| Login |
2008/07/31

シリーズ記事 【夏の誕生パーティー】 目次へ
その4


フランスの田舎で開かれるホームパーティーにお呼ばれすると、お昼に誘われても夕食もご馳走になるのが普通です。

この日も、「夕食も出すから」とは言われていなかったのですが、帰宅するのは真夜中過ぎだろうという覚悟で出かけました。

正午ころに到着して、おいとましたのは午前3時ころ。ダンスに熱中していた人たちは、明け方まで踊っていたのではないでしょうか?


メシュイ

誕生パーティでは、メイン料理はこれでした ↓

メシュイと呼ばれるヒツジの丸焼き

メシュイ(méchoui)と呼ばれるヒツジの丸焼き料理です。

左手にアルミホイルをかぶっているのは、誕生パーティーの主役のご主人が射止めたイノシシの肉。

メシュイは、大勢が集まるパーティーでは便利な料理ですので、ときどき出くわします。ヒツジのお腹を割いて、後ろ脚をおっぴろげて身を開き、メシュイ用のソースを塗って焼きあげるというもの。

フランスの旧植民地であった北アフリカの伝統料理のようです。ですから、イスラム系の人が味付けして準備したのが最高なのですが、フランス人たちも真似してやっています。

串を回してジワジワと焼くので、時間がかかります。
この日は、お誕生日を迎えた女性のお隣りの家のご主人が準備していました。

前回の日記(フランス人は、私生活のこととなると働き者!)で写真を入れた男性は、朝からこんなことを準備していたので疲れていたのでした。

朝7時から焼き始めたそうです。

お昼に食べるといっても、メイン料理が出てきたのは午後3時ころでした。つまり、7時間くらいかけて焼いていたわけですね。

この日材料となったのは、メシュイを準備したお家で育てたヒツジでした。別に農家ではないのですが、鶏やウサギの類いはもちろん、ヒツジまで育てているのです。

毎日餌をやって育てたウサギやヒツジを食べてしまうのって、私はできないな・・・。


会場は庭にしつられてあった

この日の招待客は70人か80人くらいいたと思います。

夏は庭で食事ができるので便利です。でも、雨が降りそうな日だったので、ヒツジを焼くバーベキューのところも、テーブルを並べた会場にも屋根ができていました。

会場は、予算をかけるなら貸しテントを借りることもできるのですが、この日は手作り。枠組みを作って、そこに大きなビニールシートが張ってありました。

庭につくられたパーティー会場

これだけ多くの人に食べさせる準備をするのって大変ですよね・・・。でも、招待された人たちの中でごく親しい人たちが手伝うのでできてしまうらしい。

会場での色々なことも、みんなが手伝っているので、パーティーの主催者がアタフタすることもなくて、集まりを楽しめます。

お料理も、ごく親しい人たちが用意して持ち込んでいました。前菜は数えきれないほどの種類。デザートも、ケーキ屋さんで作らせたバースデーケーキのほかに、10種類以上ありました。

どれもこれも美味しかったです。

それもそのはず。使われていた野菜や果物は、みんなの家庭菜園でつくったものばかりなので新鮮だったのです。


昼に呼ばれても、パーティーは真夜中過ぎまで続く

こういうときには、お昼の食事は夕方6時くらいまで続きますから、夜ご飯はかなり遅くなってから始まります。

長々と続くので、余興を用意したりする人たちがあります。食事を出すだけだって大変なのに、そこまでするの?!・・・ と私は感心してしまいます。

フランス人って、本当にマメ!・・・

この日は、「ファッションショーをする」ということになっていて、男性たちにモデルになるように呼びかけられました。

しばし待ってから現れたのが、この人たち ↓

余興

画像を小さくしたのですが、見えてしまったらゴメンなさい!

シースルーのウエディングドレスです。
庭にあったリンゴなんかを胸に入れていました。

それで、みんなにご披露しながらふざけた後、誕生パーティーの主役の女性に抱きついてお祝いを言うという趣向でした。

フランス人たちって、本当にアッケラカンとしています!


夜もふけて・・・

嵐のような夕立ちが降って、それがピタっとやんだら大きな虹が出て・・・、それから星が輝きだしました。

田舎も、まっただなかの田舎にある村のことだったのです。大きな空が広がっていて、とても美しい景色!

ご近所に別荘を持つベルギー人は、昨日到着したときに広々した空を見るのが嬉しくて、2時間くらい庭で空を眺めながら幸せを満喫したのだと話していました。ベルギーの都会では、こんな景色は見えないのだとのこと。

夜もふけて・・・

この焚火が気になった方のために:
モミの木を割いて、切り口に固形燃料を押し込み、そこに火をつけると、木が松明のように燃えていくというシステムです。以前の日記にアップの写真を入れていますので、ご覧ください。
スウェーデン式かがり火


夜の食事は、南仏マルセイユに長く住んでいた近所の女性が、ピストゥーというマルセイユ名物のスープを用意して出してきました。その話しは次回の日記で書きます。

- 続く -


にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
にほんブログ村


2008/07/30

シリーズ記事 【夏の誕生パーティー】 目次へ
その3


フランス語で「働く」という言葉はtravailler。名詞にするとtravail。その語源はラテン語のtripaliumで、3本の杭からなる拷問の道具の名前なのだそうです! こういうのでしょうか?

つまり、働くって、辛いことなのですよね・・・。

思えば、旧約聖書では、蛇にそそのかされたエバがリンゴを食べてしまったので、人間は働かなければならなくなったのでした・・・。

日本語では「働く」。分解すると、人が動いているだけではないですか?!
「労働」という言葉になると、「ご苦労さん!」のイメージが伴ってきますが。

働くことに対する認識が違うのだろうな・・・ と思うことがよくあります。だって、働いているフランス人たち、きわめて不愉快そうな顔をしていることが多いのです!

使いたくもないお金を使わなければならないこちらの立場には全く同情してくれなくて、きわめて不愉快そうに応対する店やレストランがあります。

消費者の立場からみれば、仕事を与えてあげているわけなのですが、彼らからすると拷問の道具で締め付けてくるヤツとなるのでしょうか?・・・

どうせ働かなければならないのだから、前向きにとらえて、働くのも楽しいという風にすれば、お客さんの方も上機嫌で感じが良くなる。

となると、喜んでもらえるために働くのも楽しくなる・・・ という図式になるのはずなのに、そうなっていないフランス人がとても多いのです・・・。


ところが・・・・

「人が動くこと」は拷問に等しいと考えるはずのフランス人なのに、自分の生活のために動くとなると、実に働きものなのです。

どうなっているのだろう?!・・・ と思ってしまうことがよくあります。

そう思うのは、お家の修復やリフォームに汗を流している人たちを見るとき。それから、たくさん人を招待したホームパーティーに行ったとき。

先日行った誕生ホームパーティーでも、フランス人って何とよく働くのだろうと思ったのでした。

昼から始まったパーティーは、予想していたように夜中過ぎまで続きました。

下の写真の左端に写っているのは、この日のパーティーの準備で大活躍した人です ↓

お疲れさま~!

前日の夜も親戚の家でパーティーがあったそうなのですが(真夜中過ぎまで当然続いたでしょうね)、この日は料理の準備で朝6時には起きていたようです。

さすがダンスパーティーの時間になったら疲れが出たらしくて、こんな風に眠りこけていました。孫がぬいぐるみを抱かせても気がつかない。さらにパーティー会場の飾りを頭の上に乗せられても目を覚まさない!

前置きが長くなってしまったので、このときのパーティーの話しは次回にします。

- 続く -


にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
にほんブログ村


カテゴリー: フランス人 | Comment (0) | Top
この記事のURL | Rédiger
2008/07/28

シリーズ記事 【夏の誕生パーティー】 目次へ
その2


前回の日記で書き始めた誕生パーティーのお話しの続きです。

フランスで何かの記念のパーティーをするときには、昔の写真を集めて作ったパネルを用意することがよくあります。昔を知らない友達だと、「へえ~、同じ人?!」と感心したりするので面白いです。

この日は60歳を迎えた女性のパーティーだったのですが、人生の節々を見せる写真が選ばれて貼られていました。

パネルの後ろに見えるのが、その日の主役の女性

その中で釘付けにされてしまったのが、この写真 ↓

カンボジアで撮影した写真だそうです

ただ美人というだけではなくて、なんだかストーリーが生まれそうな女性に見えませんか?

昔のフランス映画に出てきそうな顔。
計算すると、40年くらい前の写真・・・。

「とても美しかったのね・・・」というのは、「今は違う」ということになってしまうから言ってはいけないのしょうが、言ってしまいました。

他の人が同じことを言うので、相槌を打ったら、「実は・・・」と、話してくれました。

カンボジアにいたときの写真なのだそうですが、その頃、有名なフランス映画(知らない題名だったので、記憶しなかった)のロケが行われていて、彼女は声をかけられたのだそうです。

町を歩いていたら、「映画に出てみたかったら、訪ねていらっしゃい」と名刺をもらったそう。

でも、そういうのには全く興味がないので、名刺にあったところには行かなかったのだそうです。

私は、そういう経験を一度もしたことがございません!・・・

にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
にほんブログ村


2008/07/22
夜もふけて・・・田舎に住む友人の家で開かれた誕生パーティー。

50人くらいが集まって、賑やかで楽しい1日を過ごしました。

そのときのことを書いた日記が幾つもになったので、目次を作っておきます。



[続きを読む  Lire la suite...]


2008/07/22

シリーズ記事 【夏の誕生パーティー】 目次へ
その1


ホームパーティーに呼ばれると嬉しいのではありますが、何をプレゼントに持って行くかに悩みます。

お花というのはありふれている...。

今回招待された誕生パーティーには大人数が集まるので(大人数って、50人を超える招待客)、みんながお金を封筒に入れてプレゼントするというのが提案されていると聞いていました。カンボジアで生まれた女性なので、カンボジア旅行をする費用を寄付するという趣向。

でも、そういうのって、余り好きではありません。旅行の全額が集まるのなら良いけれど、足りない分は自己負担を強要してしまうことになるではないですか? それに、個性的なプレゼントでないと、もらってもつまらないと思う・・・。

でも、プレゼントが見つからなかったら、封筒を出せば良い、とノンキに構えていました。


グッドアイディアが見つかった♪

パーティーの前日、町で買い物をしていたとき、日本を紹介する本をプレゼントしよう、と思い立ちました。

幸いにも、誕生日を迎える人の趣味ははっきりしています。趣味とか、コレクションをしているものを知っていると、プレゼント選びはずっと楽になります。

その人は水彩画を描いているのです。どの程度のレベルかは分かりませんが、とてもきれいな絵を描いています。私は買ったことがないのですが、共通の友達からプレゼントされた絵がかなり気に入っています。

それで、お勉強にもなるように、浮世絵の写真集をプレゼントしようと思ったわけです。

FNACという大きな本屋さんに行ったら、幾つかチョイスがありました。

少し迷ったあげく、選んだのはこの本です ↓ 



プレゼントする前にしっかりと本を読みたかったのですが、何しろ直前に買ったので時間なし。パラパラと眺めただけです...。

私自身がプレゼントされたいような美しい本でした・・・。

暇なときに眺めているだけでも美しい写真集なので、気に入ってもらえるのではないかな?... パーティーのときのプレゼントって、置き場所に困るような変な趣味の飾り物などを持ってくる人が多いのです...。

フランス人が「日本の版画」と聞いて連想するような絵も入っていたのは不満だったのですが、絵には関係ないご主人がそれを喜んで、二人で仲良く本を眺めることになって良いかも知れない...。


店で包装してくれなかった

本屋さんでお勘定をするとき「プレゼントのパッケージをしてくれますか?」と聞いたら、受け付けで包装紙をもらうように言われました。つまり、店の紙をあげるから自分で包装しろ、ということ。日本では考えられませんよね?!・・・

しかも、くれた紙が、ひどいデザイン! 本やCDをプレゼントする人はかなりいると思うので、こんな紙しかないの?! と驚きました。

FNACというお店は多少割引で売っている店なのですが、アマゾンサイトで売っていた『 Ukiyo-E 』のようには割引していないことを知ったので、こんな包装紙をよこすなんて! と腹が立ちます。

アフターサービスが悪いことがあってから、もう絶対にこの店では買わない! と決めていたのですが、品数が多いことは確かなのであります・・・。

本の下に敷いた水色の紙が、そのFNACの包装紙です ↓



センスが悪いにしても、ひどすぎる色とデザインの包装紙でしょう?

フランスでは自分でパッケージしなければならないことも多いので、きれいな包装紙を買って持っています。でも、朝市で安売り本を買ったわけでもないのを見せるために、本屋さんの包装紙で包みたい... というケチな考えを持ってしまいました。

ついでなので、母が作った和紙製の日本人形が余っていたので、オマケに付けることにしました。


自分でパッケージ

私のプレゼント・パッケージは、こうなりました ↓



本屋の包装紙は、裏返しで白い面を使って本を包みました。だって、水色に店のロゴマーク入りというのはひど過ぎる!

自慢できるパッケージではありませんね...。私って、ぶきっちょなのです!
本の方は日本式に包んだので、フランス人からは称賛される包み方なのですが!

リボンは日本から持って来たものです。この、日本人には限りなく安物に見えるリボンが、なぜかフランス人に褒められるので(単純に珍しいからだと思う)、ロールを買って持って来ているのです。

人形を包むのは、面倒なのでパスしました。
包装紙は、最近買って使いたいと思っていたブドウの葉の絵がついた透明のものです。

透明な紙から人形が見えるのも飾りになる、と言い訳。

この透明包装紙にはストーリーがあります。

これを使ってパッケージしているお店があったので、店員さんに褒めちぎったら、オマケに包装紙だけもくれたのでした。売っている店も教えてくれたので、買いに行ってしまいました。

でも、業務用のアイテムを売っているお店でした。

包装紙は・・・ 250メートルだったかな?... ともかく、ものすごく大きな巻物だったのでした。プロなら免税で買える店でしたが、私のような一般客は割引なし。ひと巻き、5,000円近くしたように思います。

でも、買ってしまった...。一生使えるのではないかと思っています。

というわけで、ブドウの葉の包装紙を初めて使える機会があったので満足♪


フランスの変な風習・・・

フランスのホームパーティーでは、もらったプレゼントをテーブルの上に飾ります。それをデザートの時あたりに開けて、「わあ~、ありがとう~!」というのをよくやります。

私は、これが好きではありません。

素晴らしいプレゼントがあるかと思うと、バカみたいなプレゼントもあるのです。それを順番にご披露するのです。つまらないプレゼントをした人が気まずい思いをするではないですか?!... でも、フランス人は気にしないのかな?・・・

この日のパーティー会場に並んだプレゼントは、大半が私のように透明な包装紙で包まれていて、そうでない人のは包装紙をとって飾ってありました。

それで、パッケージをあけて誰からもらったというお披露目もなし。
その方が好きです。

私も透明のパッケージにして良かった♪ と思ったのでした。だって、接待で忙しい主催者の手間を省いてあげたのですから!


名古屋の風習に似ている?

名古屋のお嫁入りでは、ガラスばりのトラックで花嫁さんの荷物を運ぶという風習があるのを思い出しまいました。つまり、花嫁さんが何を持ってくるか沿道の人に見えるという趣向。

聞いたときには嘘だと思ったのですが、今でもしている風習だと聞いて驚きました。でも、かなり以前のこと。今でもしているのでしょうか?・・・

... と書きながらインターネットで調べてみたら、回答と思えるブログが出てきました。
嫁入り道具にお金をかける本当の理由

同じ日本でも、こんなに違う文化があるのかと知り、とても面白い内容でした!

ブログ内リンク:
★ 目次: プレゼントや土産物に関して書いた記事


にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
にほんブログ村


2008/07/21
最近のフランスは日本食ブームなので、「wasabi」という日本語も定着したみたいです。


ワサビとレフォール

前回の日記で書いたレストランのメニューには「Homard entier – roti au wasabi frais(フレッシュなワサビで焼いた丸ごとオマール」と、ワサビという言葉のまま表示されていました。

でも、フランスで本物の生のワサビが手に入るとしても、高級すぎて使えないのではないでしょうか?




生ワサビで味付けしたというオマールを食べたところ、日本のワサビのようにピリっとしているわけでもなかったので、フランスでraifort(レフォール)と呼ばれる西洋ワサビだろうな、と思いました。

フランス人にお刺身を食べさせるとき、ワサビが何なのか聞かれることがあると、レフォールだと答えています。レフォールはめったに使われるものではありませんが、そう言うと納得してくれるので。

でも、フランス人がレフォールのことをワサビと言うなんて! 最近のフランスでは、レフォールよりワサビの方が有名になったのかな?・・・

あるいは、wasabiという言葉ばを使って、お品書きをよりアトラクティブにしたのか?... 最近の高級レストランのメニューでは日本食材の名前を日本語のまま入れているのをよく目にするのです。


ホースラディッシュ

raifort(レフォール)は、日本語にするとホースラディッシュなのだそうです。

そのレフォールのペーストを小瓶に詰めて売っていたので買ったことがあります。

食品見本市でもったいぶって売っていたので、日本のワサビの代わりに使ってみようと思って買ったのです。でも、日本から持ってきたチューブの方がお刺身に合うのだろうと思って、戸棚に入れて、しばらくしたら忘れてしまって...、賞味期限が切れていたので捨ててしまいました。

期限切れになる前に、味見だけでもしてみれば良かった...。


ホースラディッシュ/パウダー/ [Horseradish]

↑ 粉末でも、私には美味しそうに見えないけれど...。


レフォール(ホースラディッシュ)とはどんな植物?

数年前、フランスの役場の中庭に珍しい野菜の鉢植えが展示されていたのですが、その中にレフォールがありました。

これです ↓

「レフォール」とラベルが付けてあります

根や瓶詰になったものの写真は、WikipediaのRaifortに関するページに入っています。根が大きいものは30センチくらいにもなるのだそうです。

ところで、日本の役場では野菜を展示するなどということはないのではないでしょうか?

フランスは野菜畑を見せるのがちょっとしたブームになっている感じがします。お城の庭に野菜畑を作って見せているのは良いとしても、パリのど真ん中にある中世博物館の庭が野菜畑に変身していたのを見たときにはびっくりしました。


話しをワサビに戻します。

レフォールの学名はArmoracia rusticanaで、こんな根ができるのだそうです。



花の方は、こちら ↓




日本では、「ホースラディッシュ」を清水で育つ「本ワサビ(水ワサビ)」と区別するために、山ワサビ、蝦夷山ワサビ、野ワサビ、根ワサビなどとも呼ばれるのだそうです。

北海道産というワサビは、確かにレフォールに似ているように見えます ↓




レフォール(ホースラディッシュ)は水栽培ではない

思い出せば、フランス人の友達がレフォールの種(種だったのかどうかは不明)を売っていたそうで、庭の畑に植えていたことがありました。

変な葉っぱ! これがワサビ?... と思える葉でした。

日本のワサビと言ったら水栽培だと思っていたので、「畑なんかに植えたらだめ!」と言ったのですが、種の袋には水栽培しろなんて書いていなかったとのこと。

どうやら、西洋ワサビというのは普通に畑に植えるものらしいのでした。

この友達も、ワサビの根らしきものがないので、結局そのまま枯らしておりました。

あんなヒョロヒョロした草にワサビのような根っこができるのは不思議...。

ブログ内の関連記事:
★ 目次: フランスの日本食ブーム
★ 目次: 食材と料理に関して書いた日記

外部リンク
西洋わさび萌え、去年の収穫の話も
☆ Wikipedia: Raifort » ホースラディッシュ


にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
にほんブログ村

[続きを読む  Lire la suite...]


カテゴリー: 調味料 | Comment (4) | Top
この記事のURL | Rédiger
2008/07/19
今の時期のフランスは...、疲れる時期です!

なぜって、みんなヴァカンスで時間があるので、パーティが頻繁に催されるからです。

こういう時期は一年に2度あります。夏休みシーズンと、クリスマスから新年にかけての時期です。

疲れる理由は、パーティーは長々と続くこと。単発でパーティーがあるのなら良いのですが、パーティーが多い時期というのは、週末はほとんどそれで埋まってしまうくらい多いのが難点。

お呼ばれするのは嬉しいけれど、疲れる・・・ という感じになります。フランス人たちにしても同じことなのですが、でも、みんなパーティーを開く...。

最悪(?)はクリスマスシーズンでしょうね。最高の料理を出すということになるので、食べすぎ! みんな体調を崩します!

夏のパーティー・シーズンは、冬のようにこってりした料理ではないので、ランク付けするなら、疲れるシーズンの2番目に位置すると思います。


水辺で軽い食事がしたい!

レストランに行く機会がありました。

お天気が良い日だったので、川ぞいの涼しげなレストランに行くことにしました。ここには海がないので、水辺となれば、河川は湖か沼地になります。

レストラン内部

セーヌ河の畔にあるレストラン。足元が水辺というのは、イタリアでは簡単に見つかりますが、フランスでは珍しいのです。

座っていた席から撮った写真 ↓

セーヌ河

夏の暑い日には、こういう眺めは最高です!


地元で推薦されていたレストラン

どこのレストランが美味しいかは、実際に行っている人たちから得た地元の情報が一番です。

ここは、シャンパンを醸造元で買いつけしたときに推薦されたレストランでした。値段と料理の質の面では最高! とのこと。

美味しいワインやシャンパンを作っている農家の情報は貴重なものです。

第1に、良いレストランというのは良いワインやシャンパンを置いています。そういうところに選ばれる価値がある農家は、当然ながら仕入れをするレストランのことを知っている。

第2に、高級ワインを作っている農家はお金持ちなので、良いレストラン巡りをしながら味定めをしている場合が多い。

シャンパン農家では、「オマールがおいしい」とこと。そのうちミシュランの星をとったら値上げするだろうから、早く行くべきだ、と言われていました。

トライアルで1度行ってみたら、庶民的とも言えるレストランだったのに、素晴らしい味。この次はオマールを食べてみようと思っていました。


最高のオマールだった!

久し振りに行ったら、まだミシュランには入っていないのだろうな、と思いました。だって、フォークとナイフが相変わらず安物だったのであります。

とりあえず、食前酒も兼ねられるようにシャンパンを注文。

パーティー続きで食傷気味だったので、この際、私はオマール料理とデザートだけを食べることにしました。レストランに入ったときに、水槽にオマールたちがいるのも確認していました。

オマールは超高級食材なので、おいそれと食べるものではありません。庶民の私の場合ですが!

でも、フランスの普通の食事のように、前菜、メイン、チーズ、デザートとアラカルトで選んでいると高くなるのであって、前菜をパスして料理はこれしか食べないとなれば清水の舞台から飛び降りなくても食べられます。

オマール料理は3種類あったのですが、一番さっぱりしていそうなのを選びました。生のワサビで焼いただけのもの。

オマールの料理

聞きしに勝る味でした。ほんのりとワサビの風味があって、オリーブオイルがきいていて・・・。

程よい火の通り方は最高でした。

イタリアで食べる魚介類はだいたいにおいて美味しいと感じるのですが、フランスでは火を通しすぎてまずいことが多々あるのです。

オマールがこんなに美味しいものだとは思っていませんでした...。オマール再発見♪

お通しが3種類出たので、前菜を取らなくても寂しい食事にはなりませんでした。これとデザートで、私には充分な食事になりました。

殻を割って食べるのには時間もかかってので、なんだかたくさん食べた気分。それでいて、お腹がいっぱいで苦しむこともない♪ 

フランスでは甲殻類を冬によく食べるのですが、夏にも最高の料理だと思いました。



☆フランス輸入品(最高と言われるブルターニュ産):

活きたままお届けします!
6月~8月はキャンペーン価格でお買い得♪

活オマール フランスブルターニュ産オマール


☆日本産:

パーティに、贈り物に!
活オマールロブスター


楽天市場で市販されているオマールエビを検索


にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
にほんブログ村


カテゴリー: レストラン | Comment (4) | Top
この記事のURL | Rédiger
2008/07/17
10年か、それ以上前のことだったと思います。スペインを旅行したときに、奇妙なものを見て驚いたことがありました。
風力発電機
ドンキホーテの風車ならね、近代的な風車なのだとか。

あちこちにあるので眺めていたら、日本の企業の名前が付いているのもあったので、へえ~、日本企業は頑張っている! と思った私でした。

それから数年はたったころ、フランスの学者の友達が、環境大臣と一緒にスペインの風力発電機を視察に行くのだと話しました。大臣の専用飛行機で行くのだとのこと。

へえ~、フランスでも変な風車をつくるの?!・・・

そのとき、すでにフランスにもあったのかも知れませんが、見たことはありませんでした。


Éolienne(風力発電機)

そして、近頃は話題に登場するので、「Éolienne(風力発電機)」という単語を覚えてしまいました。フランスでもタケノコのように生えてきているようです。

フランス各地に建てられいるようですが、我がブルゴーニュ地方では、まだ設置ゼロです。

追記:
時代は変わりますね。翌年にはできていたので見に行きました。
風力発電機を見に行く 2009/03/15


☆風力電動機の設置分布地図: Carte éoliennes France

ブルゴーニュは、のどか。幸運なことに、原子力発電所もありません! 原子力発電所がないのは、フランスの中でブルゴーニュ地方とブルターニュ地方だけだったのではないかな?・・・

この際、風力発電機が多く設置されている国を調べてみました。

まず、ドイツ(分かりますね、環境問題に積極的な国ですから)。それから、スペイン(風車の国ですからね)、アメリカ。

それから、がたっと生産量は下がって、インド、中国、デンマーク(風力発電機の重要な生産国なのだそうです)、イタリア、フランス、イギリス、ポルトガル、カナダ、オランダ、そして日本となっていました。
*しっかり調べたわけではないので、正確さには欠きます。


風力発電機の設置反対運動

最近、風力発電機が設置されることになった地域の人が反対運動をしているのを目にしました。ブルゴーニュ地方のお隣の地方です。

反対理由の第一は、景観を乱すという点。非常に大きな装置だそうで、ビラには風力電動機と民家の高さの違いを見せる図が入っていました。

これだと、どこからでも見えてしまう。「あなたのお家の不動産価値が下がりますよ~!」という切り札で、反対運動の賛同者を集めていました。

こんな醜いものが建ったら、観光客も来なくなる。私たちが愛している美しい農村は死ぬ!、と反対運動のビラは息巻いています。

それに、「地元で雇用が増えるわけでもない」、というのが反対理由に続いています。これは一理ある。原子力発電所や工場ができるのには反対するとしても、少なくとも農村住民に仕事の場は与えられるのですから。

ごみ焼却所とか、エコロジー発電装置とか、原子力発電所とかは、たとえ必要な施設だと納得できても、自分のところには作って欲しくない! というのが心情でしょうね・・・。

でも反対運動のパンフでは、風力発電装置はお金ばかりかかってコストパフォーマンスも悪いのだ、という主張でした。


現実は違う?!

たまたま、その風力発電機の設置が計画されている地域の村長さんに会ったので、話しを聞いてみました。

「いやあ、現実は違うよ」と、ひと言。

「風力発電機をウチの畑に立ててください」という農家の人たちが続出しているのだそうです。

風力発電機をたてる土地を提供すると、年に4,000ユーロ支払われることになっているのだそうです。借地代でしょうね。

で、風力発電機というのは1台だけ立てても採算が合わないから、たいてい数台たてる。
となると、かなりの収入を得ることになる!

1台で年に70万円の収入。10台たったら、700万円。

日本ではどうなっているのか知らないので、もしかしたら少ないのかも知れないです。でも、広大な農地を持っているフランスの農家としたら、何もしないで入ってくるお金ですから、悪くない話しです。

というわけで、風力発電機の設置反対運動に署名しながら、役場には「ウチの畑に建ててください」と言いに来る農家もあるのだそうです。

ふ~ん・・・。裏話ですね・・・。

風力発電機を設置した村にも収入があるのだそうです。別に補助金が出るわけではなくて、収益をあげる工場が建ったかのように職業税が入るという図式です。


職業税

フランスで原子力発電所がある町を視察して、町長さんに話しを聞いたときにも、補助金なんかはないけれど、職業税がたくさん入るのだと教えられました。

原子力発電所のようなところで働いている人たちには高度な技術者が多いので、そういう人たちは給料が高い。それに伴って、町に入ってくる職業税は多くなるわけです。

視察した原子力発電所がある町は小さな田舎町なのに、見るからに豊かな町になっているのでびっくりしました。フランスの田舎には派手さが全くないのに、ここの温水プールの装置は大都市なみ、あるいはそれ以上でした。町は歴史的建造物もなくてしまらない町なのに、きれいに整備されて、美しい・・・。

原子力発電所をなくすかどうかという住民投票をしたときも、問題なく、「続ける」と投票した人たちが勝ったということでした。



風力発電機設置の反対運動、どうなるのかな?・・・
もう設置が決まってしまっているのだから、今さら反対したって間に合わないという人もいましたが・・・。

でも、こういうのが林立したら、恐ろしい風景になるとは思いました・・・。
そういう光景の写真: カリフォルニアに林立した風力発電機



追記:

風力発電機が立てられる計画がある村の村長さんにまた会ったので、この前に聞いたのに忘れてしまった数値を確認しました。

[続きを読む  Lire la suite...]


カテゴリー: 時の話題 | Comment (4) | Top
この記事のURL | Rédiger
2008/07/15
日本のお祭りでは色々な屋台がでて楽しいのですが、そういう郷愁をそそられるような光景はフランスでは見られないのが物足りないです・・・。

大きなイベントだと、車を利用した店はあります。クレープ屋さんとか、アイスクリーム屋さんとか・・・。

でも、味気ない店構えです。日本のように簡単な屋台はないのは、フランスでは衛生基準がうるさくて不可能なのではないかな?・・・


噂に聞いていた屋台があった♪

前回の日記(革命記念日の花火大会)に書いた、小さな村の花火大会の後のことです。

花火大会のあとにパーティ会場に行ってみると、サンドイッチやフライドポテトを売る店がでていました。こんな小さな村のイベントで、そういうのが出るのは珍しいのです。

あれ、あれ・・・。これは噂のイギリス人夫妻の店ではないか?!・・・

ほとんど車が通らないような道のパーキングエリアに小型トラックを止めて、軽食を出しているイギリス人たちがいる、と聞いていたのです。

このフランスの僻地とも言える村に住んでいるイギリス人夫婦らしい。そんなところで店構えしていたって、通りかかる車すら少ないのですから、変だ・・・ と、みんなが思っていました。

地元の人たちの中には、試した人がいたようです。近くにレストランはないので必要に迫られたのか? あるいは興味本位で行ってみたのか?・・・

「恐ろしく、まずい!」と言う人と、「けっこう、おいしい♪」と言う人に分かれていました。どうなのだろう?・・・ と、私は興味を持っていたのでした。

よくできた屋台でした。イギリス製なのかな?・・・

写真をとっておけば良かった・・・。簡単な調理ができるコーナーがあって、カウンターがあって、車の外装は木目に見えるようになっています。なかなか良くできた車でした。

「フライドポテトの小屋」という名前になっていました。

でも、その「フライドポテト」という単語が単数になっている。「フライドポテトは1個しかないのだろうか?」なんてケチを付ける人がいました。英語にだって単数と複数の違いがあるのですから、そういう間違いをしたことを不思議に思ってしまいました・・・。


イギリス人がフランスで食べ物屋を経営するのは不可解?

シャンパンを飲みだした私たちは、イギリス人がフランスで軽食の屋台を開くなんて信じられないよな~、なんて話しになりました。

第1に、イギリス人は料理が下手だと思っているので、イギリス人がフランス人に食べ物を作ったって売れるはずがない、という心配。

第2に、フランスに来て家を買うイギリス人はお金持ちのはずなのに、なんで屋台なんかやるんだ? という不思議。

でも、田舎の人たちというのは、ご近所でおこることを一部始終把握しています。屋台のそばにも、彼らの四輪起動車が止まっている。つまり、彼らは屋台なんかやっているけれど、裕福な人たちなのだ、と言う人がありました。

どうだって良いではないですか。イギリス人夫妻は幸せそうに見えました。


イギリス人夫妻の屋台

夫婦二人はキビキビと働いていました。このキビキビ感が、とても新鮮です! フランス人は働くのが嫌いなので、つまらない仕事をしていると、ムーっとしているからです。お客商売なのに、無愛想なのが多いのです。

フランスに住んで幸せ♪ という二人の様子が伝わってくるので好感を持ちました。

しかも、男性は、なかなかハンサム! かなりハンサム! しかも笑顔が絶えません!

フランス人の屋台で、こんなに愛想が良いことがあるのかな?・・・ 全く記憶にありません。

「こういう笑顔、いいな~」と言うと、「イギリス人は偽善家なんだ」なんて言う人がいる。フランス人って、イギリス人に反感を持っている人が多いのです。

嫌われるのは、イギリス人は偉ぶっているというのが原因。でも、屋台の彼らは気さくで、感じ良く見ました。フライドポテトでも買ってみたい気になったのですが、子どもたちが行列を作っているので、しばらく待つことにしました。

一緒にシャンパンを飲んでいた一人の女性が、「彼、イギリスの首相、トニー・ブレアに似ているわ」、と言います。

私もそう思ったのですけれど、彼女の連れの男性は、「ラファラン(醜いことで有名だったフランスの首相)よりはブレアに似ているけど・・・」なんて言って、不満げ。


イギリス人たちが作るフライドポテト

彼がハンサムだからなのか、イギリス人が何を食べさせるのかに興味があったのか、ブレアに似ていると言った女性は、屋台に目が釘付けの様子になったようです。

こちらがおしゃべりしているのに、「ハハハ」と笑ったり、「フライドポテトの作り方、彼女は知らないわよ」なんて言ったりする!

私は屋台に背を向けていたのですが、振り返って観察してしまいました。

目撃しました。冷凍と思われるポテトが入った袋を揚げるザルに入れたら、ほんの1分か2分で、もう油から引き上げているのでした。

ポテトは白い状態。

フライドポテトの魅力は、黄金色になって、カリカリなことにあると思うのですが、あれだと美味しいはずがない・・・。試しに買ってみるのは止める気になりました。

実は、去年の夏、フランスに住むドイツ人の家でタルトをご馳走になったら、タルトの皮がほとんど白い状態だったので、恐ろしく不味かったという苦い経験があるのです・・・。

待たせてはいけない! という気遣いからだったのではないでしょうか? でも、フランス人に不味いものを食べさせたら、その仕返しが怖いですよ~!・・・


なぜ「フランスのフライ」と呼ばれるのか?

特に共通の話題がない人たちとテーブルを囲んでシャンパンを飲んだのですが、イギリス人夫婦のおかげで話題ができてしまいました。

「英語ではfrites(フライドポテト)のことをfrench friesと言うんだって」と言う人がいて、なぜ「フランスのフライ」になるのだろうか?・・・ という疑問が投げかけられました。

その疑問に答えられる人はいませんでした。この日記を書きながら気になったので、Wikipediaで調べてみました。

仏語のページ( Frite): フライドポテトは、ベルギーで生まれたからとするのと、パリで生まれたからとする説があるのだと紹介されていました。フライドポテトが誕生したのは、いずれも18世紀後半となっています。現代的な食べ物だと思っていたのですが、けっこう古いのですね・・・。

日本語のページ(フライドポテト): フランス起源説よりベルギー起源説の方が広く普及している、とあります。

英語のページ( French fries): フライドポテトに関心が深いのか、記述は一番詳しくて、ベルギー、フランス、スペイン説が紹介されています。

フライドポテトは今ではファーストフードの代表メニューになっていますから、フランス人たちもフライドポテトは「自分たちが発明した料理だ!」とは頑張らないのではないでしょうか?・・・



・・・こう書いていたら、フランスのジャガイモの話しを書きたくなりました。けっこう奥が深いのです。それと、私はフランスのジャガイモが大好きなのです♪ そのうち書きます。

最近のフランス、めっきり国際的になりました。都会に移民が多いのは普通だったのですが、田舎でも最近やって来たヨーロッパ諸国の人たちが目立つようになったのです。
★過去の日記: 助けて、イギリス人たちに侵略される! (2008/03/20)

ブログ内リンク:
ベルギー料理といったら「ムール・フリット」! 2009/05/21
★ 目次: 商品にフランスのイメージを持たせた命名
★ 目次: 食材と料理に関して書いた日記のピックアップ


にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
にほんブログ村


2008/07/14
今日はフランス革命記念日、日本語では「パリ祭」、フランス語では味気なく「7月14日(Quatorze juillet)」と言われる祭日でした。

パリでは盛大な軍隊パレードが行われますが、この日の前後には、あちこちの村でもイベントが開催されます。前後になるのは、日をずれして参加者を増やすため。

田舎で行われる革命記念日には、お決まりのメニューがあります:
- 戦争犠牲者の慰霊碑のお参り(7月14日)
- 食事会
- 花火大会
- ダンスパーティ


例年の倍の花火があがる♪

前日に、知り合いがオーガナイズした小さな村の花火大会に行きました。村役場にはお祭り委員会のようなものがあるそうで、その人は責任者になっているのです。

今年のは見事だから絶対に来るように、と言われていたのです。

なぜって、去年の花火大会では花火を売っている会社の人が時間にやって来なかったというトラブルがあったそうで、それのお詫びでたくさん花火をもらったのだそうです。

主催者たちは夕方になっても花火の設置をできないのでパニック状態。祭日なので会社に連絡がつかなかったのでしょうね。設置ができる人を探しまわったりしていたら、やっと会社の人が姿を現したとのこと。

会社側は落ち度を認めて、「来年は半額にします」と言ったのだそうです。それで、村の予算で半額料金の花火を出すようにと返事したのだそうです。

フランスでは日本では考えられないようなサービスの悪さがあるので、半額にまけるなんてことを交渉できるなんてすごいと思いました。私だけではなくて、フランス人たちだって、いつも泣き寝入りです。

でも、お祭り係の彼は、商売をしている人なので、そういうのが得意なのだろうな、と思いました。


ファンファーレ

子どもたちが、ラッパと太鼓の楽団(ファンファーレ)と一緒に行進してきました。

懐かしい音楽です。この子たちが大きくなったら、こんな音楽を聞いたときに夏のことを思い出すのでしょうか? 私も子どものころに浴衣を着て夏祭りに行くとき、遠くから太鼓の音が響いてきたのを思い出すのです。

フランスでは民族衣装なんかを着ないので残念・・・。民族衣装を見る機会がある地方は、ブルターニュ、バスク、アルザス、プロヴァンスくらいではないかな?・・・ それもイベントに参加する人たちが着るのであって、集まって来る人が着ているというのはバスク地方で見たくらいだったように思います。


見事な花火大会

いつもの倍の花火が打ち上げられるというので期待して行きました。

ようやく11時過ぎにあたりが暗くなって、いよいよ花火が始まりそうな雰囲気。

子どもたちは提灯行列で持った提灯の火を灯したままで草むらに腰かけています。



確かに見事でありました。田舎のこじんまりとした花火大会も良いものです。前に人がいて見えない、なんてことがないのは嬉しい。自分のために花火をあげてくれているような気分になります。


花火の後は、飲む!

ファンファーレの人たちが、夜の会場の前で演奏をご披露しました。



そのまま帰るのもなんなので、出会った友人たちとパーティ会場の方に行きました。

こういうところで飲んであげると、花火大会の主催者側の収益になるわけですから、そのまま帰るのは悪いのであります。ダンスが好きな人たちがたくさん残るわけですから、何か飲んであげようと気を遣うことはないのですけれど。

役場の公民館に使っている建物の中はダンスパーティ会場。その向こうの庭にはテーブルとイスがしつらえてあります。

シャンパンを買いました。人数がある程度集まれば、グラスで買うより安いからです。

テーブルにつくと、しばらく前から見てみたいと思っていたものを見ることができました。
その話しは続きで書きます。

- 続く -


ブログ内の関連記事:
目次: フランスの祭日・年中行事について書いた日記


にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
にほんブログ村

[続きを読む  Lire la suite...]


カテゴリー: 季節の行事 | Comment (2) | Top
この記事のURL | Rédiger