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2010/08/31

がらくた市で見つけたもの その1


フランスでのガレージセールは「ヴィッド・グルニエ(vide-grenier)」と呼びます。屋根裏部屋(グルニエ)を空(ヴィッド)にするという意味でしょうね。

「あげる」と言われても断りたくなるものがたくさん売られています。

このガラクタ市、最近では流行っていて、あちこちの村でやっています。マンション住まいの人だったら、ガラクタの置き場が余りないはずなので、かなり良いものも売るかも知れませんが、農村でだされるのは本当にガラクタの山!

最近はやり始めたので、珍しかったころはよく行ったのですが、この頃は「またか。大したものはないだろうな」と思って行く気になりません。

でも、たまには、見るだけでも面白いものが出ているときもあるのですよね。

通りかかった道端に、ヴィッド・グルニエのお知らせが出ていて、近づいてみるとおびただしい車が止まっていました。大規模なのかなと思って、立ち寄ってみることにしました。

農家の屋根裏部屋に眠っているような古めかしいものがあって、見るのが面白かったです。
その中から、目に止まったものをご紹介します。

酪農関係の道具 (1) :



↑これは私も知っているもの。チーズを作るときの道具です。

この容器に固まりかけたミルクを入れて、穴から水分を出させるという仕組みです。手前のプラスチック製が新しいタイプで、後ろの汚いのは金物でできたもの。

写真を入れながら気がついたのですが、左に写っているクリスタルのキャンドルスタンドがきれいですね。安かったら買ったのに、その場では目にとまりませんでした。


酪農関係の道具 (2):



↑大きな漏斗(ろうと)のようなものなのですが、絞ったミルクに入ったゴミなどをろ過するための道具だそうです。

田舎で育った中年世代の人は、子どものときに使っていたと言っていました。


赤ちゃん用品:



↑いらないけれど、これは骨董価値があるのではないでしょうか?

昔の乳母車だと説明されましたが、よく見ると中はアルミでできているのではないかと思うような色。本当にここに赤ちゃんを入れたのでしょうかね? 居心地が悪そう。車輪も小さいし…。

冷蔵庫がなかった時代、氷を入れて蓋をしておいたのではないかと思ってしまいました。それで、古い乳母車の画像を検索してみたら、そっくりのが出てきたので、やはり乳母車らしい。
こちらのページでアンティークの乳母車として売っていました。7万円くらいの値が付いています。


この屋根裏部屋一掃セールの歴史については、以前に書いていたブログで少し書いていますので省略。
最近のフランスはガラクタ市で村おこし? 2006/07/12(以前のブログ)

今回は欲しいと思ったものを見つけたのですが、買いませんでした。それが何だったのかを次の日記でご紹介します。
続く


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2010/08/26
レストランで美味しいフォア・ド・ヴォーを食べたとき、飲んだワインが美味しかったので、それを醸造している農家にそのまま買付けに行きました。

その時の話しを書いたら連続記事になったので目次を作っておきます。


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2010/08/26

シリーズ記事
【レストランからワイナリーに直行した日(ブルゴーニュ南部)(
目次
その5


ブルゴーニュ地方の南部、マコネというワイン産地でのお話しに続きです。



ブルゴーニュ地方のワイン地図

前回の日記「ブドウ畑でワイン農家のご主人を捕まえる」に書いたように、行こうとしていたドメールの人がブドウ畑で働いていたので、トラクターに先導していただいてワイナリーに行くことができました。


さっそく試飲!

セラーには買付けに来た人のための試飲コーナーがあり、直売しているワインが勢ぞろいしていました。



試飲させていただきながら、ワインづくりのお話しを聞きました。

この農家に来たのは、レストランで飲んだこの農家が作っている白ワイン「ヴィレ・クレッセ」のアルコール度が14.5度というのに驚いて買いたくなったからです。
★ 2つ前の日記: アルコール度の高いブルゴーニュ白ワインと出会う

完熟したブドウを収穫しているのでアルコール度が高くなる、という説明でした。

ワインのアルコール度数は、ブドウが含有している糖分がアルコールに変る「発酵」の度合いによって違ってくる。つまり、完熟していると糖分が多いので、アルコール度が高くなるのは当然ですね。

15度などと表記されているワインまでありました。

この農家では自然にワインを作っているとのこと。ワインの収穫は全部手積みだし、酵母はいっさい使わないのだと、ご主人は誇らしげに語りました。

良心的な作り方ですね。ブドウ収穫の時期にシャブリの農家に行って作業を見学したときには、箱に入った薬みたいなlevure(酵母)なるものを入れるのを目の当たりにして、少なからずショックだったのです。


ヴァンダンジュ・タルディヴのワイン

この農家では変わったワインもつくっていました。貴腐ワインのように甘口でアルコール度の高いワインです。

普通より遅く収穫したブドウから作った「Vendanges Tardives〈ヴァンダンジュ・タルディヴ〉」というのがあります。ヴァンダンジュ・タルディヴ(遅いブドウ収穫の意味)とは、収穫を遅らせることによって糖度の高いブドウを得て、普通よりアルコール度数が高く、甘いワインになるもので、北の方に位置するアルザスで盛んに行われています。

ブルゴーニュ南部のマコネの産地では、最近こういうワインを作るようになっているのは知っていました。

☆ 楽天市場でフランスワインのヴァンダンジュ・タルディヴを検索

やはり、アルザスのものが圧倒的ですが、ブルゴーニュ南部のマコネ地域のもありました:
プイィ・フュッセのヴァンダンジュ・タルディヴのワイン
(今見ているところでは品切れ)
店の説明には「ヴァンダンジュ・タルディブ」と書いてあるのですが、ラベルにはその表記はありません。この表記は、正式にはアルザスのにしか認められていないのではないかな?...


それだろうと思ったのですが、この農家のはヴァンダンジュ・タルディヴのワインではないのだそうです。つまり、意図的にブドウの収穫を遅らせて作っているわけではない。

ブドウに貴腐ができる年があって、そのときだけ作っているとのこと。「ヴィレ・クレッセ」というアペラシオンでは売れないほど糖分が高いブドウができた年は、全部を貴腐ワインとしてボトル詰めすることもあるそうです。

ボトルには「ヴァンダンジュ・タルディブ」とは書いてなくて、「millesime d'exception (例外的ビンテージ)」とありました。

やはりAOCワインにはアルコール度の制限があるのかな? それを聞き損ねてしまいました。

まだまだ聞きたいことはたくさんあったのですが、畑仕事を中断してお相手をしていただいたので、のんびりおしゃべりしていたら悪いではないですか?

また、ゆっくり買付けに行きたいと思います。マコネの白ワインはお水代わりに飲むので、いくらでも買う必要があるのです。

さっさとワインを選ばなければと思いながらも、おしゃべりは楽しめました。何カートンかワインを買って車に積んだら、プレゼントをくださいました。

すごいな~。いただいたのは、高価すぎて変えなかった貴腐ワインでした。しかも、ブルゴーニュ・ワインの当たり年、2005年もの♪ 近年のワインの中では私が一番好きなミレジムです。

たくさんワインを買うと、プレゼントをくれる農家が多いのです。何もオマケをくれないと、「あれ?」と思ってしまうほど。でも、他のより飛びぬけて高いワインをプレゼントしてくれるのは、よほどたくさん買ったときか、お友達といえるくらい通いつめているドメーヌです。

前回の日記」に、ブドウ畑で出会ったこのご主人に好感を持ったと書いたのですが、やはり本当に良い人なんだ~ と 嬉しくなってしまいました♪

プレゼントされたワインは、そのうち友人たちと一緒に味わいます。


ところで、ヴィレ・クレッセというアペラシオンができて10年目というお祭りに行ったときのことをブログで書いていたのを思い出したので、読み直しました。
ヴィレ・クレッセ村のワイン祭り 2008/04/21

あのときも色々とワイン醸造者たちから話しを聞いたり、試飲をしたりしたのですが、すっかり忘れていました! 貴腐ワインのこともメモしていました。ブログで日記を書いておくのは便利♪





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2010/08/25

シリーズ記事
【レストランからワイナリーに直行した日(ブルゴーニュ南部)(
目次
その4


前回の日記「アルコール度の高いブルゴーニュの白ワインと出会う」で書いたように、レストランで飲んだ白ワインがやたらに美味しかったので、そのワインを作っているところに買いに行くことにしました。

村に行き、この当たりから注意して探さねば、というところまで来たとき、ブドウ畑で伸びすぎたツルを切る作業をしているのが見えました。


アンジャンベール

ブドウ畑用のトラクター「アンジャンベール(enjambeur)」を使った作業です。ブドウの木をまたいで移動する形になっているのがユーモラス。なぜかこのトラクターが好きなので、車を降りました。

さっそく写真を撮ると、はにかみがちな笑顔を見せてくれました。性格の良い人のよう。それで気を大きくして、トラクターがまた戻ってくるのを待ちました。

今度は狙いを定めて撮影!



このときはツルの剪定をしていましたが、この跨ぐ式トラクターは、他にも色々、例えばブドウの収穫でも使われます。

ブンブンとすごい速さで走っていました。慣れているのでしょうね。ちょっと方向を間違えたらブドウの木を痛めてしまうはずですから。


運が良かった!

地球の裏側から来た顔立ちの私が、子どものように喜んでいるのが伝わったらしい。

こちらのいるところでUターンするときに、ちょっとご挨拶。

いい顔をしたご主人です。誠実さが出ているお顔。こういう人は良いワインを作るだろうな~。買おうと思っていたワイナリーに行くのはやめて、この人が作っているワインを買ってしまおうかな?…

一緒にいた友人が作業服の男性に聞きました。
「どちらのドメーヌの方ですか?」

すると、私たちが探していたドメーヌの名前を言うではないありませんか!
「ちょうど良かった~!♪」と、私は声を張り上げてしまいました。

少し先にある農家だそうです。
さっそく、携帯電話でお相手をする人がいるかどうかを確かめてくれました。




ワイン畑用トラクターの先導でワイナリーに向かう♪

誰も電話に出ない。
「じゃあ、僕が行きましょう」と言ってくださいました。

私の憧れのアンジャンベールに先導してもらってカーヴに向かうのは嬉しかったです♪ パトカーに先導してもらうのより、ず~っと楽しい!



それにしても、畑仕事を中断させてしまったのは申し訳ない。

私が「« Ça tombe bien ! » と嬉しそうに叫んだのが良かった」、と友人が言いました。そう言われちゃ、案内しないわけにはいかない、というわけです。フランス語を褒めてもらったので、よけいに上機嫌になりました。

ワイン農家に到着すると、さっそく試飲です♪

続く


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2010/08/24

シリーズ記事
【レストランからワイナリーに直行した日(ブルゴーニュ南部)(
目次
その3


1カ月くらい前に行ったレストランの話しの続きです。

レストランはブルゴーニュのマコネと呼ばれる地域にあるのですが、このあたりではフルーティーで飲みやすい白ワインが生産されています。

ブルゴーニュ南部のブドウ畑

赤ワインも生産されているのですけれど、ボージョレーに近いワインが多いので、いま一つ...。

この日も、地元マコネ地域で作られる白ワインをとって、食前酒代わりに飲むことからスタートすることにしました。

何にするか?...

マコネの白ワインの中で、最も高いランクになっているのは「プイィ・フュッセ」という銘柄です。

このプイィ・フュッセは、白ワインの中で私が一番好きなワインにしていました。でも、昔から買い付けをするワイン農家が息子さんの代になってから風味が落ちたので(お父さんほど働かない!)、ブルゴーニュの数ある白ワインの中から「一番好き!」とは言えなくなっています。

昔ながらの、味わっただけで「ピュイィ・フュッセだ」と分かるワインを作っているところを探したいのですが、友人たちと買い付けにいくのが慣例になっている農家に行ってしまっています...。


ランチだったし、家でも飲めるし、というわけで、高級なプイィ・フュッセはパスすることにしました。


白ワインのヴィレ・クレッセ

料理は素晴らしくおいしいレストランなのですが、ソムリエさんがいるような高級レストランではありません。だから、お給仕をしている女性にアドバイスを求めたりする気にはならない。それに、マコネの白ワインは好きなので、ある程度の知識はこちらにもあるのだし...。

いつも買いつけているワインは避けて、違うものに挑戦してみたい。悪いワイナリーだと知っているところも避ける。それで、ワインリストに候補として残したものの中から、ワインの銘柄と、ミレジムなどを見て、適当に選びました。

選んだのは、レストランから近い地域のヴィレ・クレッセ

10年ちょっと前に(1999年)、AOCヴィレ・クレッセ(Viré-Clessé)というアペラシオンができたときには*、少し懐疑心を持ちました。
*その前までは、2つの村の名前ば別々で、AOC Mâcon-Clessé と AOC Mâcon-Viréがあった。

それでワインが値上がりしてしまって、ボージョレーのように売れ残って困るのではないか、と。

でも、ヴィレ・クレッセのワインを作っているところは、どこも努力しているのではないかと感じます。あるいは地質が非常に良いのかな...。ともかく、どのワイナリーのを選んでも、外れがないと感じています。

それで、レストランでマコネの白ワインを飲むときは、かなりの確率でヴィレ・クレッセを選ぶようになってきています。

楽天市場でヴィレ・クレッセを検索

この日、レストランで選んだドメーヌの白ワインは日本には入っていないようです。



アルコール度が14.5度の白ワインだった!

名前をどこかで聞いたことがあるドメーヌだと思って選んだのですが、素晴らしく美味しいワインでした♪

なんだかいつものヴィレ・クレッセとは違うぞ、と思ってボトルを眺める。

14.5度と書いてあるではないですか!
ワインにしてはアルコール度がやたらに高いのであります。

ヴィレ・クレッセのボトル

外部リンク「ワインの基礎知識」へ
エチケット(ラベル)の読み方


アルコール度が高いことによるのでしょうね。ブルゴーニュ南部の軽いワインではありません。とてもコクがあるのです。

目隠しテストをしたら、地元で飲み慣れている人でない限り、ソムリエさんでもヴィレ・クレッセだとは分からないではないかな?…

私のメイン料理にしたフォア・ド・ヴォーを食べるときには赤のグラスワインをもらおうと思っていたのですが、続けて白ワインを飲むことにしました。不思議にマリアージュが良かったのは驚きでした。


ヴィレ・クレッセの産地へ、GO!

珍しいワインです。
これは買わねば! ということになりました。

レストランでお勘定を済ませたら、そのまま製造者がいるはずの村に向かいました。

続く




この日記で書いたことに関係する情報リンク:

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2010/08/20
シャロレー牛のカルパッチョブルゴーニュ地方のシャロル市に行ったときのことを3回に分けて書いたので、目次を入れておきます。


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2010/08/19
セラーの中日本人グループをワイン農家に案内して試飲をしたときのお話しを3回に分けて書いたので、目次を入れておきます。


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2010/08/19

シリーズ記事
【レストランからワイナリーに直行した日(ブルゴーニュ南部)(
目次
その2


前回の日記で書いたレストランではフォア・ド・ヴォーをメイン料理としたのですが、前菜は夏らしい料理を選びました。


前菜はイタリア風


Tomates grappes farcies mozzarella, jus pistou, mouillette de focaccia

料理の名前を見ると、モッツァレッラチーズを詰めたトマトに、ピストゥーのソース(バジルのペースト)を添えています。

それに、「mouillette de focaccia」とあるのですが、これはなに?

focacciaというのはイタリアのパンで、フォカッチャ

何かを付けて食べる形に細いパンにしたのが「mouillette」のようです。




気になった家族連れのテーブル

料理を食べ始めたころ、向こうに子どもを二人連れたカップルが席をとりました。

料理を選んでいて、お子様ランチを注文しようとしらしいのですが、そういうのはない、とお給仕の人が英語で返事しています。「子どもさんは、よく鶏肉料理をとります」と言っているのが聞こえてきました。

しばらくすると、子どもたちがテーブルで騒いでいました。夫婦には前菜が運ばれてきたようですが、子どもたちの前には何もない! 料理を分けてあげるでもない。

ひょっとして、お子様ランチがなかったので何も食べさせないのかな?… と心配してしまいました。

子どもたちは外に行って、またテーブルに戻ってきて、を繰り返しています。何も食べるものがなかったら退屈してしまって当然ですよね?



そもそも、食事の時間が長くなるグルメレストランなんかに幼い子どもを連れてくるのって、子どもにとっては迷惑だと思います。

過去にも可哀そうに見えてしまった子がいたので日記にしていました:
レストランで退屈していた女の子 2008/08/04


気になった家族のテーブル。メインになったら、子どもたちにも一皿届きました。
ほっとしました!

子どもだったらデザートが好きなのではないかと思ったのですが、それはなし。
また外に遊びに行っています。


食事が終わると...

私の方はお腹いっぱいになったので、このフレッシュチーズを食べました。



私たちもコーヒーを飲んで終わりにすることにしました。

コーヒーカップが面白い。


プラスチックのカップを歪めたような形。持ち手はなし。おもしろいけど、別にね…。

レストランを出ると、さっきの男の子が遊んでいました。



やけになったようにプラタナスの木の皮をむいていました。
なんだか可愛そう…。

止まっていた車の中にノルウェー・ナンバーのものがありました。英語で話していたので何人なのかなと気になっていたのですが、はるばる北欧から来たらしい。

遠い国ですね。どのくらいの距離を走るのかと地図で調べてみたら、オスローからなら2,000キロくらい。ブルゴーニュからイタリア半島の靴の踵のあたりまで行ったときの距離がそのくらいだったので、ドライブ旅行ができないことはない遠さですね。

でも、もしもノルウェーの東の外れから来ているとしたら、その倍くらいありそう。せっかくの夏休みなのですから、子どもたちがもっと楽しめるような家族旅行にしてあげれば良かったのに…。




可哀そうな子どもたちのことが気になってしまってはいたのですが、美味しい食事を楽しみました。
特に、前菜の写真にも写っているワインがすっかり気に入りました。

そのワイナリーは近の村にあるので、レストランを出た後にワインを買いに行ってみることにしました。

続く


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2010/08/18

シリーズ記事
【レストランからワイナリーに直行した日(ブルゴーニュ南部)(
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その1


前回の日記「夏にはウナギが食べたくなる」で、フランスでは簡単には鰻が食べられないことを書いたのですが、元気づけになる鰻の代わりに食べる食材があります。

仔牛のレバー、フォア・ド・ヴォーfoie de veau)です。

仔牛(veau)とウナギでは栄養素も違うので、鰻の代わりにはならないのでしょうが、勝手に子牛のレバーで代用しています。

新鮮なフォア・ド・ヴォーを手に入れれば、フライパンでソテーにするだけでおいしいので、時々買っています。


すごい厚さのフォア・ド・ヴォー!

先月のことでした。 レストランで料理を選んでいたとき、フォア・ド・ヴォーがあったので、それを食べることにしました。


Tranche épaisse de foie de veau cuite rosée, panée à l’ail, fèves au jus

最近お気に入りにしたレストランで、家では絶対にできない創作料理なのが気に入っています。フォア・ド・ヴォーも、珍しいものでした。

パン粉(フランスのは粉のように細かく砕いています)をまぶしてあるのもミソだったよう。それから、ソースに入っていた、フランスでは「貧しい人の食べ物」というイメージが強い旬のそらまめもおいしかった。

日記を書きながら知ったのですが、今年の夏の土用の丑の日は7月26日だったそうです。私がフォア・ド・ヴォーを突然食べたくなったのは、偶然にも、その翌日でした。
土用の丑の日

レストランで出てきたフォア・ド・ヴォーは、すごい厚さがありました。



中がレアで、とてもおいしかったです。

普通に売っているフォア・ド・ヴォーは、厚さが1センチくらいなのですが、これは3センチはあったと思います。

肉屋さんで丸ごとのレバーを切ってもらうときには、「一人前はこのくらい」という感じで薄くスライスしてくれてしまうのですが、次に買う時には厚く切ってもらおうと思いました。

フォア・ド・ヴォーの生肉は写真にとったことがなかったので、写真が入っているサイトにリンクしておきます。
☆ 料理辞典サイト(仏語): Foie
始めにあるのはウサギのレバーの写真。2番目のは、左が仔牛のレバーで、右は若い雌牛(出産未経験)のレバー。3番目のは仔牛のレバー。クリックすると写真は拡大します。


日本ではフォア・ド・ヴォーは生産されていないのだろうか?

日本でレバーというと、豚や鶏肉のものが主流ではないでしょうか? 少なくとも私が行く店で子牛のレバーが売られているのを見たことはなかったように思います。

この際、気になったので、調べてみました。

楽天市場で「牛レバー」を検索


たくさん出てくるのですが、仔牛に限定して検索したら、輸入ものしか残りません。牛のレバーは売られているのですが、仔牛なのかどうかがはっきり分かりません。

牛肉(興農牛) レバースライス 200g

牛肉(興農牛) レバースライス 200g

価格:760円(税込、送料別)

楽天市場は、検索の仕方によって色々、というか、いい加減な結果も出てきます。左は「仔牛」で検索したら出てきたレバーなのですが、お店の説明を見ても、仔牛なのか大人の牛なのかは不明でした。

「仔牛」と明記しなかったら、大人の牛のレバーではないかと思うのですが、どうなのでしょう? お店に問い合わせれば良いのでしょうが、買いもしないのに聞くのは遠慮しました。


輸入ものでは「仔牛のフォア・ド・ヴォー」という表示があります。

フランス産と同等レベルフレッシュ カナダ産 仔牛フォア・ド・ヴォー(レバー肉) 約1kg 量...

フランス産と同等レベルフレッシュ カナダ産 仔牛フォア・ド・ヴォー(レバー肉)約1kg

価格:4,515円(税込、送料別)

今年から臓物料理が流行ります。肝臓はなじみ深い臓物ですがカナダ産の肝臓は綺麗です。ステー...

今年から臓物料理が流行ります。 肝臓はなじみ深い臓物ですがカナダ産の肝臓は綺麗です。 ステーキが最高!!!

価格:14,377円(税込、送料別)



日本産の仔牛のレバーは販売されていないのではないか、という気もしました。

もしも、仔牛肉作られているなら、仔牛のレバーも市場に出ているはず。

それで、楽天市場で仔牛を検索してみたら、しっかりと「仔牛」と特定しているのは、やはり輸入肉のようです。

日本では、牛は子どものうちには食肉にしないのかな?… フランスでは仔牛(ヴォー)はかなりポピュラーな食材なのですけれど。




ところで、ぶ厚いフォア・ド・ヴォーを食べたレストランでは、ちょっと気になってしまったことがありました。

★ 続き:
レストランで気になってしまった家族

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2010/08/17

シリーズ記事
【レストランからワイナリーに直行した日(ブルゴーニュ南部)(
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イントロ


なんだか体力がないなと感じるときは、ウナギの蒲焼きを食べる傾向にあります。

東京で働いていたとき、オフィスの近くに老舗のウナギ屋さんがあったので、疲れたと感じるたときはランチをそこでとっていました。

食べ終わって店を出るとき、すでに元気になったと感じていたので、気分的なものが大きいのだとは思います!



フランスではめったにウナギに出会わない

ベルギーやスペインを旅行したときには、ウナギ料理に出くわすことがあります。

ウナギのおかわり用に出された鍋<
★ ベルギーで鰻を食べたときの日記:
 
 ベルギーのレストランでの食事について 2009/05/23

でも、ヨーロッパ流に調理されたものを食べても、全然元気になった気にはなりません。ぶつ切りにされているのも気に入らない…。

ウナギは蒲焼きに勝るものはないと思っています。


フランスにもウナギを食べる風習がある地方があるのでしょうが、ブルゴーニュではウナギを売っているのを見たことがあったかどうか、記憶が定かではありません。

それでも、ブルゴーニュに住む年配者は「子どもの頃に川でウナギをとった」と言っていました。ツルツルして滑ると言っていたので、本物のウナギのようです。

不思議に思って調べてみたら、フランスではウナギが絶滅しないように、とる量を制限しているようです。


パリには鰻屋さんがある

パリを歩いていたら、鰻屋さんがあるので驚いたことがありました。

最近のフランスは日本食ブームですが、有名なのは寿司、焼き鳥で、ウナギのかば焼きはほとんど知られていません。「ウナギ」と言っても食欲がわかないらしい。それでも、パリの野田岩は、通のフランス人たちに好まれているようです。

フランス人に日本のウナギを食べさせようと思って連れていったことがあります。

パリの野田岩

蒲焼きが乗ったお重とか丼でご飯たっぷりというのは苦手だろうと思って、前菜色々と、皿にのってくる蒲焼きや白焼きなどを注文しました。

前菜がすごい。鰻のスモーク、洗いなど、日本でもなかなか食べられないと思う料理もありました。本格的なレストラン。

書きながら調べてみたら、東京の東麻布に本店がある老舗「五代目 野田岩」のパリ支店なのだそうです。
☆ 店のサイト: Restaurant Nodaïwa, Spécialité d'anguilles grillées
ここでは、お弁当も売っているようでした。

その横浜支店で焼いている蒲焼きを見せるビデオ:

Anguilles grillées à la japonaise

(Restaurant Nodaïwa, Yokohama)

上は、フランスの友達に見せてあげようと思って入れています。

ところで、フランスにいるとき「ウナギが食べたいな~」と思っても、パリまで食べに行くわけにいきません。それで、代わりに食べているものがあります。

次回はそのお話しを書きます。
続く


ウナギに関するフランス情報リンク:
☆ Lexpress Styles: Le meilleur unagi ? Chez Nodaiwa
☆ フランスのブログ: L’anguille
☆ 毎日新聞: ウナギ大好き、日本

内部リンク:
★ 目次: 薬として飲める酒、症状を回復する食べ物




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