| Login |
2006/10/31
仲良し友達二人がご近所を回ったときの写真がメールで届きました。



かわいらしい魔法使い♪

お小遣いがたくさんもらえたかな?...





にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
にほんブログ村



カテゴリー: 季節の行事 | Comment (2) | Top
この記事のURL | Rédiger
2006/10/30
田舎を旅行していると、「こんなお家、欲しいな~」と思うときがあります。

例えば、これを見たときに、そう思いました。



「manoir(マノワール)」と呼ぶ館。

お城は好きですが、住むのには大きすぎるのですよ。どうせ持てるはずはないのだから、そんなことを考える必要はないのですが!

近づいてみたら、玄関の柱も、なかなかのものでした。



後ろ側は、こんな風でした ↓



可愛らしい建物でしょう?

私は塔が好きなのだと思います。丸い塔が好きか、四角い塔の方が好きかと迷うこともなく、この館なら両方あります♪

窓から家の中を覗き込んでみると、とても立派な暖炉がありました。

素晴らしいですよ~!

外壁は汚いですが、しっくいを剥がして石が見えるようにして、その石を高圧噴射できれいにして、素晴らしい館に変身してしまうはずです!

そういうことができる財源があるかが問題になりますが、どうせ買えないのだから、そんなことを心配する必要はありません。

ほとんど満点をあげたくなる家でした。

でも、まわりが真っ平らな畑なのが気に入らない...。地平線に丘があるとか、自分の家が高台にあって見晴らしが良いとか、そういうのが欲しいですね。

・・・ などと、勝手なことを考えて、館を後にしました。

ちなみに、この館は村役場が所有していて、庭には公園のように入り込むことができました。

お城を眺めているときも同様に考えてしまうのですが、なかなか百%気に入るのって少ないです。

高速道路ができてしまっていたり、TGVがあったり...。そんなのができる前にお城は建てられているのですから、持っていた人たちには本当にお気の毒。


◆フランスのお城を買おうと思っていらっしゃる方へ

面白い情報がでている linternaute というサイトに、特選シャトー10件がありました。お値段もでています。

10 Châteaux de rêve à vendre

下にある小さな写真をクリックすると、拡大写真が出ます。

私の趣味はこのお城なのですが、2,000万ユーロって、30億円のこと?...

でも、200ヘクタールの敷地の中にゴルフ場なんかがあるのが気に入らないな。結局、ホテルだったお城なのだ...。


◆あの修道院は売れていた

20日の日記(牛がいるノートルダム大聖堂がある町)に、放置されている立派な修道院の写真を入れたのですが、これは修復してもらえることになったようです。

ここのところ、赤字財政のフランス政府は所有している立派な歴史的建造物をたくさん手放しているのですが、この修道院は国防省が所有していたもので、どこかの企業グループが今年買ったそうです。

ところで日本の政府は、財政困難になったときに売れる不動産をフランスのようにたくさん持っているのでしょうか?...

にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
にほんブログ村


カテゴリー: 建築物 | Comment (9) | Top
この記事のURL | Rédiger
2006/10/26
ワインファンのみなさま、飲んだ後に残るコルクを捨てるのは何だか寂しい気がしませんか?

私はためております。たまりにたまってきております。

そうしながら探しているのは、厚手の透明ビニールでできたスツール。

ファスナーがあって、そこにコルクをいっぱい詰め込んで腰掛けるというのが、考えている一つの方法。

でも、そういうスツールは、まだ見つかっていません...。

今回は、シャンパンのコルクの使い道をご紹介します。


◆シャンパンのコルクでテーブルアクセサリーを作る

おおぜい集まった誕生パーティの席でした。
お隣に座っていたマダムが、こんなものを私に作ってくれました。



シャンパンのコルクは頭が大きくて、下がくびれているキノコ形なので、こんなお人形さんになるのでした。

もう食事も終わりに近かったので、ピンクの紙ナプキンはヨレヨレですが...。

コルクにあった傷を目鼻立ちに使ったのだそうです。

左のが初めに作った形。「わあ~!」などと私が喜んでみせたので、「手足も付けられるのよ」、と左側の形にしてくれました。

彼女はシャンパンのコルクをとっておいて、クリスマスのときに、こういうお人形をサンタクロース風にして作るのだそうです。それを、招待客のお皿に一つづつ置いてテーブルセッティング。

そんなものでクリスマスらしくなってしまうそうです。

なかなか、大したアイディアだと思いました。

こんな話題、クリスマスになってから書くと良いのでしょうけれど、シャンパンのコルクをためるなら、今からなさっておいた方が良いと思って日記に書きました♪

★ シャンパンを探す     

にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
にほんブログ村


2006/10/23
ブルゴーニュ地方で最も大きい町はディジョン。

日本の感覚からいくと小さな街ですが、「ブルゴーニュに住んでいます」と言う人の5人に1人はディジョン首都圏に住んでいるのですから、まわりからするとダントツで人口が密集した大都会です!

美しい旧市街があるので、パリから日帰りで来たらしい観光客たちをよく見かけます。


◆ディジョンのノートルダム教会にあるガーゴイル

ガイドさんが案内しているツーリストのグループをよく見かけるのは、ノートルダム教会の前です。

この教会には色々な面白い言い伝えがあるので説明が長引く。それから、時計台の人形が鐘を突くのを待っている、ということなのだろうと思います。



この教会の前に立ったとき、まず目につくのは正面の壁です。

前回の日記テンプル騎士団礼拝堂の横にあった彫像でクイズにしたガーゴイルがおびただしいほどあるのです。

上の写真に赤い矢印を入れたところがガーゴイルです。
フランス語でgargouille(ガルグイユ)。

牛がいるノートルダム大聖堂がある町」に入れた写真にも見えますね。

奇怪な動物だったり、人物だったりするガーゴイユ。

背中にある溝に雨を流し、口から吐き出します。つまり、雨が石壁を伝って流れると壁にある彫刻を侵食してしまうので、それを避けさせる働きがあるわけです。

だから、ガーゴイルはかなり外に突き出しています。

ここのガーゴイルたちを真下から見上げると実に面白いです!



このくらいたくさんあると、怖いくらいですよ~!


◆ガーゴイルは危険でもある!

ディジョンのノートルダム教会は13世紀に建てられたのですが、建築が完了する前に(1240年)、正面のガーグイユはすべて撤去されてしまいました。

道行く人の頭にガーゴイルを落として遊んだ人たちがいた! というのが推測なのだそうです。

伝説もあります。

結婚ミサをあげにやって来た高利貸しが、教会に入ろうとしたときにガーゴイルが落ちてきて即死。同じ目にあうのを恐れた高利貸し仲間がカンパしてガーゴイルを全部壊した、というもの。

真相はともかく、下を通る人がいない側面のガーゴイルは危険がないので残されて、正面にあったものはすべて取り外されました。

今日あるガーゴイルは19世紀後半に取り付けられたものに過ぎません。

よく見るとオリジナルとの違いが確認できるそうです。19世紀のものは、悪魔の頭が少し大きめで、その顔の恐ろしさがオリジナルより弱い、とのこと!

従って、ここのガーゴイルは歴史的な価値は全くないのですが、これだけ並んでいるのは珍しいのでツーリストの人気を呼んでいます。


◆クイズ

ノートルダム教会の正面の壁には、横に17個が3段に並んでいて、全部で51個のガーゴイルがあります。

普通は屋根の四隅に雨水を受けるためにガーゴイルがついているだけなので、こんなにずらりと行列しているのは奇妙です。

どうして、こんなにたくさんのガーゴイルが並んでいるのでしょう?

これをクイズにしても良いですか?

私が頭に浮かべていることを解答としても良いのかな?...

でも、「どうして、こんなにガーゴイルがたくさんあるの?」と聞かれたら、逃げる答えにはなると思う。

いつか私自身が質問したら(誰だって聞きたくなりませんか?!)、歴史の先生をしている友達が言った答えなのです。

それを聞いたら、「なぜ?」と詮索する気はなくなりました。

コメントをお待ちします♪


ガーゴイルに関する情報リンク:

★新紀元社: 幻想世界の住人たち: Gargoyle(ガーゴイル)

★色々なガーゴイルの写真があるサイト(仏語): Vos gargouilles, grotesques et marmousets

★ウィキペディア 日本語: ガーゴイル

★ウィキペディア 仏語: Gargouille
 ガーゴイユの版画が何枚もリンクされていて、背中の雨受けの部分もよく見ることができます。


追記: クイズの答えは?

クイズの答えを考えてくださった方々、どうもありがとうございます。

「逃げる答え」しか持ち合わせていないのにクイズを出してしまったのに、何か正当な理由があるはずだと真面目に考えてくださった方々、お騒がせしてしまって本当に失礼しました!

私にとってのガーゴイルは、雨水を集めるためにある石でできた怪獣というイメージがあるので、こんなにたくさん並んで雨水を集める必要があるのか不思議でした。

でもコメントをいただいて、「なぜ?」という疑問は別の角度からも考えられるのだと気がつきました。

例えば、17個のガーゴイルが3段になっていて、合計51個。この51に意味があるのではないか? という発想がありました。何か意味があるのかも知れませんね...。


私が「なぜ?」と疑問をぶつけた歴史の先生は答えました。

あれは飾りに過ぎない。雨水なんかは集めていないのだから

Dijon - Eglise Notre-Dame - Gargouilles

このノートルダム教会にあるガーゴイルの背中には、雨受けの溝がないのだそうです。19世紀につくられたものが現在あるわけですが、中世のオリジナルにも雨水を吐ける機能はなかったのでした。

そう聞いたら、私は納得してしまいました。

なあんだ、飾りかあ~...。それなら、壁に並べられるだけ並べてみただけなのだろう...。

それで、私の独断ですが、「柱の数にあわせた」とお答えくださったpepe犬さんを正解者とさせていただきます♪

pepe犬さん■送料激安中■ハッピーボール くす玉クラッカー 祝おめでとう

本当は、「雨水を集めていないから柱の数に合わせただけ」というような回答が出るのを待ちたかったのですが、雨から外れて考えさせてしまったら申し訳ないので、クス玉はpepe犬さんに受け取っていただきたいと思いました。

柱の下にガーゴイルをつけたデザインなので、pepe犬さんは鋭く観察されています!

でも、そうなると、なぜ柱を横に17本にしたのか?、なぜ3段にしたのか? という疑問が浮かんできて、そこにちゃんとした理由があったのかも知れないという気にもなります。

さらに、雨水を受けないガーゴイルを、なぜこんなにたくさん付けたのか? も疑問になってきます。そんなことをするから、ボーリングのピンを倒すみたいな気分で、ガーゴイルを下に落っことしたくなる人が現れたのではないですか?!

教会の正面を飾るなら普通に彫刻をすれば良いのに、これだけガーゴイルをつけてみたのは、よほど魔よけする必要があったからではないかというchiakiさんのコメントが浮かびあがってきます。建築が完成する前に破壊される運命にあったのは、やはり悪が勝ったから?!

ひょっとしてブルゴーニュの中世をご研究なさっている方とか、タイムトンネルを通ってディジョンを観光できる方が日記をご覧くださったら、真相を教えてくださると嬉しいです。



ディジョンのノートルダム教会を紹介する動画:



関連テーマのブログ内リンク:
★ 目次: クイズを出した記事一覧
総目次: テーマおよび連続記事ピックアップ
★ 目次: 宗教建築物に関する記事


にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
にほんブログ村

カテゴリー: クイズ | Comment (17) | Top
この記事のURL | Rédiger
2006/10/21
昨日の日記でご紹介したラン市の博物館に行ったとき、その庭にあった小さなチャペルが気に入りました。



テンプル騎士団の礼拝堂です。

そのチャペルの横に、中世の宝庫のようなラン市内で拾い集められたらしい(? !)彫刻された石の破片が置かれていたのですが(写真の右下)、その中に面白いものを見つけました。

これをクイズにさせていただきます ↓



犬のような頭をして羽をつけている動物が、喉に手をあてています。口が開いていたので、天に向って吠えているように見えました。

なんだか面白いと思ってしまった彫像...。狛犬みたいではないか?!

しばし眺めていたら、これが何だったのか分かりました。

庭の片隅なんかに立っていたから、奇妙な彫像に見えただけなのでした! なんのことはない。フランスのあちこちで見かけるものだったのです。

これが何だかすぐにお分かりになりますか? コメントをお待ちしています♪


【追記】

みごと、お二人が正解を出してくださいました♪

このわたさん■送料激安中■ハッピーボール くす玉クラッカー 祝おめでとう  pepe犬さん■送料激安中■ハッピーボール くす玉クラッカー 祝おめでとう


HappyHoppyさんには、割れていないクス玉。
★金張りくす玉★【100cm】[イベント・抽選用品]
単語そのものを出さなかっただけで、正解を発想されていたのだったら紐を引きましょう!

にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
にほんブログ村


カテゴリー: クイズ | Comment (17) | Top
この記事のURL | Rédiger
2006/10/20
パリに向うときに1泊するのに楽しい町や村はかなり発掘しているのですが、今回はパリとブルゴーニュを結ぶ直線から少しずらして、ランという町を試してみました。

この町には一度や二度は軽く観光したことはあるのですが、今回はじっくり見ることにしたのです。

こんなに見るところがたくさんあるとは思いませんでした! 期待していた以上に充実した滞在になりました。

この町の観光スポットはノートルダム大聖堂でしょう。



パリのノートルダム大聖堂と同じ名前になってしまいますが、ノートルダム(Notre-Dame)とは「私たちの貴婦人」、つまり聖母マリアのこと。マリア様を祭った大聖堂なので、同じ名前なわけです。

今回訪れたラン町のノートルダム大聖堂は見事な初期ゴチック様式の大聖堂でした! この大聖堂は前川道郎著『聖なる空間をめぐる - フランス中世の聖堂』でも取り上げられています。

ランのノートルダム大聖堂には牛の彫刻があるなどと見分けるというのは不真面目な方法でして、この大聖堂のマジメな特徴は別のところにあります。

教会の身廊(祭壇のある側)は、普通は半円形になっているのですが、ランのは四角いのです。例えば、ランとパリのノートルダム大聖堂の建築図を比較してみてください:

☆ ランのノートルダム大聖堂
☆ パリのノートルダム大聖堂


◆大聖堂と教会を見分ける方法

フランスにあるキリスト教建築物には色々な呼び名があるのですが、観光地でよく見かけるのは次の2つです。

- cathédrale: カテドラル、司教〔主教〕座聖堂(司教座のある教会)、大聖堂
- église: 教会

小さな村には教会が一つあって、それを囲むように村ができているというパターンが多いです。つまり、逆に考えると、フランスの村って、結局は昔の教区が村の単位として残っているのだ、と実感します。

ところで、大聖堂(カテドラル)は国、教会(エグリーズ)の方は市町村が所有しているというのが原則のようです。維持・修復するのも所有者。

確かに、小さな町がパリのノートルダム大聖堂のようなものを持っていたら、それを維持する予算なんかないでしょうから当然。

大きな町に行くと、町の中に大聖堂や教会が幾つかあります。どれが大聖堂なのか、どれが教会なのか? 大きさから想像したりするのですが、分からないこともある...。

キリスト教徒でない限り、教会でも大聖堂でもどちらでも良いのですが、単語が違うのでどちらなのか分からなければならない。道を聞くときなどには、困るのですよね。


9月12日のブログ(中世のお城が好き)で書いた研究会に行ったときのこと。カテドラル(大聖堂)と教会の見分け方を教えてくれた先生がいました。

「工事の足場が組まれていたらカテドラルだ!」

上に入れた写真を見ると、左側の塔に足場がありますね。「確かに先生がおっしゃっていた通り!」と思って笑ってしまいました。

先生がおっしゃったことが本当だとは思わないでくださいね♪

こんな見分け方を提案したのは、先生の皮肉をこめた冗談なのです。

つまり、大聖堂は国が修復しているので、やたらに修復期間が長い。途中で予算がなくなると、平気で修復作業をストップしてしまう。

足場をレンタルするのには大変な費用がかかるので、それを長い期間支払っているのは税金の無駄遣いなのに・・・、という批判なのです!


◆ランのノートルダム大聖堂には牛がいる!



大聖堂の塔の上の方をアップしてみました。

雄牛が見えますか?

それでなくても高い丘の上の町に大聖堂を建てるのは大変だったようです。石を運んだ力持ちの牛を称えて、雄牛の彫像を飾りにしたのだと聞いたことがあります。


◆世界遺産に指定される価値のある町だった

ランの町は、どことなく世界遺産に指定されているプロヴァンという町を思わせたのですが、こちらの方が比較にならないほどすごいです。

歴史的建造物が驚くほどたくさんあるのですが、修復するお金がないらしい...。立派な修道院などが、ほとんど放置という状態で残っていました。



みごとな彫刻がほどこされた修道院

修道院の窓ガラスは割れているし、庭は荒れていていました。
ひところは工場として利用されていたらしく、修道院の右手にはみすぼらしいレンガづくりの工場があります。


町にはたくさんの歴史的建造物があるので、この修道院まで修復する予算はないらしい...。

スペインだったら立派なパラドールにして保存するでしょうに、フランスはそういうことはしないのですよね。

ユネスコが資金援助をするなら、こういう町を指定して欲しいな...。


情報リンク:

フランスの世界遺産リスト

にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
にほんブログ村


2006/10/19
先日の日記(お気に入りのレストランでの食事をしました)に、フランス大好きさんが書き込んでくださったコメントのお返事で、この後にブルターニュ産の青いオマール海老を食べて、それが素晴らしかったという話しを書きました。


◆青いって、どういう風に青いの?

いつも食卓においしそうなものが並んでいるフランス大好きさんとのコメントのやりとりで、青いオマールというのは、どういう風に青いのか私も気になったので、インターネットで画像を探してみました。

「青いオマール」と仏語でキーワードにしてみたら、カナダのサイトらしいのですが、こんな写真が出てきました。

黄色い海老とも並んでいて、本当なの?! と言いたくなるほど鮮やかな色です!...

こんな写真もありました。確かに青い。やたらに青い...。これも、どこの国の人が作っているのか分からないサイトでした。

私がフランスで見た青いオマール海老を思い出してみると、確かに青みがかっていたけれど、ここにリンクした写真のように「青い色!」というのではなくて、「そう言われれば青みがかっているな」という程度だったような気がするのです。


◆日本でも、ブルターニュ産オマール海老が珍重されていた

日本語でキーワード検索したら、フランス語で探すよりも簡単に出てきました。

日本の一流レストランでは、ブルターニュ産のオマール海老を使ったメニューをかなり使っています。ひょっとして、フランスで食べようとするのより簡単に見つかるかも知れない!

もちろん、そんな高級輸入食品を使った料理を、しかも一流レストランで召し上がれる方は限られるのでしょうけれど...。

パリのレストランだったら、私は間違ってもブルターニュ産のオマール海老なんかは注文できません。これを私が食べられたのは田舎のレストランだったからでした。


◆ついに見つけた青いオマール海老の写真

活きたブルターニュ産のオマールも日本では売られていました ↓

活きたままお届けしますブルターニュ産ヨーロッパ活オマール活きたままお届けしますブルターニュ産ヨーロッパ活オマール

このお店では活きたままを販売しているので、海老の色が見えます。上のリンクを開いて出てくるページの海老をクリックすると、さらに大きな写真が開きます。

私が探し出した青いオマールのようには青くないですよ~!!

実は、インターネットで検索する前に、パリの中央卸市場に行ったときの写真を眺めていたのです。

これとそっくりの海老の写真を見つけていたのですが(つまり、ほとんど黒くみえるオマール海老)、どういう海老の写真だったのか分かりませんでした。プロしか買い付けができないランジスの魚市場では、「これは何である」などという表示は全くなかったのです。

でも、おそらく市場に連れて行ってくれた魚屋さんから「これがブルターニュ産の、あのオマール海老!」と教えてもらって、喜んで写真を撮っていたのだではないかという気がします。

上にリンクしたお店のページには、「青みがかったその勇猛なその姿からは想像できないほど繊細な甘みを持ったオマール海老です。」と書いてありました。

まさに、その表現なのですよ~。

ブルターニュ海の海産物って、帆立貝も「繊細な甘み」を感じるのです。どうしてなんだろう?...


【追記】

海の中にいると、もっと青色がきわだって見えるのではないかと思って、さらにブルターニュ産のオマール海老の写真を探してみました。

ついに発見!

ブルターニュの海の中にいるオマール海老の写真です ⇒ Le Homard

本当に青く見えます。

深い青色をしているのがブルターニュの海老の特徴だと書いてあります。大きいものは100センチ、5キロ以上にもなるのだそうです!

この日記の一番初めにリンクしたこちらの写真は、黒っぽいところがないのでブルターニュの海老とは違いますね。そもそも、こんな派手な色をした海老だったら、食欲が減退しますよ...。

ブログ内リンク:
★ 目次: ロブスター(オマール、ラングスト)について書いた記事


にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
にほんブログ村


2006/10/15
フランスで持つのに嬉しい観葉植物は、山椒の鉢植えだと思っています。

おすそ分けしていただいたものがスクスクと育っています。土だけはアジサイ用のものにしないと葉が黄色くなってしまいますが。

夏には外に出しておいて、冬は室内。香りを楽しめるし、春まだ寒いうちから新芽がでてきて食べられます。

山椒の葉はフランス人にも喜ばれます。特に、葉っぱをたたいて香りを出すのが面白がられています。

ハーブを上手に使うシェフに山椒の鉢植えをプレゼントしました。庭にたくさんハーブを育てていいる人なので(ちゃんとシソもある!)、これは喜ばれると確信していたからです。

「日本の胡椒」だとフランス語で言ったのですが、ラテン名を聞かれてしまいました。


◆山椒は、フランス語では「四川胡椒」

それでインターネットで調べたら、山椒はZanthoxylum piperitum がラテン名のようでした。

フランス語では、Poivre du Sichuan (Sichuanの胡椒)となっていました。

Sichuan(Séchuanとも綴る)とは何かと思ったら、四川(しせん)のこと。中国の四川料理は山椒をよく使うらしい。

Wikipediaのフランス語ページにも、ちゃんとPoivre_du_Sichuanがありました。このページからリンクされている日本語の説明ページに比べると簡単な記述ですが、でもちゃんとある!

私は山椒が大好きなのですが、とても日本的なものだと思っていました。竹の子に木の芽、ウナギに山椒・・・。日本のものだと思っていたのにルーツは中国というのはとても多いのですよね...。

でも中国では「花椒(ホアジャオ)」と呼ばれて、日本の山椒とは少し違う品種らしい。

ラテン名を調べたおかげで、山椒について勉強してしまいました。ミカン科の植物なのだそうです。雄雌があって、どれでも花が咲いて実がなるものではないことも初めて知りました。

それから、山椒の葉を食べるのは、どうやら日本人だけのような感じもしました。


◆四川胡椒の粉なら、フランス人も知っていた!

ともかくフランス人に「四川胡椒」だと説明したら、私の山椒の木はとたんに希少価値が高まってしまいました。

Poivre du Sichuan(四川胡椒)という香辛料なら、フランスのグルメには知れられているのだそうです。これを使っているフランス料理には書いてあったりもするし、高価な香辛料なのだとのこと。

フランスでは幾らくらいで売っているのかと思ってインターネットで調べたら、30グラムで4ユーロ弱(約600円)というのが出てきました。他の胡椒と変わらない値段ですよ...。がっかり...。

山椒の粉はフランスに持ってきたことがあるのに、ほとんど使わないでいました。台所で探してみたら賞味期限は3年に切れていた!

この次に帰国したときには、日本から厳選された山椒の粉を持ってこようと思います。もしかしたら、私の日本料理のレパートリーが増えるかも知れない...。

■【山椒粉】七味屋が使う特上品■京都の人は山椒好き。下手なモンは怒られます。ええモンやか...【山椒粉】七味屋が使う特上品

飛騨山椒粉飛騨山椒粉


楽天市場で山椒を探す

にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
にほんブログ村


2006/10/14
帰国が迫ると、今のうちに美味しいフランス料理を食べておきたくなります。それで、この週末はお気に入りのレストランに行きました。

立派なお屋敷をそのままレストランになっているので、とてもアットホーム。従業員もなく、ご夫婦だけで経営しています。ここでは予約をしないと食事できません。定休日も多いし、気が向かないと休みにしてしまうのです。

シェフのご主人は引退しても良い年齢なのですが、趣味でやっているとしか思えません。フランスの年金制度はしっかりしているので、普通なら老齢年金をもらえるようになったら働かないもののです。

邸宅の広い庭で色々なハーブも育てているし、丹精こめて作ってくれる料理は素晴らしいです!

フランスのレストランの入り口にはメニューが出ているのですが、ここには名前を書いたプレートしかありません。食通の友達が紹介してくれなかったら、行ってみることもなかったと思います。

大好きなレストランなのですが、しばらく行っていませんでした。

2部屋に分かれたダイニングルームに5つくらいのテーブルがあるのですが、この日は私たちだけしかいませんでした。シェフを独占してしまうなんて、最高の贅沢です!


◆食事のメニュー

私が選んだリドヴォー前菜です ↓



Millefeuille de Ris de Veau



メイン料理はオマール海老 ↓



Homard Rôti aux Agrumes



この後に、チーズとデザートだったのですが、写真は割愛します。

食べたのはそれだけではなくて、前菜の前のお通し、デザートのあとのお菓子もありました ↓



田舎でシェフしかいないレストランで素晴らしい料理を出してくれるところもあるのですが、デザートまではできないらしくて、最後に食べるものにがっかりすることがよくあります。ここは料理もデザートも素晴らしいので驚きます。

付け合せにも心がこもっていていて、一つ一つの味が洗練されているので感激します。でも、普通は多くても10人分くらいの料理しか作らないので、当然かも知れません。

私がとった定食メニューは52ユーロでした。久しぶりに行ったので、こんなに安かったっけ?... と思いました。

いつか食事したときにお隣になったテーブルの人たちは、「3つ星レストランで食事をするより、ここで3回食べた方が良い、と薦められて来たのです」と言っていたのですが、本当にその通り!


◆慣例で、和食をご馳走しました

このレストランに何回か行っているうちに、シェフご夫妻とはすっかりお友達になってしまいました。

この日も、食事の後にはシェフご夫妻と延々とおしゃべりをしてしまいました。

食事をした後は、私が日本料理を食べさせるのがほぼ習慣になっています。お刺身の話しをしたら、お給仕をしていたマダムが「いつか食べてみたいと思っていた」と言ったのがきっかけ。

私の招待のお礼に、ご夫妻がお気に入りの3つ星レストランに招待してくれたこともあるので、よほど喜んでくれているのだと思います。

心なしか、久しぶりに行った今回の食事では、日本料理の影響が感じられたので嬉しくなってしまいました♪

招待すると、ものすごく喜んでくれます。あと何日・・・ などと数えて、有頂天になってしまいまっています! フランス人は食事に招待されるのが好きですが、こんなに大げさに喜んでくれる人たちは少ないです。

シェフを招待してしまうのですから、初めての時は緊張しましたが、とても喜んでくれるので気が楽になりました。食材や調理法が違うこと、飾りつけが違うことを楽しんでくれるので、招待するのが嬉しいお友達のトップに入れています。

このときも数日後に、ご夫妻と娘さん親子を招待したのですが、とても楽しい夕食会になりました。

お子様料理は作らなかったのに、小学生の男の子まで喜んで食べてくれたのが嬉しかったです。

フランス人は食べることに生き甲斐を感じているような国民なのですが、なぜか子どもたちは全くグルメではないのです。先日のニュースでも、子どもの食感を育てるために学校給食でちゃんとした料理を食べさせてみたら、全く人気がなかったというのがありました。

シェフのお孫さんが、奇妙で食べられなくても不思議ではない日本料理を喜んでくれたのは、やはり血筋でしょうか?...

にほんブログ村 グルメブログ フランス料理(グルメ)へ
にほんブログ村


カテゴリー: レストラン | Comment (8) | Top
この記事のURL | Rédiger
2006/10/12
農業国フランスには、ヨーロッパの人たちが憧れる田舎の美しさがあるらしい。

最近のフランスでは、外国人たちがフランスの田舎にある古い家を買っているのがやたらに目につきます。

ヨーロッパ連合ができてから、圏内の行き来が自由になってからなのでしょうか?


◆お隣さんはイギリス人

ブルゴーニュの小さな村(人口50人!)に住む友達の家には小学生がいるのですが、村に来るスクールバスに乗るのは、彼らの子どものほか、イギリス人とオランダ人の子どもで、合計3人。

フランス人は3分の1! なんだか、最近のフランスの田舎の縮図を見せる話しだと思ってしまいました。

下の写真は、ブルゴーニュに住む友達のお隣にあった廃墟です。
イギリス人が、結構な値段を払って買ったところだという話しでした。



昔は農家の納屋か何かだったのではないでしょうか? こんな家も買ってしまうの?! と絶句しました。

屋根がなくなってしまった廃屋でも見事に修復する人はあるのですが、これは何の魅力もない建物なので驚いたのです。

古い家には魅力があります。暖炉や階段などは昔の家ならではの良さがあるので、一軒屋を建てるよりもお金をかけても修復する価値があります。

でも、こんな四角い納屋だったら、何も面白さはないのではないかな?... 窓だってありませんよ~!

それに、フランスの田舎には大工さんが不足しています。膨大な予算を持って業者を雇ってしまわない限りは、家を修復してくれる人を探すのに苦労します。工事を請け負ってくれても、待てど暮らせどやって来てくれないという話しはザラにあります。

そういう問題があるのに、外国人がこの廃墟を修復する苦労は目に見えます。どうするつもりなのかと心配してしまいました。全部自分でやる、というのも十分ありえますが。

* この廃屋の写真は、9月20日の日記(フランス人若夫婦の巣づくり)の続きで入れようと思っていたのに忘れていました。友達の娘さんたちのお隣にあった家です。


◆売られるブルゴーニュ

ペリゴールは美しいので、ブルゴーニュの次に好きな地方にしています。でも旅行したときに、道路に「右側を走れ」などと英語で書いてあったのが気になりました。

歴史的にイギリスと関係があったこともあって、イギリス人に人気があるのだという説明を聞きました。イギリス人しか住んでいない村もありました。

この地方を旅行したのは10年くらい前。ブルゴーニュにもイギリス人が押し寄せてくるとは思っていませんでした。

ブルゴーニュでも、スイス国境寄りの地域ではスイス人が持っている家がたくさんあったのですが、最近は外国人進入が全土に渡ってきているように見えます。だんとつでイギリス人とオランダ人が目立ちます。

ブルゴーニュの田舎では、英語で「あなたのためのブルゴーニュ」と読める不動産屋の名前が書かれたプレートを付けた売り家が目につきます。

すごい言葉ですよ! 怖くなってしまっています。

最近できたインターネット不動産屋で、メインは英語。そのほか、オランダ語とフランス語のページがあるサイトなのですが、かなり成功しているようです。
(サイトへのリンクなんか入れませんよ~!)

イギリス人やオランダ人は、外国人の中でもフランス人とは気質が合わないように見えるのに、大丈夫なのかな?・・・


◆フランスらしさが消えるのは残念...

ブルゴーニュ南部の県にある歴史的建造物を守る会の人たちは、「県全体が売りに出ている!」と嘆いていました。

それを聞いて、その県内にあったお城を思い出しました。大変な財産家の外国人が買って修復し、最近新たな観光スポットとなったお城です。

訪問してみたら、観光局の人が褒めていたように、立派なアンティークの家具をたくさん入れたお城になっていました。

でも、なんだか変なのです...。

特にフランス式庭園が奇妙でした。庭を造園して、大きな噴水をつくって、彫像をたくさんおいていてあって、写真に収めると見栄えがするかもしれない庭...。

内装と造園にお金がかかりすぎて予算をケチったのか、安物の彫像が目についてしまいました。ディズニーランドとは言わないけれど、かなりそれに近いと感じました。

そんなに派手にしないでも良いのに...。なんだか悲しくなってしまいました。

ショックを受けた一例として、お城の正面玄関の写真を入れてみます。



青い街灯が18世紀のお城の正面を飾っているのは不釣合いだと思われませんか?

自分で住む城なら何をしても勝手ですが、ここは観光客に見せるための城として修復しているところなのでショックでした...。

フランス人なら、貧乏からたたきあげた成金でもない限り、由緒ある城の正面に街灯をおくようなことはしないだろうし、しかも、こんなケバケバしい色のペンキは選ばないと思います。

そもそも、フランスの歴史的建造物の修復には厳しいものがあるので、こういう街灯を取り付けることが許可されたことさえ信じられませんでした。よほどの財産家で、自分のしたいようにできる力があったのだろうと思いました。

お城はPRがきいているらしくて、観光バスが来ていて賑わっていました。

本当のお城を見たことがない外国人観光客には喜ばれるのかも知れません。ブルゴーニュにはロワール河流域のように派手なお城はありませんから、ツアーを組む旅行代理店には喜ばれるのかも知れない...。

私は、古びた石の建物でも、昔を彷彿とさせてくれれば、それで良いのだけれど...。薄汚れた石の地味な城だ、と観光客から貶された方がまだマシだと思うのだけれど...。

少し前のフランスには、こういうお金稼ぎが全面に出た歴史的建造物観光スポットというのは見たことがなかったように思います。


◆フランスの田舎家は価格が沸騰

フランスの家は、イギリスに比べると3分の1くらいで買えてしまうのだそうです。

冒頭に書いたスクールバスに乗る子どもがいるイギリス人家族は、イギリスで家を売ったお金でフランスに家を買って、余ったお金で2年間は働かなくて生活できると言っていたそうです。その間に、フランスでどんな商売をするか考えるという計画。

こういう外国人の買い手が現れたのが大きな要因ではないかと思っているのですが、フランスの田舎の不動産は大変な値上がりをしました。

ここ5年くらいの間に、ヨーロッパの人たちが憧れる古い石づくりの民家の値段は2倍や3倍にはなっていると感じます。どうしようもない廃屋でも、ちゃんと売れてしまっています。

それでも、まだフランスの不動産は、近隣諸国に比べて安いのだそうです。

ひと昔前の田舎には「売り家」の看板が多かったのに、もう空き家は足りなくなっているのだそうです。最近「売り家」の文字が見えると、高く売れる機会に売ろうとしているように見えてしまいます。

そのうち、フランス人庶民はフランスに家なんか持てなくなってしまうかも知れない!

ところで、イギリスは税金が安いので、お金持ちのフランス人はイギリスに移住しています。それで人口の調整はできているのでしょうか?!...

喜んではいられないと思うのですが、フランス政府は外国人の不動産取得は問題にしていないように見えます。

どんな国でも、もともと住んでいた人たちが大威張りで住み続めることができるのが自然だと思う。経済活動が低下しているフランス、大丈夫なのかな?...

ブログ内リンク:
★ 目次: 城について書いた記事ピックアップ


にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
にほんブログ村


カテゴリー: 建築物 | Comment (6) | Top
この記事のURL | Rédiger