があるらしく、外国にいても日本食が恋しくなるはありません。ところが最近のフランスは日本食ブーム。友人たちの期待に応えるために日本料理をつくるようになりました。

昨日も、日本料理のパーティーを開きました。刺身はなくてはならないメニューになっています。

余りにも頻繁に日本料理をつくるはめになっているので、いつものようにたくさんの料理は作らずに少し手抜きにしました。それでも、昼食を食べたあとからずっと立ちづくめで準備。

招待した人たちは、私が大変な手間をかけて料理をつくると分かってくれて感謝されるのですが、本当に大変なのです!・・・(ため息)

私が料理すると、どうしてこんなに手間がかかるのでしょう?・・・ フランスの友人は、たくさん人を呼ぶときでも、さっさと大量の料理をつくってしまえるのに。

それに日本料理をつくると、台所は戦場のようになります。小皿はたくさん使うし、食器洗い機に入らないものも多いので、後片付けも大変です。


■まず材料集めが大変

日本料理を作るとなると、まず材料集めに苦労します。シイタケ(フランスでも栽培されている)、大根、新鮮で質の高い魚介類、ショウガ。これがないと大したものができません。今回も2つの町に買い物に行きました。

昨日の寿司と刺身の材料は、次の私の定番でした。
  • 手長エビ (甘エビよりおいしいかもしれない!)
  • 帆立貝 (貝殻つきで3キロ買った)
  • マグロ (マグロのステーキとして売られている赤味の部分)
  • 鯛 (天然ものを丸ごと1尾)
  • サーモンの切り身 (頭に近い部分の切り身を買う)
  • サーモンの卵 (イクラだと思う。瓶詰めになっているので、白ワインで洗ってから使う)
  • ウニ
まだ日本から持って来た材料も残っていました。
  • 魚沼産コシヒカリの米 (フランスで買える日本米はひどすぎる!)
  • 醤油 (フランスで売っている醤油は刺身で食べるには不味すぎる!)
  • 豆腐 (パッケージに入っていて数ヶ月もつのに、本当の豆腐の味がする)
  • カボス (3カ月前に九州に行っていただいたもの)
  • チューブのワサビ (中国製がフランスで買えますが、味が落ちる)
  • ショウガの甘酢漬け (これはフランスでも日本製が買える)
  • 昆布、削り節 (本物にこだわって、だしの素は使わない)

その他、活躍する材料:
  • 木の芽 (観葉植物にして山椒の木を育てている)
  • シブレット (ネギの代わりになる)


■この日のメニュー
  • フォアグラのカナペ (友人がつくった手作りフォアグラの差し入れ)
  • お吸い物 (鯛の刺身をつくって残った頭と骨がベース)
  • 刺身、にぎり寿司、海苔巻
  • クレソンのゴマあえ (ゴマあえは非常に評判が良い)
  • 揚げだし豆腐 (シイタケと竹の子を入れたたっぷりの出し、大根おろしを乗せて)
  • イカのから揚げ (テンプラを作ろうかと思っていたのに面倒になったので)
  • チーズ盛り合わせ (和食と言っても、チーズとデザートがないと食事にならない!)
  • ティラミス (友人がつくったデザートの差し入れ)

食前酒はシャンペン。日本酒は手持ちがなくなってしまったので、和食には白ワインを合わせました。チーズになってから赤ワイン。


■夜がふけたらカルメンの夕べ

偶然だったのですが、招待客にはスペイン系の人が2人いました。

一組のカップルは、奥さんの名前がカルメン。もう一組の方は、ご主人がジョゼという名前。ビゼーのオペラ「カルメン」をご存知でしたら、笑ってしまうでしょう?

カルメンのご主人はオペラファン。奥さんの名前がカルメンというのは偶然でしょうが、愛犬にはアイーダという名前がつけられています! このアイーダちゃん、トリュフ採りを訓練されていたのですが、上達したそうです。今年は合計8キロも見つけたというので驚き!

チーズを食べ始めた真夜中ころから、カルメンを聞こうということになってCDをかけました。

みんなでオペラ鑑賞するわけでもないので、有名なエリアの部分を選んで聞きました。

すごい盛り上がり。フランス語のオペラなので、何を歌っているか分かります。カルメンとジョゼが登場するので、冗談にはこと欠きません。

友達にあげるために加工してみた写真です

チーズを出す前に片付けたつもりだったお箸が残っていて、それをジョゼの奥さんが指揮棒代わりに振る。

みんなで合唱したりして大騒ぎ・・・。

それから、有名な歌手の声を聞き比べようということになって、色々なCDをかけて聞きました。

お開きになったのは午前3時ころ。この夜に夏時間に変わったので、午前4時ということになりました。

みんな私の料理を喜んでくれたし、愉快に騒いだし、とても楽しい夕食会になりました。

ブログ内リンク:
★ 目次: フランスの日本食ブーム


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2005/03/25

外国人が思い描くフランス人の典型的な姿は、フランスパンのバゲットを小脇に抱えた姿なのだそうです。

日本人はそんな姿を描かないのではないかと思うけれど、フランス人たちはそう言っています。

※ デジカメが普及してから、事情は変わったので追記を入れています


■日本人は必ず首にカメラを下げているの?

映画などでは、ちらりと外国人を登場させるときに、その人が何処の国の人であるかを示す必要があるのでしょう。

フランスの映画やテレビに登場する日本人は、必ずと言って良いほど、カメラを首からぶら下げています。

ニコニコしていて、パチパチ写真をとっている。冷やかしたいという意図があると、ひどいくらいに誇張して、何でもかんでも写真に撮っている姿が映し出されます。

日本人が視察に来たという新聞記事でも、「写真をたくさん撮って帰った」とか、「写真をとるのを忘れなかった」などと書いてあるのをよく見かけます。日本人のことを書いたら、一言くらいはカメラのことを書かないと、記事にしまりがなくなるとでも思っているかのように・・・。たいしたことが書けない記者だと、よけいにこれを強調しています。

日本人が登場すると、カメラが切っても切れない関係にあるのです。

例えば、この日記を書いている途中で見たたテレビのニュース。見本市で南仏のワインのプロモーションをしている話題でした。そこに日本人が姿を見せるのは、南仏のワインにとっては明るいニュース。日本に売れるというのは重要なポイントですから。

それで日本人男性の姿を映し出していました。ブースでワインを宣伝している人にカメラを向けて写真とって、「どうも・・・」という感じでお礼して引き上げていくというひとコマ。

この日本人だって、写真を撮る前にはワインの試飲をしたと思う。どうしてワインを飲みながら「おいしい」という顔をしているところを映さないで、写真をとっている姿を映すの?!

日本人とカメラを結びつけることに、私はうんざりしてしているのです!

何か別の方法で日本人を登場させたって良いではないですか! フランス人は他人と同じことをするのを嫌うのに、なぜ日本人を登場させるときはいつも同じ姿なのでしょう?・・・


■カメラが羨ましいのか?

フランス人では、よほどのことがないと写真をとらない人が多いです。カメラを持っていない人がたくさんいます。デジカメも、やっと普及しだした、という程度。それで、誰でもカメラを持っている日本人が珍しく見えるのかも知れません。

それに、日本のカメラは優秀だという定評があります。そんな性能の良いカメラを買えないので、カメラを持っている日本人に対する僻みもあるのかも知れません。

他の国でも、日本人はカメラを首に下げた姿で代表されているのでしょうか?・・・ あるいは、これはフランス独特のことなのでしょうか?・・・


■日本人なら写真をとると思われるのは侮辱!

フランスで人種差別を受けた経験はありません。日本のように外国人だからチヤホヤされるということもない代わりに、外国人だからと特別扱いはされません。それは良い国だと思う。

でも日本人を見れば写真をとる、と思われるのには閉口しています。

私自身のことにしても、カメラを取り出すとからかわれたことが何回あったか分かりません。日本人だから写真を撮らなければならないのだろう、などと言ってニヤニヤする・・・。

一番傷ついたのは、パリで教会を見学したときでした。

私は首から下げた袋に眼鏡を入れているのですが、その袋をいじっていたら、お上品そうな中年男性が、人差し指を左右に振って「No photo」と私に言う。ミサの最中だったのです。

首から下げていた袋にカメラが入っていると思ったのでしょう。始めは、何を注意されたのか分かりませんでした。こちらは眼鏡をいじっていただけなのですから。

一緒にいたフランス人の友達が、私の代わりに憤慨して、その男性に皮肉の一言をくらわせてくれました。私は余りにも傷ついてしまったので、言葉なんか出ませんでした。

「クリスチャンって、なんて意地悪なのだろう!」と思いました。人種差別するのは、こういう人たちなのではないでしょうか?


■写真を撮っている日本人は目立つ

ときどきフランス人に言ってしまうことがあります。
「日本に来たフランス人だって、たくさん写真をとっている。日本人が写真を撮りまくっているなどと言うのは許せない」

「だって、日本人が写真をとっている姿は目立つのだもの・・・」と、言われたことがあります。
それで、日本人が多い観光地に行ったときに、気をつけて観察してみました。

すると、確かに、日本人が写真をとっている姿は浮き立って見えるのです!

確かに日本人は並外れて写真をとっているのですが、それだけが理由でもないらしい。どうして目立ってしまうのか、友人に聞いたりして考えてみました。

*第1の観察: フランス人なら撮らないような場所で写真をとっている

シャンゼリゼの通りの真中に飛び出すような危険なこともして写真を撮っている。

それから、訪問したワイナリーの門にある表札の前や、TGV(新幹線)の車両の前など、わざわざ写真を撮る価値もないように見えるところで記念撮影をしている。

さらに、せっかく美しい建物があるのに、それを背景にせずに、芝生とかベンチなんかをバックにして写真を撮っている人たちもたくさんいる。

*第2の観察: 複数の人が、順番に同じ場所で写真をとっている

表札の前のような所でも、一人が写真を撮るなら目立たない。ところが、一人が写真を撮り終わると、別の人が同じ場所に立って記念撮影している。順番に写真をとるのが団体だと時間がかかるので、よけいに日本人はたくさん写真をとる、という印象を与えてしまう。

*第3の観察: 団体で観光している人が多い

日本人観光客の団体は非常に多い。団体でいると何をしていても目立つ。とくに日本人は写真をとるときに、Vサインなどして子どものようにはしゃいだりするので目立つ。


■なぜ日本人はたくさん写真にとるのか?

観察してみると、「日本人は写真をたくさんとる」という印象をフランス人が持ってしまうのは無理ないことだと認めざるをえなくなりました。

それで、なぜ日本人は写真をたくさんとるのか考えてみました。かなりはっきりした理由があると思うのです。

*理由1: 日記感覚で写真をとる

日本人は、日記をつける感覚で写真をとっているのではないでしょうか? 私たちには、夏休みには絵日記を書かされた習慣もあります。

日記となれば、駅だって、看板だって、重要な出だし部分になります。つまらなそうな場所でも、そこから画面が変わる、あるいは「ここでは、こんなことがあった」ということを示す写真として必要です。

たいしたことでなくても、ともかく日記につける、というのが私たちの習慣にはあります。だから、何でも写真におさめる必要があるのです。

上に書いた私の観察のほとんどは、日記をつける感覚で写真をとっていると想定すると、すべて自然な行動に見えてきます。

それで私は、日本人は写真をたくさん撮るというフランス人には、「日本には中世から日記文学があったのだ」と説明することにしました。「あなたたちの国には、紙が存在しなかった時代から」などと付け加えたりして。

*理由2: 日本は写真代が安い

フランス人が日本人のようには写真をとらないのには、大きな理由があると思います。フイルムの焼き増し代がとても高いのです!

本当に高い。日本の3倍はすると思います。写真を撮るのは特別なときだから、写真は高級感がある仕上がりになっています。サイズも葉書サイズが普通で、画像の質も日本より良いのです。

それで、日本人のようにたくさん写真をとると大変な費用がかかってしまうので、よほどのことがないと写真を撮らないのではないというのが真相ではないでしょうか?

フランスでもデジカメが普及するようになったら、事情は一変しました! カメラさえ買えば、あとはタダ同然なのですから。

今までなら写真などとらなかったような普通のホームパーティーでも、デジカメでパチパチと写真を撮る人がたくさん出てきました。

フランス人が写真をあまりとらなかったのは、写真代が高いからだった、と私はほぼ確信しています。

デジカメがなかった時代に、日本に来たフランス人がたくさん写真をとっていたので、「日本にいる間に現像してしまいなさい」とアドバイスしたことがありました。感謝されました! そして、なぜフランスに来る日本人があんなに写真をとるのか理解できた、と言われました。


■日本人は写真をとってコピーをつくる、という悪口

日本人は写真を撮りまくる、と笑われたって良いのです。でも、その裏にあることに私は憤っていまうのです。

フランスには、日本人は「コピー」を作るために写真をとっているのだ、というステレオタイプの観念があるからです。

戦後の日本が経済発展したのは、先進国を真似して優れた商品を安くつくったからだ、ということになっているらしい。なぜ日本が真似できたかというと、優秀なカメラで商品の写真をとって、これを「コピー」したというわけです。そして、日本商品に脅かされてフランス商品は売れない、それでフランス経済は苦しい、という図式・・・。

本気でそう信じてしまっていて、「ここでは写真を撮らないで欲しい」などと言う人さえいます。

いつ頃、誰が広めた考え方なのでしょうか?・・・


■気にすることはないのだろうけれど・・・

フランス人は、どの国の人でも、何かしら種を見つけて笑うのが好きなのだから、気にすることはないのだとは思います。

「私たちのお友達」という文字を前につけて持ち出すスイス人とベルギー人(同じフランス語を話す人がいる国だから)などは、ボロクソというほどちゃかされています。愚鈍な国民として一口小話のテーマにされている彼らは、おそらく腹を立てたりはしていないのだろうと思います。でも私は、この種のジョークには馴染めません・・・。

日本人はカメラを首から下げているというイメージは嬉しくない! そもそも「コピー」という言葉を結びつけるのが腹立たしい・・・。

友人に「私は傷つく!」と話すと、「そんなことを言う人は放っておけばよい。彼らがバカなのだから」と言ってくれます。

フランス人でも、ちゃんと教養や知識がある人は、日本企業がコピーをしながら商品を開発しているなどとは思っていません。今は外国の良い点を見習って開発するのが常識になっているのだし、フランスだって、日本の進んだ点を真似しているのですから。

フランス人たちもデジカメで写真をたくさん撮るようになったら、日本人が写真をとっている姿を目にとめないでくれるのではないかと期待しています。

日本人は「コピー」をつくるという言い方で日本経済に恐怖を抱くのも、そのうち消えるのでしょう。中国などの人件費が安い国の存在がクローズアップされてきたからです。フランスの工場も、生産を外地に移すところが多くなりました。

これからのフランス経済を脅かすのは、日本ではなくて、発展途上国なのです!

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この日記は、3月22日の日記「異国に憧れた人が感じるギャップ?・・・」で、フランスの新聞記事の最後が日本人とカメラのことで結ばれていたことの続きとして書きました。


追記(2015年7月):
もっと前に追記を書かなければならないと思っていました。事情は全く変わったのです!

デジカメがフランスでも普及し、スマートフォンでも写真が撮れるようになったら、フランス人たちも写真を撮りまくるようになりました。レストランで記念撮影をするなど、こんなところで写真を撮るのは目立ちすぎるかなという遠慮は、もう必要ありません。

さらに、フランス経済を脅かしているのは、粗悪品だけれど低価格で商品を売る中国だという風潮になって、日本のことをとやかく言われることは無くなったように感じます。非常に居心地が良いです!♪

ブログ内リンク:
フランスにもあった「Made in France」ブーム 2015/03/08


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2005/03/22
昨日ご紹介した日本のお花見を紹介したル・モンド誌の記事について、続きを書きたくなりました。

フランスの新聞に紹介された日本のお花見

正直言って、私はこの新聞記事が気に入らなかったのです。

私たちが桜の花を見に行くのは、単純に、見事な桜の花を見たいから行く、お花見という習慣があるから行く、春になって皆で楽しめる機会だから行く、新学期には桜が咲いていた学校の思い出があるので桜は特別な花に感じる・・・、などというのが理由ではないでしょうか?

花見を神道や仏教と結びつけて考える日本人は、どのくらいいるのでしょう?・・・

■どんな人が書いた記事なの?・・・

ル・モンド誌には日本に住んでいる優れたフランス人記者がいるのですが、この記事は特派員が書いたものでした。

花見の特集記事を書くために誰か派遣したとも思えないので、日本に留学している学生が書いたのかな、と思いました。あるいは、日本文化に造詣が深い年配者かも知れない。いづれにしても、理論が先立つエリート校で学んだ人だろうという感じがしました。

誰がこの記事を書いたのだろうとインターネットで検索してみたのですが、何もでてきませんでした。そんなことを調べるのも時間の無駄なので、すぐに検索はやめてしまいました。だから、どんな人が書いたのか分かりません。

■記事の何が気に入らなかったかと言えば・・・

この記事の何が気に入らなかったかと言えば、記事の締めくくりの部分でした。

桜の花は散ってからも地面の上で美しく開花している。それなのに、人々はそれを写真に収めて永遠のものとしようとしている。桜の花を写真によって不死のものとすることに価値があるのだろうか・・・という内容です。

記事を読めば、記者は日本文化に憧れて勉強した人だと分かります。俳句を2つも引用しているのは、ただ花見の歴史を調べただけではできないことですから。

これだけ歴史や深い意味がある花見をするのに、現代的に写真なんか撮っていることが不満だったのかも知れません。確かに、言われてみれば「風情」がないことです。そんなことをするより、桜の美しさをめでて欲しいという気持ちも分かります。

でも花見は、私たち日本人が好きでやっているのです。昔と違って風情のないことをしていたって、放っておいて欲しい!・・・

■憧れていた異国と現実のギャップ?・・・

ボードレールを研究していた日本人が、やっと来ることができたパリでショックを受けたという話しを思い出しました。

パリで地下鉄に乗ったらcorrespendanceという表示がある。気が付くと、あちこちにこの文字が見える。これがショックだったのです。

これは、合致、調和、対応などの意味がある単語なのですが、「乗り換え」を意味する単語としても使われます。

ところがボードレールの詩では、この「コレスポンダンス」という単語の日本語訳は「万物照合」。詩人の奥深い概念を形成している重要なキーワードなのです! 地下鉄の乗り継ぎ表示なんかに使われていたら、とんでもない! と思ってしまうのも無理ありません。

  夜のごと、光のごとく、底ひなき
  暗くも深き冥合の奥所なる
  聲長き遠つ木魂の、とけ合ふとさながらに
  匂ひと、色と、ものの音と、相呼び合ふよ
    ― ボードレール詩集『悪の華』(堀口大學訳)


もう一つの例。

フランスの田舎を案内したときに、日本人に言われてしまったことがありました。
「思っていたフランスと違う・・・」

フランス人と言えばファッション雑誌から抜け出したような人たちがいると思っていた。家々も、白くてきれいだと思っていた。

そう言われてしまったって、どうしようもありません。それがフランス人であり、それがフランスなのですから・・・。

ファッション雑誌に出てくるような服装をしている人は都会では見かけるけれど、それでも千人に1人くらいではないかと思っています。まして田舎でそれを見つけるのは至極の技です!

この人が想像していた家並というのも、ディズニーランドにあるようなデコレーションケーキ風の家だったのではないでしょうか? 「欧米」と一言で言っても、アメリカとフランスは全然違います!・・・

そんなこともあるのでしょうね。行ったことがない異国に夢をはせてしまうと・・・。

■なぜこの記事が不愉快だったかと言うと・・・

ル・モンド誌の記事が気に入らなかったというのは、こんな思い入れからくる批判に対する不満とは別の理由があります。

日本人が桜の写真をとっている、という文章で記事を結んだことが私には気に入らなかったのです。

なんらかの形で記事を結ばなければならないと思ったときに、「日本人=カメラ」という、フランスのヘボ記者がよく使うステレオタイプの締めを持ち出したのが気に入らない。

ただ「写真をとる」という表現ならまだしも、clic-clac(シャッターをきる音)を括弧なんかでくくって入れている!

日本文化を研究している学生が書いたのではないかと思わせるような論文調で書いてきたのに、「クリック・クラック」などという俗物的な表現を使っている。「あなたの知性性を疑ってしまいますよ」と言いたくなってしまう・・・。

その理由を書くと長くなるので、明日書きます::
日本人は必ずカメラを首から下げている?・・・

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2005/03/21
数日前のル・モンド誌に日本のお花見が紹介されていた。旅行特集としての別紙のページである。写真を眺めただけだったのだが、新聞を捨てる前に記事の方をざっと読んでみた。

■日本の夫婦関係を見せる写真がトップ

まず、表紙の一面を占めている写真がおもしろいと思った。

満開の桜の上に貼られた文字:
Vive le printemps (春ばんざい)

どこかの公園なのだろう。大きなテーブルの中央に座っている主婦風の女性が、朝日ビールの缶を持って笑みをたたえている。「う~ん、おいしい!」と言った瞬間の満足げな表情。彼女の前には、食べかけの皿がある。

テーブルを外れたところに男性が座っていて、女性とは反対の方角に視線を向けている。口を半ば開いてはいるが、笑いにまではなっていない。ビールも食べ物も、彼にはない。

お花見を楽しんでいる奥さんと、ちょっとお疲れがみえるご主人・・・。

二人の間には距離がある。フランス人には夫婦とは見えないかも知れない。でも日本人の私には、こんな働きものそうなご主人には、こんな奥さんがいるだろうと想像してしまう。二人は確実に夫婦に見える。

ご主人がお花見に来たのは、奥さんにせがまれたからだけということまで見えてしまう。

この記事を担当したフランス人記者は、この光景に日本の夫婦の縮図を見たのではないだろうか?

普通のフランス人は、日本では女性が虐げられていると思っている。しかし現実は、そうとも言えないと私は思う。

昼間にちょっとしたレストランに行くと、女性グループが楽しそうに食事しているのをよく見かけるからだ。だんな様の方はアクセクと働いているという時間なのに・・・。

ご主人を「粗大ゴミ」などと呼んで、ゴミがないときの時間を趣味や遊びにあけくれることもできる環境。そんなことが許される女性が日本にいるなんて、フランス人には想像できないと思う。

フランスの主婦たちは、働かなくてもお金に困らなければ専業主婦になりたいという人がほとんどなのだから!

■フランスには花見の風習はない

フランスでは日本の桜が植木屋さんで売られているけれど、普通は、桜はサクランボをとるために植える木である。だから、日本の桜の花見については詳しい説明をする必要がある。

花見に関する記事は、芭蕉の俳句から始まっていた。
「霧に消える 名もない丘」と訳されている。こんな俳句、私は知らない・・・。

このル・モンドという新聞は、インテリが読者となっている。記事は、かなりアカデミック!

中国にまで遡る花見の歴史、花をめでることと仏教や神道との関係など・・・、実に詳し~い解説がある。平安時代とか、江戸元禄とか、日本書紀とかが飛び出してきている! ル・モンドの読者は、こんな単語を見てイメージが湧くのだろうか?・・・

桜(sakura)の開花が北から南に移るにつれて、「収穫の神々(sa)」が降りてくる「神聖な場(kura)」とみなされているのだそうだ。へえ~、知らなかった。

自然を神格化する日本には、神々が隠れていると信じられていた桜の木の根元にお供えをする風習があったそうだ。それで今でも、桜を長いこと眺めながら祈りの言葉をつぶやいている人をどこでも見かけると書いてある。

私は、そんな姿は見たことがない。私たちが桜の花を見上げるのは、単純に花がきれいだから眺めるだけだと思うけどな・・・。でも記者がそう書いているのだから、いるのかも知れない。今度気をつけてみよう~っと。

私が以前読んだ花見の歴史について書かれたものには、戦時中に桜が特別扱いされて、今日のように花見が盛んになったのだという主張があった。

桜は散り方が見事。特攻隊が桜の花のように消えて行くことを美化するために、戦争に国運をかけている日本では桜がたくさん植えられたのだという。

ル・モンド誌では、そんなことには触れられていなかった。Tant mieux !

最近フランスでは「神風」と言う言葉(自爆テロに対して使われる)が定着してしまっているのだから、桜と神風の関係まで書かれたら、フランスに住んでいる日本人としては参ってしまうから!

実は、このことに触れられているのかを確かめたくて、ル・モンドの記事を斜め読みにしてみたのだ。

■花見宴会席の座席確保

この花見に関する記事の中で二番目に大きな写真は、ちょっと奇妙な写真だった。

ビルの前に大きなシートが敷いてあり、女性がぽつねんと座っている。黒い雨傘などさして、遠くをボーっと眺めている。ちっとも楽しそうな顔はしていない。

我々が見れば、すぐに陣取りだと分かる。

記事を読めば、会社員が陣取りすることは書いてある。しかし写真のキャプションは、「首都東京でさえも、人々は新しい季節に挨拶する時間をとる」。

フランス人が見たら、女性が一人で寂しく花見しているように見えてしまわないのだろうか?・・・

ところで、日本の花見には踊りがつきものなのだと書いてある。新宿御苑かなにかで、大勢の若者たちが踊っている写真がある。私はカラオケがつきものだと思っていたけれど、時代は変わっているのかな?・・・

■桜餅の作り方まで紹介している!

旅行特集のページだから、日本への旅行に関する情報も最後には載っている。築地の魚河岸にあるレストランで、鮨の「オマカセ」メニューを取ると良い、など・・・。

さすが食いしん坊の国フランス! 大きなタイトルもつけて、桜餅の作り方を丁寧に書いてある。

でも、道明寺粉なんて、どうやってフランスで手に入れられるの?!・・・ アンにしても、フランスで売っている巨大な小豆でつくったら、とんでもない和菓子ができてしまいますぞ!・・・

続きへ:
異国に憧れた人が感じるギャップ?・・・

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管理人の自分メモ:
桜前線: le front des cerisiers en fleur
日本書紀: l’histoire mythologique du Japon


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2005/03/20
この週末、パリの森は大変な人手なのではないでしょうか? 例年になく雪が多かった日々のあと、突然春がやってきたのですから、誰だって外に飛び出して行きたくなるはずです。

■黄水仙を探しに森に行きました

私は、3日前に友達と一緒に森に行って来ました。

「週末になると人がいっぱいになるから」と誘われたのです。

みんな森に行くとしても、ここは田舎。森に行って20人くらいに出会ったら、「ものすごい人手だった!」とみんなに報告するでしょう。でも東京育ちの私には、そんなのは、フランス語の表現なら「猫一匹いなかった」と言いたくなります。

でも広大な森に一人でふらりと散歩に行くのは危険なので、友達の誘いにのりました。

2時間余りの森の散策。それでも3人を見かけました。冬の間に済ませておくべき木こりが、まだ済んでいなかった人たちでした。フランスには、暖炉の薪にする木を切る人がいるのです。いくら歩いても誰にも会わないことが多いのですから、「人が多い」と感じました。

素晴らしいお天気! ジャンパーだけにしたのですが、すぐに暑くなってリュックサックに入れてしまいました。

黄水仙を見つけるのが私たちの目的だったのですが、あの寒さだったので、まだ花はチラホラしか形を見せていないと思っていました。でも、もう摘み取れるくらいにまで成長していたものがたくさんあったので大満足。



追記: ムスカリという花の名前を入れたのですが、この青い花の名前はシラー・ビフォリアでした。


散歩を終えてから、喉が渇いたので帰りにカフェに寄りました。さっそく「水仙を見つけた!」と自慢。近所の人たちは水仙を探しに行っていなかったらしいので鼻高々でした。

まだ水仙の背丈は高くなっていなかったので、いくつもの小さな花瓶に入れました。翌日から黄色が見え出し、2日目にはずい分花が開きました。右は、その時点での写真です。

来週には、また水仙を探しに行こうと思います。私たちが見たのは蕾の花だったので、黄色い花畑が広がっているのは見ることができなかったからです。

これから6月頃までが、森に花が咲き競う時期です。その後になると、木の葉が茂ってしまって花がほとんど咲かなくなってしまうので。

■急に訪れた春

いつも土曜日は、好きな朝市がある町に買い物に行きます。

道端で水仙を売っている人もいました。いつも思ってしまうのです。誰が買うのだろう?・・・ 一歩町を出れば、水仙なんか取り放題で見つかるのに!

朝市ではツゲの小枝が売られていました。

思い出せば、翌日の日曜日は、復活祭の直前の日曜日で、ラモ-という祭日なのでした。信心深い人は、ツゲの小枝を持って教会に行き、司祭に祝福してもらうのだそうです。

スーパーマーケットも一掃していました。家庭菜園のための様々なもの、うずたかく積まれた肥料、バーベキュー用品、ガーデンチャアー・・・。

考えれば、もう3月後半なのですよね。今月が春だなんて、数日前まで考えてもいませんでした!

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管理人の自分メモ:
● bénir(祝福する)の過去分詞はbéni(e)
une maison bénie (恵まれた家庭)、être béni des dieux(運が良い)、など

● bénit(e): bénirの過去分詞。典礼で司祭によって祝福された物について言うときにだけ用いられる。今日では形容詞としてのみ用いられる。
pain bénit、eau bénite、など


ブログ内リンク:
★ 目次: 森や野原に咲く春を告げる花々
★ 目次: フランスの田園に咲く野生のラン
総目次: テーマおよび連続記事ピックアップ


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2005/03/17

シリーズ記事【ワインを買いに、ちょっとシャブリまで(目次
その7


ブドウ畑も見たし、ワインも買ったので、帰路に向かわなければなりません。でも、その前にシャブリで買い物をすることにしました。


■シャブリの中心地に戻って、真っ先にしたこと

駐車場に車をとめた私たち。一番先にしたことは何だと思われますか?

ワイン農家で「この次シャブリに来たら行くと良い」と言われたレストランを見に行ったのです。車を止めたところからすぐにありました。

店の前に出されているメニューを念入りに見ると、確かにおいしそう・・・。古い建物なので、雰囲気もありそう・・・。

こっちで昼食すれば良かったかな・・・。この次シャブリに来たら、ここに来てみよう・・・。

「ブルギニョン」と呼ばれるブルゴーニュ住人は、本当に食べるために生きているような人たちなんです!


■シャブリという町

シャブリのことを、町と呼ぶか、村と呼ぶかに迷いました。この区別は、フランスでははっきりしていないのです。

フランスの住所には、市町村の区別を示す文字がありません。市町村には「コミューンヌ」という言葉が使われます。

それでは困るので、統計局では、人口2千人以上のミニューンヌを「都市(町)」、それに満たないところを「農村」として定義しています。2千人住んでいれば都市になるとは驚かれるかも知れませんが、フランスの市町村は細分化されているし、人口百万人以上の都市は4つしかないという人口密度が低い国なのです!

一般の人たちも、そのあたりに基準をおいて、「町」と言ったり、「村」と言ったりしています。ただし正確な人口などを知っているわけではないので、感覚でどちらか選んでいます。

シャブリのことを話すのに、一緒に行った友人たちは「村」という言葉を使っていました。人口を調べてみたら、シャブリは農村とされる基準より500人くらいオーバーしているので、ここでは「町」と書きました。

まあ、どうでも良い問題です!

言いたかったのは、シャブリはとても小さな町だということ。

メインストリートを歩いて行けば、すぐにブドウ畑が広がる田舎の風景になってしまう。実にのどかなところです! 同じようにブルゴーニュの有名なワインの産地であるボーヌ市とは比べ物になりません。

風景を思い浮かべれば、シャブリは「村」と言った方が自然でしょう。

でも、フランスの同程度の人口がある所にはないような商業活動があります。レストランや商店の多さを見ると、やはり「町」の雰囲気がある、と言いたくなってしまいます・・・。


■ グルメの町シャブリ

シャブリはワインの町。ワインは儲かる。従って住民は豊か。

人口を確認したら、ついでに世帯平均所得も出てきました。シャブリの世帯年平均所得は28,766ユーロに対して、フランス全土平均は20,353ユーロ。

パリなどに比べれば田舎の所得は少ないものなのに、シャブリの住人は、平均的フランス人より4割も収入が多いのです。

そうだろうと思っていました。ここにある食料品店の品揃えを見ると分かります。私がよく行く人口5千人程度の町よりも、はるかに買い物が楽しい町になっているのです。

シャブリに行くと、まず買うのはチョコレート。中に、ブルゴーニュのブランデー(マール・ド・ブルゴーニュ)に浸したブドウが入っています。地元のケーキ屋さん1軒だけがつくっているものなので、ここに来ないと買えないチョコレートです。

それから立ち寄るのは、高級食料品店。野菜、乾物など、大きな町にしかないような逸品をそろえています。

ところが運が悪いことに、私たちが行った水曜日は、この両方とも閉店日でした。食料品店の方は水曜日の午後が閉店。

どうして水曜日なんかにお店を休むの?! と思ってしまいました。普通は、フランスでは日曜日が閉店日。土曜日はオープンしているので、その代わりに月曜を休みにする、という商店は田舎には多い。でも水曜日に休みの所があるとは思ってもいませんでした・・・。

でも、たまたま私のお気に入りの店2軒だけが休みのようでした・・・。

観光地ですから、お土産に良いワイングッズなどを売るお店もあるので、メインストリートを歩くのは楽しいです。本屋さんのショーウインドーにも、ワインの本ばかり飾ってあります。

ワイングッズを売る店のショーウインドー

観光客が楽しめるお店があると喜んでしまうのは、フランスにはお土産屋さんが少ないからなのです。

フランス人たちと旅行していると、それがなぜなのかすぐに分かります。彼らはちっともお土産を買わないのです! よほどたくさん観光客が来るところでないと、お土産屋さんなどというものは商売が成り立たないらしい。

逆に彼らがよく買うのは、郷土特産食品ではないでしょうか? 朝市や農家にも行って買い物をします。この日のお出かけでも、私たちが買ったのは口に入るものだけでした!


■ シャブリの名物「アンドゥイエット」

シャブリで有名なお店といったら、アンドゥイエットというものを売っているスウリエという店でしょう。

ちょっと奇妙な郷土物産品かも知れません。アンドゥイエットとは、豚や子牛の胃や腸などを詰めた白いソーセージなのですから。

臓物を詰めてあるわけですから、いい加減ににつくれば、安いだけがとりえのソーセージになってしまいます。はっきり言って、工場生産のものはとてもまずいです。油っこ過ぎるのが悪いアンドゥイエットの特徴です。

アンドゥイエットは白ワインでつくったソースが合うので、白ワインの産地シャブリの名物になっているのだと思います。私たちが入ったレストランの定食でも、この料理がチョイスの中に入っていました。

実は、この「ワインを買いに、ちょっとシャブリへ」という題で一番初めに書いた3月10日の日記でお話ししたように、私たちはトロワという町に行こうということで車に乗り込んだのでした。偶然なことに、トロワも、おいしいアンドゥイエットがある町とされています。

ともかくシャブリに来てしまった私たち。このスウリエさんの店でアンドゥイエットを買いました。

でも、こういう名前が知れた店とか、「全国大会で優勝しました!」という店のものが、本当に一番おいしいかは問題なのですよね・・・。スウリエのお店も、一名をはせた人が亡くなっているのですから、以前と同じアンドゥイエットなのかどうかも怪しい・・・。

シャブリに行った日のことを3月10日から書いているので、買ったアンドゥイエットは食べました。やはり、私がお気に入りにしている小さな村にある肉屋さんの手作りの方が格段においしかったです。でも、私の肉屋さんは年に2度くらいしか作らないのです。手間隙かけても高く売れるようなものではないので、つくる張り合いがないのでしょうね。


■ 食欲をそそられる肉屋さん

フランスの肉屋さんに行くと、やはりここは肉を食べる文化の国だと感じます。

品揃えが豊富。切り分けて売るように肉が並んでいるので食欲も出る。良いお店では、手作り食品も並んでいて、これがまた豊富! 肉屋さんによって、売っている肉や加工食品がおいしいかどうかも大きく違います。

私たちが入った肉屋には、元気いっぱいのだんなさんがいました。冗談ばかり連発しています。

黄緑色で囲った枠の中がシャブリ名物のアンドゥイエット

おいしそうなものが並んでいました。「農家の卵」と書かれたカゴ(写真右)も、いかにもこだわりの肉屋さんであるかを感じさせます。

上の写真で、左上に黄緑色の枠で囲ったものが、アンドゥイエットです。スウリエの店では真空パックしているものしか売っていなかったので、この店の、いかにも手作りということが分かるラップで包んだものの方を買いたかったと思ってしまいました・・・。


■ 肉屋のご主人は、3歳の時からヘマをやっていた・・・

店を出ると、入り口にあった看板に気がつきました。気に入ってしまったので、ご主人に頼んで一緒に撮影♪

看板

小さな男の子が肉屋の前に立っている写真。一番下には、「アンドゥイエットを買うなら、このお店で」のように宣伝してあります。

レトロ調の写真に、男の子がいっぱしの肉屋のいでたちをしているのも面白いのですが、ここにフランス語で書いた文句には2重の意味があるので笑ってしまうのです。

普通に読めば、「アンドゥイエットを3歳のときからつくるのは、そう簡単なことではありません」

ところがアンドゥイエットというのは、アンドゥイユを小型にしたソーセージ。「アンドゥイユ」は、スラングでは、間抜け、とんまなどの意味で使われます。

従って、この文句は、「3歳のときからヘマをやるのは簡単なことではありません」という意味にも取れてしまうのです!

面白がって写真をとっていたら、店から出てきたご主人がポーズをとってくれました。この宣伝文句を見つけたのがかなりご自慢の様子。

「この子、あなた?」と私。
「そう、僕ですよ」と笑うご主人を見ると、本当に写真の子どもの顔と同じでした!

もう午後6時ころになっていました。夏のように日が長いわけではないので、そろそろ家に帰らなければなりません。

シャブリ訪問のお話しは今回で終わりにします。

ブログ内の関連記事:
アンドゥイエット 2011/09/13
★ 目次: ハム・ソーセージ類、豚について
★ 目次: 食材と料理に関して書いた日記のピックアップ


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2005/03/16

シリーズ記事【ワインを買いに、ちょっとシャブリまで(目次
その6


ブルゴーニュの白ワイン「シャブリ」を買い付けに行った日の話しを3月10日からしています。ブドウ畑を見たり、ワイン農家で買い付けをしたりした後、シャブリで定評のあるワイン醸造組合に行ってみることにしました。


■日本に持って行くのに便利なワインを探して...

ここ数年、私が日本に帰るときにはバッグ・イン・ボックスという形のワインを持って帰っています。箱詰めになっているワインなので、飛行機のチェックインのときに預けてしまっても壊れる心配がないので便利なのです。

昨日の日記でお話ししたワイン農家ではバッグ・イン・ボックスを売っていると、この農家を発見した友人は言っていました。でも、普通の農家が、しかもシャブリで、そんなものは作るはずはないと思ってはいたはいましたが...。

このワイン農家では、確かにボトル詰めしていないワインを売っていました。でも、自分でボトル詰めするためのワインだったのです。マダムから、2日以内にボトルに詰めないと味が落ちてしまうと言われました。3週間後に日本に持って帰るわけにはいきません。

ワインを大量に消費するフランスでは、空き瓶をためておいて、そんなワインを買う人がいるのです。ワイン関係商品を扱っている店では、そういう人のためにコルクやコルクを押し込む道具なども売っているのです。

実は、私にはお気に入りのバッグ・イン・ボックスがあったのです。ブルゴーニュ南部のワイン醸造共同組合で売っている白ワイン。ところが、経営方針が変わったのか、ワインの質が落ちてしまったのです。

日本だったら、「質が落ちましたよ。これではお客を失いますよ」と手紙を出してしまうと思いますが、フランスではそんなことをしたって無視されるのは分かっています。フランス人って、商売っけがないのですから!...

そこで、シャブリでバッグ・イン・ボックスを探してみようと思ったのでした。


■バッグ・イン・ボックス

バッグ・イン・ボックス(Bag-in-Box)、略してBIB、という形態のワインは、ダンボール箱の中にワインを入れた袋が入っています。

しかも真空パックになっているので、ワインを飲んで中身が減っていっても空気が入らない。

従って、開封してからも3カ月くらいは飲み続けられます。

日本で売られているミネラルウォーターにも同じシステムがあるそうです。冷蔵庫に入れておいて、蛇口を押すとワインが出てくる。ボトルを開けるのには抵抗があるけれど、ちょっと1杯やりたいときにも飲めるワインなのです!

フランスで見かけるのは5リットル入りか、10リットル入りになっているように思います。

以前は、瓶に入っていないワインなどを飲む気はしなかったのですが、技術が向上したのか、探してみると「なかなか良い」と思えるものを見つけられます。

ただし、この種のワインには注意が必要です! 高級ワインをこんな形で売るはずはないので、下手をすると、フランスの浮浪者が飲みなれているワインに近いシロモノであったりします。従って私は、「こんなおいしいワインを、こんな邪道の形にしてしまうの?!」というものを探します。


■あった! シャブリのバッグ・イン・ボックス!

この手のワインは、ワイン醸造共同組合の「カーヴ・コーペラティヴ(cave coopérative)」と呼ばれるブティックや、観光地のワイン・ショップで売っている場合が多いようです。シャブリで定評のある、ワイン醸造共同組合「ラ・シャブリジエンヌ(La Chablisienne)」に行きました。



ラ・シャブリジエンヌはフランスではよく見かける名です。シャブリの生産量の3分の1が、この共同組合から出荷されているのだそうです。

ワイン選びに力を入れていないレストランでシャブリを飲もうとするときには、ラ・シャブリジエンヌのシャブリがあると、それを注文してしまいます。ここのラベルがついているワインを選べば、まずいシャブリにあたってしまう心配がないからです。

カウンターで聞くと... ありました! 私が欲しかったバッグ・イン・ボックスが!

私が買ったシャブリのカートン10リットル入りで80ユーロ(約11,000円)。5リットル入りパックはつくっていないとのこと。

ちょっと高めだ・・・、とも思いました。この手のワインは、ブルゴーニュにいるときと同じように、お水代わりに飲むために必要なワインなのですから...。

買うかどうか考えるために、試飲させてもらいました。

上質のワインだぞ~!
シャブリらしい風味もある!
満足!
申し分なし!
値段が高い価値はある!
大発見!

... と満足。

カートン入りだからと言って質の悪いワインを入れているのではないのだそうです。普通の「シャブリ」クラスのワイン、瓶詰めされているのと同じワインがカートンに入っている。つまり、最低ランクのシャブリではない。

10リットルといえば、ワインボトルで13本分くらいあります。つまり1本あたり約900円。この味で、その値段なら文句はないと思い、即座に買うことを決断しました。

帰国も迫っているので、これでひと安心。白ワインはチェックインで預けてしまえるので、機内に持ち込むカバンには赤ワインのボトルを入れられます。


■ついでに、また試飲...

カウンターでお客さんの応対をしていた女性は感じの良い人でした。友達は、以前は感じの悪い女性がいて、それでこの共同組合には買い付けに来る気がしなかったと言っていました。

昨日お話したワイン農家よりも、いつものワイン買い付けで味わう雰囲気になりました。おしげなく試飲を勧めてきます。

まず、私がすでに買った1級ランクの「モンテ・ド・トネール」を試飲。

ワイン醸造共同組合のワインというのは、ネゴシアンのワインと同じで、どこの農家がおさめたブドウなのか分からない。それで、値段は安いけれど、ワイン農家より質が落ちるという感覚を持っています。でも、このラ・シャブリジエンヌのワインには定評があるのです。

でも、なかなかいけた...。正直言って、ワイン農家に負けない味でした。

次に、特級ランクを2種類試飲しました。

結局、グルヌイユという特級ランクのワインの中で、シャトーとついている、古いブドウの木の畑でつくられたワインを買ってしまいました。木箱入りの高級品。

ワインの販売というのは、飲ませるべきなのですよ。酔っ払うと、なんでも買いたくなってしまうのですから! 私だって酔っていなかったら、高額のワインを買おうと思ったらワイン農家で買います。

でも、この農業、試飲したら、とてもおいしかったのです。ワイン農家で試飲したのよりコクがあると思ったくらい。ワイン醸造組合のワインは質が低いと思うのは偏見なのかも知れない...。あるいは酔いがまわっていただけなのか?...


■共同組合を後にする

「どうぞ、どうぞ」と言われても、いつまでも飲んでいるわけにはいきません。特に、車を運転する友達が、ワインを飲むのをセーブしているのを見るのはお気の毒!... 最近のフランスは、酒飲み運転の規制が「恐ろしく!」厳しくなったのです。

ブルゴーニュでよく聞く言葉「(Un petit dernier) pour la route !」で、最後のワインを飲んで店を出ました。この表現、なんと訳したら良いのでしょう? 「帰り道の元気づけに最後の1杯!」というような意味です。

その後は、シャブリの中心地に戻って買い物をすることにしました。

ブルゴーニュ・ワインのメッカであるボーヌも同じですが、ワインの生産地にはお金持ちが多いので、選び抜かれた食料を売っているお店があるのです。ここでも面白い出会いがありました。







今日のお話に登場したワインたち

ラ・シャブリジェンヌ」のワインを楽天市場で検索
 ⇒ ラ・シャブリジエンヌのサイト(仏語、英語)

シャブリ特級ランクのワイン「グルヌイユ」を検索
* 「グルヌイユ」というのは、あのピョンピョン飛び跳ねるカエル。一度聞いたら覚えてしまう言葉が銘柄になっているので私は好きなのでしょうか?... 昨日は、魚屋さんでカエルを買って食べてしまいました。買った蛙ワインは少しは寝かせておきたいので出しませんでした。

ワインのボックス入りを楽天市場で検索



続きへ:
シャブリのアンドゥイエット

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★ 目次: ワインのグッズや道具などについて書いた記事
★ 目次: ワインなどアルコール飲料に関するテーマ


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