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2008/02/28
日本に帰ると、東京で買う食材が不味い! というのが悩みの種でした。

歩いて行けるところにデパートもあるのですが、地下の食料品売り場に並んでいるものは美味しそうに見えない。買ってみると、新鮮味に欠けると感じてしまう。いいなと思うと、高すぎて買えない・・・。

なによりも、フランスにいるときのように朝市がないのがつまらないです。朝市に行っておいしそうな食材を手に入れると、料理まで楽しくなるのですから。


それで、帰国したときに仕事などで地方行くと、朝市や直売所に連れていっていただいて、どっさり食べ物を買って宅急便で東京に送っていました。


 魚河岸に行く楽しみを発見!

ところが、築地の市場で買い物をする楽しみを覚えてから、私の東京生活は楽しくなりました♪



東京 築地の魚河岸
石畳が嬉しい!
日本の中で一番日本らしいかも知れないです。だって、アルファベッドは1つも見えませんから!


築地に行ったときは、同じ敷地内にある魚市場と野菜市場に行きます。
時間があるときは、場外市場を歩くのも楽しいです。

結局、全国の食材が東京に集まってくるのですね。なんでもある。どうやって食べるのだろう? と驚いてしまうものもたくさん売っています。見て歩いているだけでも楽しいです。

東京に住むのも悪くない、と思うようになりました!

人間、食べるために生きているわけではないとしても、美味しいものと身近にいられるのは幸せです。ないと、気分まで暗くなる・・・。

以前にもフランス人を連れて築地の魚河岸を見学には行ったことはあるのですが(フランス人たちには東京の大事な観光スポットですから)、ここで食料を仕入れようと私が思うようになったのは、つい最近でした。

もっと早く利用していれば良かった・・・。築地の魚河岸は東京の外れに引っ越しさせる計画があるのだそうですから。


 食材に執着する日本人が少ないのは幸い♪

素人でも市場で買い物ができてしまうので感激します。

パリの中央市場に連れていってもらったことがあるのですが、使い捨ての白衣を用意しなければなりませんでした。それに、素人がそこで買うなんて問題外。だいいち、幾らで売っているのかさえも分かりませんでした。


築地の市場も、始めのうちは遠慮がちに歩いていました。売ってください、なんて言っても良いのかと気おくれしました。

ところが、お昼前になると、向こうから声をかけてきてくれるのです。向こうから値下げを提案してきたりもする。

立ち去るときに「お姉さん、ありがとね~♪!」なんて愛想よく言ってもらうと、分かる人なら買わないような不良品を買ってしまったのかも知られない・・・などと気にしてしまいます。

でも、単純に、売れ残りがでなくなったのが嬉しかったのだと思う。お店の選び方も、食材の選び方も、私はいい加減だと思うのですが、何を買ってもおいしいです。それに、何と言っても鮮度が良い!

場外市場の方は大変な人が集まっていますが、プロの市場の方は余り素人の買い物客がいないのが不思議です。

フランスだったら、みんな行ってしまって、市場がゴチャゴチャになってしまうと思います。そうしたら、素人の入場お断りの張り紙が出てしまうのではないかな?・・・


 車エビの見分け方を教えてもらう

安くしてもらって買った車エビです。



この油紙も懐かしくて、感激しました。


まだ生きています。


1尾あたり、百円でした。安いでしょう?

・・・と書きながら楽天市場を調べてみたら、
↓ こちらは1尾 70円ですって・・・。


業務用】 鮮度抜群!本物の味を皆様にお伝えしたい!天然活〆車えび(刺身or寿司ネタ用)

ムムム。。。

でも、普通は、もっと高いと思う・・・。
この後にデパートで水槽に入っていた車エビを見たのですが、1尾 500円くらいで売っていましたから。


東京築地市場で最高値!高級料亭ご用達!市場には出回らない高級活きくるまえび


私が買おうとしたときには、数が倍くらいなのに同じ値段のもあったのですが、こちらが新鮮だから、絶対にこちらを買うように、と勧められました。

そして、お刺身で食べられる車エビの見定め方を教えてくれました。



エビの肩のような部分から中身が見えるのですが、それがこの写真のように透き通っていれば合格。それなら生で食べて良いそうです。


 銀杏のむき方を教えてもらう

築地は魚河岸が有名ですが、同じ敷地ないに規模は小さめですが野菜市場もあります。

車エビの見方を教えてもらった日、野菜市場でも教えてもらいました。

銀杏の上手なむき方です。

帳場で銀杏をむいている人がいたのですが、さすが売り物にするだけあって、とてもきれいにむいていました。

何かコツがあるはず! だと思ったのです。

まず、私はクルミ割りを使うのですが、おじさんは銀杏専用の道具で割っていました。

 ← こんな大袈裟な道具ではなかった

 ← ストッパーなんか付いていなかったと思う


たぶん  か だったと思います。



道具が違うのがコツかと思っていたのですが、ふと、目に付いたものがありました。

水にひたされている!

銀杏をむく前に、30分くらい水につけて置くのだそうです。そうすると、皮がきれいにむける。

さっそく試してみたのですが、本当にその通りでした!


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2008/02/26
先日の日記(このカップはなんでしょう?)でクイズにしたカップの説明です。

これは昔のブルゴーニュで使われていたカップでした。
「クープ・ブルギニョンヌ(ブルゴーニュのカップ)」と呼ばれます。それでは何だかわからないので、最近は「結婚のカップ」とも呼ばれています。




◆ブルゴーニュの風習

昔は、こんな風にカップが使われていたそうです。

結婚式のとき、花嫁さんがこのカップを持って、ワインを注いでもらう。
彼女は夫にワインを飲ませ、それから自分も飲み、さらに列席している人たちにも飲ませる。

日本の三三九度を思わせます。

でも、その先が違うのです。

このカップは、新婦の持ち物として、一生持ち続けられます。

伝統的には、カップには新婦の名前と結婚の日付が刻まれていました(今日では二人の名前を刻みます)。

そして、人生の大きな出来事がやってきたとき、再び使用されます。

出産したとき、このカップにワインに浸したパンを入れて食べさせてもらうそうです。
つまり、元気づけなのでしょうね。
重い病気にかかったときも、そうしたそうです。

それから、その女性が死を迎えたときには、聖水を入れたカップとツゲの枝が枕元に供えられた・・・。


◆オークション

クイズの日記を書いたとき、フランスのオークションサイトに、19世紀初めに作られたカップが出店されていました。

安いなと思ったのですが、今見たら130ユーロ余りで時間切れになっていました。
これです

それでも高くはないと思います。
だって、銀メッキのカップでさえ150ユーロくらいで売られていますから。
ワインの町ボーヌにあるお土産屋さんのサイトでは、259ユーロで売っていました

現代のに比べると、昔のカップはとても美しいです。
でも、誰か知らない人の死の床まで一緒だったカップを持つのは、私には抵抗がありますね・・・。

ブログ内リンク:
★ 目次: フランスに結婚に関する風習、夫婦・家族関係


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2008/02/24
数千頭もの家畜がパリに集合する農業国際見本市が始まった、とニュースに出ていました。

今年のポスターは、これです ↓



彼女の品種は「Rouge des prés」。肉牛だそうです

去年のポスターで選ばれた牝牛ティティンヌちゃんは人気を集めたのですが、今年の子はあまり騒がれていないようです。

ふと何と言う名前なのか知りたくなって、農業国際見本市、マスコット、名前、とキーワードにして調べたのですが、出てきませんでした。

出てくるのはティティンヌちゃんばかり・・・。

やっと、Volenteという名前を見つけました。なんのことはない。見本市のオフィシャルサイトで紹介されていたのでした!


人気者になった去年のマスコット Titineちゃんは、こんなお顔でした ↓



ティティンヌちゃんはフランスをしょって立っているみたいに凛々しい顔だったのですが、今年のマスコットはなんだか不安げに見えてしまいませんか?

フランス、大丈夫なのかねえ~?・・・

去年と今年の農業祭の間にあったフランスの変化は、大統領が変わったこと。

今年のヴォラントちゃんの顔が憂いを帯びているように見えてしまったのは、私の偏見かも知れません。

新大統領サルコジ氏が最近次々とすることは、私には「ご乱心」としか見えないです・・・。

彼の支持率は急降下しているとはいえ、まだ40%近くあるそうです。まだ残っている彼の4年余りの任期の間に、とんでもないことが起らなければ良いけれど・・・。


ところで、前大統領シラク氏は農業祭が好きなことで知られていて、長いときは6時間も会場にいて、出展者と交流したり、試食・試飲を楽しんだりしていました。

シラク氏の記録を更新するのは難しいでしょうね。この農業国フランスが大切にしている見本市に始めて大統領として行ったサルコジ氏は、2時間くらいしか会場にいなかったようです。


☆フランスの牛の品種名を写真で見せるサイト: Les races françaises A~F  | G~V

☆パリ農業国際見本市オフィシャルサイト: ビデオのページ

★過去の日記: パリ農業国際見本市のマスコット: Titineちゃん (2007/03/09)


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2008/02/21
クイズ: これは何のために使うのでしょうか?」でお見せした花柄のポットみたいなものが何であるかは、コメントですぐに当てていただきました。

*「昨日お見せしたものは、これでした」に続けました。

この道具のフランス語の呼び名を直訳すれば、「寝室の鉢」。「chambre(寝室)」も「pot(ポット)」も普通の単語ですが、その二つが結ばれると、そういう意味になります。


今日は、このポットのようなものを何に使うか、のお話しになります。

実は、このフランスの伝統文化は話しには少し聞いるだけで、本物を見たことがありません。

新郎新婦のごく親しい友人たちがするおふざけで、しかもカップルも友人たちも20代の若者でないとやらないのではないかと思います。それで、私は「行こうよ」と誘われたことがありません。


◆ 真珠婚式で見たおふざけ

唯一私が目撃したのは、友人の結婚30周年記念のパーティーのときでした。

今はすたれている習慣だそうです。田舎に住むこの50代のカップルが若い頃は、誰でもやる風習だったのかも知れません。それが懐かしくて再現してみたようです。

へえ、そんなことをするの?!...
私には、とても興味深い余興でした。

フランス人って、ほとんど全員が俳優になる素質を持っているのではないか、とかねがね思っています。

このときも、みんなが上手にお芝居をしていました。

まず、誰かが物を盗むお芝居。
そこにご主人が飛びこんできて、あれがなくなった、これがなくなった! と騒ぐ。

それから、パーティー会場の真ん中にマットレスを持ちこんで、二人が寝る。

そこに、クイズに出した壺を持った人が現れました。



これは、下の日記で書いた友人の結婚30周年記念パーティーのときの写真です。
フランス人は仮装するのがお好き? (2005/09/29)

アラビアンナイトみたいな花嫁衣装を着た奥さまが、顔をしかめているでしょう?

このポットには、パーティーで食べ残してあった色々なものがごちゃ混ぜに入っていて、見るからにまずそうな食べ物になっていました。

それを食べろ、と親友役が言っています。

そのあと、みんなのテーブルにも鉢は回ってきましたが、誰も食べなかったと思います。


◆ 新郎新婦のところに友人たちが押しかけるという風習

これは、フランス独特の風習だそうです。

朝方まで続く披露宴がお開きになると、新郎新婦は引き揚げます。

披露宴の最後まで残っていた、つまり一番親しい友人たちが2人のところに押しかけて、この変なものに入れた変な食べ物をあげる、という風習だそうです。

新婚カップルは押しかけられるのを知っているので、誰かの家など、簡単には見つけ出されないところに隠れます。

正式にするには、友人たちは2グループに分かれて、片方は新郎新婦をどこかにかくまう。もう一つのグループは探す。昔は、探して歩く人たちは、村人たちにお酒をふるまいながらやったそうです。

結局は、新郎新婦は見つけられるようになっていて、この変なものに入れた食べ物を食べるはめになります。せっかく友人たちがやってくれたのですから、「嫌だ」なんて言えないのでしょうね。

そのあとは、友人たちも食べる。

壺に何を入れるかは、色々だそうです。ネットで情報を調べたところ、定番は、チョコレート、バナナ、アルコール飲料、パンだとか書いてありました。

ご丁寧に、壺の下に、あの紙を敷いたりすることもあるそうです!

どうして、こんなことをするのでしょうね?...

たぶん、お疲れの二人に元気けの食べ物をあげる、というのが風習の始まりだったのではないかと思いますが...。

それにしても、フランス人って、変なことをする!


ご紹介した結婚式の悪趣味ですが、私は行ってはいけないところに押しかけるようなことをしたことがありません。

物知りの友達に具体的にどんなことになる風習なのか聞いてみたら、そんなバカな風習のことは知らなくて良い、と言われてしまいました。

何にでも好奇心が強い私なので、気になっていました。それで、この際、インターネットにのせられているビデオを探してみました。

なんでもネットに乗せてしまう時代です。けっこうでてきました。

(1) 手っとり早く、どんなものか見たい方は、こちらのビデオ

(2) フランス文化として研究なさりたい方は、こちらのビデオ

2つ目の方は長すぎます(10分)。最後に目的を遂げているところまで撮影しているのか確かめるために、早送りでチェックしました。

ちっとも面白くありませんが、ドキュメンタリーとしては価値があります。お開き直前のパーティー会場で変な料理を作っているところから、新郎新婦を探して、やっと探しあげて食べさせるというところまで見せていますので!

みんな明け方の町をウロウロするようなことやりたくないけど、伝統だから仕方なしにやっていたのではないかな?... ちっとも盛り上がっていません!

ブログ内リンク:
★ 目次: フランスに結婚に関する風習、夫婦・家族関係、生き方
フランスの風習: 独身生活の埋葬儀式 2008/06/04


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2008/02/20
昨日の日記「クイズ: これは何のために使うのでしょうか?」でお見せした写真がなんであるかは、すぐにお答えが返ってきました。

知らないで買ってしまった私は、やはり非常識な人間なのだ・・・ と、結論!

田舎育ちの中年のフランス人は、こういうのが「家にはあった」と言っていました。ひと昔前の田舎では、外に用をたす小屋があったのは知っています。寝るときは横着して、こういうものを寝室に置いていたらしいです。

日本では、江戸時代だって、こんなものは病人くらいしか使わなかったのではないかと思いながら、確かめようと思ってフランス語のWikipediaを見たら、なんと「江戸時代の・・・」という日本製のものの写真が出ていました!

こちらのページです
ちなみに、ここの日本語ページへのリンクは適切でないですね。



以前、どこかのお城を見学したときに見た、アンティークとしてコレクションしてある棚の写真を撮っていましたのでお見せします。。



変なものをお見せして、スミマセン!

コメントをくださったSauleさんが、ヴィスコンティの「山猫」の舞踏会場面、別室にずらりというシーンがあったと教えてくださいましたが、こんな感じのものだったのではないでしょうか?


◆ これを、フランスの結婚式でどう使うか?

正確に言えば、結婚式の翌朝に使います。

続きを書いているのですが、その起源がはっきりと出てこないので気持ち悪く思っています。

南仏で始まってフランス全土に広まった風習、というのはかなり確かなことのようです。

昔、ロバにひかれた荷馬車に結婚する二人が乗って村中を回り、結婚式があることをお知らせして回った。そのとき、「これ」を持つことになていた、というのが起源らしいです。

でも、それだからって、なぜ結婚した二人に対してこれでおふざけをやるのか、というのは私には理解できません・・・。

長くなるので、今日の日記はここまででストップしておきます。

続きは、こちらをご覧ください:
フランスの結婚式の変な風習



それにしても、私って、どうしてこういう話題を書いてしまうのだろう?...

ブログ内の関連記事:
目次: フランスのサニタリーに関して書いた日記


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2008/02/19

↓ これ、なんだと思われますか?



*「トリュフと卵の関係」の日記で書いた朝市に行ったとき、ニワトリなどの家畜が売られていた一角に陶器を売っている人がいて、そこに並んでいるものを物色していたら、これを見つけました。

写真では大きさが想像できない?
持ち手の部分を除いて、直径20センチ強、という感じです。


◆買おうかと思われる方はいらっしゃらないでしょう?

どことなくフランス風で、素適でしょう?

朝市で産地直売のようにして売っていたので、安かったのかも知れません。

フランスのお土産に良いのじゃないかな?・・・
そう思った日本人旅行客が買おうとしたら、笑われるかも知れないです。
「どうして、こんなものを買うの?」、という反応がある可能性が高い・・・。

お店の人は、これが何であるか説明するでしょうか?・・・
説明してしまったら買ってくれない可能性が半分はできるので、言わないかも知れない・・・。

何を隠そう、この私・・・。
ずいぶん前に、これと同じような形のを、植木鉢ケースにするために買っていたのでした!

それを見たフランスの友達に、「これ、○○じゃないの?」と、言われて・・・
ぎゃふん!

私のは絵や文字は書いてなくて、ネズミ色の地味な陶器でした。
それが一番いけなかった!

便利な植木鉢ケースだったのです。取っ手がついているので、小さな植木を持ち運ぶに便利。植木鉢を入れていないときは、ジョーロの代わりに使えるので便利。

とても気に入っていたのですけど・・・。

これが何であるかご存じの方、バカな私を笑わないでくださいね~!

クイズは、この○○を答えてくださっても良いのですが、できればストレートでない言葉でお願いします。最近、スパムコメントに狙われておりますので・・・。


◆ 結婚式で使う小道具です

フランス語が分かる方だったら、上に入れた鉢に「A la Mariée(花嫁に)」という文字があったのに気付かれたかも知れません。

そうなのです。結婚したカップルにあげるものなのです。

↓ こういうのは日本でもする人があるでしょうね。



新郎新婦の写真を入れた過去の日記:
ラッキー7が3つ続く日 (2007/07/07)
フランスの田舎で見たアンティークカー 
(2005/06/18)


結婚指輪が必要なのも、日本と同じ。

でも、フランスの結婚式に行くと、日本で育った私が知らなかった変な風習が幾つかあります。

この鉢をどうやって使うか、という説明を書いていたら長くなって終わらないので、とりあえずクイズにしてしまいました。


◆ コメントをお待ちします

今回のクイズは、フランスでは何をするか全く想像がつかないと思うのですけれど、何も知らずに想像できてしまう方があるのでしょうか?

この鉢を使う風習は今では余りしなくなっているそうです。インターネットで歴史を調べていたら、掲示板で「どうやってやれば良いのでしょう?」と質問している人たちに出会いました。

私は田舎に住んでいるので、まだやる人が多いという感じがしています。

フランスの結婚式で見たことがある、というお返事をくださったら、やはりフランスでは盛んなのだ、と結論したいので興味があります。

それと、この風習はフランス独特だと聞いているので、他の国でもするのかどうかにも興味があります。


◆ 前回のクイズでコメントのお返事を書いていたら思い出した

実は、私が植木鉢ポットにした鉢のことを書きたくなったのは、先日出したクイズ「クイズ: このカップは何でしょう?」でお見せしたカップで思いだしたからでした。

この昔のブルゴーニュで使われていたカップは、新郎新婦が契りのワインを飲むためのものでした。

こちらのクイズの正解は、pepe犬さんが出してくださいました。
pepe犬さん、いつもクイズを考えてくださってありがとう。
いつも悩ませてしまってゴメンなさ~い!


結婚のときに使うというところに共通点があるので、今回のクイズにした鉢と何か関係があるのだろうか、と思ってしまったのです。

でも、前回のクイズに出したカップは、今日のとは比較にならないくらい厳かなものだったはずです。

結婚式の後は妻が持つことになっていて、その後、人生の節目に使います。最後の使い方は悲しいです。結婚式のときに使ったカップで?!・・・ 涙ぐんでしまうお話しです。でも、それが一番の思いやりかも知れない・・・。

今回のクイズの鉢は、もう底抜けに明るい使い方しかありません。



追記:
説明のページを作りました

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カテゴリー: クイズ | Comment (8) | Top
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2008/02/15
去年嬉しかった出来事の一つに、ブルゴーニュの中でも高級ワインを生産している地域にある村がオーガナイズしたイベントがありました。

今日の日記は、「ワイン飲み放題のイベントは色あせてきた?」の続きです


村の中に散策コースが作られていて、そのあちこちに美味しい料理とワインが用意されているというもの。



配られた帽子が入場証の代わり。
それにブドウの葉を見事に飾っていらしたので写真を撮らせていただきました。



◆ 美味しい料理とワインを楽しみ、そして歩く

散策コースは8キロくらいあったと思います。

でも、あちこちにできている食事処で食事をしながら休憩するわけですから、ちょうど良い長さのコースでした。

お昼の少し前(つまり食前酒タイム)に出発して、一回りして村の中心地に戻ってきたのは午後4時ころでした。

良い運動。おいしい食事とワインを味わえたので大満足の1日になりました。


おつまみ、前菜2回、お魚料理、肉料理、チーズ、デザートのフルコース。



こんな風に、あちこちにお食事処ができていて、必ず生バンドが入っています。

↓ こちらは2つ目の前菜。



右側のが「ジャンボン・ペルシエ」と呼ばれるブルゴーニュ独特のパセリ入りハムです。


◆ 選んだ人しか参加できないイベント

友人たちと、あるワインの買い付けに行ったとき、ワイン醸造農家のご主人に、楽しいイベントがあるから参加しないかと誘われたのでした。

イベントまでは半年以上ありました。

「誘われた」と書きましたが、むしろ「あなたたちなら参加させてあげますよ」という言い方でした。

誰でも参加できるというイベントにはしないことにしていたそうなのです。

イベントを始めるにあたって、村の人たちでNPOを作たのですが(フランスは何でもNPO組織にしてしまいます! 非営利目的の協会というのはいとも簡単に作れますので)、第1回からして参加希望者が多くて大成功。

すると、体力を使うスポーツのチームなどが団体でやってきて、食事やワインを楽しむというよりは、食べ放題、飲み放題を楽しまれてしまった。

それでは自分たちの趣旨とは違うというわけで、ワイン醸造家のところに買い付けに来る人たちの中から、これならイベントの雰囲気が良くなるという人たちに声をかけることにしたのだそうです。

確かに、イベントはとても良い雰囲気でした。

知らない人同士でも一緒に歩き、おしゃべりするのが楽しかったです。
歌ったり、踊ったりしているグループもありました。

フランス語圏の外国人の人たち(スイス、ベルギー)も目立ちました。フランス語を話していると、感性が同じになるのでしょうね。彼らは、遠くからやって来たので喜びも高まっていたのか、陽気で楽しい雰囲気を作っていました。

こういうところで聞きたくない言語を話していたのを見かけたのは、たった二人だけ・・・。


◆ 参加費は高いけれど、その価値は十分あった

実は、ご主人の話しぶりからみて、お得意さんを招待するイベントなのだと思っていました。だから、参加費はないか、あっても安いはず、と踏んでいたのです。

招待状が届いたら、一人45ユーロと書いてある。

一緒に行こうという友達はたくさんいたのですが、この金額にびびってしまって、申し込まない人も出てしまいました。

だって、夫婦二人で参加したら15,000円くらい。
ちょっと高すぎます・・・。

普通、フランスのイベントというのは、まずいものを食べさせても参加費を安くする、というやり方をします。ですから、これは異常なくらいに高いと思いました。

でも、歩き始めてすぐに、参加費は安いくらいだった、と結論しました。
来なかった友人たちがお気の毒・・・。


◆ コルトン特級を飲み比べ

お料理の質はなかなかのものでした。地元だからわかるのですが、ケータリングもトップクラスのところを使っていました。

それに、何と言っても、出てくるワインの質が良い。
しかも、飲み放題!



6カ所の食事処では、それぞれ違うワインが用意されていて、だんだんランクが高いものがでてきます。これは、普通に食事するときも同じこと。

お魚料理のときに、白ワインはプルミエ・クリュ(1級酒)ランクになりました。

そして、お肉料理とチーズのときが最高のワイン。特級ランクの登場です。

色々なドメーンの「コルトン グラン・クリュ」を飲み比べました。なんという贅沢!

ワインをサービスしていた人たちの後ろに並んでいた空きビンを写真に収めてみました ↓




ちなみに、「コルトン」という銘柄には、次のものがあります。
 - Aloxe-Corton Controlée
 - Aloxe-Corton Premier Cru
 - Corton Grand Cru
 - Corton Charlemagne Grand Cru


コルトン 特級ワインを検索

コルトンの詳細な地図はこちら



◆ これからは、こういうワイン・イベントが多くなるのではないかな

このイベントでは、気持ちよくワインを試飲させてくれるのも嬉しかったです。

飲もうと思ったら、いくらでも飲めてしまう・・・。

でも、ボトルの前に陣取って動かないような人はいませんでした。ワイン農家の人が、人を選んで参加させていると言っていたのも分かる気がしました。

ワインがタダで飲めるからと参加する人が多いイベントは楽しくありませんから。

それに、酒飲み運転の取り締まりに厳しくなったフランスで、ワイン祭りを生き残らせるには良い方法だと思いました。

歩いているうちに酔いは覚めます。
食べていれば、悪酔いはしません。
また立ちあがって歩くとなったら、足元が危なくなるほどは飲む気はしなくなります。

ブドウ畑あり、森ありの、良いコースになっていました。

最後の場所は、ダンスが踊れる広場になっていました。



フランス人たちは、老いも若きもダンスが好きなので、これが1日の最後のプレゼントだったようです。

ブルゴーニュワイン地図

こんな風に、健康にも良いイベントにして食べ物を味わうというイベントは、最近のフランスで流行ってきているのではないかと感じています。

グルメ散歩はイタリアが発祥の地と聞いたこともあるのですが、ひょとしたらスロー・フードのやり方の一つなのでしょうか?

こういうイベントは、「知る人ぞ知る」の小さなイベントで止まって欲しいです。
バスで大勢の団体が来るようになったら台無しですから・・・。

ブログ内リンク:
★ 目次: フランスのアルコール飲料(ワインなど)関係イベント
★ 目次: ワインなどアルコール飲料に関するテーマ


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フランスのお酒 (ワインなど)



2008/02/14
ひと昔前、ブルゴーニュのワイン飲み放題のイベントは楽しいので大好きでした。
毎年、ブルゴーニュの友人たちと、あちこちに行っていました。

ところで、フランスの公共交通網は全く役に立ちません。大きな町に住んでいる人が、大きな町で行われるイベントに行くのでない限り、自家用車で移動するしかありません。

ですから、ワイン飲み放題のイベントでは、運転する人もかなり酔った状態で帰宅するわけです。

小さな村の駐車場では、警察官の服装をした人が交通整理をしていたのですが、ワインを飲みすぎていないかどうかチェックしている様子もありませんでした。

それはそうだろうな、フランスからワイン文化を取り去ったら、フランスではなくなるもの・・・。

特に、ここはワインの産地ブルゴーニュだもの♪・・・

私は感心していました。




数年前から、ワインのイベントが楽しくなくなったと感じ始めました。ワイン祭りのお知らせがあると、わざわざ行く価値があるだろうか? と疑ってかかってしまいます。

友達の方も同じように感じているらしいです。毎年冬になると、2つか3つの場所で開催されるワインのイベントに行く仲間があったのですが、声をかける人が少なくなってきました。


なぜ足が遠のいたのか?
理由 1: 酒飲み運転の規制が厳しくなってきた


友人たちが行かなくなったのは、これが一番大きな理由かも知れません。通勤や出張で車を使うので、免許を取り上げられたら仕事を失ってしまうことにもつながる人がたくさんいるのです。

それに、ワインを飲みすぎではないかと心配していたら、お祭りも楽しくありません。

酔って陽気になった人たちはお祭りの雰囲気を高めてくれるのですが、そういう人がいないと、知らない同士はよそよそしくなって、祭りの一体感がなくなります。

(1) 飲酒運転の取り締まりが厳しくなりだした頃は、まだ余裕があった

ワイン・イベント会場の出口で、警察官が車を運転する人のアルコールテストをして、基準以上の人には休憩所で休んで行くように言ったのです。

これは親切ですよね。「休憩所に行け」というのも感じの良い言い方をしていたし、交通事故もなかった、とニュースに書いてありました。

(2) その後、ワインのイベントだからと大目に見てもらえなくなった

ブルゴーニュのワイン・イベントの出来事。会場の出口で警察官が待ち伏せていて、酔って運転している人たちを罰したとスキャンダルになったことがありました。

ワイン醸造農家の人たちが怒ったのだそうです。

― それでは、ボクたちがお客さんを罠にかけたみたいじゃないか!
― そういう取り締まりをするなら、始めから言っておいて欲しかった。分かっていたら、イベントなんかしなかったから!


(3) ワイン・イベントの主催者たちは、飲みすぎにならないように工夫をするようになった

入場料を払うとクーポン券をくれて、飲める回数に上限がある、というもの。最近は多くなりました。主催者がケチしているみたいですが、お酒に酔った人を出さないのがイベントを成功させる条件になってきているからではないかと思います。


なぜ足が遠のいたのか?
理由 2: 有名になりすぎてしまったイベントは、人が多すぎて楽しくない


バスで団体さんが押し寄せるようなイベントは最悪・・・。

フランス人は組織立てて歯車のように一人一人が働くのが苦手なので、オーガナイズが悪い! と呆れてしまうことが多々あります。

(1) 入場料を払ったのでワインを飲めるはずなのに、人が多くて試飲所に近寄れない

けっこう高い入場料を払って、ワイン飲み放題に使うグラスをもらったけれど、行列をするのが嫌で、ワインを1杯も飲まないで帰ってきたという友達もありました。

(2) 食事をしないでのんびりしていたら、もう食べるものがなかった

日本人だったら、チーズなどをつまんでワインを飲んでいれば良しとすると思うはずですが、フランスの友人たちは、こんなときでも、ちゃんとテーブルについて、前菜から始まる食事をしないと許せないみたいなのです。

毎年行っていたのに「もう止めよう」と言い出した友人は、パンがなかくて、茹でたジャガイモを食べた恨みからでした!

(3) シャトルバスを運行させているけれど、バスがちっとも来ないバスストップができてしまっていた

広い地域で行われるイベントで、車で場所を移動しなければならない、というのがフランスではかなりあります。そういうときの車の混雑を避けたり、ワインを飲んですぐに車を運転するのを避けたりできる方法です。

でも、これも、オーガナイズが悪いと、かなり迷惑なシステムになります。寒い冬に行われたイベントで、いつくるとも分らないバスを待って野原に立ちすくみ震え上がったことが私もありました。




最近は、できるだけ小さなイベントに行くようになりました。

昨年、少し変わった形でワインを飲むイベントに行きました。
グッド・アイディア!
そのイベントを次回の日記でご紹介します。

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2008/02/12
もうシーズンも終わりになったかと思いますが、ブルゴーニュではこの寒い時期にワインのイベントがあちこちで行われます。


◆ サン・ヴァンサンのお祭り

冬なのでワイン醸造に携わる人たちに時間があるというのも理由でしょう。でも、なんと言っても、ワインの醸造をする人たちの守り聖人サン・ヴァンサンの祭日が1月22日なので、その時期に行われるのです。

ブルゴーニュに住む友達がサン・ヴァンサンのお祭りに行って楽しかったと報告して、写真を送ってきました。

サン・ヴァンサンのお祭りはボーヌ市周辺の村々が行うものが有名ですが、他の地域でも行われます。

ボーヌ周辺のサン・ヴァンサン・トゥルナントは有名になりすぎてしまって、人が多すぎて、昔の良さはなくなってしまいました。中止してしまった年もあった後に復興して、何とか魅力あるものにしようと努力しているようです。

今年、友人たちが行ったのはシャブリのお祭りでした。



女王様交代式の写真のようです。


◆ クイズ

写真の下に入れたアップをご覧ください。

ワインがお好きな方だったら、すぐに(1)が何かはお分りになりますよね?

これです ↓

 ブルゴーニュ型タートヴァンシルバー(くさり付)

それが何であるかは、こちらのお店が説明しています。


クイズにしたいのは(2)の方です。

女性が手に持っているものが何だか、お分かりになりますか?

ひょっとして、日本ではワイン好きの方にも余り知られていないのではないかと思って、クイズにしたくなりました。

優勝カップのように見ますけれど、そうではありません。

昔のブルゴーニュでは、絶対になければならないほど大事なものだったのではないかと思います。

今でもブルゴーニュでは売られてはいます。観光客が行くワインを売っているお店などにも、よく置いてあります。

でも、これを買って本気で使う人はどのくらいいるのでしょうか?・・・ むしろプレゼント用ではないかなと思います。銀でできていたりすると、とても高価ですから。


昔のブルゴーニュでは、とても大事なものでした。

ヒント1:

昔でも、これを持つ機会がなかった人はいました。


ヒント2:

1回目は、このカップにワインを入れます。
2回目以降に使うときは、ワインにパンを浸したものを入れます。
最後に使うときには、お水を入れます。

ヒント3:

日本にも似たような風習があった、と言えるのではないでしょうか?


いつものようにコメントでお答くださいね♪


pepe犬さん 

コメントで、みごとに「女性の持つカップ」と表現してくださいました。これをどう使うかは全部は出てこなかったのですが、おめでとう! にさせていただきます。

このカップが何であるかは、ブルゴーニュのカップとは?に書きました。
なんだか、しんみりさせられてしまう使い方がされていたのです。



クイズとは関係なしに、サン・ヴァンサンについての情報リンク:

Saint Vincent

☆ Académie de Reims: Les origines de la fête de Saint-Vincent


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カテゴリー: クイズ | Comment (13) | Top
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2008/02/10
面白いと思って写真をとっていたのに、それをブログにするのを忘れていました。

これです ↓




なんだかお分りになりますか?

パン屋さんにフランスパンを入れておいてもらうための袋です。

↓ こんな車でパン屋さんが巡回してくるからです。




◆ パンの配達システム

パンを入れてもらえるように契約しておくと、毎朝パンを買いに行かなくても良いという便利なシステム。

歩いてパンを買いに行けるような都会ではやらないと思いますが、少し不便なところだと、こういうサービスがあります。

不便な農村部では、食料品を売る車なども来ます。

過疎地の多いフランス。巡回を販売する商店を支援するために、県は補助金を出したりしています。

そういう場所では、新聞などは郵便物として届くのです。

出勤する前に新聞を読むことはできないし、日曜日の新聞は、当然ながら月曜日にしか読めない、という不便なフランス。

それでも、パンの方はちゃんと配達があるのですね・・・。


◆ これでもフランス趣味?

別に拡大する必要もないのですけれど、パンの袋はこんなのでした。



3つも並んでいたのがおもしろくて笑ってしまったのでした。

袋には細いフランスパンなら2本は入るはず。何日分もいっぺんに配達してもらうことはないはずです。
とすると、このお家では、そんなにたくさんパンを食べるのでしょうか?・・・

どうでも良いことが気になってしまいました。

こういう袋はしゃれたのも売っているのですが、これは手作りに見えます。

趣味が悪い柄だと思われませんか?




以前にも、おもしろいパン袋(?)を見かけたことをご紹介していました。

フランス人の知恵? これは何でしょう?クイズ


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