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2006/07/31


今日の日記「セーヌ河流域の村々で行われたシャンパン祭り」で書いたイベントに行ったとき、ある村の中を歩いていたときに見つけたものです。

家の門の郵便受けのとなりにあった変な管。何かと思ってしまいました!

しばらく考えて、これかも知れないと推測し、管の中を覗いてみたら、何なのかが分かりました。

ほお~! と感心しました。

塀の土台は石を積んでセメントで固めていますが、たぶん日曜大工よろしく家の持ち主人が自分でやったような感じです。それをしながら、ついでに、この管もつけたのだと思います。

この変な管が何だかお分かりになりますか?

とてもフランス的なものです! 日本には絶対にないはず。フランスで生活した方、しかも田舎の暮らしが分かる方でないと、何なのか想像がつかないかも知れません...。

こんなものを見たのは初めてです。フランスの門によくあるものだとは思わないでください。

たぶん、この家を建てた人のアイディアなのでしょう。田舎の家では、こういう物が必要なお家では違う形で用を足しています。でも、この形の方が良さそうなことは確かではあります。

便利かも知れないけれど、美的ではありませんね...。お家は新築らしいので、これからこの管の上にを隠すようなことをするつもりなのだろうな、と思いました。

だって、こういう管って、トイレの排水に使った管の余ったものに見えてしまいますよ! まあ、新品を使ったから良いけれど、でも、あんまり気持ちが良くない...。

せめてビニールの壁紙か何かを管に巻くとか、ペンキを厚めに塗るとかしたらマシになるのではないか・・・。一番良いのは、入り口だけ残して、石を摘んでこの管を隠すことだと思うのですが、うまく管が入るように石を積むのは大変そう・・・。

よそ様のお家なのに、どうしたら良いか考えてしまいました。

この管は何のためにあるのかご想像がついたら、コメントでご回答ください♪

なお、こういうお祭りを主催する村では紙で花を作って飾るので、塀に飾ってある造花は無視してくださいね。

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2006/07/31

シリーズ記事 【2006年 シャンパン祭り】 目次へ
その1


シャンパーニュ地方のワインマップ
この週末にはシャンパーニュ地方南部のシャンパン産地でお祭りがあったので行ってきました。

昨年初めて行って気に入ってしまったお祭り。小さい村々の住民たちが演出するイベントというのは楽しいものです。

シャンパンというのはセラーに長いこと寝かせておくのは避けるべきなので、必要な量しか置いていません。ストックが底をついてきたところだったので、ちょうど良いタイミングでもありました!


◆セーヌ河のほとりで育ったブドウから作られるシャンパンの産地

今年のお祭りはセーヌ河に沿った6つの村が行いました。

このあたりは、シャンパンの産地の中ではブルゴーニュ地方寄りにあるので簡単に行くことができます。ブルゴーニュというのは、ワインにもシャンパンの産地もお膝元で良いな... と向かう途中で思いました。

このお祭りのシステムは、ほとんどのワイン祭りと同じ。試飲をしたい人はグラスを買います。6ユーロ(1,000円弱)でした。

それに試飲チケットが付いてきて、シャンパンの蔵元で1杯ずつ試飲できるという仕組みです。



男性が首から下げているのが試飲用のシャンパングラス。
この人は、どうしたわけか3つもグラスを下げているのが面白いので写真を撮らせていただきました!



試飲チケットは全部で29枚ありました。普通、シャンパンを1本あけると、グラスに6杯分といわれます。入場券代わりのグラスは小さめなので、10杯で1本分と計算すると、ボトル3本分。

村々を移動するし、色々な楽しいアトラクションもあるので、そんなに1日では飲めませんよ~! お祭り開催の2日とも来ている人も、券を残しそうだと言っていました。

引換券を出さなくても飲めるシャンパンもあったので、半分近くのチケットを残してしまいました。もったいない?!



これがセーヌ河です。シャンパンのボトルの形で噴水をつくっていました。

パリに流れていることで有名なセーヌ河ですが、水源はブルゴーニュ地方にあるのです♪

主催地となった小さな村は、それぞれ工夫を凝らしていました。シャンパンについても色々勉強することもでたし、すれ違う人たちは皆ほろ酔い気分になっているので和気藹々とした雰囲気!

7月に入ってから続いていた猛暑もようやく去ったようで、とても楽しい1日を過ごしました。

- 続く -


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2006/07/30
昨日は、行ったことがなかった朝市に連れて行ってもらいました。

ブルゴーニュから県境を越えたところにあるシャンパーニュ地方の町。遠くの丘にブドウ畑が見えてくると、浮き浮きしてきました。

町に到着して初めにしたのは、カフェに入ってシャンパンを飲んだこと。シャンパンの産地に行くと、グラスで飲むシャンペンを注文するのに躊躇しません。みんなが気楽に飲んでいるので、開けたばかりのボトルから注いでもらえるだろうと安心していられるからです。

ここの朝市は、道路を交通止めにしてやっているものでした。野外の朝市が一番好きです。観光しているような楽しい気分で歩けます。


◆休閑地の花咲かせ運動だった!

帰り道、1週間前の日記(畑の間に突然出現したお花畑)で、これは何なのだろう?... と思ったのと同じお花畑を見ました。

畑の中に色とりどりの花が咲いているというもの。自然にできた花畑ではないことは明らか。土を肥やすためにしているのかな、と思っていたのですが、今日はなぜお花畑があるのか分かりました。



看板が出ていたのです。

「花咲く休閑地」と書いてある。ハンターと農業者たちが協力してやっている花咲かせ運動だそうです。もちろん自治体も補助金を与えているらしい。

ちょっと調べてみたところ、こういう休閑地を花畑にする試みは、少なくとも5年前くらいに始まったようです。花畑に咲かせる花々は、雑草よりも強くて、雑草より背が高くなる、水をそんなにあげなくて良い、などの条件で選ばれているようです。

ついでに、ずっと以前に見た休閑地に咲いていた紫色の花もサイトで見つけました。たぶん、これだったと思います。

フランスの休閑地というのは割合きれいになっていて、ちょっと見ただけでは作物が作られていない畑なのかどうか見極められないのですが、お花を咲かせてくれるのは嬉しい。紫色の花畑もきれいだったのですが、色とりどりだと、もっときれい...。

フランスは花を咲かせて美しくするという運動が盛んで、市町村や個人の庭の美しさを競う全国コンクールもあるのですが、こういう休閑地を美しくしようという運動もいいな...。どんどん広がってくれると嬉しいのだけれど。

ともかく、この花畑は何なのだろうと気になっていたので、解決できてすっきりしました!

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2006/07/29
数カ月ぶりに訪れた友達の家で、お昼をご馳走になりました。

この日観察したこと4つ。


◆いつになく居間が散らかっているので驚いた

家の中に入ったら、居間の中がいつになく散らかっているのが目につきました。

別に驚いた顔をしたわけではないのですが、友達の方が言い訳をします。
「ステレオを新しくしたところだから」

確かに、空き箱はあるし、配線などをしている途中らしい。

散らかっているな、などというのが目についてしまったのは、いつもフランス人の家に行くと、どうしてこんなにきれいに片付いているのだろう? と感心するからです。

突然訪ねて行っても、まるでお客さんが来るのが分かっていて片付けたように見える。

もちろん、小さな子どもがいる家では、やはり玩具なんかが散らかっていたりします。でも、普通の家では、薄気味悪いくらい整然としています。

家が広いので片付けられるのかも知れません。

でも、たぶん、家の中はいつも片付けるのが習慣になっているのではないかと思います。

そう思ったのは、イギリスの語学学校に通っていたとき。ビジネス・イングリッシュを教える少人数制の学校だったのですが、私のクラスは、フランス人2人とスペイン人2人と私の5人。生徒は全員ホームステーをすることになっていたので、お世話になっている家のことが話題になりました。

それでフランス人たちが私に言った文句の中には、イギリス人家庭というのは散らかっているということがありました。

その当時、私は日本に住んでいたので、フランスの家庭のことは余り知りません。私が滞在していたイギリス人の老夫婦の家は別に散らかっているとは感じていませんでした。私の日本の家の方が、よっぽどゴッチャゴチャでしたから!

「別に散らかっているとは思わない」

そう彼らに言うと、「例えば...」と言って、路上駐車してあった車を指差す。

「散らかっているだろう」と言う。

確かに、その車の中、なんだか分からないものがゴチャゴチャありました。

彼らフランス人たちは、散らかっている家の中というのに慣れていなかったのだろうと、今になると思います。

つまり、イギリス人というのは、フランス人みたいには片付け魔ではないのでしょうかね?...


◆フランス人は子煩悩

この友達の家では、初孫ができました。末っ子の女の子が、早すぎるのに子どもを「生んでしまった」のです。

お兄ちゃんの方は秀才なのに、妹は問題児。ずいぶん親に心配をかけてきたのですが、やっぱり結婚問題でも失敗。子どもが生まれて間もなく離婚。結婚とか離婚とか書きましたが、実際には法的な結婚はしていないのですが、フランスでは同じことなので、簡潔にするためにそう書きました。

この彼と別れる問題の前に親を心配させたのは、大学進学問題。「こともあろうに、文学部なんかに入ってしまった!」というもの。

女の子が文学部に入るのなんて、日本だったらごく当たり前ですよね? 文学に特別な興味がなくても、女の子だったら文学部にでも入っておくのが無難、というところがあると思います。

ところが、フランスは違うらしい。入学して間もないころ、彼女の親の友人たちで集まったときには、「読書なんかろくにしていないのに、文学部なんかに入って!...」と喧々囂々。

私は「いいじゃないの」と思っていたのですが、やはり半年後には中退していました。フランスの大学というのは、本当に学問したい人だけが行くところらしいです。

その他にも、親に心配ばかりかけている娘さんで、何かにつけて「困った、困った」を聞かされてきました。

でも親にとって、やはり娘も孫も可愛いらしい...。

昨日久しぶりに行ったら、「なに、これ?!」と驚いてしまいました。

大きな町の郊外にある新興住宅地の広くもない庭は、幼稚園の庭になっていたのです! 娘さんは、遠からぬところに住んでいて遊びに来るというくらいの程度なのに...。



幼児用プール、滑り台、遠くにはオママゴトに使うらしい小屋。
柱には、お花やミツバチの玩具がついていました。

私たちは、左手に見えるテラスで昼食をとりました。
毎日テラスで食事できるので、居間が散らかっていても構わなかったのでしょうね。


でも、これは個人的な私の驚きだと思います。私には祖父母がいなかったので、そういう環境を知らないだけ。日本でも、同じように幼稚園を作ってあげるものなのかも知れません...。


◆好き嫌いがひどいのに、お料理は上手

出してくれた料理は、アボガドなどをベースにした冷たいスープ、子羊のメイン、チーズ、ちょっと変わったフルーツ・サラダでした。

夫婦揃ってお料理上手なのですが、この日は奥さん100%の料理でした。彼女の料理にはいつも感心します。ありふれた料理も、何かがプラスアルファーされていて美味しい!

でも彼女、嫌いなものが非常にたくさんあるのです。フランス人が「嫌い」となったら、絶対に食べません!

たとえば、この日のメインにした子羊も、ご主人は大好きだけれど、彼女は余り好きではない。肉の中が赤いくらいがおいしいと言う人が多いのに、彼女はかなり火を通さないとダメ。

「なんの肉が好きなの?」と聞くと、牛肉と家禽類。

魚介類は全くダメ。昨日のブログでお話しした、ブルゴーニュの産物エスカルゴも嫌い。

フランス人のくせに、チーズも苦手で、コンテというチーズしか食べない。


フランス人も、子どもの頃は好き嫌いが多くても、大人になると結構おいしいことに目覚めて食べるようになる人が多いのに...。

これだけ食材が豊富なフランスにいて、そんなに食べないものが多かったらつまらないと思います。

それでいて料理が上手なのですから、いつも奇妙に思います。お魚なんかも、ご主人が好きなので作るのですが、それがおいしい味付けになっているのです。不思議...。


◆一緒には働きたくないフランス人

昼食に招待されていたのですが、この日、ご主人の方は出勤していました。でも、毎日、お昼には家に帰ってきます。少ししたら電話があって、訪問者の応対をしているので帰宅は少し遅れるとの連絡。それから30分もしないうちに帰って来ました。

「参っちゃったよ...」と、帰宅が遅れた理由の説明。

それから、のんびりと昼食をしました。オフィスに戻ると言っていたのに良いのかな?... とは思ったのですが、私が気をもむこともないので、普通に食事。

軽い食事でしたが、やっぱり2時間くらいはかかる。食後のコーヒーのあと、新しく設置したステレオの音を聞かせてもらったりしていたら、4時になりました。

「もう、行かなきゃ...」と、ご主人。

なんだ、本当にオフィスに戻るつもりだったの?...

普通の昼休みは2時間くらいだと思いますが、管理職なので融通がつくのでしょう。オフィスに戻るのは5時近くなったはず。たいして残業なんかしないでしょうから、またすぐに帰宅するのでしょう。

ふと、思ってしまいました。私が仕事で誰かに連絡するときのこと。

「部長は昼食後に戻って来ます」と秘書の人に言われるから、午後に電話する。何回かけてもいない。イライラします。でも、この友達みたいな時間を過ごされていたら、いつお昼から帰ってくるかなんて分かりませんよ...。

でも、このご主人は、友達仲間では「働き者」と言われているのです。残業もけっこうするそうです。でも、残業は休日に振り替えられるので、年に8週間くらいの休暇があるのです!

いつも思っています。フランス人は、お友達にするには楽しい人たちだけれど、仕事相手にはしたくない!

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2006/07/28
昨日は、明け方から夕立のような嵐。暑い日が続いているので、雨が降るととても嬉しいです。

雨が止んでから庭を探索。エスカルゴが出てきているかな、と思ったからです。


日本でもかなり簡単に食べられるエスカルゴ、これはフランス語では「ブルゴーニュのエスカルゴ」と呼ばれる種類です。

ここブルゴーニュが本場なのです♪


◆雨あがりに出会ったエスカルゴたち

久しぶりのお湿りに、やはりカタツムリたちは出てきていました。みんな角まで出して、嬉しそう!

見つけたのは下の3種類。



今日は、大きさをお見せするために、マッチ棒をもってカタツムリを追いかけてみました。

1番から3番までのカタツムリのうち、食べられるのはどれでしょうか?

クイズにしたら簡単すぎてしまいますよね。1番のがブルゴーニュのエスカルゴです。殻の色からして、おいしそうでしょう?

この大きさで、中くらいかな? もう2回りくらい太っていると、もっとおいしそう♪ に感じます。

2番を降ったカタツムリは、たぶんプチ・グリという種類だと思います。そうだとすると、これもブルゴーニュのエスカルゴのように食べられます。養殖も可能。

南仏でよく食べるのでしょうか? 旅行したときに行った田舎のレストランでは、プチ・グリを網焼きにして出してきたので驚きました!...


◆エスカルゴは今捕まえる!

ブルゴーニュ地方では、7月1日にエスカルゴの収穫が解禁になります。それまでは産卵期なので禁止。

昔はたくさんいたのでしょうけれど、最近はだいぶ少なくなっているそうです。それで解禁になったら、すぐに探しに行く必要があります。

解禁になったらすぐに採らなければいけない、というのは、他の人に採られてしまう前に捕まえる必要があるという意味です。そんなに急がなくても良いのでしょうけれど、秋になってしまったら身が固くてだめなのだということです。

捕まえたエスカルゴを下ごしらえするのは大変な作業です。今では、ブルゴーニュの田舎だって、そんなことをやるのはお年寄りばかり。

毎年エスカルゴをご馳走してくれるお爺さんは、今年は千個捕まえたと言っていました。今年はうまい具合に、7月の初めにはたくさん雨が降ったので大収穫だったようです。

千個? 数えたのかな?... とも思ってしまったのですが、バケツの数でだいたい推測したのだと思う。

もう調理して冷凍にしたとのこと。

早く食べさせてくれないかな、とは思うのですが、こんなに毎日暑いとオーブンなんか使う料理の食事会なんか開けないでしょうね。猛暑に弱いお年よりは十分気をつけて生活しなさい、とニュースはうるさく言っていますから。

早く涼しくならないかな...。


◆ブルゴーニュはエスカルゴの国

ブルゴーニュの郷土料理と知られている料理でも、現地ブルゴーニュでは余り食べないものがあります。

たとえば、フォンデュー・ブルギニョン。これなんかは、パリのレストランで探す方が簡単に見つかります。そもそも、この料理には「ブルギニョン(ブルゴーニュの)」とついているのですが、ブルゴーニュの郷土料理ではないような気がしています。

ところがエスカルゴは、よく食べる機会があります。私が好きなだけかも知れませんが・・・。でも、ブルゴーニュの観光客が来るようなところだと、エスカルゴがメニューに入っているレストランを見つけるのはかなり簡単です。



これは猛暑だった2003年にご馳走になったエスカルゴ。
お爺さんのお母さん(100歳近い)も含めて、6人での食事でした。

田舎ではたくさん作るので、レストランのようにエスカルゴ専用の器なんかには入れないことがよくあります。


こんなにたくさん食べてしまうの! とはおっしゃらないでください。このときも、入りきれなかったエスカルゴを入れた2皿目がありました!

捕まえたエスカルゴを食べさせるからと人を呼ぶときは、一人2ダースくらい分くらい用意しておかないと、来た人たちをがっかりさせてしまうでしょうね...。

でも、ブルゴーニュのレストランなどで前菜のエスカルゴを食べるときは、一人1ダース(12個)が一般的です。

家で食べるときも、普通は12個。というのも、家庭用のエスカルゴのお皿は、12個のるように窪みがついているからです。

ただし、レストランの観光客向け料理だと、本場ブルゴーニュでさえも、けちって6個盛りにしていることもあります。

ブログ内リンク:
★ 目次: エスカルゴについて書いた記事


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2006/07/27
友達が別荘でバーベキューパーティをするからと誘ってきました。

到着すると、「あら、水着持ってこなかったの?!」と、驚かれてしまった。みんなプールに入るつもりだったのなら、誘ってくれたときに言ってくれればよかったのに!...

猛暑が始まってすぐの頃、この人里離れた別荘の庭に置いてあったビニールプールが、芝刈り機や何かと一緒に、何者かによって盗まれてしまっていたのですもの。またすぐに買ったとは思っていませんでした。

男性は上半身裸になっている人もいるし、女性は水着を着ている。自分だけ服を着ていると、よけいに暑苦しく感じました。服を着ていると言っても、ショートパンツ姿ですから、限りなく軽い服装ではあったのですが。

でも他の人を見ていると、お腹を出しているのが気持ち良さそう...。


◆みんなでオシボリを頭に乗せて食事!

暑い、暑い...。みんなはもう、ひと浴びした様子。でも昼食が始まると、暑さは絶頂に達してきました。

食事をしていたテラスの上の屋根などは、あってもなきがごとし。ジリジリと暑さが伝わってきます。

そのとき、私は持ってきた冷たいオシボリを配る。大いに受けました!

でも、すぐにオシボリは暑くなってしまいました。

そこで、また私の知恵。

水道の水がかなり冷たかったので、それでオシボリを濡らして、またみんなに配る。それぞれが1個ずつオシボリを持ったわけですから、洗わないでも再生してしまった良いわけです。

何回も何回もオシボリを濡らし直しました。

そのうち一人が、冷たいオシボリを頭に乗せると気持ち良いことを発見。みんなで真似しました。


◆ベカシーヌになってしまった!

オシボリを頭に乗せた姿が「ベカシーヌに似ている!」と騒がれた女性がいました。

ベカシーヌというのはフランス人なら誰でも知っている漫画の主人公なのです。ブルターニュ地方のお話しで、鼻が小さくて、白いエプロンと頭巾をつけているのが特徴。



こちらが彼女です。ベカシーヌに似ていますか? 日本語には翻訳されていないらしいので、そう思われないかも知れませんね...。

本当に似ているかどうか確かめたい方は、
漫画の主人公ベカシーヌが100歳を迎えたときに出された
記念切手をご覧ください。 ↓

フランス発行「誕生日おめでとう」小型シート

開いたページの画像をクリックすると、ベカシーヌがよく見えます。

友達にはエプロンこそなかったのですが、みんな「ベカシーヌそのものだ!」と大はしゃぎ。

アニメ映画になったときの主題歌でしょうか。ベカシーヌの歌をみんなで大合唱しました♪

Bécassine, c'est ma cousine
Bécassine, on est voisines
Quand je m'en vais voir ma grand-mère
Qui habite au bord de la mer
Je retrouve ma Bécassine
Qui m'emmène au bout de la terre
Bécassine, c'est ma cousine
Bécassine, et la cousine
Marie qui louche m'amuse beaucoup
Ensemble on fait les quatre cents coups
Bécassine, tu nous rends fous





「ベカシ~ヌ~!♪」と歌いながら騒いでしまったのには、暑くて喉が渇くので、みんな大量にワインを飲んで酔っ払っていたせいもあります...。

ベカシーヌの漫画は、少女雑誌少女雑誌『La semaine de la Suzette(シュゼットの1週間)』で1905年に連載が始まった。ブルジョア家庭に雇われたお手伝いのベカシーヌは、おっちょこちょいだけど憎めない女の子。アニメ映画化されたり、キャラクター人形になったりしている。日本語には翻訳されていないらしい。
☆出版社サイトで「Bécassine」の漫画のページを見せています ⇒ Librairie Gaïa
Bécassine (bande dessinée)



◆私は、蜂に刺されて騒ぐ

ふと気が付くと、足に虫がとまっていました。こういう場合、慌てないで、そっと追い払えば良いのに、何かと思って虫をひっぱたいてしまいました。

スズメバチ(guêpe)だった...。

太ももが腫れてくる...。痛い...。

もう手足は虫刺されによる引っかき傷でいっぱいになっているので、もう一つ増えるのはどうでも良いのですが、アブに刺されたとなると、ちょっと心配...。友達に、スズメバチに刺されてた足が膨れ上がり、病院に担ぎ込まれた人がいたのです。

救急箱がある、と言って出してきてくれました。



でも! 開けてみたら、バンソウコウのほかには、食べ過ぎのときの薬しか入っていない!

お酢をつけると良いと言われて、サラダに使ったビネガーで応急処置。幸い、腫れはそれほど大きくはなりませんでした。

【追記】
スズメバチに刺されたときの応急処置法が新聞に書いてあったのでご紹介しておきます。
 - まず、蜂の針を抜く。
 - 患部を熱して毒を中和させる。
  ドライヤーで熱をかける、火がついたタバコを近づける(やけどしないように注意!)など。



◆昼食後はプールに入浴

食事が終わると、みんなプールに飛び込んで行きました。

私も足くらいは濡らそうと入ったら、みんなから水をかけられてしまって、「もう、いいや!」と覚悟を決めて、水着ではないのにつかってしまいました。

空気を入れて膨らます子ども用のプール。しかも、盗難にあった後に買いなおしたものなので、前のよりも一回り小さい。

そこに大人も子どもも入ってしまえば、大きなお風呂に入っているようなもの。せいぜい足をバタバタしたり、浮かんでみたりするくらいしかできません。

超ビッグサイズサイズ!セビラーファミリージャンボプール(電動ポンプ付)超ビッグサイズサイズ!セビラーファミリージャンボプール(電動ポンプ付)

私が入った家庭用ビニールプールはもっとずっと大きかったですね...。

暑いときは、水につかるのが一番! プールがこんなに気持ち良いものだとは思っていませんでした。

私には着替えがなかったわけですが、芝生に寝転んでいたりするうちに服は乾きました。

その後はペタンクをして、またバーベキューの夕食にして、という楽しい1日でした。


◆フランスの猛暑はまだ続く...

途中で顔を出した人が、最近、脱水症状になって病院に行った話しをして、脱水症状を見分ける方法を教えてくれました。

腕の皮をつまんで、手を離す。脱水症状になっていると、そのつまんだ皮が盛り上がったままなのだそうです。

怖い...。

今年のフランスの猛暑は、15,000人もの死亡者を出したと言われる2003年の夏よりは気温は低いらしいのですが、猛暑が続いている日数では記録を更新しているそうです。今年も、猛暑による死亡者は数十人にもなってきました。

ブログ内リンク:
★ 目次: フランスで耳にする歌 (シャンソン、童謡など)
★ 目次: 今年のミレジムは? (ブルゴーニュ・ワイン)


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2006/07/24
小さな八百屋さんがありました。何百キロも離れたところにあるパリの中央市場まで仕入れに行くというこだわりよう。同じ野菜や果物でも、こんなに違うかと驚くような良質のものが置いてありました。値段はちょっと高い。

こういう高級食材を扱う店は、大きな町ではちゃんと顧客が確保できるのですが、そこはとても小さな町なのです。だんだん品数が少なくなってきてしまいました。

娘さんが朝市でイタリア食品を売るようになりました。これもパリで直接仕入れているので品選びが良い。野菜の質が良いかどうかなどというのは普通の人の目には余り見せませんが、イタリア食品の方は珍しいのであたったみたい。朝市ではお客さんでにぎわっています。

そうしているうちに、八百屋さんの方は閉店。かわりにレストランを開いたのだと、この町に住む友達が教えてくれました。とても美味しいから行ってみるように、でも席が余りないから満席になっていて断られることも多い、とのこと。


◆賢い選択

このレストランのやり方は賢いな、と感心しました。

腕の良い調理人なんかは雇わないで、手間のかからない料理を出すのです。ただし、材料は選りすぐっているので非常に美味しい。値段も安い。

フランスは税金や社会保険がやたらに高い国なので、従業員を持つと大変なのです。ましてシェフを雇ったら、よほど上手にやらないと破産に追い込まれます。

開店して間もなくの頃に行って、すっかり気に入ったのですが、先日また久しぶりに行きました。

前に行ったときは建物の前の路地を利用したテラスで食事したのですが、今回は暑いので建物の中に席を取ることにしました。

ちょっとレトロ風で、おもしろい内装でした。改装にお金をかけられなかったせいもあったと思いますが、昔の家そのままの感じを残している。それがアットホームで居心地が良いのです。



それでも頑丈なつくりの石づくりの家。200年くらいはたっている家だと思います。壁には石が見えるのも良い。普通にすっかり改装してしまった建物とは違って、あちこちに余分な空間があるのも面白かった。


◆良い材料を売り物にした簡単料理

メニューはたいして選べません。11種類の一皿料理「アシエット」、それに今日の料理だけ。チーズもワゴンやお皿で持ってきて好きなだけとるという形式ではなくて、あらかじめサラダと一緒に盛り合わせたものらしい。それからデザートもケーキかアイスクリームかシャーベットだけ。

ところでアシエットというのは、簡単に食事したいときのお勧め、アシエット・グルマンドという料理でも紹介した一皿で食事になる料理です。

暑い夏には、こんなさっぱりした料理が嬉しいのです。私はイタリアンのアシエットにしました。娘さんのイタリア食品に置いてあるハム・ソーセージ類がとてもおいしいので、これにすれば間違いないと思ったから。



サラダと、パルメザンチーズを砕いたものが乗っているイタリアのハム・ソーセージの組み合わせ。
デザートとしてメロンがついています。


写真では見えにくいと思いますが、ハム・ソーセージはサラダの下にも入り込んでいるという贅沢な量。6種類くらいありました。それで2,000円たらず。娘さんの店で買うより、ここで食べた方が安上がりなのではないかと思ってしまいました!

すべてに「食品選びのこだわり」を感じました。

例えば、ハム・ソーセージを食べるときに必要なバター。こういう簡単料理のときは、つまらないバターが添えられるものなのですが、やたらにおいしい。ブルゴーニュの、名も知られていないメーカーでした。たぶん農家の自家製バターを拡大した程度の小規模生産なのだと思う。

田舎パンも、とてもおいしいのを選んでいました。何処のパン屋で買っているのかを、しっかり聞いてしまいました!

ボリュームはかなりあったのですが、ちゃんと平らげてしまったし、食後も胃は全くもたれませんでした。つまり、100%パーフェクト!


◆人口が少ない国のネック

レストランに行くのが遅い時間だったので、満席になっていることを恐れていたのですが、半分くらいが空席でした。観光客なんか来ない町だし、住人の人たちは暑すぎてレストランになんかには行かないからだったかも知れません。

パリだったら、せめて人口が10万人くらいある大きな町だったら、この手の健康的な食事ができるレストランは大繁盛するはずなのですが・・・。

原価計算したら大して利益があがっていないだろうな、と思ってしまったのですが、頑張って続けて欲しいと思ったレストランでした。調理の設備やシェフを雇うことを節約しているので大丈夫だと思う。

公認会計士をしている友達が、高級レストランというのは意外に採算がとれないのだと言っていたのを思い出します。

彼が言うのは、ブルゴーニュにある3つ星レストランで採算がとれているのはジョルジュ・ブランだけだとのこと。ジョルジュ・ブランのレストランは行政区分からいけばブルゴーニュではありませんが、すぐお隣なので私たちはブルゴーニュに入れています。

3つ星レストラン級になると、顔を売るような契約ができるので採算が成り立つのだとか。

彼は3つ星レストランの経理にタッチしているわけではないので信憑性には欠きます。でも、そうかも知れないとも思えます。彼があげたジョルジュ・ブランは、昔からレストランに携わっていてた家系だし、他にもビストロなど一族で経営しているようなのです。

そう言えば、つい最近も、ブルゴーニュにある3つ星レストランが破産宣言をしたというニュースがありました。それから、今は亡きベルナール・ロワゾーが見学して行くように言ってくださったので調理場からワインセラーまで見学したときのこと。その昼食時の客は10人くらいしかいなかったのに、調理場などで働く従業員はその3倍近くいたことが印象的でした...。


◆個人的な蛇足

ひょっとして、すぎちゃん、見てくださっていらっしゃるかしら? あの、丘の上の見晴らしが素晴らしい、私たちのお気に入りの農家レストランに、こういう一皿料理を提案したかったのです。

お一人で料理もサービスもしていらっしゃるご主人、これだったら無理なくできると思うのですよ。しかも、あそこの珍しい野菜を使ったサラダは、ここで紹介したのよりダントツに素晴らしい! しかも、小国には黒豚の素晴らしい生ハムがある。あの生ハムはフランスやイタリアの最高級のものに匹敵しますよ。これを使わない手はない! と私は思うのだけれどな...。




2006/07/23
いまだに家の中でも靴を履いているというのには慣れていません。外出先から戻ると、真っ先に室内履きに履き替えます。

フランス人でも室内履きを使う人は多いのですが、余りおしゃれなことではありません。近所のパン屋さんに行くときにも室内履きのままで行ったりすると、もう年寄りっぽい!...。

室内履きをはくと言っても、日本のようなスリッパは床を踏んだ感じが快適ではありません。底が軽すぎるのです。やはり、ある程度靴に近いものでないと歩き心地がよくありません。

といっても、冬用の室内履きだと、どうしてこんなに重いの?! と思うものがたくさん売られているので、選ぶときには注意しています。


◆エスパドリーユ(espadrille)

夏の室内履きとしてフランス人たちが愛用しているエスパドリーユは、とても気に入っています。

底の部分が縄のようになっているので、素足で履くとさらっとしていて気持ち良い。畳の上を素足で歩く感触に似ています。



今年おろしたエスパドリーユ


踵の部分をふんづけてスリッパ風につっかけるので、踵で踏んだ部分の布が擦り切れてしまう。それで、翌年にはまた新しいにしたくなります。


◆日本語でもエスパドリーユ

日本語に訳すときにもフランス語の「エスパドリーユ」そのままで良いのだと、これを書いていて知りました。

確かに、インターネットで「エスパドリーユ」を検索したらたくさん出てきました。

楽天市場で「エスパドリーユ」を検索

おしゃれなエスパドリーユもありますが、フランスの室内履き風のシンプルなのもありますね。

ジュート巻きの厚底ソールで仕上げたレースアップサンダルLAUREN【ローレン】エスパドリーユ風...エスパドリーユ風   リゾートサンダルESPADRILLES (エスパドリーユ)リゾートサンダル

日本でも「エスパドリーユ」が流行っているのかも知れないという印象を受けました。

思い出してみると、私が日本で会社勤めしていたときも、夏の靴にはウンガロ製のヒールがあるエスパドリーユ・タイプのものを愛用していたのでした。

日本のような湿気が多い国に向いている靴だと思います。最近は日本でも、夏にはストッキングをはかない女性が増えたようにも感じますが、素足に嬉しい靴なのですよね。なるほど、日本の販売ではリゾート地で履くのに適しているという宣伝が目立ちました。


◆バスク地方が発祥の地

エスパドリーユという靴は、ピレネー山脈があるバスク地方が発祥の地。

ずいぶん前の夏のこと。バスク地方を旅行したとき、お祭りにぶつかったことがありました。町の人たちがみんな、白い衣装に、赤い紐がついた白いエスパドリーユ、腰にまく赤い帯といういでたちをしています。

私もさっそく、エスパドリーユと帯を買いました。お祭り気分を味わうのに使うだけでも惜しくないくらいに安かったからです!

クローゼットの中を探してみたら、あのとき買ったものが眠っていました。



エスパドリーユは足に巻いて結ぶための赤い紐がついています。
下に敷いたマフラーのようなものは、腰に巻く帯。2メートルくらいの長さがありました。



◆バスク地方に行った思い出

懐かしいな~。このときの旅行は、ちょっと変わっていたのです。

バスクに別荘を持っている友達がいて、夏の間はずっといるから泊まりにくるようにと誘われました。

それで、友人たちと押しかけたのですが、聞いていた住所の家に行くと、まだ別荘の持ち主家族は到着していませんでした。数日前に来ていると言っていたのに...。

家の方に電話しても留守。こちらに向かっているのだろうとは思ったものの、いつ到着するのか分からない。当時は携帯電話なんてものはなかったのです。

それで、スペインの国境を越してみよう、ということになりました。スペインは目と鼻の先にあったからです。

サン・セバスチャンという町に行きました。この町は、その後にも行く機会があったのですが、とても魅力的な町です。

バールでタパスを食べて昼食。大きなハムが天井からたくさん釣ってあって、これがまたおいしい...。すっかりスペインが気に入ってしまって、「いつ別荘に来るか分からない友達はほったらかして、スペイン旅行をちょっとしてから行こうじゃないか」ということになってしまいました。

結局、1週間か10日くらいかけて、北スペインの行き止まりにあったサンチャゴ・デ・コンポステーラまで行ってしまいました!

その帰り道で出会ったのが赤い紐のついたエスパドリーユだったのです。

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2006/07/22
土曜日は、遠くの町にある朝市に行くことにしています。

いつも通りなれた道を車で走るのですが、今日は野原の中にお花畑ができているのが目に止まりました。



近寄ってみると、コクリコ、マーガレット、ヤグルマギクが咲いている。これはフランスの国旗を表現する花々なのです。

その他にも、同じくらいの背の高さの、名の知らない花々も咲いていました。

なんだか夢の国のイメージにでてきそうなお花畑...。

また別の所でも見つけました。お花畑が所々にできているのですから、何か理由がありそう...。ミックスした花が密集して咲いているので、自然にできた花畑だとは思えません。

フランスの園芸店では「日本の芝生」という名前を付けた種を売っています。10センチくらいにしか伸びない花が咲く植物の種をミックスしたもの。お花がいっぱい咲いた芝生のようになるので気に入っています。

その「日本の芝生」と同じような雰囲気で野原ができていました。でも、こんなに広い土地にミックス種を蒔くのは不経済。誰かが野原を美しくするために種を蒔いたとは思えません。

というのも、花畑ができていたのは穀物畑の一角で、たぶん休閑地風に見えるところだったからです。

たぶん、畑の土を肥やすためか、害虫を駆除するのに効果がある、というので種を蒔いたのではないでしょうか?

いつだったか、野原が一面に紫色になっているところがあったので、ラベンダー畑かと思ってしまったことがありました。ブルゴーニュなんかでラベンダー畑を作るはずはないので変...。この紫の花が咲く植物(何と言う名だったか忘れた)は、畑の土を良くするということで種を蒔いてあったのだ、と後で教えてもらったことがあります。

昔のフランスの畑には、フランスの三色旗カラーとされる3つの花(コクリコ、マーガレット、ヤグルマギク)がたくさん咲いていたそうです。それが農薬でなくなり、最近はまた復活してきました。

「こういうエコロジー農法をしましょう」ということを啓蒙するために、農業会議所あたりが種を無料で提供したのではないかな?...

また後で理由を教えてもらえるかも知れないので、「今日見た」という記録を残しておきます。


【追記】
後日、これが何であるか分かったので日記に書きました。
休閑地を花畑に変身させる運動 2006/07/30

ブログ内リンク:
★ 美しいフランスの6月 2006/06/08
フランスの国花は何の花? 2013/05/09 矢車菊


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2006/07/22
フランスの猛暑は続いています。木曜日には夕立があって涼しくなるという天気予報は取り下げられて、まだ当分暑さが続くようです。

夕立なんか、ありませんでした! フランスの天気予報というのは、本当にいい加減...。

こういう暑いときの食事は、さっぱりしたものが欲しい。チーズには「フロマージュ・ブラン(fromage blanc)」、つまり「白いチーズ」と呼ばれるフレッシュ・チーズがおいしい。

できたてなので、スプーンで食べられる柔らいチーズです。腰のあるヨーグルトといったところでしょうか?

普通のチーズは、冷蔵庫で保管していたら(本当は入れない方が良いのですが)、少し前に出して常温にしなければなりません。でも、このフロマージュ・ブランは冷たい状態で食べられます。

それが暑いときには嬉しい!



フロマージュ・ブランを楽天市場で検索してみる

フレッシュ・チーズなので、日本には余り出回っていないみたいですね...。


◆一番好きなのは山羊のフロマージュ・ブラン

牛のミルクから作ったフロマージュ・ブランが簡単に手に入るのですが、山羊のミルクから作ったものはもっとおいしいと思います。ヤギの臭さが全くないのに、牛よりも濃厚な味!

一度、レストランで食べたフロマージュ・ブランが驚くほどおいしいので、どこの農家で買ったのか聞いたら、山羊のフロマージュ・ブランだったのでした。

それ以来、山羊のチーズの産地に行ったときには、農家に行って買っています。その以前から山羊のチーズを作っているお気に入りの農家は何軒かあったのですが、フロマージュ・ブランがあるとは知らなかった...。陳列していないのだもの!

いつでもあるわけではありません。手に入ると感激します。山羊のフレッシュ・チーズは日持ちしないらしくて、生産者のところでしか手に入らないようです。



農家直売で買った山羊のフロマージュ・ブラン

フロマージュ・ブランは水分が多い。農家で買うできたてチーズは、穴の開いたカップを引き出す仕組みになった容器に入っている。



◆フロマージュ・ブランを食べる方法は2通り

フロマージュ・ブランをどう食べるか? 私は、全く勝手に、パリ風と、田舎風があると言っています。

【パリ風の食べ方】

お好みによりますが、まず生クリームを加えて、それからグラニュー糖かジャムなどの甘みを加えて食べます。つまり、ほとんどヨーグルトのような食べ方。

甘くして食べる良さは、チーズとデザートを食べたようになるからではないでしょうか? 家で食べるときには、毎回デザートがあるわけれはないので、とても便利。

でも、この食べ方には、私には決定的に見える欠点があります。

甘いチーズになってしまうので、ここでもうワインを飲む気がしなくなってしまうこと。フランスの食事で出されるワインはクレッシェンド。だんだん良いワインにしていって、チーズのときに最高のワインを飲むのです。そこで、甘いチーズなんていうのはいただけません...。


【田舎風の食べ方】

もう一つは、フロマージュ・ブランに塩コショウをかけて食べるという方法があります。

それだけでも良いのですが、できれば生クリームを加えることが多いです。さらに、ハーブなどをみじん切りにしたものを混ぜて食べると、もっとおいしくなります。



上の写真: レストランで出された状態。生クリームと薬味が別に添えてあって、自分が好きなようにとる。ここでは、シブレット、エシャロット、パセリが添えてあった。この他、ニンニクもよく使われる薬味。

下の写真: 私が薬味をのせた状態。これをかき混ぜて、スプーンで食べる。


塩コショウだと、ワインも飲めるわけです♪ でも、味が濃厚ではないチーズなので、すごいワインが出るチーズ・タイムのときにフロマージュ・ブランというのは、やっぱり、ちょっと残念...。

レストランでフロマージュ・ブランを注文するのは、お腹いっぱいになってきたというときかも知れません。冷奴を食べるみたいに、すんなりお腹に入ります。

ところでフロマージュ・ブランも選べるのは、田舎の庶民的なレストランが多いです。「これじゃ、ご馳走にならない」という感じがあるのでしょうね。


◆砂糖か、塩コショウか?

どちらの食べ方をする人が多いのかな?... レストランに行くと、まずお砂糖を持ってくることが多いような気がします。

日本でフロマージュ・ブランを紹介なさっている方が書いているのを見ると、圧倒的に甘くするのが多い感じがしています。

甘くする方が主流なのでしょうか?...

ブルゴーニュ人の友達の中には、誰かが砂糖をかけようとすると「フロマージュ・ブランにお砂糖をかけるなんて!...」といきまく人がいます。

確かに、塩を入れてつくるチーズに甘みを加えてしまうというのは不自然に感じます。思えば、チーズがいくらでもあるフランスなのに、チーズケーキを食べたことがないような気もします。

私は、いつも塩コショウで食べています。これに慣れてしまうと、甘くしてしまうことには抵抗を感じてしまうのです。結局、他の人たちも習慣でどちらかにしているのだと思います。

昨日のブログで書いたグロゼイユとカシスのジュレは、フロマージュ・ブランに入れるととてもおいしのだと言われました。レシピをくれたお家の息子さんは、そうするのが大好きで、一回の食事でジュレの一瓶分くらい使ってしまうそうです。

確かに、このジュレなら合いそう。試してみようと思いました。

ブログ内の関連記事:
★ 目次: 乳製品(チーズ、バター)に関して書いた日記


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