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2010/12/31
前回の日記にシャアリス修道院(Abbaye royale de Chaalis)のことを書きながら、この修道院の写真を一枚入れてみようと思って画像整理のアルバムから探してみました。

すると、シャアリス修道院で撮った写真を入れたフォルダに、変な写真が入っているのに気がつきました。


意味がなさそうな写真



こんな写真は捨ててしまおうかと思いました。

こういうものを見慣れていらっしゃらない方のために、説明用の写真を入れます。



本来は、こういう風になっているはずだった植木鉢なのです。

倒されてから日はたっていなかったらしくて、ピンク色のゼラニウムの花が覗いていました。

どうしたのでしょう? 鉢は偽物でないとしたら石でできていて、ちょっとやそっとでは足が折れないはずなのです。冬に氷点下になったときなら、こういう石が割れることがあります。でも、夏に撮影した写真なのです。


思い出した!

下の写真を見たら、全部思い出しました。ブログに書こうと思って、ちゃんとストーリーになるように写真を撮っていたのでした。

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2010/12/30

シリーズ記事 【パリ滞在記 2010年冬(目次
その13


先日の日記「寒い朝、マルメゾン城に行く」で書いたように、好きではない帝政期スタイルばかりを見たので、パリに戻ってからは、毒気さましも兼ねてお気に入りの美術館に行きました。


館のミュゼが好き

何回でも行きたいミュージアムはパリに幾つかあるのですが、このときに行ったのはジャックマール=アンドレ美術館(Musée Jacquemart-André)。

こういう館を使った小さなミュージアムはアットホームなので、見学しても疲れないのが魅力です。それから、できれば色々なジャンルの展示品があるのが好きです。

ルーブルやオルセーは素晴らしいコレクションがあるので見ごたえがあるのですが。余りにも広いので体力を消耗します。「今日はじっくり見るぞ~!」という覚悟がないと行けません...。

ジャックマール=アンドレ美術館のように個人のコレクションを集めたところは、その人の趣味が見えて面白い。

ジャックマール=アンドレ美術館と並んで、パリに行ったついでに立ち寄るのに好きなのは、18世紀の美術を集めたコニャック=ジェイ美術館(Musée Cognacq-Jay)。

入場無料になったので(パリ市のミュージアムであるため)嬉しいです♪ こちらは建物自体も本物なので美しくて魅力的。「本物」というのは私にとっての指標で、フランス革命以前の芸術という意味です。

コニャック=ジェイに行こうかと思ったのですが、お休みだったのでした。昔はフランスのミュージアムの休館日は火曜日と決まっていたように思います。でも、休みをずらそうという親切からなのか、月曜日がお休みというところも多くなりました。



ジャックマール=アンドレ美術館

 
Musée Jacquemart-André

外観を見ると19世紀に建てられたとひと目で推察できる、ただのブルジョワ大邸宅。でも、内に一歩入れば、歴史が浅い建物であることなどは全く頭から消えてしまいます!

エドゥアール・アンドレと、その妻ネリー・ジャックマールが、お金にいとめをつけずに集めた美術品の数々。豪華な内装です。屋敷の内装は実に趣味が良いし、おみごとのひと言!

19世紀に大富豪だったら、こんなものを手に入れられたんだな… と驚くものがたくさんあります。夫妻が美しいとした作品は、どれもこれもが私の趣味。イタリアから持ち帰ったコレクションは特に好きです。

行ったときには特別展「ルーベンスとプッサン、そして17世紀の画家たち」もあったせいか、いつもより混雑していました。同時に開催されていたクロード・モネ大回顧展が大評判だと聞いていたので、こちらはそんなに混んでいないと思ったのですが…。


シャアリス修道院

ところで、夫の死後、ジャックマール夫人は日本にも行く予定で旅立ったのに、旅の途中に用事ができたためにインドから引き返してしまそうです。もし日本に来ていたら面白かったのに…。

彼女が日本旅行が取りやめになったのは、シャアリス王立修道院(Abbaye royale de Chaalis)のある土地が売りに出されていることを知ったからなのでした。

ジャックマール=アンドレ美術館には入りきらなかった美術品を入れたようです。

ここも一般公開されているので何回か見学したことがありますが、コレクションが余りにも膨大なのに圧倒されてしまいます。それでも教会の廃墟などのある美しい庭園もあるので疲れを癒してくれます。


Abbaye royale de Chaalis


情報リンク:

☆ MMF―フランス美術館・博物館情報: ジャックマール=アンドレ美術館
☆ オフィシャルサイト:
Musée Jacquemart-André
 ⇒ バーチャルヴィジットのビデオ

Abbaye royale de Chaalis

☆ MMF―フランス美術館・博物館情報:
コニャック=ジェイ美術館





長々と11月にパリ首都圏を旅行したときのことを書いてしまいましたが、今回で終わりにします。

このくらい書いておくと、あったことのメモが残るので私自身には便利なのですが、旅行するたびに毎回これだけ書くことは不可能ですね…。

今回は、どのくらいメモしておいたら気が済むだろうかと、なかばヤケになって書きまくってみました。数えてみたら、たった1週間の旅行だったのに、脱線したものも入れれば22もの記事になってしまいました。

その他にも、別のテーマで書き残しておこうと思っている出来事もあるのです。毎日、書きとめておきたいことがありすぎる!

今回のパリとパリ近郊の旅行記:
1. 「パリ滞在記 2010年冬 」シリーズの目次
2. 「パリ郊外旅行記」シリーズの目次


追記:
シリーズの終わりにしようと思っていたのに、また1つ日記を追加してしました。

- 続く -


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2010/12/29

シリーズ記事 パリ郊外旅行記(目次
余談


デジカメにしたのは10年前。現像費がかからないので躊躇なく写真を撮りまくるようになり、写真はどんどん増えていきます。現在のところ、フランスで撮影したデジカメ画像の写真だけでも7万枚くらいあります。

デジカメを使い始めて間もなくから、写真にキーワードをつけたりして写真を整理したアルバムを作ってくれるソフトを使っていました。

前回の日記「パリが蜃気楼のように見える風景」にコメントを入れてくださった"すぎちゃん"からリクエストが来たので、私が使っている写真整理のソフトをご紹介しておきます。


高性能の写真整理アルバム: Adobe Photoshop Lightroom

プロの写真家が膨大な写真を整理するのにも使えるという、Lightroomという画像管理ソフトを使っています。

私が持っているのはバージョン 1.0ですが、書いている今の段階では3.0が出ています(右のバージョン)。

WindowsでもMacintoshで使えるソフトで、ものすごい機能があります!

ちゃんと勉強しないと機能の全てを使いこなせないほど複雑ですが、適当に覚えた機能だけでも十分満足して使っています。



このLightroomは優れものなのですが、メモリを食うので、2GB以上が推奨されていますね。必要なPC環境は、こちらを見ると分かりやすいです

写真にキーワードを付ける作業は大変なのですが、私はコマメにしているので、たくさんある写真の中から選びだすのはかなり簡単にできてしまいます。それから、撮影した日付でも検索できますし、登録した市町村名でも検索できるようにしています。

市町村名を入れるのはかなり大変です。何しろフランスには36以上の市町村があるのですから、区分は細かくなり過ぎてしまうのです。そのうち、デジカメに車のナビのような機能がついて、撮影した場所がコードで自動的に入るようになるのではないでしょうか?

このLightroomが持っている数々の機能はメーカーの説明をご覧ください:
写真管理ソフトウェア Adobe Photoshop Lightroom 3の機能

Lightroom 2のキーワードの活用例:

*画面右下にある全画面表示ボタンを押してご覧ください。

☆ その他のチュートリアル・ビデオ: AdobeTV: Lightroom

このソフトの買い方は3通りあります:
普通版学生・教職員版アップグレード版

楽天市場でAdobe Lightroom 3の価格を比較

もし購入を検討されるのでしたら、まずはAdobeのサイトでダウンロードできる体験版を試してみることをお勧めします。複雑なソフトにアレルギー反応がおきる方は、このソフトは避けた方が良いかもしれませんので!


写真画像とアルバムは外付けハードディスクに

現在のところ、フランスで撮影したデジカメ画像の写真だけでも7万枚くらいあります。フランス以外の写真も含めると、かなりの容量。今調べてみたら、写真画像とアルバムを入れたファイルの重さは230GBでした。

PCは余り容量がないラップトップを使っているので、画像をパソコンにストックしておくのは無理。

それで、写真とアルバムを入れたファイルは外付けハードディスクに入れています。そうしておいても、Lightroomは問題なく動いてくれます。

未だに問題が発生したことはないのですが、怖いのはアルバムが壊れること。シコシコと苦労していれば膨大なキーワードなどが消えてしまうので、バックアップは欠かせません。これは別のポータブル・ハードディスクを使っています。

ポータブルHDDの容量はどんどん大きくなるので、またもう1つ買いたいと思って、調べてみたのでメモしておきます。

バッファローがすきなので、HD-PE640U3-BK(640GB、USB3.0モデル)にするつもり。
☆ HD-PE640U3-BKの価格をチェック

送料との兼ね合いや、保証書が確実に入っているものを選びたいので、右に入れたショップにしようかな…。


バッファローの商品紹介ページ
USB3.0は高速化のほかに何が変わる? 2.0との比較


以前に使っていたアルバム作成ソフト

Adobe Lightroomを使う前は、市販の2つの画像管理ソフトを使っていました。古いソフトで作ったアルバムもあるし、それぞれに好きな機能もあるので、未だにこの2つのソフトはパソコンにはインストールおいて使っています。

一番始めに買ったのは、Visual shotでした。

単純で使いやすいし、楽しい機能もあるのですが、私のようにたくさんの画像を入れて整理するのは無理。

そんなに複雑に検索しないでも良いなら、これでも十分かもしれません。

☆ メーカーサイト: Visual Shot とは(機能など)

ただし、ソフトが販売禁止になってしまったら困るという問題があります。

 ソフテック Visual Shot 11

 ソフテック Visual Shot 11

価格:4,545円(税込、送料別)


せっかく苦労してキーワードなど入れたアルバムが使えなくなるのは残念ですから。Lightroomにしたのも、Adobeなら長続きするソフトを売っているのではないかと思ったからでした。

その次は Contents Base for Windows というソフトを使いました。これも単純に操作できて、20万枚以上の画像データを収納できて、キーワードもアイコンで分かりやすく入れられるので気に入っていました。

ところが、容量が大きい写真をたくさん入れるようになったら、アルバムが壊れてしまうことがよくおきるようになってしまいました。時間をかけて入れたキーワードが全て消えてしまうのは、かなりのショックです!

「これはだめだ」と決心して、Adobe Phtoshop Lightroomに乗り換えたのでした。

このContens Baseはもうサポートがなくなり、事実上消滅したようです。アマゾンで「Contents Base for Windows」を検索すると「現在お取り扱いできません」とでます


無料 画像管理ソフトの定番はPicasa?

無料でダウンロードできるGoogleのPicasaがあります。このソフトを使っている友人は、これで十分満足しているようです。

キーワードを入れた整理もできるらしいですが、友人はパソコンが嫌いな人なので、フォルダに画像を整理するのと、写真加工を少しして遊んでいるだけのようです。

私は使っていないので何とも言えないのですが、本格的に写真を整理するのでなければ、これで十分なのだろうとも思います。

詳しくはこちら:
☆ Picasaヘルプ: 目次
☆ Googleサイト: Picasa 3.8 と Picasa ウェブ アルバムについての使い方

ブログ内リンク:
★ 目次: パソコン用ソフトウェアについて書いた記事


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2010/12/28

シリーズ記事 パリ郊外旅行記(目次
その7


パリは盆地の中にあって、その周辺には標高が高い町々があるのでしょうか?

遠くにパリの街が見えるところに行ったときには、蜃気楼のようにパリが空に浮かんでいるので面白いのです。

そんな写真を幾つか並べてみますね。

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2010/12/27
11月下旬、パリ郊外を少し旅行しました。

そのときのことを「パリ郊外旅行記」としてシリーズで書きましたので、記事へのリンクを一覧にしておきます。


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2010/12/27

シリーズ記事 パリ郊外旅行記(目次
その6


犬も歩けば棒にあたる。
へぇ、こんなところに、こんな風景があったの?! というところに行きました。

パリに住む友人の家に遊びにいく約束の確認をするために電話したとき、今いる場所を告げたら、昔に住んだことがあって懐かしい町から近いのだと言います。「パリの田舎」と表現して、とても美しいのだそう。

近いのなら、ちょっと立ち寄ってみようかという気になりました。


パリ首都圏に田舎の風景が残っている?

友人が住んだことがあると言っていた町の名はChatou(シャトゥー)。chatouille(くすぐったさ)を連想して面白いので、一度聞いたら覚えてしまう名前でした。

車で行ってみると、パリ郊外なら何処にでもあるような近代的で大きな町。美しくもない。

セーヌ河の畔に「印象派の公園」とかいうところがあったのですが、車は立ち入り禁止。ただの公園かも知れないし、長い時間をかけて散歩する時間はないので、どんなところなのかを見に行くのは止めました。

「パリの田舎がある」と言っていた友人は高齢です。そこに住んでいたのも50年も前のことかもしれない。とすれば、今は昔の面影なんかなくなっているはずではないですか?

本来の目的地に向かおうとすると、少し道に迷いました。そんなことで、さっきのシャトゥー町を流れていたセーヌ河の続きにある町に出ました。

Croissy-sur-Seineという名前の町。こちらの町は名前からしてセーヌ河の畔にあるようす(sur-Seineと付いていますから)。

森とセーヌ河がちらほら見えます。もしかしたら、ここらあたりに「パリの田舎」と友人が言っていた風景があるのではないか?…


可愛いチャペル

河の畔に近い場所に可愛らしい教会があったので、そこで車を止めました。


Chapelle Saint-Léonard, Croissy-sur-Seine

日記を書きながら調べてみたら、12世紀に建てられたチャペルのようです。現在では町の展示会場として使われているのだそう。

この日も絵の展示販売をしていました。美しい教会なのに、展示物が視界をふさいでしまっていたのが残念…。それに、展示している女性が連れてきていた小さな子が騒いでいるので、昔の教会の雰囲気にひたれませんでした。

でも、こんな美しいチャペルがあるのは良い予感を与えます。セーヌ河の方に向かいました。


へぇ~、こんな風景が残っていたの?!

セーヌの河のほとりには、全くの田舎といえるほど自然な風景が広がっていました。それでも「パリ首都圏なんだ」と思わせるのは、本当の田舎と違って、人が多いことでした。

皆さん、申し合わせたようにジョギングをしています。日曜日の昼前だったからでしょうか?



歩いている人は全く見えませんでした。みんなジョギングしている!

これも「ここは都会なんだ」と思いださせます。「スリムな体型でいたい」と努力をする人たちが多いのは都会ですから!

一目で印象派だとわかる絵画の写真が立てられていました。


Claude Monet, Baigneurs à la Grenouillère, 1869, National Gallery Londres

そうか…、印象派の画家たちがキャンバスを構えて絵を描いたあたりなのだ。さっきも印象派の公園というのがあったし。

印象派の画家たちがいた時代から少しも変っていないように見える風景でした。こんな環境のところに住むのは良いですね。あたりを見ると、さすがにお屋敷が並んでいました!


印象派の画家たちが描いたガンゲットがあったセーヌ河畔

このクロワシー町には印象派の画家たちが好んでいったグルヌイエールという名のガンゲットがあったそうで、それにちなんだ博物館がありました。入ってみたかったのですが、午前中は閉まっていた…。

 
La Grenouillère, 1869, Claude Monet (Metropolitan Museum of Art, New York)

19世紀、このあたりのセーヌ河畔にはガンゲットが幾つもあったそうです。その当時も、ここまでパリから電車で来ることができたからだったでした。

ガンゲットが何であるかを書かなければいけないのですが、以前に書いていたブログに書いていたのでリンクを入れておきます。
「ガンゲット」と呼ばれるレストラン 2005/09/07

ちなみに、このあたりに昔のガンゲットが復活していないかなと思ったのですが、博物館でその雰囲気を見ることができるだけのようでした。

ともかく、美しいパリの田舎でした。季節が良いときにまたゆっくり来てみたい!


- パリ郊外旅行記の続きへ -



情報リンク:

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2010/12/26

シリーズ記事 パリ郊外旅行記(目次
その5
北京ダックを食べたレストラン (3)


先日から日記にしている北京ダックを食べたレストランは、高級そうな中華料理屋さんでした。それで、何かしゃれたデザートがあることを期待していたのですが、ありきたりのものばかりしかない!

フランスにある中華レストランには、定番のデザートがあります。この日にとったデザートも、そういう定番の一つ。というか、一番よく見かけるように思うデザート。



おいしそうには見えないでしょう?

バナナのフランベというデザートです。

バナナに衣をつけて揚げて、ブランデーなどのアルコール度の高い酒を熱して上からかけ、火をつけて燃してアルコール度を飛ばして香りだけ残す、というものです。

このときは、そばのテーブルでフランベして見せてくれました。でも、どう気取ってみたって、つまらないデザートには変わりありません。衣をはがして食べました。

私が作るときには、バナナを縦に二つ切りにして、小麦粉をまぶして、バター焼きにし、最後に砂糖をふってブランデーでフランベします。天ぷらのような皮がないので、これはおいしいと思って食べています。


デザートが決めてなのに…

食事の最後を飾るのがデザートです。フランス料理を食べるときには、デザートがおいしいかどうかで食事の満足度が大きく変わってしまいます。

小さなレストランにはパティシエなんか雇っているはずがないので、シェフの料理が素晴らしかったあとに、つまらないデザートが出てきてがっかりすることがあります。その逆に、デザートも素晴らしかったりすると、すごいシェフだと驚きます。

今回の中華レストラン、かなり高級そうだったのに、こんなデザートしかでないということは、中華料理ってデザートには凝らないのかな、と考えこんでしまいました。

日本の高級中華料理屋に行って観察しないといけないでしょうね。でも、どなたか教えてくださったら感謝します。「いいえ、すごいのがありますよ~!」と聞けたら嬉しいです。そういうのに出会いたいという張り合いができますから!


フランス風の中華料理なのかな?...

フランスの中華料理屋で出されるデザートは、ライチやパイナップルなど生の果物をとらない限りは、かなり重いです。米粉でつくってふかした饅頭、大きなショウガを甘く煮たのとか…。

お腹が膨れるだけのデザートはフランス料理では出ない傾向にあるので(ボリュームで勝負のレストランにはあるでしょうが)、かなり不満を感じます。お腹にもたれたくないとはいっても、ただの果物というのも余りにもあじけないし。

こういうフランスの中華料理屋にあるお腹が膨れるデザートのレパートリーというのは、フランス向けなのではないかなという気もします。

私たち日本人は、中国料理は脂っこくてお腹にたまると思っていませんか? フランスでは逆で、軽すぎるのだそうです。だから、デザートでお腹を膨らませようとしているのではないか、という気もするのです。

北京ダックという洗練された料理のあとに、バナナのフランベなんかを食べたので恨みに思ってしまったのかもしれません。

一度だけ、パリの中華料理屋で杏仁豆腐を食べたことがあるのですが、自家製で、香りもよくて素晴らしくおいしかったです。でも、その後、10年はたちますが、再びお目にかかったことがありません。

北京ダックをつくるなら、杏仁豆腐も作って欲しいですが、あれは北京がある地方ではないところのデザートなのかもしれない…。


というわけで、北京ダックのパリパリの皮を食べながら「この店をお気に入りにしよう」と思っていたのに、デザートを食べたらその気がなくなってきました。行きにくい場所にあるし...。

デザートの恨みは強い!
それに、スープもひどかったし…。

でも鴨の皮はおいしかった...。

結局、北京ダックを食べ歩きしていると、このコースをレストランを変えながら味わえるのが最高だと思えてきます。鴨の皮はこの店、炒め物はこの店、スープはこの店、というように!

でも、デザートはここ、というのが未だにありません!


パリ近郊旅行記は、もう1つだけ入れます。パリ首都圏にこんなところがあるの?! と驚くところを見たのでした。

続く


ブログ内の関連記事:
★ 目次: フランスで北京ダックの食べ歩き
総目次: テーマおよび連続記事ピックアップ




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2010/12/25

シリーズ記事 パリ郊外旅行記(目次
その4
北京ダックを食べたレストラン (2)


またまた北京ダックを食べてしまった日記の続きです。

その少し前に中華料理屋で同じように北京ダックを食べたときのことを書いた日記で、フランスの中華料理屋には、ほとんど例外なく、タヴェルのロゼワインがある、と書きました。

「南仏のロゼといったら、タヴェル」と、バカの一つ覚えみたいにしています。

でもタヴェルのロゼを飲んだばかりでしたので、今回は別のロゼワインを味わってみることにしました。



書き忘れていましたが、ブルゴーニュ地方にある中華料理店だと、マルサネという銘柄のロゼを置いていることがあります。

これがあると「ちゃんとしたワインを選んでいるレストランだ♪」と評価して、迷わずそれを選んでしまいます。

これって、完全にブルゴーニュ・ワインかぶれですね!

マルサネのワインを検索

ブリュノ・クレール マルサネ・ロゼ[2009]

ブリュノ・クレール マルサネ・ロゼ[2009]

価格:1,942円(税込、送料別)




バンドールのロゼワイン

この日に選んだのは、AOCバンドールのロゼワイン。
南仏プロヴァンスが産地です。

プロヴァンス地方・コルシカ島のワインマップ

かなり美味しいと思ったので、ラベルの写真をとっておきました。



ブルゴーニュにいるので、ブルゴーニュワインが一番好き。それで、南仏で生産されるワインは軽く見てしまう傾向にあるのですが、中にはかなり上質のワインがあるのは認めなければなりません。

バンドールの名前を覚えたのは、仕事の関係のお上品なマダムにパリでご馳走になったときでした。彼女はかなりもったいぶって、「バンドールは非常に美味しいのですわよ」と教えてくれたのが非常に印象的だったのです。

ブルゴーニュの友人たちは、たとえ貧しくても上等のワインを飲ませてくれるので、パリの人ってワインにはケチなんだな… と思ったから忘れられない記憶になっていたのでした!

でも、書きながら思いだしてみると、あの当時の私はワインのことを何も知らなかったのでした。マダムは南仏ご出身だったので、故郷のワインが最高だったのでしょうね。

ワイン通のにはバンドールのワインが優れているという定評があるのも、ずっと後になって知りました。

右にリンクしたショップでもバンドールを褒めちぎっていますね。

私も最近ではバンドールのロゼワインを時々飲むようになって、かなりおいしいと感じるようになりました。

バンドールを楽天市場で検索



このロゼワインの色が薄くて面白かったので、これも写真に残しました。




すぐに忘れることの対策

ワインは直接醸造主のところに買い付けにいかない限り、写真を残して名前を記憶しておこうと思っても、少したったらドメーヌの名前は忘れてしまうのですけれど...。なにしろ、フランスにいると、色々なワインを飲みすぎる!

それで、このブログでは「気に入ったワイン」というカテゴリーを作って、すぐに引き出せるようにしてみました。

ブルゴーニュワインは日常的に色々飲み過ぎているので日記に書く気にならず、めったに飲まないワインのことを描いている感じがします...。




ところで、この日に食べた北京ダックのコース料理の話しに戻すと、デザートが気に入りませんでした。

それで、ふと考えてしまったのです。
中華料理はデザートに凝らないものなのでしょうか?

- 続く -


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フランスのお酒 (ワインなど)


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2010/12/24

シリーズ記事 パリ郊外旅行記(目次
その3
北京ダックを食べたレストラン (1)


またまた北京ダックを食べることになりました。

いくらフランスで一番おいしい北京ダックを探しているとはいるとはいえ、1週間のうちに2回も食べたのは初めてです。

でも、北京ダックを食べたいというフランス人がいたので、行ったことがない店で食べることになったのでした。



パリ郊外にある店。インターネットで見るフランス人たちの評判を見た限りでは、ここの北京ダックが一番おいしいという感じがしました。


裕福な人が多く住む地域にある中華レストラン

パリを囲む地域は、高級住宅地と、貧困の人たちが住んでいるので治安が悪い地域とが明確に分かれるのですが、ここは前者の方。とすると、高級中華レストランがあってもおかしくない。

ついでに、なぜパリ首都圏では居住地域によって貧富の差があるかというと、むかし、工場の煙が流れて行かない方にお金持ちが住んで、流れて行く方には貧しい人たちが住んだからなのだそうです。

ということは、パリの風は西から東に吹くのかな?… 東京でも、そいういう風向きによる地域差があるのでしょうか?

北京ダックを食べに行ったレストランはビルの1階に入っていましたが、中は広々していて高級そう。気取っているわけではないですが、働いている中国人が普通のフランス語を話していたので、高級なんだろうなと思いました。中華料理屋では、ろくにフランス語が通じないことも多いです。

テーブルについてお品書きを見たら、フランスでは高級素材の代名詞となっているオマールの文字があちこちにあったので、これは近郊に住むお金持ちの人たちが来る店なのだろうな、と確信しました。

北京ダック・コースというのがあったので、それにしました。

2人につき半身のカモで、98ユーロのコース。パリの中華街にある安い北京ダックに比べると、やはり高め。でも、コース料理では、おきまりの北京ダックの3種類の料理セットの他に、前菜の2皿とデザートもついていました。ちなみに、北京ダックだけ(3つの料理)だと、半身で65ユーロになっていました。
すぐに忘れるので、これは自分用のメモです。


前菜としては、1人2個ずつの春巻きに続いて、しゅうまいの盛り合わせが出てきました。


パリパリの北京ダックの皮♪

北京ダックが運ばれてきたとき、これはおいしそうだという予感を感じました。
「わぁ、これは本物よ~♪」と、喜びの声をあげた私でした。



そばのテーブルで、上手にさばいてくれました。



立っていって写真をとるなんて、お行儀が悪い。でも、記録しておかないと忘れてしまうのだもの...。



鴨を包む皮は薄くて、ソースもほどよい味で、申し分のない見事な北京ダックでした♪



ここを私のお気に入り北京ダック料理店にしよう、と思いました。

残った身で作る料理も申し分なし。



こういう炒めものは、感激するほど美味しいのに当たったことはフランスではなかったように思いますが、この焼きそばは細くて、とても美味しかったです。


その後がいけない!

北京ダックのガラで作るスープは、普通、野菜などが色々入っていて、ボリュームもあって、出汁がよく出ていて、感激するくらいおいしいものなのです。

ところが、味気ないスープが出てきました。



お上品ですけどね。でも寂しい! 美味だと喜ぶ味には程遠い...。

メニューには「soupe(スープ)」と書いてあったのですが、ネイティブなみのフランス語を話すお給仕の中国系女性は「bouillon(ブイヨン)です」と言って出していました。

一緒に食事したフランス人も、「これはスープではなくて、ブイヨンだ」と言って、不満そう。

ブイヨンとコンソメがどう違うのかは分かりません。コンソメは、もっと味が濃くでるのではないかな?...

ブイヨンって、いままでに飲んだことがあったかのは記憶が不確かです。レストランでは出さないし、フランス人家庭でも出してきたこともないような気がします。

病院に入院したときには、ブイヨンが出てきたような気がする…。

ともかく、病人食みたいで、嬉しくは思わない。つまり、こういうのはブイヨンと明記すべきなのでした。メニューを作った人より、ウエートレスの女性の方がフランス語が達者ならしい。

ここで、コースになった北京ダックをとらなかったら、普通のスープが出てきたのかな?… と、さもしく考えてしまいました。どちらにしようかと迷ったのですけど、コースの方が簡単だと思って単品はとらなかったのでした…。


この日の食事のことは、まだ尾ひれがつくので、別の日記にします。

続く



フランスで食べた北京ダックについて書いた過去の日記 一覧:
フランスで北京ダックの食べ歩き




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2010/12/23

シリーズ記事 パリ郊外旅行記(目次
その2


立ち寄ったこともない博物館に行ってみようという気になって、マルメゾン城に行きました。


Château de Malmaison


熱いコーヒーは飲めず

朝早く到着してしまったので、まだ開館前。この冬、ヨーロッパに寒気がやって来たばかりという時期でしたので、恐ろしく寒い! ここは森の中なだけに、都会のパリ市内よりずっと寒いのに気がつきました。

門の前で待っていたら凍えてしまうので、近くにあるカフェにでも入って待とうと思いました。向こうから従業員らしい人たちがやって来ます。近くにカフェがあるかどうか聞いてみました。

女性の方は見学にやって来た人らしいので、「知らない」と答える。でも、彼女と一緒に歩いてきた男性が「あいているかどうかは分からないけれど」と言いながら、カフェの場所を教えてくれました。

しばらく歩いたらカフェは見つかったのですが、案の定、閉まっていました。でも、そこまで行って帰ってきたら、開館時間の直前になったので良かったです。

声をかけた女性は、じっと門の前で待っていました。
「寒いですね~」から始まって、少しおしゃべりしました。

彼女と一緒にいた男性は工事の人だったらしい。彼女が博物館で働く人だと思って、門をあけてくれるのを期待していたとのこと。見れば、その男性も向こうの方で待っていました。


このミュゼ、好きじゃないな…

城の外観も美しくはなかったのですが、入ってみたら、よけいにがっかり。もともと帝政期のスタイルは好きではないのです。
☆ Wikipedia: 帝政様式

全く期待はしていなかったのではありますが、こういう様式の家具はやはり好きではないという思いを新たにしました。お好きな方が読んでいらしたらゴメンナサイ!

ナポレオンが好きなわけではないので、コレクションにも興味がない...。それでも、入館した以上、隅々まで見学しました。もう二度と来ないだろうと確信を持って思うので!

普通の博物館だったら帝政期以外のスタイルをざっと眺めたら、違う様式のものを見られます。でも、ここは帝政期スタイル一色でまとまっているのが辛い!

写真はフラッシュなしなら撮影OKだったのですが、ほとんど撮らず…。

 
立派なビリヤードだったので撮った写真。
友達の家にあるのとは比較にならないくらい立派なのが面白かった!


ナポレオンから三行半をもらったジョセフィーヌが死ぬまで住んだ邸宅でした。でも、城の名前からして良くない。Malmaison(マルメゾン)とは、mal(悪)とmaison(家)からなっている単語に見えるではないですか。

こんなところに住んで幸せだったのだろうか?… 庭園もあるし、家自体としては悪くないです。大きすぎないのでアットホームに暮らせたかもしれない。

でも、このスタイルの内装の中で私は暮らしたくないです。「くれる」と言われても、家には置きたくないのでお断りするようなスタイルの家具ばかり…。骨董価値はあるのでしょうが!

特別展をしていました。ナポレオン1世の姪Charlotte Bonaparte (1802-1839)の絵画展です。シャルロットはかなり上手な絵を描いたのですね。

行ったついでなので、庭園も散歩しました。緑が美しい季節だったら別かも知れないけれど、ただ広いだけの庭園で、これもおもしろくなかった…。


城を出るときに思ったこと:
どうして今までここに一度も来なかったのか分かった!

散々文句をつけてしまったマルメゾン城ですが、立ち寄った理由は、そこから遠くはないところにあるレストランで昼食をとることになっていたからでした。

- 続く -


ブログ内リンク:
★ 目次: 城について書いた記事ピックアップ

外部リンク:
☆ Wikipédia: Château de Malmaison


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