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2005/10/31
帰国するためにパリに向かう前日の夜、お気に入りだったガラスの花瓶と、お気に入りだった陶器のナプキンリングを落として割ってしまいました。

何か壊すと悪いことがある...と、私はいつも予感のようなものを感じます。

飛行機が落ちるのかな? と真っ先に思ったのですが、無事に日本に着いてしまいました。

私の予感なんて、当てにならないらしい。

この旅で運が悪かったこととして思い当たるのは、パリの空港に向かう道で、かなりひどい渋滞に巻き込まれたことくらいでした...。


◆ コローの描いた絵の風景が見えるホテルの部屋

好きな画家の一人に、ジャン=バティスト=カミーユ・コロー(Jean-Baptiste-Camille COROT)がいます。

パリ郊外で泊まるホテルを選ぶときに迷ったので、いっそのこと、コローにゆかりの深いところを選んでみました。

ホテルの名前は「コローの池」。

パリに近いこの町に家を持っていたコローが、ホテルの目の前にある池や町の絵を何枚も描いているからです。



これが見たかったコローの風景

コローが池のほとりにキャンバスを構えたのは百年以上も前のこと。しかも、ここはパリに接する町。

パリが巨大になるにつれて、この辺りも都市化で面影がなくなっているのを心配しました。

でも、コローの池の向こうには森が広がっていて、池のほとりにも当時の面影がそのまま残っていました。

私がもらった部屋はとても広くて快適。でも、パリ市内ではない4つ星ホテルなので、このくらいは期待していました。

気に入ったのは、窓のすぐ向こうには池があって、そのほとりを巡る散歩道が隔てているだけだったこと。

どうして水が見えるところに泊まるのが好きなのかな?...

ディスカウント料金でホテル予約できるサイトで確保した私の部屋は、正式にいうと6割引き。

それでも、池が見えない部屋をくれたら文句を言ってみるつもりだったのですが、何も要求しなかったのに最高の部屋をくれてしまったみたい。

同じように池に面していても、窓の目の前に大きな木が視界をさえぎっている部屋もあったのですから。

チェックインのとき、感じの良いレセプションの男性が「"royalな"お部屋を用意してあります」と笑顔で言っていたのも、本心から言っていたようです。

噴水のある中庭があちこちにあって(お陰で何度も迷子になったけれど!)、アットホームでとても良いホテルでした。

今年は暖かいので、まだたくさん花が咲いていたのも嬉しかった。

デラックスなホテルだし、パリとベルサイユの中間という位置からでしょう。正規料金は高いです。割引がなかったら、私は間違っても泊まらなかったと思う!


◆ コローの名を使ったホテルなのに...



このコローの絵で、中央に見える家のあたりにホテルがありました。
この家を使って建て増ししたのかも知れません。
右の道をはさんだ木々の向こうにコローの家があります。


2つある池の周りを散歩して、コローが住んでいた家を見て(博物館にはなっていなかったのですが、家の外観や庭はすっかり見える散歩道ができていた)、すっかりコロー気分。

池のほとりでは釣りをしている人たちがいたので、赤い帽子をかぶった人がいたら最高だった...。

コローの風景画には、なぜか赤い帽子をかぶった人が描かれていることが多いからです。

まあ、ご近所の人に赤い帽子をかぶらせることは強要できませんが、ホテル側がもう少しコローのことを思わせる努力をしてくれても良いのにと思ってしまいました。

このホテルには商売っ気がないのかな?...

ホテル内にも寝室にも、色々絵が飾ってあったのですが、コローの絵も写真も一枚もない。複製画なんて簡単に買えるのに!

コロー・ギャラリーとつけた絵画展示場兼ブティックもあったのに、コローの絵葉書を売っていただけ。

まあ、実際にコローが描いた風景が見えてしまうので、どうでも良いのではありますが。


◆ コローはブルゴーニュとも関係が深い!

コローは、パリで生まれて、パリで亡くなった人です(1796-1875)。

でも、父方はブルゴーニュ出身だったので(Semur en Auxois市がある地域)、コローもよくブルゴーニュを訪れたらしい。それで、ブルゴーニュを描いた絵もたくさん残っています。

Corot à Lormes (morvan)
ブルゴーニュの中心にあるモルヴァン地方で描いた絵が紹介されているページにリンク。絵をクリックすると拡大します。

Sur les traces du peintre Jean-Baptiste Camille Corot
Le Journal de Saône et Loire 18/11/2004
コローの足取りをたどるコースを紹介したブルゴーニュの地方新聞の記事(仏語)にリンク



◆ 日本ではコローに人気があるらしい

昨年の秋、講演をするために岡山を訪れたときに、泊まったホテルのすぐそばにあった大原美術館に行ってみました。

すると、コローの「ラ・フェルテ=ミロンの風景」と題された作品がある。

その後フランスに戻ってから間もなく、偶然ラ・フォンテ=ミロンに行く機会があったので、そこにある小さなミュージアムを訪れました。

当然ながら、コローがこの地を描いた作品がある。でも写真。

それも、かなり質の悪い写真...。

売っている絵葉書も、大原美術館で売っていたものよりも質が悪い。

受付けの女性とおしゃべりをして、少し前に日本でこの作品の実物を見てきたところだなどと口走ってしまいました。

こんな貧しい町はコローの作品なんか買えないのですから、配慮のないことを言ってしまったと反省...。



☆コローに関する情報を探していて見つけた本:

修復家だけが知る名画の真実 『修復家だけが知る名画の真実』

内容: 歴史的絵画の発見、2つあるサインの謎…修復の過程で出会った名画の秘密、偉大なる芸術家たちの素顔とは /著者: 絵画修復家の吉村絵美留

この本の中に「コローと言われた作品に見る贋作の実際」というのがありました。多作で知られるコロー。しかしニセモノもたくさんあるのだとか。どこで見わけるのか興味があります!

ブログ内リンク:
★ 目次: 画家、彫刻家、建築家の足跡を追って


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2005/10/27
前もって宿の予約をしない行き当たりばったりの旅行が好きなのですが、何処もかしこも満室で困ったこともあります。

夜になってしまうと、何でも良いからホテルを確保しなければならない。そんな時にやっと空室を見つけるのは、普段は泊まらない収容能力がある超高級ホテルだったりします。

これ以上探し回りたくない。仕方ないや...、とチェックイン。


◆ 高級ホテルは、2分の1か、3分の1の料金で利用しないとバカみたい...

でも、こんな時はバカらしい気分になってしまうのです。

この手のホテルは団体旅行が利用していてはず。ということは、旅行代理店と契約しているはず。

つまり、ここに泊まっている人たちの大半は、私が払う正規料金を払っているはずはない!...

インターネットが普及してからは、個人の客にも特別料金を出すホテルが多くなったので便利になりました。

よく使っているのは、次のサイト:

  Hotels.com【海外・国内ホテル予約サイト ホテルズドットコム】

世界各地にあるホテルを対象にしてディスカウント料金を出しています。パリのような大都市、つまりホテル競争が厳しいところでは、料金を3分の1くらいにしてしまっているホテルもたくさんあります。

デラックス・ホテルが好きなわけではないのですが、やはり大都市だと、快適なホテルの料金は法外に高いのです。予算をケチると、かなり居心地の悪いホテルになってしまう。

田舎に行けば安くても居心地が良いところを見つけることができるのとは事情が違います。

同じ予算で、普通なら泊まれないようなデラックス・ホテルがとれてしまう。

権威ある推薦ホテルのガイドブックに選ばれているようなホテルでも、こんなディスカウントをしています。ホテルを満杯にするのって、そんなに難しいのでしょうか?

でも分かるのですよね。空き室を数室だしたときには、全体の維持費には変わりはないはず。とすれば、安くしても満室にしたいとホテル側は思うのでしょう。


◆ 超お得なホテルを利用した思い出

シーズンオフにコルシカ島を旅行したときには、3分の1の料金で(それ以下だったのではないかな?)、しかも、2泊すれば3泊目は無料というリゾート・ホテルを利用したこともありました。

それで、つまらないホテルに泊まるよりも安くなってしまいました。バルコニーから海が見える、私などのような貧しい者には間違っても泊まれないような超デラックスなホテル!


コルシカ島で泊まった超デラックス・ホテルの部屋から見た朝焼けです。

広大な敷地は自然公園のようになっているし、気取った雰囲気は全くなくてアットホーム。
とても気に入ったホテルでした。

コルシカ島は、フランスにしては例外的に、海岸線が素晴らしく美しい。
本来ならイタリアのままであったはずの島なのですから当然でもあります。

写真を取り出して眺めていたら、またコルシカ島に行きたくなりました...。

正直言って、そんなにディスカウントするなら、冬は閉めてしまえば良いのにと思ったのですが、一年中オープンにするという方針だったのでしょう。
ホテル側がそう思うなら、ツーリストとしても、それを利用させてもらうに越したことはありません!

ついでに、もう一つ部屋からの眺めが気に入ったホテルを紹介します。



こちらは南仏マルセーユに泊まった部屋のベランダからの眺め。
やはり料金が3分の1になるという条件でホテルを選んだのですが、旧港の目の前という立地。

マルセーユに住む友達夫妻を私の部屋に呼んで見せたら、もう40年以上もマルセーユに住んでいるのに、こんな素晴らしい旧港の眺めを見たのは生まれて初めてだと驚いていました!

またマルセーユに来るときは、このホテルに限る! と思ったのに、何というホテルだったか忘れてしまいました...。地図を見ると探し出せるとは思うのですが、近くのホテルでは向きが悪くてこんな眺めは見えないのが分かっているので、間違えないようにしないと。


◆ 帰国するときのホテルは、やはりパリ郊外にしてしまった

仕事で親しくなった友人がパリにいて、パリに来たら声をかけて、と言われていたのに、めったに行きませんでした。

どうもパリは好きではないのです...。たまに行くと忙しくて、会う時間がない。

その友人は交通事故で突然亡くなってしまったので、不義理をしていたのを後悔しています...。

今週の末に帰国するのですが、パリで飛行機に乗るためには、パリ市内か、パリの近くで1泊する必要があります。

パリにするか、パリ近郊にするか?... しばらく迷っていました。

結局、ホテル料金のディスカウントサイトで探して、パリ近郊のホテルを選びました。

写真を見て、泊まった人のコメントを見たら、なかなか良さそう。かなり、良さそう!

正規宿泊料金の2分の1でした。パリだったら、3分の1になるディスカウントが幾つも見つかるはずなのですが...。

このサイトで予約をするときには3分の1の料金にするホテルを利用するのに慣れているので、なんとなく損をしたような気になります。

でも、パリは夏に行ったばかりだし、いいや...。新しいホテルを発見するのは楽しいし。

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2005/10/26
今頃のフランスはとても寒いはずなのに、コートなしでも歩けるくらいです。今の時期にこんなに暖かいのは60年ぶりのことなのだとか。

この週末は、ブルゴーニュ南部で2泊3日の旅行をしました。

歴史に興味がある人たちがつくっている同好会の、年に2回のヴィジット・ツアー。日帰りで良いのですが、ついでなので2ヵ所のお城のB&B民宿に泊まって色々な所に行ってきました。

夏の夕立のような雨が降ったかと思うと、青空が広がって暑いのでレストランのテラスで昼食できてしまったり...、と目まぐるしく変わるお天気でした。

今の時期は黄葉が美しいのですね。思う存分、秋の景色を堪能しました。



黄色に見えるのがブドウ畑
遠くからでも、何処にブドウ畑があるのかがはっきり見えました!


滞在したのはクリュニー町のあたり。

クリュニーは、ローマにサンピエトロ寺院ができるまではヨーロッパで最も大きな寺院があった町です。

その寺院はフランス革命で目の仇にされてみごとに破壊されましたが、周辺の村々には栄えた時代の名残りの見事な建造物が残っています。

ワインの産地もあり、牧場もあり、小高い山もあって、とても美しい地方。

見学するに値するお城やロマネスク教会が、もう目白押しというくらい多いのが魅力です。

何回行っても飽きない地域です。この夏からだけ数えても、この辺りを旅行したのは3回目でした。



2泊目に利用したお城のB&B民宿
1泊目に泊まったお城に比べると10分の1にもならない小さなお城。
「城(château)」というよりは「館(manoir)」と言った方が良い建物でしたが、お庭の黄葉が美しかった。


この旅行ではたくさんの楽しい出会いがありました。

書きたいことは山ほどあるのですが、折を見つけてご報告します。

帰国が迫ったので、その前にしておかなければならないことがたくさんあるのに、いつものことながら友人たちは日本に戻る前にと食事に招待してくれてしまうので、かなり時間の余裕がなくなってしまっているのです。

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カテゴリー: 四季、自然 | Comment (2) | Top
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2005/10/25
気に入った美容師さんに出会うと、なぜか出世していなくなってしまう、というのを繰り返していました。

東京でお気に入りだった人はニューヨークに行ってしまった。フランスに来てすぐに気に入った人は、パリに行ってしまった。

というわけで、今気に入っている美容師さんがいなくなってしまわないように祈っています。


◆ 日本人にパーマをかけるときは違うらしい

今の美容師さんの何が気に入っているかといえば、パーマ。

ゆるやかにかかって、髪を洗った後はそのまま乾かせば形になってしまうのです。

フランスでは、ずっとパーマに苦労していました。

毛が獅子のように逆立ってしまって酷いときもあって、そんな時は泣きたいような気持ちで美容室を出ました。

一番初めに気に入っていたフランス人美容師さんは、カットは素晴らしく良かったのですが、パーマはだめ。やはり、チリチリになってしまっていました。

今のお気に入りの美容師さんによれば、私の髪の毛(彼女は日本人の髪の毛と言う)は、とてもパーマがかかりやすいのだそうです。

それで、ローラーを巻くときには、普通はパーマ液をつけるのに、私には水をつけて巻く。液をつけて寝かせる時間もずっと短くて、15分。一時は10分だったのですが、15分が良いと結論されました。

フランスのパーマ液というのは、日本のより強いのではないでしょうか?

パーマをかけると、いつも茶髪っぽくなります。


◆ 訪問美容師というシステム

田舎においておくのはもったいないくらい腕が良い、と私は思います。しかも彼女は、美容師のランクが低い訪問美容師さんなのに腕が良い。

このランクだと、美容室を開業することができないそうで、お客さんの家に行ってやります。

このシステム、とても好きなのです。

髪を切った後は私が掃除するわけだし、頭を洗うのも私の風呂場。

でも、美容院では待たされる時間が長くて長い時間がかかるのに、これだと、私しかいないわけなので待つ時間が全くないというのが気に入っています。

日本の田舎にも、こんな美容師さんがいるのでしょうか? お年寄りで動けない人などには、とても便利なシステムだと思います。

もともと美容院は嫌いなのです。

子どもの頃は、かなり年齢がいっても床屋さんに行っていました。熱いタオルを顔にのせたり、ちょっとマッサージをしてくれたりしてくれるのが気に入っていました。

それに比べると、美容院というのは何もおもしろくないと思う...。




◆ モデルにされてしまった!

いつも日本に帰る前にフランスでパーマをかけます。

美容室で待たされるのはたまらない。それに、今はユーロが異常に高いといっても、まだパーマはフランスでやった方が少しは安いと感じます。

というわけで、数日前にパーマをかけてもらいました。

ところが、私の美容師さん。私がパーマをかける頭を写真をとりたいとおっしゃる!

研修を受けていて、その卒業試験でパーマのかけ方についての発表を皆の前でしなければならないのだとか。それには、パーマをかけるときの手順を見せる写真が必要なのだそうです。

「日本人の髪の毛は素晴らしい! 思うとおりにパーマがかかる!」というのが彼女の口癖でした。

それでモデルを頼んだのは、私の髪の毛が欲しかったからだろうと思いました。

でも、もう一つ理由があった。

私のデジカメを使わせてもらいたかったのです。

デジカメは、彼女は持っていないし、誰かに持っているお客さんもいないと言う。そんなにフランスのデジカメ所有率は低いのかな?...


◆ 自分の写真を見てうんざり...

もともと自分の顔写真をとるのは嫌いなのです。仕事がらプロフィールにつける写真を要求されることがよくあるのですが、なにしろ写真をとっていないのでいつも困っています。

しょうがなしに写真を出すけれど、次に要求されたときには、この前に使った写真は出したくないと思ってしまう。それで写真を探すけれど、やはりない...。

それでも美容師さんが頼むので、写真をとることをOKしてあげて、ついでに紙に印刷してあげることにしてしまいました。

いつもより熱心に髪をロールに巻いて、いつもより良いのではないかなと思う液をつかってくれました。珍しくパーマをかけた後に、あのパーマ液の匂いが全くしなかったので、特別に高いパーマ液を使ったのではないかと思う。

ところが私のデジカメはかなり精度が良いので、パソコンで写真を見たら、顔のアラが丸見え!

ぞーっとしました。お化粧しておけば良かったと思ったのも後の祭り...。

それでソフトを使って、さっさっと顔を修正。後ろ向きの写真はどうでも良いので、そのまま。

スタンプ機能を使ったら、時間をかけずにシミ、ソバカス、ホクロは全部消えました。

でも能面みたいになって、よけいに気持ち悪い!

しっかりと修正すれば自然になるでしょうが、自分の顔を眺めながら作業なんかしたくない。

初めから「嫌だ」と言えば良かったと反省。どうも私は、行動をおこしてから考えるタチなのです。

写真をうっちゃっておいたら、美容師さんが連絡してきて、娘のパソコンで印刷できるので、画像はCDに入れてくれれば良いと言う。

小さな写真にすればアラが目立たないかも知れないと期待していた私は、よけいに写真を出したくなくなりました。

「実は、こんな写真を人前に出したくないと思って困っていた」と白状。

「悪いのだけど写真は渡したくない。若いマドモワゼルの写真の方がずっと良いと思う」

美容師さんはがっかり。でも、私の気持ちは分かると言って(正直!)、無理には写真をもらおうとはしませんでした。


◆ かわいそうなので写真をあげることにしました

適当な人にパーマをかけるときに私のデジカメを貸してあげるから、と言ったのですが、デジカメの撮り方なんか知らないと不安そう。

私にパーマをかけて、写真も何枚もとったときには大喜びだったので、今さら「あげない」というのも酷な気がしました。

彼女は発表に使うつもりだっかから、真剣に私にパーマをかけていたのだし...。

どうせ知らない人が見るのだ。どうせパーマのかけ方を見せる写真であって、私の顔なんかどうでも良いのだ...。

というわけで、能面風な写真も含めて、パーマをかける段階を見せた写真をCDに入れてあげることにしました。

みんなが私の写真を眺めることなんか考えるのはよそうっと!

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2005/10/20
昨日は、ブルゴーニュ地方で一番大きな町ディジョンのクラシック音楽コンサートに行きました。

マーラーの歌曲集『子供の魔法の角笛』と、ブルックナーの交響曲第4番『ロマンチック』の組み合わせ。

フランスでは、マーラーやブルックナーが演奏されるのはかなり稀。それで、どうしても行きたいと思っていました。

『ロマンチック』の方はCDでも聞きなれているのですが、マーラーのリーダーの方は始めて聞きました。

チケットが販売されたときには、このリーダーの中から6曲とあったのに、実際のコンサートでは14曲演奏されたので感激。こういう間違いはプレゼントをもらったように喜んでしまう。

舞台の上にドイツの歌曲の翻訳が出たのが嬉しかった。

途中で一度、字幕が消えてしまったし、フランス語のタイプミスもあったけれど、ドイツ語が全く分からない私には大いに助かりました。

オペラでも同じですが、歌詞が分からなくても音楽は鑑賞できると思う。

でも、このマーラーの歌曲は心にぐさりとくる内容のものもあったので、歌詞が分かって良かったと思いました。

『子供の魔法の角笛』のさわりは、こちらで視聴できます。

☆ インターネットで調べたら、この曲の内容を紹介しているサイトがありました。
ご興味がある方は、こちらをごクリックしてください


◆ クラシック音楽のコンサートホール

芸術の国と言われるフランスですが、コンサートホールは日本より貧弱だと長いこと思っていました。

自治体は大きなものをデンと造るということをしないので、コンサートホールなどは後回しにされたのかも知れません。

パリのバスティーユに立派のコンサートホールができたのも、わりあい最近のことです。

このオープンニング・コンサートがストで後日に持ち越されたおかげで、行くことができました。ベルリオーズの『トロイヤの人々』。素晴らしかったので昨日のことのように覚えています。あれから、もう10年余りたっているでしょうか?・・・

ディジョンに近代的なコンサートホールができたのは1998年です。

もちろんディジョンにも、フランス各地の大都市にある昔ながらのオペラ座はあります。19世紀に、どこでも造られたらしい。

天井画があって(パリのはシャガールの名画ですが)、幕間にはシャンデリアがある美しい部屋で寛ぐ・・・。

オペラ座には雰囲気があるので好きなのですが、収容人数が少ないのがネック。

こんなところでは、大々的なコンサートは採算が取れないので開けないということになってしまうのです。


◆ クラシックかポピュラーか?

この同じ日、ディジョンの町では、最近つくられたコンサートホール「ゼニット」でもコンサートがありました。

ゼニット(Zénith)というのは、アラビア語で「天の一番高いところ」という意味なのだとか。

建築家のコンセプトなのか、フランスの大きな町のあちこちにゼニットがあります。若者向けのコンサートホールというイメージを持っています。

昨日は、ゼニットではシャルル・アズナブールが歌ったのだそうです。

クラシック音楽のためのホールの5倍くらい収容できるという大きさ。

やはりクラッシック音楽のファンは少ないのでしょうね。

それでも、ディジョンに近代的なコンサートホールができてからは、クラシック音楽コンサートで若者の姿が目立つようになりました。

オペラ座でコンサートが開かれていた時代には、みごとにお年寄りばかりだったのです。

収容人数が大きくなってから、ディジョン市役所が若者向けの特別料金を出すようになったのが大きな原因でしょう。とても良いことだと思う。

オペラ座に通っていた頃には、このままではフランスでクラシック音楽を楽しむ人たちは途絶えてしまうだろうと心配していたのです。


◆ 幕間にはシャンパンを飲む

コンサートは午後8時からでした。

少し早めに行ったので、腹ごしらえにサンドイッチを食べました。

めったにサンドイッチで食事を済ませるということはすることはないので、なんだかおいしいと感じてしまいました。

飲み物としては、白ワインを選びました。さすがブルゴーニュ。これも悪くなかった。

幕間では、おきまりのシャンパン。

日本のコンサートではシャンパンを飲めるのかな?...

ところで、小さな町というのは楽しいと思う。

こういうコンサートに行っても、誰かしら音楽好きの友達と出くわすからです。

コンサートが終わったのは午後11時ころ。

それから友人たちと軽い夕食をすることが多いのですが、昨日はまだ風邪気味なので、そのまま帰宅。

でも、充実した、楽しい1日になりました。

最後を締めくくったブリュックナーの『ロマンチック』は、本当に美しくて感動的な名曲だと思う。

フランス語の俗な表現をすると、Ça pète ! なのが好き!

アンコールは全くなしでしたが、余韻が残りました。


ブルックナー:交響曲第4番<ロマンティック><ロマンティック>



Gustav Mahler: Des Kanaben Wunderhorn (14 Lieder)
Anton Bruckher: Symphonie No.4 en mi bémol majeur dite romantique

Orchestre des Champs Elysées
Philippe Herreweghe, direction
Sara Connolly, mezzo-soprano
Dietrich Henschel, baryton


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★ 目次: クラシック音楽


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2005/10/16
みなさんのところにも、迷惑メールがやたらに来ません?

私のところには、来るわ、来るわ。毎日毎日入ってくるので参っています...。



私はメールアドレスを幾つか持って使い分けているし、それも、知人以外にはできるだけ公表しないようにしています。

ホームページの掲示板に書き込みをするときは、絶対にメールアドレスなどは書きません。

それでも、迷惑メールは来る。

どうやって渡っていくのでしょう?...

迷惑メールを送る人たちのリストに入ってしまっているメールアドレスを使わないようにすれば良いのではあります。

でも、関係者全部にアドレス変更のお知らせするのも面倒。

どうせアドレスを変えたって、また敵は新しい私のアドレスを見つけ出すはずなのです。

諦めるしかないと思っています。


◆ 安全対策は避けられない

プロバイダーのサービスを利用して、ウイルスが入っているメールを削除してもらい、ダイレクトメールは迷惑メールホルダーに振り分けています。

さらに、自分のパソコンでもウイルスチェックのソフトを働かせています。

こういうソフトを常駐させていると、パソコンの動きが遅くなるので嫌いです。

でも、時々ウイルスが入っているのを探知することがある。ということは、こういうソフトを使わざるを得ないと決断せざるを得ません。

ウイルスなんて、めったに送られるものではないと思っていたのに...。

プロバイダーのサイトでメールをチェックすると、そのまま、これは迷惑メールのアドレスを記録するとか、これは受信拒否アドレスだとかに登録できるので便利。

ところが、受信拒否のアドレス数には上限がある。

せっせと登録していたら、上限オーバーになってしまいました。

どうせ相手は毎回アドレスを変えてくるのですから、拒否するアドレスとしても登録をしても意味がないのです...。


◆ もうメールソフトで直接は受信できない

普通にソフトでメールを受信すると、疑わしいメールもいちおうパソコンに入ってくるのは気分が悪い。

それで、まずプロバイダーのサイトでチェックするようになりました。

自分に来たメールの題名だけを見て、迷惑メールを削除します。

それからソフトで受信。

手間がかかりますが、仕方ありません。

「これはウイルスが入っている可能性があります」などというメールまで受信すると、いちおうはウイルスが消されているはずだとは思っても気持ち悪い。

そんなメールが入った後では、パソコンの中全体にウイルスが入っていないかチェックしてみないと気がすまない。

それをやると、時間が膨大にかかってしまう。

それなら、少しでも疑わしいメールをプロバイダーの受信ボックスから直接削除する手間の方が楽だ、と判断しているわけです。


◆ 最近のダイレクトメールは悪質!

少し前までは、迷惑メールというのは、一見して、迷惑メールやウイルスメールだと分かるようなものでした。

ところが最近は、内容を見てみないと判断できないような体裁になっている。

お知らせ風の件名だったり、送信者に普通の名前を使っていたり...。

余りに迷惑メールが多いし、内容を見るのも嫌なので、それらしきものは開かないで削除してしまいます。

それをやると、迷惑メールでないのに削除してしまう危険がある。

ゴミ箱に入れてしまってから、「あれ、あのアドレスは...」と気になってゴミ箱を覗いてみると、大事なメールだったこともありました。


◆ あてずっぽうに送ってくる迷惑メール

ポルノ系のメールがやたらに入ってくるという知人の男性。

「初めは、オレがエッチだというのを知っているのかと思った」と、おっしゃる。

でも、みんなにも来ているのだと知って安心したそうです。

私のところに来る迷惑メールの中で、一番多いのは出会い系。

私、女性を買うのには興味がありませんよ~!

ところが最近のは、「買う」のではなくて「お金をくれる」と言ってくる。

お金をくれても興味ありませんよ~!

なんて、こんなところで言っても仕方ないのですが!


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2005/10/15
もうすぐハロウィーン。この陰気な(... と私は思う)お祭りがくると、寒くて寂しい冬が始まります...。

農家の畑かと思ってしまうほど大きな家庭菜園を持っているお友達が、装飾用のカボチャをくださいました。

籠に入れて飾ってみました。



食用にするカボチャもいただいたのですが、西洋カボチャって、やたらに大きいのです。おいそれと手をつけられません。

スープにするか、グラタンにするか?...



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★ 目次: フランスの祭日・年中行事について書いた日記


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2005/10/14
今日は、友人たちとワインを買い付けに行くはずでした。

ジュブレ・シャンベルタンという銘柄のおいしいワインをつくっている農家。

ジュブレ・シャンベルタンは割合よく飲むワインなので、この村では何軒かの農家を知っています。でも今回は、私が知らない農家を紹介するというので楽しみにしていました。

このワイン買い付けに行くことになっていたうち、なんと3人が風邪気味。

鼻の具合が悪いと試飲なんかできません。

それで延期になりました。

ここのところ秋晴れで、気持ちよい外出日和だったのですが...。


◆ まさか鳥インフルエンザでは?!

それにしても風邪がはやっているみたい。

昨日のテレビでは、鳥インフルエンザ(grippe aviaire)がついにヨーロッパに上陸したというニュース。ルーマニアで、鶏を捕まえて、生きたままで次々にゴミ箱に放り込んでいる画面が映っていました。

数年前の狂牛病騒ぎのときにも、連日、イギリスのおぞましい映像が流されていたのを思い出してしまいました。

この鶏たちの映像もかなり気持ち悪いので、すぐにスイッチを切りました。


◆ 日本の鶏が不味くなったのはなぜ?

インターネット・ニュースを調べて知ったのですが、日本にはすでに鳥インフルエンザが発見されていたのですね。

それとは関係なく、ここ数年、日本で買う鶏肉が不味くなったと感じています。

日本には時々帰るので、変化に気がつくのだと思います。

鶏肉が不味くなった、というのは、そんな風に気がついたことの一つ。

鶏肉の味がしないのです。本当にどうなってしまったのでしょう?!

何か発明されて、ブロイラーの飼育が大幅に短縮されたとか...、鶏肉はほとんど外国産になったのか...。

何かしら理由がはるはずだと確信してしまうくらい、鶏肉に味がなくなったと感じるのです。

業界の方だったら、「これが理由だよ」というのをご存知なのではないでしょうか?...


◆ ブルゴーニュには最高級のトリ肉「ブレス産地鶏」がある

フランスには「原産地統制呼称(AOC)」という高品質の食材を示すレッテルがあるのですが、鶏肉では唯一、ブレス産の鶏にこのレッテルが与えられています。



ブレス地方で育てられる鶏は、広々とした牧場で生活していて、
この地方で取れるトウモロコシで育ちます。
ブレスに行くと、他のブルゴーニュの地域とは地質が全く違っているので、
ここで育てないとブレスの鶏とは呼べないのも当然と感じます。


ブレス産若鶏は、パリなどではかなり高い値段で売られていますが、地元ブルゴーニュでは、そう贅沢な食材ではありません。

それで、「鶏肉を食べよう!」というときには、たいていブレス産若鶏を丸ごと買っています。

さもなければ、朝市で、農家の放し飼いの鶏肉を買います。こちらも、かなり美味しいものがあります。

フランスでもブロイラーはありますが、気持ち悪いので買ったことはありません。

日本で通訳していたときに、アフリカ人の研修生と埼玉のブロイラー生産を見に行ってしまうという、今でも思い出すとぞっとする仕事をしてしまったのです。

あの仕事の後は、1週間くらいはすっかり食欲がなくなってしまいました...。


日本でもブレス産の地鶏が手に入るのですね。



◆ 日本にだっておいしい鶏肉があるはず

鶏肉に限らず、東京の食材はひどいものが出回るようになったと感じます。

帰国したときに、フランスに1週間で戻るというときに地方に行ったら、もう我慢ができないとばかりに、野菜などをどっさり買って、宅急便で東京に送ってしまったことがあります。

おいしかった...。

日本も、地方の食事は東京とは比較できないくらい恵まれていると思う。

鶏肉は東京でしか探したことがありません。

ここ数年、帰国するたびに、ほとんどやけになったように、色々な店で鶏肉を買ってみました。

そのたびに、がっかり...。

この春、もう日本で鶏肉を食べるのはやめようと思ったとき、東京のデパートで「名古屋コーチン」という名で売っている鶏肉を買ってみました。

変な名前でおいしそうには感じなかったのですが、驚いたことに、私が求めていた鶏肉の味がしました。

間違いではないかと思うくらい高い値段ではありました...。

楽天市場で調べたら、ちゃんと名古屋コーチンが売られていました。

名古屋コーチン新鮮朝引き1羽分

デパートでは、もっと高かったように思います。

この次に帰国したときには、これを試してみようかな?...

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★ 目次: ブレス産の鶏肉
★ 目次: フランスで食べる鳥肉と卵(鶏、鴨、ウズラ、鳩、卵など)


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カテゴリー: 食材: 肉類 | Comment (8) | Top
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2005/10/13
順応性があるというのか、根っからの風来坊というのか、私はフランスで日本食が恋しくなることはありません。

フランスではフランス料理を食べたいと思うし、日本に帰ったら和食を食べたい。外国に旅行したときには、その国の料理を味わわないと損をしたような気分がします。

というわけで、フランスで和食を作ることはなかったのに、数年前からフランス人たちは日本料理に目覚めてしまった。

ひたすら「食べる人」の側にいるという呑気さを味わっていたのに、最近は友人たちのために日本料理をつくることが多くなりました。

となると、やはり日本から食材を持って来なければならない。

帰国が迫ってきたので、この次に日本から持ってくる物をリストアップ初めました。


◆ 長期保存豆腐:



前々回帰国したときに、お友達が「フランスに持っていらっしゃい」と言ってくださった長期保存できる豆腐。

紙パックに入っています。

6カ月やそこらは大丈夫。

本当を言って、こんなお豆腐がおいしいはずはないと思ったのです。

ところが!...

パッケージに書いてあるように、何がどうなっているのか、「作りたての味」なのです。

日本の最高級の豆腐にはかないませんが、普通にスーパーで買う程度のお豆腐よりは味が良いかも知れない。

少なくとも、フランスではこんな本物の味がする豆腐を手に入れたことはありませんでした。

中国食料品店で売っている豆腐というのは、やたらに固くて、和食で使うと、食べない方が良いようなシロモノなのです!

この春に帰ったときには、デパートで探してみたのですが見つからない。

空になったパッケージを持って帰ったことを思い出して見てみると、フリーダイヤルがありました。
0120-369-744

電話すると、森永乳業だと言う。近くの販売店を教えてくれて、そこに電話すると、牛乳配達のおばさんが持ってきてくださいました。

感激。

もうフランスに戻る日が迫っていたので、何処かに買いに行く時間はなかったのです。

日本って、つくづく便利な国だ...、と、またしても感激!

10個入りの箱をお願いしたのですが、3キロくらいになってしまいました。

重いけれど、友達がこのお豆腐に感激するのを考えると、運んでしまいました!


◆ 粉末の緑茶:

これも、いただきもので発見した商品です。

フランス人に日本料理を食べさせるのですが、やはりデザートも日本のものを作りたい。

色々試した中で、一番評判が良いのは緑茶アイスクリーム。

アイスクリームやシャーベットを作る道具を持っているので、緑茶アイスは簡単につくれます。

日本のデパートなどでは、緑茶アイスクリームを作るインスタントパックを売っています。

でも、どうも夏でないと売っていないようなのです。

それで、夏以外に帰国したときには抹茶を買っていました。

高価な抹茶でアイスクリームを作るのはもったいない気もします。

そんな私の問題を知っていたわけでもないお友達がくださったのが、「粉末緑茶」というもの。

これが、素晴らしいのです!

緑が鮮やか、香りが良い!
お湯でも水でも簡単に溶けるのも嬉しい。

これで抹茶アイスを作ったら、抹茶やインスタントで作ったときよりも友人たちは絶賛してくれました。

製造元は三重県にある茶園、よこや製茶

大量に工場生産していないから美味しいのかな?...

フランス人に出す日本のデザートで、抹茶アイスだけは誰にでも喜ばれることは確実だと思っています。


◆ どうしても日本から持ってこないとならない食材:

そのほか、帰国したときには必ず持って帰える日本の食料があります。

●お米:

フランスでも「サムライ印」の日本米を売っています。お侍さんの絵がパッケージにありますが、日本でつくられた米でないことだけは確か。

学校給食で不味い米を食べた記憶はありますが、「古米」のカテゴリーを通り越したシロモノ! こんな米でお寿司はつくれません!

フランス人にとってお米のイメージは悪いらしいのです。特に粘りのある米は嫌われます。日本で「外米」といってランクを下げるのと同じ感覚。

でも、私が選りすぐって選んで持ってくる日本の白米を食べさせたら、フランス人は「お米がこんなにおいしいとは思わなかった」と言いました。

サムライ印の米のようなものを食べたいたから、粘りのある米は「まずい!」となるのでしょう。

お寿司をつくるには、日本から米を持っていくしかないと思っています。

●調味料:

まず、醤油

フランスでも、かなり簡単にキッコーマンの醤油が手に入ります。オランダあたりで製造しているらしい。でも、防腐剤が入っているような感じがします。煮込むときには問題ありませんが、刺身で使うにはいただけません!

日本料理に醤油は命だと思います。

それから、ゴマとゴマ油

ゴマ味にすると、非常にフランス人に受けます。

それで、なんでもゴマ味にしてしまいます。ほうれん草のゴマ和え、サラダにゴマ油を使うなど・・・。中国食材店でゴマ油は手に入りますが、いつもあるとは限らないのでゴマ油を持ってきます。

ゴマはフランスでも手に入りますが、なぜか風味が全然ない。これは絶対に日本から持って来ないといけないと思う。

ゴマにはこだわっていて、日本からすり鉢も持ってきてあります。

皆の前でこれで実演。香りが漂うので、ちょっとしたアトラクションになります。

片栗粉

これって、純粋に日本のものなのでしょうか? 中国食材店でも見かけたことがありません。

イカのから揚げ、あんかけを作るときに必須の材料。

昆布と鰹節

これがないと、何もできません!

味噌

フランス人は味噌味が好きです。残り物を使って味噌汁をつくっても感激しています。

それで、炒め物でも味噌味にしたりしています。

今回は、九州に行ったときに泊まった農家民宿で自家製のお味噌を分けていただいたのですが、この次は普通の味噌を買わなければなりません...。

ゆず味噌

昨年の冬に帰国したときに、お友達が手作りのものをたくさん持たせてくれたのですが、これが素晴らしい!

1年くらい持つのだと言われましたが、本当に長持ちしています。

柚子の香りは、フランス人たちに感激されます。

これを乗せるだけで、なんでも素晴らしくなってしまうというスグレモノ。こんなに楽に日本らしい味を出せるのは感激です!

日本でも柚子味噌は買ったこともなかったのですが、市販のものでもおいしいのでしょうか? 楽天市場でも売っていました。
一番おいしそうに見えたのは、これです ⇒ 柚子味噌


チューブ入りのワサビと生姜

ワサビは韓国製らしいものがあって、悪くはないのですが、やはり日本製の方が本物だと思うから持ってくる。

なまの生姜は苦労しないでも見つかるのですが、いつも冷蔵庫に入れているとは限らないので、急場しのぎとして。

● 日本酒

日本酒は、飲ませてもフランス人には良さが理解できないように感じています。

日本料理を食べるときには日本酒を出すと喜ばれるのですが、ただ珍しいから喜んでいるだけのように感じます。

余り飲まない...。

結局、日本料理に合うワインを出した方が、実質的に喜ばれると感じています。

日本酒で喜ばれるのは、金箔入りのお酒。これは感激されます!

● 海草サラダ

インスタントの海草サラダでも、気に入る人はとても喜びます。

健康に良い・・・と思うのが理由かも知れない。味自体は、フランス人に受けるとも思わないのですが、いちおう日本的なので持ってくる。

● 干しシイタケ

生のシイタケをフランスで見つけることもできますが、めったに手に入りません。

シイタケがないと日本料理にならないので、持ってきます。

実は中国食材店でシイタケは簡単に手に入るのですが、質が良くない。

フランス人に変な干しシイタケを食べさせると、「ゴムみたい」と散々けなされる。それで、日本から高品質の干しシイタケを持って来ることにしています。

ドンコがないときには、下手な干しシイタケなら出さない方が良いと思っています。

● そのくらいかな?...

それでも、かなりの荷物になるのですよね。

私がいつも利用している飛行機会社では、預けられる荷物の制限が40キロ。

荷物を作り始めたときには余裕があると思っても、すぐにオーバーしてしまって、いつも何を削ろうかと苦労します。

自分が食べたいわけでもないのに、こんながさばる物を持って来るなんて...。

フランス人たちが日本食を毛嫌いしていた昔の方が楽で良かった...。

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★ 目次: フランスの日本食ブーム


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2005/10/12
ブルゴーニュの友人たちは、「秋はワインにするブドウ収穫のシーズンで、気持ちの良い晴天なのだ」と言うのですが、私は日本の「秋晴れ」のイメージを考えてしまうので、それに比べれば雨が多くて、そんなに気持ちの良い気候ではない... と思ってしまうのです。

ところが今年。「秋晴れ」という感じで、日向にでると暑いくらいのお天気の日が時々くる秋になりました。

それでも、やはり、いつもの秋らしく暗くて寒い日もある...。

というわけで、今朝起きると、風邪をひいてしまったらしいと感じました。

クシャミがでて、鼻がクシュンクシュンするという、典型的な症状。

元気なだけがとりえの私なのです。病気で寝込んだのは、母が言うには、小学生のときにかかったプール熱だとのこと。

病気になったときの感覚を味わう実験をしてみたいとも思わないので、大事をとりました。

薬箱を覗いてみると、期限切れになった風邪薬がある。買ったけれど、必要なかったので飲まなかったのだと思います。

とりあえず、それを飲んでみました。

ああ、全くいい加減な私...。


◆ フランス式玉子酒「グロッグ」

それから、今夜は、フランス式玉子酒をつくって飲みました。



フランス式は日本とはちょっと違って、卵は入れません。

フランス式玉子酒の材料: ラム酒、レモン汁、ハチミツ、熱湯

ごく簡単に作れるということにかけては、日本の玉子酒より楽かも知れません。

これらを適当に入れて、カップの中でかき混ぜるだけです。

いつも、ラム酒の代わりに、グランマルニエ(コニャックにオレンジの皮とコニャックで作ったリキュールで代用していました。

クレープを作ったときには、これをフランベにするのが一番好きなので、常に置いているボトルです。

グランマニエ(グランマルニエ)正規 700ml 40度(Grand Marnier Liqvor)【ドリンクセール... グランマルニエ

ところが、今年7月2日の日記で、パリで格別おいしいラム酒に出会ったことを書いたのですが、その後、このラム酒を見つけて買っていました。

私が出会って感激したのはこのラム酒です → Jバリー・ヴィユー・ラム 45度 700ml

それで今夜は、ラム酒でつくってみました。

正直なところ、邪道のグランマロニエの方がおいしいかも知れない...。


◆ 旅先で助かるお酒の薬

この体が温まる飲み物は、「グロッグ(grog)」という名前になっています。

グロッグは、カフェなどでも注文できますので、フランスを旅行していて風邪気味になった方はお試しください♪

旅先の飛行機の中でも、ハチミツの代わりにお砂糖で良いと言えば、スチュワーデスさんに頼んで作ってもらえるのではないでしょうか?

結局は体が温まれば良いのですから、ラム酒やグランマルニエがないと言われたら、コニャックにすれば良いのだと思います。

お酒に強い方のためには、フランスでは、ちょっとした体調の崩れを直すお酒が幾つかあります。また折に触れてご紹介します。

グロッグが回ってきたみたい...。

ここで寝ると、ちょっとした風邪なんか治るはずなのです♪

おやすみなさい...。

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★ 目次: 薬として飲める酒、症状を回復する食べ物
★ 目次: ワインなどアルコール飲料に関するテーマ


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