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2009/12/30

シリーズ記事目次 【イタリア旅行記 2009年秋】 目次へ
その4


前回にイタリアに行ったに見かけて、気になっていた海老がありました。滞在していたMonte Argentarioの山を降りたところにあったPorto Santo Stefanoにあった魚屋さんで見かけたのです。

フランスでは見かけたことがない海老。甘エビに似ているので、お刺身にしたらおいしいだろうな、と思いました。でも、味わう機会はありませんでした...。

今回の旅行で2泊した海沿いの町Santa Margarita Ligureを散歩していたら、海から荷揚げをしている船がありました。ひょっとして、あの海老があるのではないか?

獲物を覗いてみました。

漁港


ガンベリ・ロッシ

ある、ある! 探していたのは、これでした!

甘エビのような海老

船が次々に到着して、このエビがたくさん荷揚げされていました。

港の前に魚市場があったので確認。前回のイタリア旅行で食べなかったのは、名前を確認しなかったのでレストランでは注文できなかったからでした。

gambero rossoという名前だそうです。複数形でgamberi rossi。

車エビのようなのがフランス語でgambasなので(ブラックタイガー)、それの「赤いの(ロッソ)」と特定しているのでしょうね。

レストランに行ったら、生のものを前菜した料理があったので注文しました。

海老の前菜

真ん中にあるのは、フランス語ではラグスティーヌ(イタリア語でscampo)。その両脇が、ガンベリ・ロッシです。

ガンベリ・ロッシ、本当にお刺身で食べるのがおいしい♪

どうしてフランスにはないのかな?.. 同じ海を挟んでいるのに…。

フランスの魚屋さんでは茹でた海老を売っていて、これがフランスで普通に食べる海老なのですが、それと同じなのでしょうか? その海老はCrevette(クルベット)と呼びます。魚屋さんに、この海老の生のが欲しいと言ったら、日持ちしない海老なので、は茹でてあるのしか市販されないのだと言われました。


ラングスティーヌ

フランスでお刺身を作るとき、一番おいしいとフランス人たちに喜ばれるのはラングスティーヌ(Langoustine)です。問題は、この海老は皮が固いこと。幾つか剥いているうちに指先が切れてきます。

大勢の人たちのために刺身を作るときには、ラングスティーヌは一人当たり2個くらいにしてしまいます。だって、そうしないと、指先は切り傷だらけになってしまいますから!

ところが、上に写真を入れたレストランの料理では、ラングスティーヌを2つに切って広げているだけ。良いアイディアだと思いました。真似しようっ~と。

ところで、ラングスティーヌは、日本語では次のように呼ばれるようです:
スキャンピー(スカンピ)、アカザエビ、手長エビ

これらの名称を楽天市場で検索してみると、たくさん出てきました。私は日本では食べたことがないような気がするのですが、使われているのでしょうか?

 手長海老(スカンピ)

楽天市場で「海老」を検索してみたら、次のように品目が別れていました。
あまエビ、伊勢エビ、オマールエビ(ロブスター)、車エビ、芝エビ、シマエビ、大正エビ、ブラックタイガー、ぼたん海老、北海シマエビ、その他

ラングスティーヌは「その他」に分類されるようです。やはり、日本では広く普及している海老というわけではないですよね?

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2009/12/29
先日ネットサーフィンしていたら、便利なサイトにぶつかりました。

現地を旅行するときに使いそうな基本的な文章がリストアップされていて、発音してくれるというもの。十数カ国語あります。

この間のイタリア旅行に出る前に見つけておきたかった!…

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2009/12/28

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その3


今回の旅行で食べたオマールのスパゲッティーです。

オマールのスパゲッティー


フランスは肉を食べる国

何がどうなっているのか分かりませんが、フランスの海産物は高価です。もちろん海沿いにある市場を覗くと、ブルゴーニュのような内陸部より安いなと思うのですが、レストランに行くと、安いな~ と喜んで食べるということができません。

私の経験から、海が見えるレストランに入ると、よけいに高い。つまりは、海に近づきながら、海辺ではないところのレストランを狙うのが良いのかな… と考えたりしています。先日の日記(気に入ったシーフード・レストラン)で、安くて素晴らしくおいしいレストランを港のほとりで見つけたのですが、ああいうのは本当に初めての経験でした。

さらに何がどうなっているのかと首をかしげるのは、お隣のイタリアでは魚介類が安いこと。さらに、イタリア人って魚介類の調理法にたけているので、つまらなそうに見えるレストランでも素晴らしく美味しいことが多々あります。

忘れもしないのはジェノバのレストラン。港から歩いてすぐのところにある庶民的なレストランに入ったとき、皆が何を食べているのか見回したら、オマールのスパゲッティが非常に多いことに気がつきました。幾らなのか分からないけれど、皆が食べているということは、そう高くはないのではないかと判断しました。

本当に。安くて、素晴らしく美味しい♪ その後、あのスパゲッティを食べたい一心で、ジェノバに立ち寄ってしまったことがありました。

逆に、恨みに思って忘れられないのは、マントンで食べたオマール。マントンとは、コート・ダジュールにある例外的に恵まれた天候で知られる町。地中海沿いにあっても、プロヴァンスのように冷たいミストラルが吹くわけでもなく、冬でも暖かいところです。それでお金持ちは老後をここで過ごす、ということでも知られています。

マントンはイタリア国境にすぐ手前なので、イタリア風かと思って、レストランでオマールを注文したのでした。めちゃ高い、おまけにフランス風に加熱しすぎていて全然おいしくありませんでした。


地産地消?

日本でもオマール(ロブスター)は高いでしょうか?


毎週土曜日活きたままお届けします!活オマール フランスブルターニュ産

検索して気がついたのは、日本にフランス産は入っているけれど、イタリア産はないらしいこと。確かにフランス北部のブルターニュで捕れたオマールは質が良いことで定評があるのですけれど、イタリアのだっておいしいです。

あれだけイタリアでは食べられるのに、日本に入ってきていないということは(フランスにも入ってこないのではないかな…)、現地ですべて消費されてしまうのではないでしょうかね?…

イタリアとフランスはお隣同士なので、もっとイタリアから良い生鮮食料品が入ってきても良いと思うのですけれど、イタリアに行かないと手に入らない食品があります。大きなレモンとか、ミカンとか…。


オマールと出会う

今回の旅行では、イタリアならオマールが安く食べられることを忘れていました。
なぜ忘れていたかというと、別の海老に夢中になっていたからです(そのことは別の日記で書く予定)。

でも、あるレストランに入ったとき、お品書きを長々眺めていたら(イタリア語なので理解できなかったせいです!)、あることに気が付きました。

バリエーションらしき料理で、asticeという文字が入っていると、割高になっている。

ふと、ひらめきました。
Asticeとは、フランス語なら大きな海老であるHomardLangousteではないか?...

お給仕の人に聞いてみると、なんとフランス語をほぼ流暢にお話しになる。やはり、Homardなのだそうです。

イタリア語とフランス語はよく似ているので、だいたい想像できてしまう単語が多いのですが、全然違うのもあるのですよね。海老のファミリーで、gamberoはgambas、scampoはlangoustineというのは覚えていたのですが、高級海老の名称は忘れていました。

ともかくasticeは少し高めですが、フランスではめったに食べられない食材なので注文することにしました。でも、ここで昼食をとらなければというだけの理由で入った、どうということのないレストランだったので、少し不安ではありました。

ところが…。

イタリアって、やはり魚介類を調理するのには優れている、と再認識しました。

ああ、幸せ。まる一匹です。しかも冷凍なんかではないフレッシュ。

オマール、まるごと一尾の料理♪

調理法にはチョイスがあったのですが、オリーブオイルのさっぱりした方を選びました。食材が良いときには、変にソースで風味をこわしてしまうのは残念ですから。

アルデンテ♪ イタリア人たちの魚介類の調理は上手です。逆に、肉の方はフランスの方が上手だと思いますが。

ところで、ヨーロッパで食べられる海老の中では、オマールよりはラングストの方が好きですが、こちらはイタリアでもオマールより出会う機会がずっと少ないです。ラングストは伊勢エビのファミリーのようです。

ちなみに、こちらがラングスト ↓

2年前のイタリア旅行のときの写真です。今回は出会うことができませんでした...

復習:
Homardはイタリア語でAstice、LangousteはAragosta
このくらいは、次回の旅行のときにも思い出さないといけない!




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2009/12/27

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その2


ガルダ湖の遊覧船に乗って、甲板から景色を眺めていたら、素敵な館が見えてきました。

私好みの城です…

可愛らしいお城のような建物。そして、いかにもイタリアらしい庭園。

左の方には、小さな専用の港らしきものもあります。ここは陸地から細くでた半島のようなところなのだろうと思いました。前回の日記に書いたシルミオーネの町も、ガルダ湖に張りだした細い半島でしたから、ここも同じような地形なのかと思ったのです。

こういう所に住むのはいいな…。俗世界から離れているだけではなくて、温暖な地域だし…。
そう思いながら眺めていたら、実は島なのだと分かりました。

この写真は帰り道で撮ったものです。左の方に土地が切れているのが見えます

とすると、こういう所に住むのは不便かもしれない。まず、船を持たないといけないでしょう? それから庭園も広いので、車も持たなければいけない。でも、島の中だけで運転するために車を持つのもね…。向こう岸に行ったら車が必要になるわけですから、そこにも車を置いておかなければならない。

料理をしようと思ったときに、例えば塩なんかを切らしていたら、船で近くの町まで買いに行くわけですよね。それも不便。でも、海ではないので、船が出せないような天候になることはないので問題ではないかも知れない…。

・・・などと、私が心配することもないのですが!

でも、いいな~。ひょっとしてホテルになっていないだろうか? などとも考えてしまいました。島全体がホテルというのがイタリアにもあるかは知りませんが、水辺までホテルの庭というリゾート気分を満喫できるホテルはイタリアに多いのです。

フランスでは海に続く庭を持ったホテルは非常に少ないので、イタリアの海辺や湖畔で滞在するときは、そういうホテルを第一優先にして探しています。

フランスでは海岸線は公共スペースとされる法律があります。時には海岸線ぎりぎりに建った家を見かけますが、法律ができる前に建てられているはず。今では許可されないので、道路などを挟んでいます。河川や湖のほとりも、公共スペースのはず。

海岸線は皆のものだという法律ができたら(徹底させただけかも知れません)、孤島を持っている人たちなどは困ったらしいです。ブリジット・バルドーではなかったかと思いますが、地中海に浮かぶ自分の島に知らない人が来て覗き見するのを止めさせる訴訟をおこしていました。セクシーな女優さんが別荘でくつろいている島なわけですから、たくさん人が押しかけてしまったようです。でも、法律ですから、浜辺に立ち入り禁止にするという要求は認められませんでした。

その後、どうしたのかな? 浜辺と私有部分を分ける塀でも作ったのかしら?…

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2009/12/26

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その1


日記にする時間がなかったのですが、2カ月ほど前にイタリアを旅行しました。

イタリアは大好きなので、よく行きます。滞在期間を合計したら、1年以上になっていることは確実だと思います。

おもな名所は行ってしまっているしな… と、旅行するたびに困るのですが、毎回、「こんなすごい所もあるの?!」と驚く場所を発見します。イタリアって、やはり、歴史がすごい! 観光ガイドブックには書ききれないのでしょうね。全く推薦の場所になっていなかったり、ほんの数行の紹介で終わっていたりしても、仰天するような遺跡だったりします。

今回の旅行で発見した場所の一つに、シルミオーネの古代ローマ時代の遺跡がありました。


シルミオーネ

シルミオーネは、ガルダ湖のほとりにある町です。


旧市街の入り口から城(13世紀)を望む

美しい町なので何度か行っていますが、超観光地! 行くたびに、ゾロゾロと人が歩いているのでうんざりします。でも、絵に描いたように美しい町なのですよね。それに、お店など、何でもそろっているので、滞在するには便利。

今回の旅行では、他に適当なホテルがガルダ湖のほとりに見つからなかったので、この町に2泊しました。

ホテルの窓から見た夕日です ↓



Le grotte di Catullo

湖に突き出した幅の細い半島にシルミオーネの街ができています。その長さ4キロとか。土産物屋やレストランが続く道を歩いていると、右にも左にも湖が見えるので面白いです。

散歩していたら、馬車がありました。町外れまで連れていってくれるらしいので、雑踏から抜け出せるはず。料金も安い。迷わず馬車に乗りました!

Le grotte di Catulloというところが目的地でした。イタリア語はフランス語に似ているので、語尾だけイタリア語風にすれば通じてしまう単語も多々あります。

Catulloのgrotte?
grotteというのはフランス語にもあって、洞窟の意味があります。

洞窟があるの?… ???…

行きついたのは古代ローマの遺跡でした。遺跡の名前は、詩人Catulloの別荘だったと思われているための名前のようです。「洞窟」という言葉が使われているのは、今は残っていないけれど、洞窟のようなつくりがあったからのようです。

入口には日本語の短い説明もあって、「カトゥルスの洞窟」とありました。

フランス語の説明ではvilla romaineと呼んでいます。南仏ではお屋敷のことを「villa(ヴィラ)」と呼ぶのですが、古代ローマ時代のヴィラは、邸宅というのを通り越して、ほとんど町をなしていたらしいです

シミオーネ半島の先にあるという、素晴らしい立地。ガルダ湖は広いので、海のように見えます。

遺跡

それにしても、恐ろしく広大な敷地です! 建物はそれほど残っていませんが、さぞかし壮大だったろうと想像できます。

フランスで絶大な人気を持つ漫画に『アステリックス』があります。古代ローマ時代のガリアで、アステリックスたちが住む村だけはローマ軍に抵抗していたというお話しです。

その漫画の中のガリア人たちがよく言う言葉に、こんなのがあります。
Ils sont fous ces Romains !

ローマ人たちがすることは気ちがい沙汰のようにすごい、というもの。このシルミオーネに残る膨大なヴィラの跡を見たら、このセリフが浮かんできてしまいました!

翌日は遊覧船に乗って、幾つか湖のほとりの町を観光しました。
その船の中から見えた遺跡 ↓

湖から見た遺跡

遺跡を見学していなかったら、半島の先には石灰岩の断崖があるだけだと思ったはずです。

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拾った情報リンク:
☆ 写真アルバム: Le grotte di Catullo
☆ Sirmione on Line > Le grotte di Catullo = Google Traduction (Italien → Français)


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2009/12/23








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2009/12/18
いつだったか、ブルゴーニュの人たちを大いに喜ばせた発言がありました。

ボルドーのワインをふるまわれたブルゴーニュの政治家が、そのワインを「どう思うか」と聞かれたときの返事です。
― 悪くないですね。でも、私はワインの方が好きです。

どのくらい真面目に言ったものなのか知らないのですが、そういう感覚が分かる気がするのです。

これにハム・ソーセージとチーズの盛り合わせがついてきました。軽く食べたいときには便利な食事♪
レストランでのブルゴーニュワイン飲み比べメニュー


飲みなれているワインが本物だと感じる

私もブルゴーニュワインばかり飲んでいるので、それがワインの味だと思っているように思います。

特に、ブルゴーニュワインに使われるブドウの品種は少ないので、「これがワインの味だ」と思い込む度合いが高いのではないでしょうか?

私がよく飲むブルゴーニュワインの品種は、白はシャルドネで、赤はピノ・ノワールしかありません。たまに飲むのがアリゴテとガメ。この4つの品種から作られるワインは、たまに品種の独特の味になっていないワインに出会って驚くことはありますが、味わえばたいてい違いが分かります。

旅先では、ワイン産地である限りは、できるだけ地元のワインを飲むようにしています。ワインリストを見ると、ブルゴーニュワインだとおいしそうかどうかが判定できるのですが、だからと言って、せっかく旅行しているのですから危険を冒しても地元産を飲みたい。

日頃の見慣れているワインと違うので楽しいはずなのに、なぜかボルドーはおいしいと思わないのです。それと、白ワインは違う味を楽しむ傾向にあります。

例えば...

ロワール河流域地方を旅行したとき、サヴィニエールという白ワインが素晴らしくおいしいので感激しました。レストランのソムリエさんが勧めてくれた農家。


サヴィニエール“レ・ヴュー・クロ”[2006]年・ドメーヌ・ニコラ・ジョリー元詰

なぜか、ボルドーにはなじめません。レストランで飲むにしても、自分で「これなら」と思って買ったのを飲むにしても、ボルドーのワインにはたいていがっかりするのです。

ブルゴーニュとならぶ上質のワインだからというので、期待しすぎてしまうのかも知れません。ボルドーは知らないから、「安くて美味しい」というのを入手できないので、やたらに高いのを買う。それで、がっかりしたときの恨みが大きいせいもあると思います。


赤ちゃんも同じ?

日本の産院には、赤ちゃん用のミルクを製造している会社のスタッフが常駐していて、無料でサンプルをくれるのだ、と言う人がいました。

一番始めに飲むミルクが、その子が受けつけるミルクの味となるので、会社としてはかなり効果があるPR方法なのだそうです。

私とワインのことを考えると、そういうのもあるのではないかな... と思いました。

でも、産院には縁がないので、この話しが本当かどうかは確かめたことがありません。現状をご存じの方がいらしたら、教えてくださいますか?




常にブルゴーニュワインの風味を探しているらしい…

レストランでボルドーワインを選ぶ必要がある場合に、迷わず注文するのはサンテミリオンです。ボルドーを旅行したときは、ワイン産地なのにブルゴーニュのように試飲の機会がないので楽しくないと感じました。でも、サンテミリオン村は美しいので気に入りました。ブルゴーニュにある村みたいに美しかったのです。

それだからお気に入り銘柄にしたと思っていたのですが、他に理由があったのでした。サンテミリオンの赤ワインは、ブルゴーニュに近いのだそうです。


楽天最安値に挑戦中!!サンテミリオンのトップに君臨する『神話的シャトー』 [1995]


フランス南部で生産されるワインの中でお気に入りは、コート・ロティ。でも、コート・ロティもブルゴーニュに近いのだとか。


パーカーポイント100点![1988] E ギガル コート ロティ ・ラ・ムーリンヌ (ムーリーヌ)

地元のレストランで飲んだコート・ロティは、度肝を抜かれるくらいおいしいと思いました。でも、コート・ロティのワインは高いのですよね。おいしいけれど、そこまで高くしなくても良いのにと思ってしまいます。それなら、ずっと安くて、同じくらいおいしいブルゴーニュを飲みたくなります…。そのあと、つまらないコート・ロティにも出会っているし...。


決定的に、私にとってのワインの味はブルゴーニュなのだ、と気がついたことがあります。

ロワール地方を旅行したときのこと。地元のツーリズム振興組織が日本人グループのための滞在プランを作ってくれて、私はそれに参加していました。

ある夜、出てきた赤ワインが非常に美味しかったのです。
「ええっ、ロワールでもこんなに美味しい赤ワインができるの?!」
滞在プランをオーガナイズしてくれたフランス人に、思わずそう言ってしまいました。

ロワールの白ワインは飲みやすくて美味しいのですが、赤ワインはどうも… と思っていたのです。

そうしたら、なんのことはない。私がいるので、そのときの赤ワインはブルゴーニュにしたとのこと。

出されたワインは、ただの「ブルゴーニュ」。村の名前も何もついていないワインで、ブルゴーニュにいるときはお料理にしか使わないランクなのです。

それなのに、「わあ~!!!」と叫ぶほどおいしく感じてしまったのでした。ブルゴーニュを離れて3週間たっていたので、私にとってのワインに飢えていたのだと思います。

同じような出会いを、少し前に行ったイタリアでもしました。

- 「イタリアで出会った、すごいワイン!」に続く -


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2009/12/16
ワイン醸造農家に買い物に行ったとき、こんなリースが飾ってありました。

コルクで作った手づくりリース
文字が書いてあるのはWelcomeの意味があるフランス語、Bienvenue。

お友達が作ってくれたのだそうです。コルクを針金などで止めているのかな、と思ったのですが、写真を拡大してみると何も見えません。ボンドで接着させているだけではないでしょうか?

リースを作る小道具は市販されていますよね


文字を「メリー・クリスマス」にして、飾りものをワイン関係にしたら、クリスマスリースになりますよね? 小道具しだいでお正月のドア飾りにもなる。

    

ワインを飲んだ後のコルクは捨てないでためているので、こういうのを作ろうと思ったのですが、実現していません。クリスマスが近くなったのでこのリースを思い出したのですが、もう遅い…。

ああ、もう今年も残りわずかですね...。
21世紀になると大騒ぎしたのが、つい昨日のようなのに...。


   

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2009/12/14
何年か前から、フランスではガレージセールが流行っています。フランス語では「vide-greniers」と呼ぶので、屋根裏部屋に入っているものを売るというイメージ。

まさに、ガラクタ整理なのですよね。どうしてこんなものを売るの? というものが多いのです。さすが都会のガレージセールだと、マンション住まいで邪魔になったものを出す人たちがいるので、掘り出し物も見つかるようですが。

でも、田舎で開かれるのはスサマジイです。家が広いので、邪魔だから売るというのがないからかも知れません。「タダであげる」と言われたって断りたくなるものばかり。最近は、覗きに行く気もしなくなりました。


10年前のパソコンが10万円

こういうのって、日本では絶対ないだろうな、と思ったことがありました。2カ月くらい前のことです。

田舎町のパン屋さんでお勘定をしようとしたら、レジに小さな張り紙がありました。

レジのところは目に付きやすいからでしょうね。よく「○○売ります」というのがあるのです。そう言えば、「差しあげます」というのはめったにないですね…。

この時のは「パソコン売ります」というもの。

800ユーロと書いてありました。よく見たら(お釣りを待っている間は暇ですから)、Windows 98のデスクトップだと書いてある。

それってないですよ! 800ユーロといえば約10万円。フランスのパソコンは高額ではありますが、日本なら新品が買えてしまう値段ではないですか?!

PCで今の時代でも使えると思うのはWindows XPからです。私なら、タダであげるのも気が引けますよ。

10万円も出して買う人がいるのかな?…  気になりました。




ミニテルも売っていた!

パン屋さんの「パソコン売ります」は写真を撮らなかったので、「こんなポンコツPCも売っているのですよ」と言える写真を探してみたら、ガラクタ市に出ていたものが見つかりました。


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2009/12/13
なぜか窓が気になる私です。

日本建築を見るときには、それほど窓に注意を払わないような気がします。丸い窓から庭の景色が見えるのなどは美しいと惚れぼれして眺めるのですが、それは窓そのものに注意を払っているわけではないと思うのです。

フランスの古い建築物を見ていると、窓そのものが気になります。色々なのがあるし、窓の形を見ればいつ頃の建築かも推し量れるので面白いからも知れない…。

前回の日記で、窓の数によって課税額が決まっていた時代がフランスにあったと書きました。窓がたくさんあるような家は金持ちが住んでいる、というのは言えるかもしれないのですが、単純に窓の数で課税するというのは腑に落ちないのです。

フランスの場合、建物の大きさは同じくらいでも、窓の数は大きく違う例があるからです。


窓が多いか、少ないか、余りにも差がある!

極端な例ですが、すでに使った城の写真を並べてみます。

窓が少ない建物の例(中世の要塞だった城):
中世のお城
※日記「美しい村にある農家で買い物」に入れた写真。

窓だらけの建物の例 (ヴェルサイユ宮殿):

※日記「ヴェルサイユ宮殿の庭で仰天!」に入れた写真。

ずい分違うでしょう? フランスで古い建築物を見ていると、つい窓が気になってしまうのも、このくらい差があるからだろうとも思います。

数年前、岡山にある鬼ノ城を歴史学教授にご案内していただいたとき、日本にもこんな城があったのかと、いたく感激しました。丘の上に立っているところ、砦の機能を果たしていたフランスの城によく似ていると思いました。

でも、窓が小さい要塞という形ではなかったのです。攻撃の仕方が違っていたからでしょうか?…
鬼ノ城のサイト

フランスの城と比べるなら、今は残っていないような古い時代にあった木造の城と比べなければならないかもしれません。モット(Motte)という木造の城があるのですが、これにも窓なんかあいていないのですよね…。

こちらにモットの想像画があります。


窓から光が入る家の方が住みやすい

要塞として建てられたフランスの城は、敵の攻撃を避けるために、窓は極端に少なく造られていました。普通の家でも、建築技術がなかったために、何百年も前に建てられた家には大きな窓は開けられない作りになっています。

でも、その建物が後世にも使われていると、時代の流行を取り入れたりするし、城でも戦争の恐怖はないので窓を大きくされていきます。

下は中世に建てられた城ですが、中央の3つの窓は後になってから作られた窓の典型に見えます。

B&B民宿

普通の人は、光が入らない家は嫌うものだと思うのです。

下は、昔のブルゴーニュのワイン醸造農家の家だった建物の改修前(左)と改修後(右)を並べたものです。窓の数が増えています。

B&B民宿。アルバムの写真を撮ったのでピンボケですみません!

インテリアも素晴らしくて、昔もブルゴーニュのワイン醸造農家というのはお金持ちだったのだろうな、と思ったのですが、持ち主に話しを聞いたら、みごとにリフォームしていたのでした。

そんな風に窓を開ける経済的余裕がないのか、家の中が暗くても気にならないのか、何百年も前に建てられて窓が小さい民家に住んでいる人たちも大勢います。

いくら古い建物が好きな私でも、薄暗い家の中で暮らすのは耐えられないだろうと思います。

窓が小さい中世の建物で、なぜか気に入ってしまっている空間があります。

修復工事中の中世の城

壁の厚みの中に石のベンチがつくられていて、そこに座って外を眺めたり、明かりのもとで本を読めたりできる空間。壁の厚さが3メートルくらいあると、テーブルをおいて皆で食事ができてしまえそうなスペースになります。

こういうのが残っている家に住みたいな… と憧れています。お城でなくてもあるのです。パリのホテルでも、それが部屋にあるところに泊まったことがありました。

こういう窓際ベンチがあって、他にも大きな窓が後世に開けられたのが、私には理想的な建物。やはり光が家の中に差し込んで欲しいです。

でも、この前イタリアに行ったときには、光を極端に避けている作家の家を見学しました。そのとてつもない館のことを書きかけていたのですが、ノルマンディー旅行記が長引いてしまったので、最近のイタリア旅行記を書き始められないでいました。

ブログ内リンク:
【窓にベンチがある家】
ショック! ジュブレ・シャンベルタン城が中国人に売られてしまった 2012/08/23
フランス人の、異常なまでの古民家修復熱 2013/02/18

クイズ: なぜ窓がふさがれているのでしょう? 2009/12/09
★ 目次: フランス人の古民家を修復する情熱、建築技術
★ 目次: 城について書いた記事ピックアップ

外部リンク:
Les fenêtres des rois et des princes (14e-15e siècles)
Histoire de fenêtres
À quoi ressemblait la fenêtre du Moyen-Âge ?
Systèmes de fenêtres


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カテゴリー: 建築物 | Comment (10) | Top
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