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2005/04/29


大分に行ったときの写真です。

東京にいると全く季節感がないのですが、田舎に行ったら「春なのだ!」と感動しました。

新緑が始まったばかりなので、山の緑には濃淡があって美しい。

まだ田植えが始まっていなかったのは残念だったけれど...。

日本の田舎も美しいのだ、と思って嬉しくなりました。

■鯉のぼり

大きな鯉のぼりがあちこちに泳いでいました。

 

写真がとれたこの鯉のぼりは、まだ小さな方です。

車の中からは、「これでもか?!」というくらい豪勢なものもたくさん見ました。

本当にびっくりしました。こんな大きな鯉のぼり、東京育ちの私は今まで見たことがなかったように思います。

10年くらい前にフランスのお友達が来日したとき、どこかで鯉のぼりを見たらしくて、鯉のぼりを買って帰りたいと言われたことがあったのを思い出します。

彼がノルマンディーに持っている家は、昔は農家だったという大きな家なのですが、お城と言いたくなるくらい立派な建物です。大きな鯉のぼりが似合うだろうなと思いました。

鯉のぼりはデパートあたりで売っているのかなと思いましたが、時期はずれだったのです。ビジネスで来ている人なので、そんなものを買いに行く暇もない。

それに、鯉のぼりの値段を見たら、彼は買わないのではないかという疑問もありました。結局、私たちには探しに行く暇はありませんでした。

今だったら、インターネットで簡単に買えたはずです。幾らくらいするのか見てみました。

庭に飾ったのを見た人が「すごい!」と驚くような鯉のぼりは、やっぱり高いのだ...。

楽天市場で売っている鯉のぼりは、こちらをご覧ください:
鯉のぼりを検索

ざっと見てみましたが、私が九州で見たのは、この中では豪華な部類のものでしたよ。つまり何十万円もしているはず。

となると、お雛様のときにも、あの段々になっていて2畳くらい場所をとるようなものを飾るのかな? すごい...。

地元の人に教えてもらって気がついたのですが、鯉のぼりと並んで立っている旗には子どもの名前が書かれてありました。九州の風習なのか、日本ではどこでもそうするものなのか?・・・

遠くからも名前が読めてしまうくらい大きく書いてあるのですから、すごい! 男の子が家にいるのって、そんなに誇らしいものなのかな、などと感じてしまいました。


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2005/04/21
パワーポイントに入れる写真を選んでいたら、おかしな写真を見つけました。

パリのセーヌ河にかかる橋を渡るときに見かけた奇妙なもの。2年前の3月にとった写真ですが、すっかり忘れていました。

 

河を眺める方向を向いたソファーがあるのです!

どうして、こんなところに置いてあるのでしょう?!

ホームレスが、ここに寝て一晩明かしたのでしょうか?

誰か、ここに座って河を眺めていた人がいたのでしょうか?

それとも、単なる粗大ゴミの投げ捨て?...


2時間後に同じところを通ったら、ソファーは片付けられようとしていました。



でも、船がいるのは変でしょう?

まさか船に積み込もうとしているわけでもないですよね?...

ひょっとして、パリ市の清掃局は、この手の大きな邪魔者は船で片付けているのでしょうか?

こんなイスなんかのために何人もいるところを見ると、撮影かなにかしていた後片付けなのかも知れないとも思えてきます...。


ソファーの成り行きなんかを見ている時間はなかったので、その後にこのソファーがどうなったのかは分かりません。

ともかくパリに行くと、他では決して出くわさないようなものを見ることがよくあります!

ブログ内リンク:
★ 目次: フランスの都市と農村 »  パリについて考える


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2005/04/18
フランスには、そんな車が存在するのです!



おもちゃみたいな車でしょう? 普通の車と衝突することがあったら、簡単につぶれてしまいそう・・・。

この手の車は、辺鄙な田舎で、お年寄りが乗っているのをよく見かけます。

車がないと何処にも行けない。でも、免許をとるのは面倒。そういう高齢者のためにある車だということになっています。

無免許運転の車が走っているなんて、怖いと思われませんか?!

でも、フランスでは自転車も車道を走らなければいけないことになっていることを考えると、いいのかな・・・という気もしてきます。

この無免許で乗れる車は、簡単に操縦できる単純なメカニズムしかありません。もちろんスピードは出ませんから、高速道路などには入ってはいけないことになっています。

それなのに、いっぱしの車が買えるくらいの値段で売られています。免許がない人はこれしか乗れないわけですから、高くても売れるのでしょう。

交通量が少なかった時代にできた車ですから、今ではあぶなっかしいこと、きわまりありません!

でも、これをなくしたら困る人がたくさんいるので廃止できないようです。それに、メーカーの政治力もあるのかも知れません。

ブログ内リンク:
高齢者のための超小型車って、まさか、あの車のこと?! 2012/12/10
★ 目次: 乗り物に関して書いた記事(自動車、自転車、船など)

外部リンク:
Législation des voitures sans permis
☆ Wikipédia: Aixam (無免許自動車のメーカー)


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2005/04/18
フランスは、規則や法律は破るために存在するみたいな国だと思っていました。ところが、保守政権になってからは、色々なところで締めつけが厳しくなってきているのが目につきます。

交通違反や飲酒運転の取締りが厳しくなってきたことも、そのひとつ。

スピード違反で罰金を取られたとか、免許が取りあげになったとかいう話しをよく聞くようになりました。

最も怖いのは免許が取りあげられること。フランスでは、大都会以外は車なしには身動きできないのです。

田舎ともなれば、バスなんてスクールバスの役割を果たすくらいしか本数しかありません。電車などは、あちこちが廃線になってしまっているので、主要本線くらいしか残っていません。しかも国鉄はストも多いし、あてにならない乗り物でもあるのです。

大都会以外では、車がないと生活できないのが現状です。


■免許がないと仕事ができないA氏の恐怖

先日も、会社勤めをしている友人のA氏が青くなっていました。工事中でスピード制限があったのに気がつかないで普通に運転しいたら、レーダーに感知されてしまったのです。

気かつかなかった自分が悪いのだから、罰金を払うのは諦める。でも、免許の点数を減らされてしまったのがショックの様子。

A氏はセールスマン。商談をとりつけるために、フランス全土を自分の車で回っています。免許を取り上げられてしまったら、今の仕事ができなくなってしまうのです。

それでなくても、会社のリストラで首になるのを恐れていた彼でした。車が運転できないとなったら、解雇の理由を会社に与えてしまうことになってしまいます。


■無免許運転の車をレンタルしたB氏

減点を重ねて、3カ月間の運転禁止をくらってしまったB氏。

こういう場合は、奥さんが運転する車で通勤の送り迎えをしてもらわなければなりません。ところが免許を取り上げられたときには、奥さんは海外出張をしていました。

仕方なしに、即座に無免許で運転できる車をレンタルしました。レンタル料は高いけれど、仕方がない。

でも困るのは、そんな車で会社に行くこと!

というのも、無免許運転の車は、免許がとれないようなお年寄りが使うものとされているからなのです。そんな車を若い彼が運転しているのを見られたら、同僚たちが笑い物にするのは目に見えています。

会社の駐車場では、すみっこの、誰も来ないようなところに駐車していたそうです。

無免許で運転できる車がどんなものかは、今日のもうひとつの日記をご覧ください:
無免許でも運転できる車 2005/04/18


■アル中で免許を取り上げられたC氏

小さな村で材木会社の社長をしているC氏。3つ星レストランの食べ歩き、ハンティング、飛行機の運転と、趣味多彩な人です。

でも、ほとんどアル中。朝っぱらから、食前酒のつもりなのか、ウイスキーを飲んでいます。

フランスでは、少しお酒を飲んだくらいなら運転しても良いことになっています。でも、彼の場合は余りにも飲みすぎ・・・。飲酒運転で捕まらないのが不思議なくらいでした。

ところが、ついに、車の免許が取り上げられる日が来てしまいました。1年間の停止。

そこで、C氏の腹心の部下D氏にドライバーの役割をしてもらうことにしました。

D氏は、何かの難病で働けなくなって保険で生活しているのですが、収入は少ない。そこでC氏の趣味の部分でこまめに働いて、社長に養ってもらっています。ドライバーの役も喜んで引き受けました。

ところがD氏は、C氏に勝るとも劣らぬアル中なのです。ドライバーの役を担ってから数カ月たったところで、D氏の運転免許もとりあげられてしまいました。

活動派の社長のために運転するようになったのですから、車に乗ることが多くなってしまった。捕まる確立も高くなったわけです。

ある夜、D氏が酔っ払い運転で捕まったときの話しは愉快でした。

「オレのボスは、運転するときには白線にまたがって走れ、と言ってるよ」

田舎のことなので、警官はD氏のことも、C氏のことも、よく知っています。

「何言っているんだい。白線にまたがるのは飛行機を運転するときだよ」、と言われたそうです。

ブルゴーニュの田舎には大酒飲みはたくさんいますが、この二人は表彰状をあげたいくらいのレベルでした。

ところでC氏は、また別のドライバーをみつけました。いつまで続くのか・・・。


■交通違反取り締まりが厳しくなるような土壌はあった・・・

私が東京の会社に勤めていて、休暇で年に2回フランスに通っていた時代には、フランスに来るたびに誰々が交通事故で亡くなったという話しを聞いていたように思います。

思えば、私自身も、死んでもおかしくなかったという経験を2度はしています。

こんなに交通事故死が多かったら、取締りが厳しくなっても当然という気もします。それでも、最近は異常に取り締まりが厳しいとは感じますが・・・。

ブログ内リンク:
不思議な青十字マークの飴: クロワブルー  2010/01/24
★ 目次: 乗り物に関して書いた記事(自動車、自転車、トラクター、船など)


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2005/04/16
2005年春にパリとピカルディー地方を旅行しました。

そのときのことを幾つかの日記にしたので一覧にしておきます。





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2005/04/15
4月12日の日記に書いたお城に行ったときには、私のお気に入りのレストランで昼食を食べました。

このレストランは森の中にあって、看板もろくにでていません。門の前に立っても、「今日は営業しているのだろうか?」と不安になるような感じ...。

グルメガイドにも出ていません。ところが、すばらしくおいしいのです!

どうやってみんなが見つけられるのだろうか、と思ってしまうような隠れ家的なレストラン。それでも、さすがパリやその近郊の人たちの間では口コミで広まっているらしくて、いつも賑わっています。

これだけレベルが高い料理にしては、値段はリーズナブルなのも魅力。

その日の私は、4,000円ほどの定食メニューを選びました。

下の写真は、私が選んだ前菜。



4月12日の日記で書いたレストランの値段に比べたら半額以下なのに、料理のレベルには格段の差があります。お城のレストランは場所代でしょうね・・・。


■フランス語のお勉強

私の前菜の上にのっていたのはアルファルファではないでしょうか?

フランスでは余り見かけません。いつか日本で買った種を脱脂綿の上で育ててフランス人に食べさせてみたのですが、まったく評判はよくなかったのです。でもプロの調理人の手にかかると、アルファルファの味が生きています。

アルファファルファとは仏語ではなんと言うのかと思って、ウェーターに聞いてみました。

なんのことはありません!

germes de sojaと答えられました。

「大豆の胚芽」という意味。つまりモヤシ。今調べてみると、仏和辞典にも「モヤシ」と訳されていました。

でも、こんなに小さな大豆って、あるのでしょうかね?... フランスでは大豆なんて食べないので、そのファミリーはみんな「soja(大豆)」と呼ばれるのでしょうか?...

気になってインターネットで調べたら、日本のサイトに、アルファルファは別名「糸もやし」とも呼ばれる、とありました。なるほど・・・。

中国系の店で売っている私たちに馴染みがある大豆のモヤシは、私は「pousses de Soja(大豆の芽)」という言葉を使っています。

フランスのサイトを見ると、私にとってモヤシに対して、germes de sojaもpousses de Sojaも使われていました。つまり、言葉ではアルファルファとモヤシの区別ができないことになってしまう...。

さらに保存食品の大手メーカーのサイトでは、「一般的にpousses de Sojaと呼ばれるpousses de haricots」の宣伝をしていました。瓶詰めになっている、あのモヤシの写真が出ています。

でも、haricots はインゲン豆ですよ...。

インゲン豆を発芽させたって、モヤシはできないのではないでしょうか?... それとも同じものができるのでしょうか?...

よけいに混乱してきたので、ここで検索はやめにしました!



追記(2017年2月)

「pousses de soja」の正体はこれだろうというのが見つかりました。

haricot mungoという豆の芽なのだそう。その豆は、日本では「リョクトウ(緑豆)」と呼ばれ、これでモヤシを作っているとのこと。2つが一致しました。

Sojasprossen fcm.jpg 
Jeunes pousses de haricot mungo, connues sous le nom de « pousses de soja ».

フランス語で醤油は「sauce de soja」で、醤油は大豆から作られるので、「soja」は大豆のはず。それでモヤシも大豆の芽だと結びつけたのですが、それが間違っていた!




ブログ内リンク:
★ 目次: 珍しい植物の食材 (野菜、穀物、ハーブ、山菜など)
★ 目次: 食材と料理に関して書いた日記のピックアップ

外部リンク:
☆ Wikipedia: Haricot mungo » リョクトウ(緑豆)


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2005/04/14
帰国する前にはパリの近くまで早めに行くので、パリ近郊はずいぶん旅行したと思います。

先日行ったときに県観光局の人と会ったら、「どこどこに行くと良い」とアドバイスしてくれました。でも、その人が薦めてくれたところ、私は行ったことがある場所ばかりなのでした・・・。

ひょっとしたら、その人よりも私の方が色々観光しているかも知れない。地元にいると、意外にあちこちは行かないものですから。

パリに近い農村は、おもしろいなと思います。

さすが大都会に近いためと、平野部なために、本当につまらない農村がある。かと思うと、びっくりするくらい農村らしい美しさがあるところもある・・・。

10日ほど前、ドゴール空港からそう遠くもないところにある森に行ったら、春の景色になっていました。

小さな花がカーペットのように地面に敷きつめられています。

4月初めの森!


森のアネモネ
白い点のように見えるのは、私が特に好きな「森のアネモネ」と呼ばれる花です。

その花をアップにした写真を右に入れておきます。

ブログ内リンク:
★ 目次: 森や野原に咲く春を告げる花々
★ 目次: フランスの田園に咲く野生のラン
総目次: テーマおよび連続記事ピックアップ


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2005/04/12
内緒の話しですが、私には保存維持して守っているお城があります。

右の写真が、そのシャトーです。立派でしょう?

シャンティーイ城

でも、「維持しています」などと言うのは、とんでもないオーバーな表現!

私は、このお城を保存する友の会に入っているだけなのです!

こんな大きなお城を修復・保存するためには、膨大な費用がかかります。

私の年会費は1万円にもならないのですから、どこに消えるか分からないような援助しかしていません。


■お城の友の会

この友の会のメンバーになっていれば、いつでも入場券を買わずにお城に入ることができます。

入り口で守衛さんに会員証を見せると、いつもこう言ってくれます。

C'est très bien !

「会員証を見せられたら愛想よく挨拶して、会員たちが脱会しないよう励ましなさい」、と館長から言われているのでしょうか? でも、いつも嬉しそうな顔で言ってくれます!

残念なことに私は遠くに住んでいるので、1年に1回か2回くらいしか、この無料入場の特権を利用していません。

近所に住んでいたら、このメリットだけのためだけでも会員になる価値があると思います。

城の中は立派な博物館になっているので、何回見てもあきないほどコレクションがあります。お庭も広大なので、週末などを過ごすには最適な場所として使えます。

私は数年前に、思いつきで会員になってしまいました。フランス革命前には、ブルゴーニュを統治していた貴族が住んでいたお城なのです。まあ、言ってみれば、私の「お遊び」です。


■無駄づかいはしない友の会

パリに行ったついでに、一年近く行っていなかった「私のお城」を訪れることにしました。

ちょうど友の会の年次総会があったので、参加してみました。大変な金額の寄付を出すというメセナが現れた! という報告もあるときでした。

ボランティアの人たちの、手際の悪くて行列ができた受け付けで出席手続き。

会場に入ってみると、びっくり!



会場の奥にある演台を見たからです。

これでは工事現場ではないですか!

もう少し見栄えよくできなかったのかな?...
ちょっと、こっけいすぎる...。

でも、会費を無駄なことには使っていないという印象は与えました。

集まっていたのは百人もいませんでしたが、熱心そうな人たちでした。大半はお年寄り。

壇上に上って話しをする人たちは、決まって、「お友達のみなさん...」というように挨拶する。なんだか良い雰囲気で楽しかったです。

でも、ひどく真面目な集会! 会計報告、前年度にした修復工事、これからの計画、城の歴史的価値の話など・・・。修復には膨大な金額が並ぶので、頭が混乱しました。

集会が終わったらワインで乾杯があるかと思ったら、それもなかった,,,。展示会のお披露目のときには、ごく簡単なカクテルパーティがあったのに...。

城の庭に出て建物を眺めると、確かにあちこち痛んでいる。屋根の吹き替えも、たくさん残っている。運河の土手も、言われたように早急に修復しなければならない様子...。

メセナの人が現れて良かった。

でも、私が同じお金をもっていたら、自分の城(それだけ出せるなら城の2つや3つない方がおかしいから)を修復するけれど。でも、その人は、自分のことにお金を使っても、まだありあまっている富豪らしい。


■フランスのNPO

私が入会した友の会は、association(非営利協会)と呼ばれる形態のボランティア組織です。

日本のNPOのようなものですが、もっとずっと簡単につくれます。

創設者が2人以上いること、利益を出してはいけないこと、創設メンバーが報酬をもらってはいけないこと、などの大原則を守れば、誰でも協会を創設できます。ただしフランスのNPOの歴史はとても古く、1901年に協会法がつくられています。

フランス人は、協会を作ったり、メンバーになったりするのがとても好きなようです。

フランス人の2人に1人は、何らかの associationに入っているといわれます。

何でもかんでも association になっています。福祉関係の第三セクターのような重要な組織は無数にあります。それから、サッカーなどのスポーツ・チーム、数人の友達だけでつくった趣味の同好会のようなものまで、様々な協会があります。歴史的建造物の修復・保存のためにも、Amis de … (友の)と言葉を使ったボランティア団体がたくさん作られています。


■別のお城に泊まる

その晩は、少し離れた場所にある民宿に泊まりました。

600年くらい前に建てられた、堂々たるお屋敷。私の部屋に行くときに使う石の階段も見事。私に与えられた寝室も、めちゃめちゃに広い。

民宿のガイドブックでは「manoir(館)」という言葉を使っていたのですが、「château(城)」と呼べるような建物でした。

そもそもフランスでは、何をもって「城」と言うかは、はっきりしていないのです。

私がオープニング・パーティに招待されたあるB&B民宿は、「シャトー」だといって宣伝していたのですが、どう見ても、単なる大きな家でした。

オーナーは私たちに説明していました。現在の建物は、中世のお城の跡に建った。その当時の立派な鳩小屋が残っている。だから「城」と呼ぶのだ・・・。自分で勝手に「城」だと言うことは、法律違反になるわけでもないのです。

インテリアデザインで成功した人がオーナーなので、インテリアは確かにとても立派。センスは抜群に良い。マスコミに顔がきく人らしくて、その後は雑誌の記事などに紹介されることも何回かあったので驚きます。

「シャトー」とついた民宿の名前に惹かれて利用する人は、がっかりするのではないでしょうか?... 私が泊まったB&B民宿のように、謙虚に「マヌワール(館)」という言葉を使ってくれた方が好感を持てます。

ともかくフランスには、お城の民宿がたくさんあります。歴史的に価値がある城だけでも、4万はくらだないでしょう。

自分でお城を持って膨大な財産を使って維持するより、フランス全土にある色々なお城に泊まり歩いた方が楽しい、と思うことにしています!



翌日の昼食は、このシャトー・ホテルでとりました。
あまり満足できなかった料理とサービス。やたらに高いのも気に入らなかった。
同じ村の別のレストランに行きたかったのですが、満員で入れなかったのです。
日曜だったので、田舎の良いレストランは何処でも満員だろうと思って
行ってしまいました。前に来たときも満足しなかったのに...。
どうりで、こちらは空席ばかりだったわけです。
でもお城の建物はきれいだと思いました。

ブログ内リンク:
★ 目次: 城について書いた記事ピックアップ


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2005/04/11
観光客があまり行かないところを歩くのが好きです。

モンマルトルの住宅街を歩いていたら、なんの変哲もないマンションの前を通ったときに奇妙なものを見つました。


壁を突き抜けようとしている人がいる!(右の写真)

よく見れば彫刻でした。

一緒に散歩していた友達に説明されて、むかし読んだマルセル・エメの小説『Le Passe-muraille(壁抜け男)』を思い出しました。

壁を通り抜ける才能を持った男のお話しです。

日本に遊びに来ていたフランス人と知り合って、彼女が「この本は、とてもおもしろいから」と言って私にくれた本でした。フランス語を勉強していた頃のこと。

モンマルトルが舞台になっていたとは気にしていませんでした。

あのころは、モンマルトルなんて、はるか遠くの場所だったもの・・・。



ブログ内の関連記事:
ドール市と猫とマルセル・エメの関係 2011/10/09
★ 目次: 文学者・哲学者、映画・テレビドラマに関する記事

外部リンク:
Place Marcel Aymé


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2005/04/11
10日ほど前、パリに行きました。

ブルゴーニュよりも春が早く進んでいて、もうマロニエの木には葉がのびていました。小さな花房まで見える木もある。あれから、どんどん成長しているでしょうね。

パリには多いマロニエの花で花粉症になる人がいるそうですが、私はとても好きな木です。花もきれい。ただし、食べられない栗の実がコンクリートの上にたくさん落ちているのは見苦しいけれど。

むかしサルトルの『嘔吐』を読んだときには、結論となるマロニエがどんな木なのかと思ったものでした・・・。


■静けさを求めてモンマルトルを散歩

パリに1泊した翌朝、友達と待ち合わせて、モンマルトルを少し散歩しました。前日に少しパリの中心地を歩いて、騒音が耐えがたくなっていたので静かなところに行きたかったのです。

観光客でにぎわうモンマルトル広場を外れると、静かな住宅地。ブドウ畑や、風車小屋まであるのですから!

数年前にパリの友人夫妻が引越し先を探していたとき、モンマルトルに素敵な一軒家を見つけたけれど、価格がたかすぐるので買えなかったというのを思い出しました。パリ中心地の喧騒が嘘のような住宅地を歩いていたら、このあたりに住みたいと思った彼らの気持ちがよく分かりました。

でも、結局、彼らがマレー地区に買ったマンションだって、億ションだったのです。モンマルトルの一軒家というのは、もっと高価なのでしょうね・・・。

でも私がパリに家を買うなら、その前日に不動屋さんで見た物件が良かった。

Hôtel(オテル)と呼ばれる18世紀に建てられたお屋敷。壁面には彫刻があって、お城のように美しい!

門を入ったところにも広い中庭があるし、建物の向こう側にはフランス式庭園の庭がある。館の居住スペースは850平方メートル。

幾らするのかは、「ご相談ください」とありました!

こんな建物が売りに出されているなんて驚き。最近パリの不動産はひどく値上がりしているので、気が遠くなるような売値だと思う。


■モンマルトルのエイプリルフール

久しぶりにモンマルトル博物館を見学。ここの陳列品はともかく、建物が好きなのです。

一番乗りでした。やたらに愛想が良くて、冗談を連発する人たちが迎えてくれました。

カウンターで入場料を払うと、「偽の切符をさしあげます」と言います。

これがそのチケット ↓

もらった入場券!


この日は4月1日だったのです。

いたづらで背中に魚をつけられた子ども
フランス語でエイプリルフールは poisson d’avril (4月の魚)。

嘘をついても良い日なのは日本と同じなのですが、フランスの子どもたちは背中に魚をつけるいたづらをするのだそうです。それで私がもらった入場券にも魚の絵を書いてくれたのでした。

館内に入るときにチケットを取られそうになったので、記念にとっておきたいと言ってしまいました。

「そんなもの、欲しいと言えば、またいくらでも作ってくれるよ♪ だって、それは入場券じゃないんだから」、なんて係りの人。

モンマルトルで出会った人たち、みんなご機嫌が良かった。パリとはいえ、ここではストレスがなく暮らせるのかな?・・・

観光客が押し寄せてきた午前10時過ぎ、私たちはモンマルトルを後にしました。

ブログ内リンク:
★ 目次: フランスの祭日・年中行事について書いた日記


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