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2006/05/28
日本人が年をとってくると、脂っこくなくて、軽い食事をしたくなる。かなり年をとると、もう食事には喜びを見出さなくなります。それが一般的なパターンだと思う。

ところがフランスで高級レストランに行くと、お年寄りの姿が目立ちます。フランスの場合、金銭的に余裕があるのは高齢者なので、当然かも知れませんが。

でもフランスのレストランに行ったら、軽い料理なんてありえないのですよ!

お年寄りたちが嬉しそうな顔をして、私だって食べきれない量をこなしているので驚きます。


◆親孝行か、早く死んでもらいたいのか?

レストランには、もう口もきけないくらいヨボヨボの人たちさえ来ています。

そういうのを見たとき、私に説明してくれた友だちがいました。

親の財産を当てにしている子どもたちが、親孝行なところを見せるためにレストランに連れて来るのだ。フランスの典型的な姿だ、とも付け足していました。

なるほど、若い夫婦とお婆さんの組み合わせでした。

でも日本人の感覚では、親孝行ではなくて、消化不良で早く行ってしまうように促しているみたいに見えてしまいます。

でも、フランスで誰かを喜ばせようとしたら、おいしい食事が食べられる高級レストランに招待するのが一番。

年をとった相手にも同じもてなしをするし、招待を受けた方も、そう受け取るらしい。

そういう楽しみが、まともに歩けなくなった老後にも残されているのは嬉しいことです。


◆お年寄りの食べっぷりに伝統的なフランスの食文化が見える

田舎のレストランで食事をして、「ここは安くておいしいな。ボリュームもすごいし...」と思うと、たいてい地域の老人会の集まりによく使われているのだと聞きます。

今はもう減少傾向にある昔ながらのボリュームを出す伝統的なレストランが、特にそう。

若い人たちは健康やスタイルを気にして暴食をしない傾向になり、レストランの料理もずいぶん胃にもたれなくなりました。でも、お年寄りの世代は、胃袋がしっかりいっぱいになる伝統的なフランス料理を食べていました。

だから、ご馳走を食べるとなると、ボリュームがなければ満足できないらしい。

昨年、郷土史研究会の集まりに行ったときも、そういう人気を呼びそうなレストランが昼食の場となっていました。

いつもより参加費が少し高かくて27ユーロ。ヴィジットの内容をお知らせして参加者を募る案内状には、それを正当化するように昼食に出る料理の名前が並べてありました。

「Menu de qualité(質の高いメニュー)」なんて書いてある。

確かに、そう言えるレストランでした。それに、ボリュームもすごかった...。

この郷土史研究会は、なぜかお年寄りばかりメンバーになっています。

別に60歳を超えないとメンバーになれないなんていう規則があるわけではないのですが、こう見事にお年寄りばかりだと、若い人は敬遠してしまうのが原因だと思っています。

平均年齢が70歳を超えていることは確かだと思う。会長は90歳くらい。

杖がないと歩けないような人たちも何人もいます。でも、食欲はある。それで集まりでは、いつもおいしくて安い食事がアレンジされます。


◆どのくらい食べるのか観察しました

フランスのお年寄りたちが、どのくらい食べられるものなのか? この日は、写真を撮りながらじっくり観察してしまいました。

前菜が運ばれたら、私は「うひゃ~!」

お婆ちゃんたちも、「うゎ~あ、怖くなっちゃうわ...!」なんて言っていました。

これが前菜 ↓

 
Tourte aux deux volailles

2種類の家禽が入ったパテのようなもの。でも、パイ皮で包まれているし、ソースもこってりしているので、お腹にたまる料理なのです。やたらに胃のもたれる田舎料理の代表的な一品「トゥルト」。

女性たちは「うゎ~あ!」なんて驚いていたくせに、みなさん、ちゃんと平らべていました。



結局、「うゎ~あ!」なんて言ったのは、「そんなに大食漢じゃないのよ」とアピールしたかっただけみたい。

さすが、右のマダムだけ、少し残していますね。でも、残したのは分厚いパイ皮の部分だけです。

ちなみに、左に大きく写っているマダムが、その日の私がウオッチングした人です。

この料理、なぜ「うゎ~あ!」なのか? 食べ終わった後にはソースが、すっかりなくなっていることにご注目ください。

ちぎったパンでソースを拭って、お皿を掃除するように食べるからなです。つまり、こういうソースたっぷりの料理だと、パンもかなり食べているのです!

次に出たのはワラジ・ステーキ ↓

 
Contrefilet aux trois légumes

これもクリアー!



さすが、ジャガイモの皮だけは残しました。

次はチーズ。ここから、さすがボリュームは少し落ちました。

3種類のチーズ盛り合わせと、フレッシュ・チーズのチョイスがあったのですが、私のお婆ちゃんはフレッシュ・チーズの方を選んでいました ↓



こんなの、お茶の子サイサイ。

なめたようにチーズは消えました! これも、スプーンではなめたようにはなりませんから、パンでお皿をふいているのです。ここでもパンをしたたか食べたのです。

それから、デザート ↓

 
Ile flottante et sa brioche

イル・フロタントという、軽いデザートです。でも、それじゃ皆さんを満足させない、とレストラン側は考えたのでしょう。

一緒に食べるように、大きなブリオッシュが回ってきました。

高級レストランだと、この後にコーヒーと一緒にお菓子が出るのですが、この日の庶民的レストランはコーヒーで終わり。

でも、すごいボリュームでした...。ため息。


◆胃袋は鍛錬すると強くなるのか?

食後に洗面所に行くと、トイレが1つしかない。

お年寄りがトイレに近いのはフランスも同じ。それで、お婆ちゃんたちの行列ができていました。

順番を待ちながら、みんな「おいしかった」という話しばかり。

食事をアレンジした人には「Félicitation (おめでとう)!」などとお礼を連発。

フランスのお年寄りは本当によく食べます。

白髪になっても、胃袋は若い! どうなっているのだろう?...

若いうちからたくさん食べていると、胃袋の方も訓練されて、年をとっても食べられるものなのでしょうか?...


前の日記:
フランス人って、どうしてこんなに食べられるのだろう?... 【1】  2006/05/26

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2006/05/27
5月23日5月25日で「これは何でしょう? クイズにしたのですが、正解はお城にあった鳩舎でした。

ハトを買うための塔ないし小屋は、pigeonnier(ピジョニエ)ないしcolombier(コロンビエ)と呼ばれます。

地方によっては例外もあるらしいのですが、中世からアンシャン・レジーム期のフランスでは、誰でも建てられるものではありませんでした。

鳩舎を建てる権利があるのは、ある程度の土地を持っている貴族に限られていたそうです。つまり、何カップルの鳩が入るかも、持っている土地の広さによって決まっていました。

およそ1ヘクタールの所有地につき、1つの巣穴/巣皿(つがいが入る)を作って良い、という目安だそうです。

そんな話しを聞いて以来、古くて大きな鳩舎を見ると、つい目が行ってしまいます。江戸時代の「百万石」などというのと同じ感覚ですよね。

鳩舎の内部をお見せします。


Château de Breteuil(ブルトイユ城)

立派な鳩舎です。ここにどのくらいの穴があるのかは分らなかったのですが、例えばブルゴーニュ地方のエポワス城にある同じく立派な鳩舎には3,000の穴があるのだそう。

5月23日の日記(クイズ: フランスの一風変わったB&B民宿)でお見せしたのは鳩舎を改造した建物を使った宿でした。そこでは2階の浴室部分に丸い穴が見えます。でも、上の写真のように四角い穴になっている鳩舎の方が多いように感じています。

この穴(boulin)が巣で、1つの穴に鳩がカップルで住むのだそうです。

建物内部の壁は丸くなっています。その中央に柱があって、写真に見えるような梯子がついていて、中央の柱を軸に回すと、すべての巣に手が届くという仕組み。

昔は伝書鳩が貴重な通信手段でした。それから、鳩は食用にもなります。繁殖率が良いので、鳩を飼うのは価値があったようです。

それから、鳩の糞は効果が高い肥料として貴重だったそうです。

フランス革命前の鳩舎については細々した規則があるので、よほど大切なものだったらしい...。

お城などにある鳩舎がきれいに修復させているのを見る機会は時々あるのですが、鳩が入っているのは見たことがありません。それで、家の庭で鳩を飼っている人の小屋を見せてもらったことがあります。

それが下の写真。



いかにも日曜大工で作ったという鳩小屋ですね...。

もちろんペットとして飼っているのではありません。家族で食べるためです!

今でもフランスでは鳩を食べるわけですが、ちょっとしたご馳走です。ただし食べる鳩は、飛び立つ前の若鳥でないとまずくて食べられないのだそうです。

ブログ内リンク
★ 目次: 鳩小屋について書いた記事
★ 目次: フランスで食べる鳥肉と卵(鶏、鴨、ウズラ、鳩、卵など)

外部リンク;
Pigeonniers et colombiers de France


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2006/05/26
フランスには、信じられないくらいボリュームがある料理を出すレストランがあります。

おもに、庶民的なレストラン。

もう、量で勝負! というレストラン。

それから、3つ星レストランのようなところ。でも、これは料理が洗練されているので、「これでもか!」という風には受け取りません。

フランスも最近の健康食ブームのおかげで、胃にもたれないような料理を出すレストランが多くなったと感じています。

でも、ときどき出会います、「これでもか!」式料理。

「ときどき」というのは、私が小食なので、そういうレストランは避けているせいも大きいと思います。


◆これ、一人前なの?!



昨年なのですが、友だちと行ったイタリアン・レストランで出てきたラザニア。これで一人前です!

お昼のランチのメイン・ディッシュ。

このレストランのランチにはボリュームがあることを知っているので、私たちは一番軽い前菜を選びました。

大皿に山盛りになっていて、ジャガイモから卵からハムから何でも入った田舎風サラダを食べたら、もうそれだけでお腹いっぱいになってしまうのでパス。

それでも私たちがの前菜は大きかった。メインが出てきたときには、お腹の中の余地がかなり減少していました。

私はピザ。

ラザニアを取った友達は、かなりたくさん食べられる人なのですが、この量にはびっくり。

好きなだけ取ったらお皿を返すのかとウエートレスに聞いたら、これで一人前なんですって。

パルメザンチーズをかけたら、さらにボリュームが出ますよ・・・。

さすがの友達も、4分の1くらい残していました。半分は残すだろうと予測していたので、びっくりしました。

4人前にしても良い量だったと思う。お上品に出すなら、8人で分けられる。日本のレストランだったら、16人前!

こんなに大きなのを出すなんて、気が狂っているのではないかと思ってしまいました。

それでも、そんなボリュームが出るのが魅力で、「ランチはここで」と決めている常連客がいるのでしょうね・・・。

こういうの、私は苦手なのです。おいしいのですが、見ただけでお腹がいっぱいになってしまうから・・・。


◆短期旅行ではフランスを推し量れないところがある

このラザニアを見て思い出した人がありました。

1年前にフランスから帰国するときの飛行機で隣り合わせた日本女性です。お嬢さんのホームステイ先に泊まったときに出された食事がラザーニャだったのです。

ほんの少ししか食べさせてくれなかったので、夜はお腹がすいてしまった。それで、フランス人の食事はひどく粗末だとという感想を持って帰国の途についていたのでした。

その方から聞いたお話しを書いたのは、「フランスは粗食の国だと思ったと言う人に出会って・・・」でした。

この分量を見せてさしあげたい!

あの方が見たフランス人家庭が以上だったのですよ...。

海外で旅行したときに持つ感想には偏りがあるかも知れません。

いつかツアーに参加した日本人から言われて、同じようにショックを受けたことがありました。

「フランス人って、缶詰のフルーツが好きなんですね」

「そんなことはありませんよ」、と言っても信じてくださらない!

聞いてみると、パリに2泊なさったのですが、フルーツ・サラダのデザートが2回も出たのだそうです。

それが缶詰のフルーツだった、と譲らない。

外人観光客専用メニューだった、と私は思います。フランス人にそんなものを出したら憤慨されてしまいますから!

けっこう高いツアーだったのに、ひどい旅行代理店だと思う。同じパリでの食事のメニューを確かめなかったのも不誠実だと思う。人ごとながら腹が立ちました。

さらに、フランス人は缶詰フルーツが好きだと結論されて、余計に憤慨してしまいました。

家庭では、横着して缶詰フルーツを食べるとか、生の果物で作ったフルーツ・サラダの量を増やすために缶詰のも入れる人がいるかも知れません。

でも、お金を払って食事を食べるレストランで、缶詰を開けただけのフルーツ・サラダを出すなんて想像できません。

お腹がいっぱいにならない食事を出された人にも、缶詰の話しをした人にも、「それってフランス人の生活を現してはいない!」と説明したのですが、信じてくださったのかな?・・・


続きへ: フランス人って、どうしてこんなに食べられるのだろう?... 【2】

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2006/05/25


お城のB&B民宿に泊まったとき、私に与えられた寝室の窓から見えた景色です。

かわいらしい小屋が見えますが、これが何であるかお分かりになるでしょうか? これがクイズです。

昔は、とても大切なものが入っていました。貴族にとっては、なくてはならないとも言えるものだったのかも知れません。

お城を見学したとき、この小屋の大きさを見ると、城主がどのくらい勢力を持っていたかを推し量ることもできます。

中に入れば、もっと正確に知ることができるのですが、外から見ても想像はつきます。

時代が下ると、貴族でなくても、こういう建物を建てることができるようになったようです。

田舎を旅行していると、古い農家にもあったりします。これがあると、家のステータスが高いですね。貧しい庶民が持つということはなかったと思います。

でも、今はもう使われていません。

こんな建物をB&B民宿に改造したところに泊まったことがありました。5月23日のブログ(クイズ: フランスの一風変わったB&B民宿)で、リフォームした内部をお見せしています。

23日のクイズを出すとき、建物の外観もお見せしたら、余りにも簡単に分かってしまうと思っていました。でも、「難しい」というお声が多いので、外観をお見せすることにしました。

ただし同じ建物ではありません。23日の建物の方が大きかったです。

今回のクイズがお分かりになったら、23日のクイズにも正解を出したことになります。

コメントで回答をお寄せくださいね♪


追記:
正解を出していただいたので、解答のページを作りました。

[続きを読む  Lire la suite...]


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2006/05/24
日本で買って持って帰りたいものがあります。もっと前から準備すれば良いのに、毎回、ぎりぎりになってから慌てだします。

今回の探し物を少しご紹介します。

(1) 油を台所に飛び散らさないためのネット

オイルスクリーンオイルスクリーン

フランスでは、ステーキを焼くときにフライパンの上にかぶせます。コンロまわりに油を跳び散らさないためのネットです。

当然ながらフランスで買おうと思ったのですが、余りにも高いのです! 8千円くらいしていました。立派で、頑丈そうではありましたが。

鍋の良いものなら散財する気にもなりますよ。お料理がおいしくなるでしょうから。でも、たかが油のハネを抑えるだけの道具にそんなに出す気にはなりません。

ただし、スーパーでは安いものを売っていました。そういうのを買ったのですが、半年もしないうちに錆びて汚くなってしまいました。

ステンレスではなくて、アルミだったと思います。そのくせ、2,000円近くするのですから、2度と買いたくありません。

こういうものは日本の方が安いのではないかと思いました。

それに、天ぷらやフライなどの揚げ物をフランス以上にする日本なら、色々なものが出ていると思いました。ところが、意外にも普及していないらしい。

デパートに行ったのですが、私が欲しいと思う大型のネット(フライパンを覆うので直系30cmくらい必要)は扱っていませんでした。

それでインターネットで探したのですが、商品名が分からないので見つけるのに苦労しました。

やっと見つけた!

それなのに、こんなもの1つのために送料を払うのはバカらしい・・・と思ってしまった私。

でも、上に入れた写真からリンクしている店では他店より安い値段を出しているので、送料分はなくなってしまうと計算。

それで買うことにしました。お店に問い合わせたら、ちゃんとステンレス製だということも確かめたので。


(2) フランスに持っていくお米

持っていくお米を買うところを毎回変えながら一番好きなところを探しています。でも、買うのはいつも魚沼産コシヒカリ。

今回は帰ってきてからすぐ、試しに買ってみたのが精米工房 せきね米店のお米。

おいしい。前に買ったのより安かったので、よけいに満足。

これを持っていくことにしました。

でもお店の紹介を見ると、このお米は「お寿司には向きません」などと書いてある。

私、お寿司も作るんですけど...。なぜお寿司には向かないのかな?...

でも、また探すのも面倒なので、これにしました。


(3) 繰り返し使える食品乾燥剤



メーカーのHP: レック株式会社

フランスは日本のように湿気が多くはないのですが、それでも湿気を吸収してしまう食品があります。

私が特に困っていたのは海苔。わざわざ日本から運んでいるという貴重なものなのに、パリパリ感がなくなると捨ててしまっていました。

上の消費をスーパーで見つけて、試しに1袋買ってフランスで使ってみたのですが、感激しました。

シリカゲルが入った袋にピンク色の粒が見え出したら、電子レンジで再生できるのが素晴らしい! 海苔が全く新鮮なまま保存できるようになりました。

今回もスーパーで見つけたので大目に買いました。

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2006/05/23
フランスの田舎を旅行されるとしたら、B&B民宿に泊まるのがおもしろいです。

ベッド&ブレックファースト。

つまり普通のお家の中にあるベッドのある寝室に泊めてもらって、朝食を出してもらう、というシステムです。

フランス語で「B&B民宿」は「chambre d’hôtes(シャンブル・ドート)」と呼ぶのが一般的。「お客様の寝室」の意味です。

たいていは浴室が付いているので、ホテル並みに快適です。

寝室だけではなくて、サロンが付いていたり、ミニキッチンがついていたりするところもあります。

ごく質素なところから、素晴らしく豪華なところまで色々。お値段も色々・・・。

フランスのB&Bは本当にバラエティーに富んでいます。

その中でも、特に「ここは変わっている!」と思ったのが下に写真を入れる宿でした。



3フロアーを占有できてしまうB&Bでした。贅沢...。

何を改造してB&B民宿としていたのか、お分かりになるでしょうか?

これをクイズにします。

お答えをコメントでください♪


追記:

「難しい」というお声ばかりなので、ヒントをクイズにして入れました。
クイズ: これは何のために使われていた建物でしょうか?(5月25日のブログ)をご覧ください。

そこに入れた写真は、このリフォームして利用したB&B民宿を外から写したものではないのですが、昔は両方とも同じ目的を持っていた建物です。

ブログ内リンク
★ 目次: クイズを出した記事一覧
総目次: テーマおよび連続記事ピックアップ


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2006/05/20
パソコンとカメラは頻繁に買い換えている私。

「古いのをちょうだい」とフランス人たちからよく言われます。特に若い子たち。お小遣いがないらしい。

「日本のパソコンなんかあげたって、どうしようもないわよ。コマンドは日本語ででるし、キーボードも全然違うから」

そう言うと、とてもがっかりされます。


◆デジカメ・メーカーは、日本市場と外国市場を分けた

パソコンと違って、お古のカメラはフランス人にあげられる、と思っていたのですが、事情が変わってしまいました。

今までは、日本語、英語、そのほかフランス語も含めて何カ国語の表示が出るモデルがあったのですが、今回探したら、すっかり姿を消していました。

日本語だけ。あるいは、日本語と英語。

フランス語なども入っている外国使用のカメラだと、こんどは日本語が入っていない!

日本でカメラを買って外国で使われるのを避けようという、というメーカー側のコンタンのようです。

今はユーロが高いので、フランスで買った方が良いかな、とも思いました。

でも、アフターサービスのことを考えると、迷わず日本で買いたくなります。フランスで修理に出すのは本当にイライラしますから、帰国するのを待った方が手っ取り早いと思う。


◆液晶付きの一眼レフ・デジカメを買いました!

お古を狙っている友達には気の毒ですが、今回は日本語と英語しか入っていないデジカメを買いました。

実は、去年帰国したときもデジカメを探していたのですが、待っていて良かった。

ついに、液晶画面を見て写真が撮れる一眼レフが発売されてたのです!

迷わず買ってしまいました。これです。↓

《税込》 OLYMPUS E-330レンズキット 世界初!ライブビュー一眼レフOLYMPUS E-330

液晶部分は動くので、人ごみの上から写真を撮るのもOK。小型デジカメ並みに簡単に撮ることもできます。パーフェクト!


◆ついでに小型デジカメも・・・

小型デジカメの方も新しくしてしまいました。ここで紹介している新製品です。

こちらの方は、さんざん迷いました。余りにもチョイスがありすぎる!

ここが気に入ったと思うと、別の機種にはある機能がない...。

このカメラには広角がないのが残念だったのですが、「電子手振れ補正」というのを使ってみたかったので選びました。


◆さっそくマニュアルを見ながら試し撮りを始めたら...

今日は、さっそく試し撮り。

でも家の窓から見える景色はつまらないので、途中でやめました。

電線だらけの、なんて醜い景色なんだろう! 

改めて、そう思ってしまいました。酷いにもほどがありますよ...。

フランスに戻るのが迫って来たので、どこか郊外に出かける時間もない。

せっかく手に入れた玩具で遊びたいけれど、カメラの機能を研究するのは、フランスに行ってからにすることにしました。

フランスだと、どこを写真にとっても絵になるので!

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2006/05/19
かなり頻繁に帰国しているのに、帰って来るたびに驚くものがあります。

たとえば、昨年暮れに帰国したときに出会ったのは、東京の地下鉄に女性専用の車両ができたことに驚きました。

どんなものなのか見てみたいのですが(私は乗る権利がありますから!)、ラッシュ時は避けているので、まだ体験したことがありません。

いつか乗ってみよう! と思っているうちに無くなってしまうかも知れない。そうは思うのですが、わざわざラッシュに電車に乗ってみる気にはなりません...。

ところが、今回は何も驚くことがない。そう安心していたのですが、やはり出会ってしまいました。


◆私は未成年者?!

帰宅途中で、ふとビールが飲みたくなりました。

酒屋さんの外に自動販売機があったので、お金を入れてボタンを押す。

でも、何も出てこない!

品切れ表示にはなっていないのに、何回やってもピロピロという変な反応があるだけ。ビールは出てこない。

薄暗がりの中。見回してみると、書いてありました! この自動販売機にはカードが必要・・・、ウンヌン。

そういえば!... と思い出しました。未成年がお酒を買うのを防止するためにカードができるとかいう話しがあったのでした。

お店の方も開いていたので、そちらで買おうと思います。

「キャンセル」のボタンを押したら、私が入れたお金は戻ってきました。

シメシメ! フランスだったら、こういう場合は、お金が戻ってこないかも知れないと覚悟しますから、これで嬉しくなった私。

ご機嫌で店に入りました。

「ビール買おうとしたら、断られちゃった~!」

昔から知っている酒屋さんです。

話し方がおもしろいと思ったら、若いときには趣味で落語をやっていたと聞いて納得したことがありました。そんな話し方をするご主人なのです。

それで、風来坊の私が顔を見せると、もう全く落語の世界の会話になってしまいます!

店内の冷蔵庫に入っていたビールをもらったのですが、この次のために、と自動販売機用のカードも作ってくれました。

「これで大人になったね♪」

まあ、私が未成年だということは証明しないでも信じてくれるでしょうけれど、微妙な年齢だと身分証明なんかを見せる必要があるのでしょうか?

「こんなシステムって、いくらでも抜け道があると思う」

そう言うと、酒屋さんが答える。

「そうなんだよね。お父さんからビール買ってこいと頼まれたと言われたら、カードあげるもんね」

自動販売機が私を拒否したシステムには、効果があるんのでしょうか?...

不可解なことが多い世の中になりました。


◆自動販売機だけではなく、電車も私を拒否した!

ビールの自動販売機が私を拒否した翌日のこと。追い討ちをかけられました。

JR(「国電」と言いたいのをぐっと抑えて、そう言うようにしています)の山手線に乗ろうとしたら、自動改札口で拒否されたのです!

カードを入れたら、「このカードは使えないので、係員にお申し出ください」というような表示が出る。

ふと見ると、カードを入れるところにはSUICAと書いてありまました。私、西瓜は持っていないのです。

この「スイカ」カードも、だいぶ前に遭遇して驚いた種です。冬でもないのに、なんで西瓜なんかが話題になっているのかと不思議でした...。

あるとき帰国したら、改札口でカードを掲げている人たちがいる。これ、知らない人が見たら奇妙に見えますよ。だって、水戸黄門が印籠を掲げるのと全く同じポーズですから!

なんだ、これ! と、びっくりしました。でも、それが「西瓜カード」なるものなのだろうと解釈しています。

後に、発音が違うと気がつきました。JR産の西瓜は、冒頭の「ス」にイントネーションを置くらしい。そうすると、英語風に聞こえる単語になります!

この日、私を拒否された改札口に話しを戻します。

私は西瓜カードなるものを持っていません。それで、となりの改札口は違うカードを受け付けるだろかと、再度、私のカードを入れました。

でも、だめ...。

仕方がないので、係員がいるところに行って、私のカードを見せました。

自動化しても係員は置いておく。日本の良いところですよ! パリの地下鉄で分からないことがあったって、聞ける人はいないのですから!

それで、私のカードを見た係員さんが、丁重におっしゃる。

「申し訳ございません。ここではパスネットは使えないんです...」

ぬぬ?!...

私が自動改札に入れたのは地下鉄専用カードだった、と気がつきました。めったにJRには乗らないので、地下鉄のことしか頭にない私なのでした。

うるわしき日本!...

私がバカなことをしただけなのに、「申し訳ございません」と言って、本当に申し訳ならそうな顔をしてくださる。

しばし、日本っていいな~...、と感慨に浸ってしまいました!


◆複雑怪奇な電車のカード

ある時、地下鉄を乗り継いで会合の会場に行きました。会合が終わって帰宅しようとしてカードを入れたら、拒否されてしまいました。

係員の人に聞いたら、超過料金が必要だとおっしゃる。一緒にいた人もいるので、「それはおかしい!」とごねるのも気が引けたので、超過料金なるものを払いました。けっこうな値段でした。

でも、目的地で降りたのに、なぜ超過料金が必要だったのか分かりません。後になってから、私はカードを2つ持っていて、違うカードを出したために発生したのかも知れないと思いました。

でも、分からない...。

東京で電車に乗るときのカードは、もう複雑なので、何がどうなっているのかはフォローしていません。

一度、カードがどうなっているのか、ちゃんと勉強しようとは思っています。

でも、どうせ帰ってきたときには覚えたことを忘れているだろうし、またすぐにシステムは変わるのだろうと思うので、何がどうなっているのか研究するのは怠っています。

うう~ん。東京って、疲れる!...

親しい友達と会って別れるときには、電車の切符を買うところまで付き添って案内してくれます。

浦島太郎に対する優しい心づかい、ありがとう!!!

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2006/05/16
ブルゴーニュ南部にあるマコン地域には、「マコンのゴーフレット(Gaufrette Mâconnaise)」と呼ばれるお菓子があります。

「今では全く見かけなくなった」と地元の人が言っていたのですが、最近になって、それを作って売っている店を見つけました。地元マコン市にあるケーキ屋さんです。



右に入れた写真が、その店のショーウインドー。ホームメイド(maison)と書いてあります。

実は、このお菓子とは一度だけ出会ったことがありました。この地方にある小さな村のワイン・バーで出されたのです。そのときの写真が左側の丸で囲んだ方。

このカフェでは、白ワインのおつまみとして出してくれました。そう、「珍しいのだ」と言って、もったいぶって出されたように記憶しています。

このワイン・バーは変わったところでした。というのも、建物は昔の教会なのです! でも、その話しは別のときにしますね。

ゴーフレットを売っているのを見つけたお店では12個買いましたが、軽いこと、軽いこと! 持って帰るとき、箱の重みしか感じませんでした。

サクサクで、とても薄くできていました。とてもおいしい。この地方で育った人たちが、マコンのゴーフレットに愛着を持っているのが理解できました。

どうやって作るのかと思うくらいに薄くできていました。大量生産しているわけではないので、製造する機械があるとは思えません。

ともかく軽いので、1個食べただけでは全く食べた気がしませんでした!

地元観光局のサイトにレシピが出ていました。20本分の材料は、小麦粉、砂糖、生クリームを250グラムずつ。焼き上げてからすぐに巻くのがコツだそうです。


◆ゴーフレットとはウエハースのこと

「ゴーフレット(gaufrette)」という言葉を聞いても違和感はありませんでした。

フランスでは「ゴーフル(gaufre)」を食べる機会が多いので、ゴーフレットとは「小さなゴーフル」のように受け取ったからです。

家という意味があるmaison(メゾン)という単語をmaisonnette(メゾネット)とすると、「小さな家」の意味になるのと同じですから。

今あらためて、このゴーフレットというのは日本語で何と言うのかと思って辞書で調べたら、「ウエハース」となっていました。そういえば、私が時々スーパーで買うウエハースのお菓子も「ゴーフレット」という名で売られていたのだっけ?・・・

ゴーフレットはウエハースのことだと聞くと、あのマコンのゴーフレットが非常に軽かったのもうなずけます。普通にイメージするウエハースの1枚だけを巻いたようなものですから!

それに、日本でも「ゴーフル」という言葉を耳にしていたような気がします。


◆フランスのゴーフルとは?

フランスでは、ゴーフルは庶民的で、良く知られたお菓子です。


これが普通のゴーフル。
食べかけてしまっていますが、初めは四角い形をしていました。


デザートにもなりますが、お腹がすいたときのスナックとしてよく食べます。店先で焼いて売る店があるし、お祭りなどではゴーフルを売る屋台がつき物になっています。


ゴーフルとクレープを売っているトラックの店。
ワイン祭りだったので手前に樽があります。


ゴーフルを焼く小さな電気器具も普及していて、家庭でもゴーフルが簡単に焼けます。


Vitantonio バラエティサンドベーカー 【深型ワッフル & ホットサンド & 鯛焼きプレート】 シルバー×ホワイト VSW-450-W


子どもたちが好きなのでしょうが、私も大好き。

クレープを食べるときも同じですが、お砂糖とグラン・マルニエというオレンジ・キュラソーをかけて食べるのが一番好きです♪
グランマニエ[グランマルニエ] 正規 700ml 40度(Grand Marnier Liqvor)グラン・マルニエ (オレンジ・キュラソー)

おいしいのは、カリカリ、サクサクとした軽いゴーフル。ホットケーキのように重ったるいのは失格です。


◆ゴーフル(gaufre)は、日本ではワッフルと呼ばれる

私にとって、「ゴーフル」というのは余りにも身近なお菓子なのですが、日本語では「ゴーフル」とは呼ばないらしい。

「ゴーフル」は「ワッフル」と訳すのが正しい、と気が付きました。

ワッフル(waffle)とは英語読みで、フランス語だとゴーフル(gaufre)、ドイツ語ではヴァフェル(waffle)だそうです。いずれも蜂の巣を意味します。だから、フランスのゴーフルには蜂の巣のようなデコボコがあるわけです。

日本で販売されている「ワッフル」を検索

 例えば、ベルギーワッフルビスケットベルギーワッフルビスケット 200g入り

売られている商品を眺めてみると、日本の「ワッフル」にも、フランスの「ゴーフル」のような蜂の巣を思わせる模様がついています。

だから、やはりゴーフルはワッフルと呼ぶのだ、と確信。

◆ゴーフル = ワッフル。でも、日本には「ゴーフル」なるものが存在する

マコンのゴーフレット(つまりウエハース)には細かな網目模様があるので、ゴーフル(つまりワッフル)と同じファミリーだと分かります。言葉自体もゴーフルから作られているのですから当然。

でも、日本語でワッフルとウエハースという二つの言葉を並べると、全然関係ないもののように感じてしまいますよね・・・。

日本で「ゴーフル」という言葉も聞いたことがあるような気がしました。調べてみると、日本では「ゴーフル」と呼ばれるお菓子も売られていました。

日本で販売されている「ゴーフル」を検索

神戸ゴーフル (ストロベリー&ブルーベリー&オレンジ)神戸ゴーフル


◆ゴーフレット(gaufrette)はゴーフルと訳すべき?・・・

日本の「ゴーフル」は、どうもフランスで「ゴーフレット」と呼ばれるお菓子に近いように見えました。つまり、薄くて、サクサクしている。

だとすると、マコンのゴーフレットは、「マコンのウエハース」よりは、「マコンのゴーフル」と言った方が良いのではないでしょうか?・・・

「ウエハース」というと、四角くて、中にクリームみたいのが挟まっているお菓子をイメージしませんか?

「マコンの」というふうに地名が付いているのは、巻いてある形を特定するためかも知れない。いつか知っている人に教えてもらおうと思います。


◆ワッフルの起源

ワッフルの原型は古代ギリシャ時代にまでさかのぼり、13世紀にはヨーロッパ各地に広まったそうです。蜂の巣をイメージしたデコボコ型のワッフルが焼かれるようになったのは15世紀。

・・・と、書いてあったのは日本のサイトの情報でした。

仏仏辞典でゴーフル(gaufre)をひくと、12世紀、ドイツのフランケン地方の言葉フランドル語のwaflaからできたwalfreという言葉で呼ばれていたという語源がでてきました。いっぽうゴーフレット(gaufrette)の語源は16世紀。

思い出してみると、だいぶ前に帰国したとき、「ベルギー・ワッフル」があちこちで売られているので驚いたことがありました。フランスでもよく見るお菓子なのに、なぜベルギーなの? と思ったわけです。

でも、いつの間にか、というか次に帰国したときには、もうベルギー・ワッフルは姿が見えなくなっていたように思います。それで、食べたこともないし、どこがフランスのと違うのかも観察できませんでした。

こう書きながらインターネットを覗いていたら、ワッフルについて詳しく書いたページが出てきました。ワッフルのレシピにもリンクしています:
巷でブームの「ベルギーワッフル」の背景を探る

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2006/05/13
フランスの城や修道院をガイド付きで見学するときには、台所の見学が一番最後になっていることが多いように感じています。

ここに住んでいた昔の人たちは、どんな食生活をしていたのか?

食べ物に異常な感心を示す傾向が大きいフランス人のために、台所に見学の焦点が当たっているようです。

ガイドさんに「これから台所を見学します」と言われると、みんな浮き浮きしてゾロゾロとついて行きます。

召使いが通る粗末な廊下をつたって地下に降りていったりするので、なんだかクライマックスを迎えるような効果もある!

見せる価値がないような個人が所有するお城などでは、せめて台所だけはみごとに再現していたりもします。それだけでも来た人たちに満足を与えることができるからでしょう。

フランス人たちって、本当に食いしん坊だと思います。

自分が食べなくても、食べ物に関係していれば喜んでいるのですから!


◆クイズ: これが何かお分かりますか?

ブルゴーニュ地方にあるお城を見学したときに見て、台所に面白いものがあったので写真に撮りました。



この写真で右側に矢印で示した物は何なのか、お分かりになるでしょうか?

これは昔使われていた調理道具なのですが、今でも同じものが存在します。

実は、その後パリに行ったときに、友達に連れて行ってもらったお店で売っていたので、買ってしまいました。骨董品ではありません。プロは使うので生産されているのでしょう。

ブルゴーニュに住んでいると、持っていたら便利かな?... と思ったので買いました。

それと、せっかく案内してくれたのに何も買わないと、私がお店に興味を示さなかったのだと思ってがっかりされるのを避けたかったのです。

でも、必要なかったみたい...。ほとんど使っていません。

そもそも、フランス人はぶきっちょなせいと、食べ物にこだわるせいか、なくても良いような様々な調理器具があります。台所のスペースも広いので、色々持てるということもあるのでしょう。

写真に写っている物が何なのかお分かりになったら、コメントでお答えくださいね♪

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