| Login |
2016/06/21
少し前のコメントで、ブルゴーニュのメーカーが作っているジャムやリキュールが日本で高い評価を受けていると教えていただきました。フランス情報を調べてみると、コンクールで優勝していたりして、地元コート・ドール県でも評判の農家らしいのでした。

それで、いつか行ってみたいと思っていたのですが、機会が訪れました。

ブルゴーニュの食前酒キールを作るために必ずストックしておかなければならないリキュール「クレーム・ド・カシス(Crème de cassis)」がなくなったので買う必要があったのです。このドメーヌでは色々なリキュールやジャムを作っているのですが、特にクレーム・ド・カシスの評判が良いらしいのでした。


ブルゴーニュ白ワイン「アリゴテ」と食前酒キールの関係 2009/03/03


アルスナン村に行ってみる

ブルゴーニュ地方のワイン産地、ボーヌ市とディジョン市の中間にニュイ・サン・ジョルジュ市(Nuits-Saint-Georges)があり、そこから低い山の中に入ったところは「オート・コート・ド・ニュイ(Hautes Côtes de Nuits)」と呼ばれるワイン産地になります。

下はコート・ド・ニュイと呼ばれるワイン産地の地図で、青緑色になっている地域がオート・コート・ド・ニュイです。

Vignobles cotes de nuits


このあたりでは高級ワインができないのですが、土壌はブドウ栽培に向いているからなのか、fruit rougeと呼ばれる果実の名産地となっています。

行くことにしたリキュール醸造農家は、上に入れた地図にも入っているアルスナン村(Arcenant)にあります。村の場所は、Googleマップでこちら

景色の写真を撮らなかったので、Wikipediaに入っていたアルスナン村の写真を入れます。

Village d'Arcenant
Village d'Arcenant

実は、このあたりに行くついでがあったのは、フランスでは商店が閉まっている日曜日。この農家も閉まっているかもしれないけれど行ってみようということになったのです。農家は家族の人数が多いのが普通なので、誰かしらいたら開けてくれるはずですので。


ジャン・バティスト・ジョアネJean Baptiste Joannet

日本では、「ジョアネさん」とか「ジョアネ家」いう名前で紹介されていました。アルスナン村に行ってみると、道路を挟んで2軒のジョアネさんの家がある! 両方ともリキュールを作っているという看板が出ているのですから紛らわしい。

でも、そこに行くまでにナビゲーターで場所を確認するために会社の名前を入れていたので、どちらかはほぼ確実に分かりました。ジャン・バティストというファーストネームがついたジョアネさんのはずなのです。



なんだか普通のお家の佇まい。小規模生産をしていて、美味しいのを作っているのではないかという予感がしました。

年配の女性が出てきて、家の中にある販売所に案内してくださいました。写真を撮られるのは苦手とおっしゃったけど、記念撮影してしまいました。



若夫婦が仕事をしていて、お婆ちゃんは販売のお手伝いというところなのだろうと思いました。とても気さくで感じの良いマダム。口にするものを作っている農家では、人柄が良いと美味しいという鉄則があるのではないかと思っているのです。

いちおう日本に輸出しているのか確かめました。とても感じの良い日本の業者さんが来るのだと話すので、向かいにあった農家の方ではないのだと確認。

ジャムの評判が良いと聞いたと言うと、日本に輸出しているのは「これ」と言って小さな瓶のを見せる。そして、私たちフランス人が買うのは「こっち」と言って大きな瓶のを笑って見せる。

私のお目当てはリキュール。色々な種類がありました。カシス、フランボワーズ、ペッシュ・ド・ヴィーニュ(ブドウ畑の桃)、サクランボ、イチゴ、スロープラム。それから、ラタフィア、ギニョレもある。

カシスは最後に味わうことにして、軽い味のリキュールから試飲させてもらったのですが、びっくりするほど美味しいので驚きました。使っているフルーツの風味と特徴がみごとに出ているのです。

普段は飲まないサクランボがものすごく美味しい。今年のパリ農業コンクールで金賞を取っていたのですが、その価値はあると思いました。

無造作に置かれていた賞状 ↓



農産物のコンクールでは、このパリ農業コンクールで受賞したというのが最も信頼できる目印の1つだと思っています。もっとも、コンクールに出すにはサンプル品をたくさん提供する必要があるので、コンクールで受賞したなどと宣伝しなくても売れるワイン農家は参加しないと言っていましたから、受賞マークだけが全てを決めているわけではありません。

私が好きなペッシュ・ド・ヴィーニュのリキュールは販売量が少ないので、収穫シーズンから日が立たないうちでないと買えないのだそうで。この日は試飲できませんでした。

置いてあるものは全て試飲させてもらいました。カシス以外にも何本か買おうと思いながら、いよいよカシスの試飲。


ノワール・ド・ブルゴーニュの味だ!

カシスは、アルコール度が16度と20度の2種類ありました。本物のキール酒を作るにはアルコール度が高いものを使います。

ここのカシスはすごい! 地元の新聞でベタ褒めにしていたのですが、なるほどと思いました。今まで色々飲んできたクレーム・ド・カシスとは全然違って、カシス(クロスグリ)本来の味が出ているのです。

カシスの品種を確かめてみると、やはりノワール・ド・ブルゴーニュ(Noir de Bourgogne)だけを使っているとの返事。これが本物のクレーム・ド・カシスにする品種なのです。

私の庭に植えているのも、この品種 ↓

 

フランスのスーパーなどでは、非常に安いクレーム・ド・カシスも売られています。でも、カシスというのは曲者で、まずいリキュールは本当にまずくて、キール酒もまずくなるのです。パリのカフェでキールなどを注文したら、「なんだ、これ?」というシロモノで、飲まないで店を出たこともありました。

キールの本場であるブルゴーニュのカフェでも、キールの美味しさには差があります。やはり、キールの本場のディジョン市では、美味しいのを出すカフェやレストランを見つることができる確率は高いですけれど。

ジョアネさんクレーム・ド・カシスを味わったら、他のメーカーのでは物足りなくなるでしょうね...。カシスが苦手な人にはきつすぎるかもしれないけれど。

日本のパティシエさんが、ここのクレーム・ド・カシスから創作意欲がわいてチョコレートを作ったという記事がありましたが、それは問題なく誰にでも気に入られるだろうな、と思いました:
☆ ARDEUR パティシエの独り言: キャレマン カシス

「キャレマン」とは何なのか気になりました。キャレマン・ショコラというのがあって、それはCarrément chocolat。キャレマンとはフランス語でcarrément(完全に、確実に)で、「カシスそのもの」みたいな感じなのかな?...


リキュールのボトルは、伝統的に1リットル入りだった?

実は、近くまで行く機会がなければアルスナン村には行かないと思っていました。インターネットで検索したとき、お値段が少し高いと思ったからです。

ところが私の勘違いだった。このジョアネさんのリキュールのボトルは1リットル入りなのでした。

普通に売っているクレーム・ド・カシスはもっと小さなボトルです。それまでお気に入りにしていたもので確かめてみたら、700ml入りでした。つまり、3割少ない。それでお値段はほぼ同じで20ユーロ(今のレートで2,400円)なのですから、3割安いということになるのでした。

安くて美味しいのなら大満足。

ボトルが大きいと言ったら、マダムは「昔からリキュールは1リットル入りと決まっています」とおっしゃっていました。

ざっと調べてみたら、クレーム・ド・カシスのボトルは全部700ml 入りみたい:
クレーム・ド・カシスを楽天市場で検索

工場で大量生産するメーカーでは、昔は1リットルだったのを小さいボトルにして、値段は同じにするという販売方法をしたのかな?..

それに、ジョアネさんのクレーム・ド・カシスは濃厚なので、普通のより少なめにして飲みやすいキール酒ができます。つまり、かなり節約になる♪ 地元の通の人は、キール酒をつくるには、カシス1に対して、アリゴテの白ワイン2という割合だと言うのですが、ジョアネさんのでその比率にしたらカシスの風味が強すぎる。

カシス1に対して、アリゴテ5でも良いくらいではないかな。とすると、かなり経済的ではないですか?♪ 700mlのボトルなどだと、すぐに無くなってしまうのです。

ジャムは小瓶を輸出していると言っていらっしゃいましたが、リキュールの方は1リットル入りが日本に入っているようです ↓

*カシス・リキュール(1000ml)
価格:4685円(税込、送料別)

*フランボワーズ・リキュール(1000ml)
価格:4685円(税込、送料別)

*フレーズ・リキュール(1000ml)
価格:4843円(税込、送料別)




なんでも見学しちゃう

朝食を食べないのでジャムは必要ないから買わないつもりだったのですが、はやりフルーツの風味が素晴らしいので少し買ってしまいました。

お勘定をするのは別の部屋で、書斎のようなところでした。そこに化石が並んでいるので眺めました。



このあたりは、大昔は海の底だったので、畑を掘るとアンモナイトがたくさん出てくるのだそう。

マダムが小学校時代には美しい文字を書くように習ったのだと言って、時間をかけて勘定書を作成していました。その間も、おしゃべりが止まらない。

途中でお客さんが来たので、奥の商品が並んでいる部屋に行くように誘導して、それが2組もあったのに、そっちのけでおしゃべり。来た人たちは常連さんで、勝手に試飲していたのかな?...


買ったものを段ボールに入れて外に運び出すと、今が盛りのシャクヤクが見えました。花が開くと地面に倒れかけてしまうのですけど、ここではしっかりと木の杭で支えていました。



このくらい支えると、まっすぐ伸びた株になるわけですけど、私はなんとなく抵抗があるけどな...。切り花にして売るわけではないのだから、ここまでしなくても...。

でも、お花は元気そう。今年は雨が多いので、私の地面に倒れているシャクヤクは花が満開になる前に腐ってしまっています。まっすぐ立てておくと花に雨水がたまらないくて良いのかなと思ったので、忘れないように写真をとっておきました。

庭の向こうには醸造所があったのですが、日曜日だし、静まり返っていました。いつかリキュールを作っている時期に来て見学したいな。香りがただよって面白いのではないかと思う。

食品見本市には出店していないように感じましたが、ドメーヌの訪問は歓迎しているようです。


ドメーヌの歴史

応対してくださったマダムとは、色々なおしゃべりを楽しんでしまって、肝心のお仕事の様子について聞くのを忘れてしまいました。

それで、新聞記事に書いてあったことをメモしておきます。

1976年の旱魃(かんばつ)でアルスナン村の赤いベリーの生産量はガタ落ち、おまけに近隣諸国から安い果実が入ったために価格が暴落。このあたりの果実栽培農家は減ったようです。

ジャン・バティスト・ジョアネさんは、1978年、生産している果実をリキュールにして付加価値を付けることにしました。娘さんが2001年から経営に携わるようになり、さらに彼女の娘も経営に加わる。


Liqueurs Jean-Baptiste Joannet à Arcenant : Du champ au pressoir, un concentré d’authenticité

これが後継ぎになった娘さんですが、応対してくれたマダムにそっくり...。

ドメーヌが所有している畑は6ヘクタール。アルスナン村とその周辺に分散しているのは、雹が降ったときには被害を1カ所に集中されないためなのだそう。

パリ農業コンクールへの参加は2013年から。毎年何かしらのリキュールで受賞しているとのこと。


お向かいさんのリキュールはどうなのかな?...

Googleマップで調べてみたら、道路の向かい側にあったお家はGilles Joannet(ジル・ジョアネ)でした。こちらはジャムは作っていなくて、リキュールだけを製造している農家でした。

苗字が同じなので親戚同士だろうと思います。マダムに聞いてみたいとは思ったのですが、気が引けたので遠慮しました。ワイン農家でもそうなのですが、兄弟同士で仲たがいしていたりするケースがあるからです。

調べてみたら、ジルさんがリキュールづくりを始めたのは1984年。ここのクレーム・ド・カシスはパリ農業コンクールで金賞を何度もとっているのでした。2015年のコンクールでは、、このジルさんのが金賞で、ジャン・バティストさんの方は銀賞。このあたりは果実栽培では高品質だという定評があるのですから、両方とも優れたリキュールを作っているとしても不思議はありません。

いつかジルさんの家にも行って美味しいかどうか確かめたいと思いました。でも、問題なのですよね。試飲してみて、やはりジャン・バティストさんの方が好きだなと思った場合、道路を渡っただけでお向かいさんの家に行ったら嫌味になってしまうではないですか。

ジルさんのドメーヌのサイトでは、あちこちの食品見本市に出店しているようでした。私が何度も行ったことがある見本市でも常連さんのようす。クレーム・ド・カシスは必需品なので、私は試飲しているはずなのです。それでお気に入りにしていなかったということは、それほどは気に入らなかったのかもしれない。そこまで買いに行くのが面倒だからだったかも知れないけれど。

フランスのネットショップで売っている価格で比較してみると、ジルさんのカシスの方が2割くらい高い。やはり、マダムが気に入ったからジャン・バティストさんのにするか...。



ジャン・バティスト・ジョアネさんのクレーム・ド・カシスを買ったので、さっそくキール酒にしたとき、気がついたことがありました。

ラベルには「クレーム・ド・カシス・ド・ブルゴーニュ」と書いてあったのです。

お向かいのジルさんのリキュールも同じ表記になっていました。「クレーム・ド・カシス・ド・ディジョン」という呼び名はよく知っているのですが、ブルゴーニュと付いているのはなぜなのか? それを調べたので、ブルゴーニュにあるカシス戦争について続きで書きます。

続き:
食前酒キール誕生の歴史


メモ:
ジョアネさんのことを教えていただいたコメントは、3カ月前に入ったもので、
こちらでした。どうもありがとうございます♪

クレーム・ド・カシスについて書いた今回の連続記事

 ★ 評判の良いクレーム・ド・カシスを買いに行く 2016/06/21
 ★ 食前酒キール誕生の歴史 2016/07/05
 ★ ディジョンのカシス vs ブルゴーニュのカシス 2016/07/09
 ★ 自家製のクレーム・ド・カシスを作るレシピ 2016/07/12





ブログ内リンク:
ブルゴーニュ白ワイン「アリゴテ」と食前酒キールの関係 2009/03/03
★ 目次: ブルゴーニュの古都ディジョンの観光スポットや特産品など ⇒ キール、カシス
★ 目次: フランスで食べる郷土料理、地方特産食品、外国料理
★ 目次: 食材と料理に関して書いた日記のピックアップ

外部リンク:
Crème de cassis de Bourgogne Jean Baptiste Joannet
Liquoriste d'Arcenant : un savoir-faire intergénérationnel
Liqueurs Jean-Baptiste Joannet à Arcenant Du champ au pressoir, un concentré d’authenticité
神様が力を与えて作らせた ルゴルさんのオ・ドゥ・ヴィとジョアネさんのリキュール
食べる人を「瞬殺」する旨さ ブルゴーニュ地方ジョアネさんのジャム

☆ Wikipedia: クレーム・ド・カシス = Crème de cassis
Gilles Joannet, artisan liquoriste à Arcenant
Les liqueurs de Gilles Joannet
Vin Arcenant


にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へにほんブログ村にほんブログ村 トラコミュ フランスのお酒 (ワインなど)へ
フランスのお酒 (ワインなど)


[続きを読む  Lire la suite...]


2016/06/18
最近、『Le Petit Poucet(おやゆびこぞう)』を思い出していました。

シャルル・ペロー(Charles Perrault)が17世紀末に出版した『Les Contes de ma mère l'Oye』に、眠れる森の美女や、赤ずきん、シンデレラの話しなどと一緒に入っている童話で、フランス人なら誰でも知っているはずの童話です。





ペローのLe Petit Poucetおやゆびこぞう)』のストーリー

『おやゆぎこぞう』の主人公は、Petit poucet(プチ・プーセ)と呼ばれている7歳男の子

poucetはpouce(親指)を縮めた単語で、プチ・プーセは年齢も体も小さな子どもにつけるあだ名のようです。それで、日本語の題名は「親指小僧」にしたのでしょうね。

プチ・プーセは7人兄弟の末っ子でした。お金がなくなった両親は、これ以上は子どもたちを養うことはできないと話し合い、彼らを森に捨てることにします。


« Tu vois bien que nous ne pouvons plus nourrir nos enfants. »
【Illustration de Gustave Doré de 1867】


子どもたちはオオカミも出る森に連れて行かれて置き去りにされます。

前の晩に親たちの話しを聞いていたプチ・プーセは、森に連れて行かれるときに白い小石をまいていたので、子どもたちは無事に家に帰ることができました。


« ...en marchant, il avait laissé tomber le long du chemin les petits cailloux blancs qu'il avait dans ses poches. »


プチ・プーセたちは、再び森に捨てられす。

このときもプチ・プーセは親から捨てられると分かっていたのですが、小石を拾えなかった。それで、パン屑を撒きながら歩いたので、小鳥に食べられてしまい、家に帰る道がわからない。

森の中に家があったので入りますが、そこはOgre(人食い鬼)の家だったのでした。しかし、プチ・プーセは人食い鬼から魔法のブーツを奪います。


Le Petit Poucet subtilisant les bottes de sept lieues à l'Ogre.

ひと足で7里を飛べるブーツを履いたプチ・プーセは、人食い鬼の家に行って嘘をつき、財宝を手に入れてしまう。それを持って家に戻り、その後の家族は幸せに過ごしたというハッピーエンド。



したたかな7歳の男の子のお話し。親に怖い森に連れていかれて置き去りにされる。1回目は親元に戻れたけれど、また捨てらる。子どもたちは見つけた家に逃げ込む...。


日本語訳を紹介しているサイトがありました:
☆ お話歳時記: おやゆびこぞう。


子ども向けのフランス語の漫画もインターネットには入っていました:


Le petit poucet - Conte de notre enfance


グリム童話のおやゆびこぞう

同じ話しは、ドイツのグリム兄弟も書いていました。

フランス版のように親に捨てられた話しではありません。最近に北海道で起きた子ども置き去り事件には全く類似点は見えませんでした。

グリム童話では、こういうストーリーなのだそうです。
  • 子供に恵まれない夫婦に男の子が生まれ、可愛がって育てる。
  • その子は親指ほどの大きさだったために、見世物小屋の主人が買いたいと言ってくる。その子は、すぐに戻ってくるのだから、お金儲けのために自分を売るように、と親に言う。
  • 子どもは売られたが、うまく逃げ出し、無事に親元に戻る。


『おやゆびこぞう』という同じ名前が付いているので、これがグリム童話のバージョンなのだろうと思ったのですが、グリム童話では『ヘンゼルとグレーテル』がプチ・プーセのお話しに酷似していました。

こちらでは兄弟は2人。お父さんは同じように木こり。貧しさのゆえに子どもを捨てることを提案したのは母親ですが、父親も協力しています。

森に置き去りにされると2人は知っていましたので、兄のヘンゼルはプチ・プーセと同じ対策をしています。1回目は小石を落として行ったので、無事に家に帰っていますが、2回目に捨てられたときはパン屑を落としていったので失敗。

二人は見つけた家に行きますが、これは魔法使いが住むお菓子の家。

結局、妹のグレーテルは魔法使いをかまどにつき飛ばして殺し、彼らは家から財宝を手に入れて両親のもとに帰る。家族4人は幸せに暮らすというハッピーエンド。

お話しは、こちらに出ていました:
☆ 青空文庫: ヘンゼルとグレーテル グリム兄弟


子どもを追い出す親の行為

シャルル・ペローがプチ・プーセの話しを書いた17世紀には、フランスでは頻繁に飢饉に見舞われていたそうです。ハッピーエンドなしの実話はたくさんあったのでしょうね。

私が気になるのは、プチ・プーセたちは2度も両親に捨てられているのに家に戻り、親孝行までしていること。どこの国でも、子どもは自分の所有物みたいに自分勝手に扱う親がいて、どんなに親に酷いことをされても、子どもは親を慕うものなのかな?...

ところで、日本の親が子どものお仕置きをするときには、「出て行きなさい」というのは普通にやるのではないかと思います。私も、叱られて家に入れてもらえなかった経験があります。闇が迫ってきている夕方。ガンガンとドアを叩いて「入れて~!」とやるのですが、近所の人というのは助けてくれないものなのですよね。「煩くてたまらないから、やめさせろ」とでも言いに来てくれても良いのに!

学校でも、先生は生徒のお仕置きとして教室から出るように言うのでした。小学校の始めの3年間は少し田舎が残っているところにいたのですが、先生が教室を出なさいと言われた生徒は謝って、出ていかなくても良い許可をもらうというパターンでした。ところが、その後に東京の小学校に移ったら、みんな、さっさと教室を出ていくので驚きました。さすが、東京の子はすれているな、と感心した思い出です。

でも、あれは、田舎の子と東京の子の違いではなくて、先生の違いだったかもしれない。

小学校低学年のときの担任は女性で、とても良い先生でした。私が白紙答案なんかを出したときには、放課後に家に飛んできて、何か問題があるのではないかと母親に聞いていたし。葉はの方は「印刷がよく見えなかったそうで」などとでっちあげの返事をしていましたけれど。

学年の途中から入った東京の小学校では、男性の先生でした。変な先生。一人の男の子を目の敵にして虐めていたのです。何かあると、彼がやったことにして、教壇に呼んで、どつきまわす。私たちは彼がやったのではないと知っていた時でも、怖くて震え上がっていたので何も言いませんでした。自分たちは卑怯だったな... と、いまだに忘れられません。何だか知らないけれど、先生が嫌っていただけで、仲間をいじめたりするような不良では全くなくて、とても良い子だったのです...。


フランスの親が子どもにお仕置きをするときには、ご飯を食べさせないか、部屋に閉じ込めるものなのだそうです。子どもを叱ったときに外に出したら、友達の家に行ったりして遊んでしまうので、全くお仕置きにならないから、と友人は説明していました。

でも、私が家から閉め出されたときには、友達の家に遊びに行くなんていう気持ちの余裕はなかったように思います。そもそも、親に折檻されているなんていう恥は他人には見せたくないですから。


むかし、アメリカでおきた事件も思い出しました。日本人の母親が親子心中をしようとしたら、子どもだけ死んで、彼女は生き残ってしまった、という事件。

アメリカの法律によって、この日本人女性は殺人罪として判決されたので、日本人たちが反対運動をおこしたのでした。子どもの私は殺人以外の何物でもないと思いました。でも、日本人にとって、親が生きていきたくなくなったら子どもを殺す権利があると考えるものらしい、と感じたのでした。

このとき、日本には普通の殺人より罪が尊属殺人罪があるというのがあると知ったように思います。弁護士の人たちは、親を殺すような子どもの状況には悲惨な例が多いのだとして反対していました。異常な状況というのは想像できます。親は子どもを簡単に殺せますが、子どもの方が親を殺すというのは、よほどのことがないと実行できないと思う。

ようやく1995年、尊属殺人罪をはじめとする尊属加重規定は、日本の刑法から削除されたそうですね。






ブログ内リンク:
謎が多い『赤ずきんちゃん』のお話し 2015/02/12
★ 目次: 文学者・哲学者、映画・テレビ番組
★ 目次: フランスに結婚に関する風習、夫婦・家族関係、生き方

外部リンク:
☆ 仏語テキスト: Le Petit Poucet de Charles Perrault
☆ お話歳時記: おやゆびこぞう。 (ペロー版テキスト)
☆ Wikipédia: Le Petit Poucet
 ☆ Analyse du "Petit poucet"
☆ グリム童話: おやゆびこぞう - グリム兄弟
☆ Wikipedia: おやゆびこぞう(グリム童話)
「出ていきなさい!」と叱る日本人の親と欧米人教育の違い
男児置き去り、なぜ日本人は「置いて帰るよ」と言って叱るのか?
その時歴史が動いた~昭和48年4月4日、尊属殺人罪が消えた日
☆ Wikipedia: 尊属殺法定刑違憲事件
【閲覧注意】尊属殺人罪(刑法200条・親殺し)が消えた理由
☆ L'Obs: JAPON. Comment l'enfant puni par ses parents a survécu 6 jours en forêt
☆ Le Monde: De l’abandon comme technique éducative au Japon
Japon abandonné en forêt, Yamato pardonne à son bon papa


にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
にほんブログ村


2016/06/13
10日ほど前、友人たちとワインの買い付け旅行をしました。

大量に買う予定の人たちもいたのです。一人は仕事で見本市に出展するときにお客さんに出すためのワインを買うこと。もう一人は夏に69歳の誕生パーティーを開くので、そのためのワインの仕入れをする女性。

なぜ中途半端な年齢で誕生パーティーなのかとは聞かないでください。私は分からなかったので招待状をもらった友人に聞いたら教えてくれなかったので、インターネットで意味を調べてしまったのでした!


まずはマコネのワイン農家で白ワインの買い付けをしてからボージョレーに向かいました。


ボージョレー

この週末に出かけたのは、昔から知っているワイン農家がイベントをしていたからです。お得意さんを招待して食事をふるまうというもの。

雨が降りそうな天気だったので大きなテントが幾つか庭にしつらえてありました。



メイン料理は豚のもも肉を焼いたもの。



この装置で週末の2日間のために20本焼くと言っていました。

今年は寒くて雨ばかり降っているので、ブドウの成長が気になる。家の周りにブドウ畑が広がっているので眺めてみました。



ブドウの実が出来始めたという感じ。まだ葉が伸びきっていないように感じました。でも、特に成長が早い年でない限りは、ブドウ木が葉を広げて元気そうに見えるようになるのは6月末かな?...

飲み放題の食事会の後なので、この日の夜はレストランには行かず、ホテルでピクニックをしようということで食べ物を持って行きました。バルコニーが付いている部屋があったので、そこに各自の部屋からイスを持ち込んで宴会。

翌日は、観光を続ける組と、まっすぐ帰宅する組に分かれました。私は観光を続けたグループ。

ホテルから家へと直行した人たちは「疲れた」というのを理由にしていたのですが、家に帰ってから皆で昼食を食べて、それが夜まで続いていたのだそう。見学などするより、集まって食べたり、しゃべったりする方が好きなフランス人が多いのを思い出しました。


マコネ(ブルゴーニュ南部)

旅行2日目。昼食の時間が近くなったので、カフェで食前酒のワインを飲もうということになったのですが、適当な場所にある感じの良いカフェが見当たらない。

それで、行きつけのワイン農家に寄りました。ワインのストックには不足はありませんが、もう1ケースや2ケース買っても無駄にはならないので。

到着してみると、中にはにアラビア語が書かれているプレートの大きな車が止まっていました。イスラム系はお酒を飲んではいけないのに、変なの...。

ワインセラーに入ると、頻繁に来ていりびたっているのではないかという男性が発泡酒のクレマン・ド・ブルゴーニュを飲んでいました。つまり、車は外国のプレートなのだけれど、フランス人なのでした。

モロッコで長らく働いていたけれど、老齢年金生活になったのでフランスに戻ったとのこと。4輪駆動車で砂漠を走るときのコツなどを話しています。モロッコには私は2回行ったことがあるので有名な観光地の話しをしたのですが、全然知らないらしい。

ワイン農家のご主人にはモロッコの冒険談はし尽くつくしていたでしょうけれど、私たちが行ったせいで、おしゃべりがはずんでいました。こういうとき、ワイン農家の人も大変だなと思う。ワインの試飲ではなくて、飲んでいるのですもの。

もうお昼は回っているのに、おしゃべりは延々と続いている。私はセラーから出てブドウ畑の見学をしました。



ブドウは実を先につけて、それから花が咲くので、こういうのを見ても、花が咲いた後なのか、これからなのか見分けられません。まだ咲いてはいないという感じに見えたのですけど。

ワインセラーに戻ると、『Les Gouttes de Dieu』という日本の漫画が素晴らしいのだ、という話しになっていました。私が席をはずしている間に、私が何人なのかを聞いたのかな。面と向かって聞くのを遠慮するのですが、やはり気になる。戻って来たときに、国籍が知られているというパターンはよくあるのです。

フランス語訳を全て持っているのですって。

『神の雫』でしょう? 私は名前は知っているけど、読んだことはないと言うと、ぜひ入手するようにと勧められました。朝市に出ている本屋などでも売っているのですって。

私の友人たちは興味を示した様子。「探してみようよ」などと私に言う。何も私が日本の漫画をフランス語で読む必要はないではないですか~?! それに「私は漫画が子どものときから好きではなかった」と言っても角がたつので、うなずいておく。

本当にフランス語版が出版されているのですね:
☆ フランスのアマゾンで「Les Gouttes de Dieu」を検索



ロマネ・コンティのブドウ畑

その年のブドウ畑がどんなかを見るために、ロマネ・コンティの畑を見ることにしています。ここなら畑を間違えることはないので。



見たところは平穏そう...。






ブルゴーニュでは霜や雹の被害が出たというニュースも報道されていたのですが、この週末には荒れたブドウ畑は見かけませんでした。

ブドウの収穫は早くなっているのですが、今年は9月末になるのではないかという声を聞きました。9月末というのが伝統的なブルゴーニュの収穫時期です。

まだ雨がよく降って、寒いという日が続いています。たまに晴れると、午後になってから雷がなって雨が降ったりもする。本当に最悪の天気。

こんな年に良いワインができるはずはないので(雨ばかりだとブドウの木が病気になるので、例年より多く薬を撒くはずだし)、昨年のミレジムをたくさん買っておこうと思っています。

この週末旅行では、最後に雨が降ってきた程度だったのでラッキーでした。家に着いたときには、雲の中に虹ができていました。


  【楽天市場】人気の銘醸ワインが勢揃い!ブルゴーニュ特集

ブログ内リンク:
★ 目次: ロマネ・コンティのブドウ畑ウオッチング
★ 目次: 今年のミレジムは? (ブルゴーニュ・ワイン)
★ 目次: ワインなどアルコール飲料に関するテーマ


にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へにほんブログ村にほんブログ村 トラコミュ フランスのお酒 (ワインなど)へ
フランスのお酒 (ワインなど)



2016/06/09
ブルゴーニュ南部のロマネスク教会がたくさんある地域に行ったので、幾つか教会を見学したいと思いました。このあたりにあるロマネスク教会なら何度も行っているはずなのですが、見飽きることはないのです。

サントーバン村(Saint-Albain)を通ったので、教会の前で車を止めました。


Église de Saint-Albain

13世紀に建てられた教会で、歴史的建造物に指定されています。

この手の小さな教会ではよくあることなのですが、やはり入り口には鍵がかけられていて中に入ることができませんでした。仕方がないので、教会の周りをぐるりと歩いて建物の外を眺める。

すると、壁にリースのように生えている草が目にとまりました。


この植物は、何という名前?

全く珍しくはない植物なのですが、石壁に張り付いているのが面白いと思っています。



見るからに雑草なのですが、小さな花はよく見ると美しいと思う。スミレかランの花を思わせるではないですか?

 

何という名前の植物なのだろう? この際なので調べてみることにしました。

「壁に張り付いた野生の花」をフランス語のキーワードにして画像検索したら、すぐに見つかりました。

フランス語ではCymbalaire des murs。学名はCymbalaria muralis。

mur(壁)というのが名前に入っているので検索に引っかかったのでしょうね。

和名はツタバウンラン。ゴマノハグサ科ツタバウンラン属だそうです。

ヨーロッパ原産の植物で、日本にも帰化していますが、「侵入生物」なんて言葉を使われていました! 別に害を与えるような草ではないと思うのですけど...。




ブログ内リンク:
★ 目次: 宗教建築物に関する記事
★ 目次: 森や野原に咲く春を告げる花々
★ 目次: フランスの田園に咲く野生のラン

外部リンク:
☆ L’Art Roman Bourguignon: Saint-Albain
☆ Wikipédia: Église de Saint-Albain
Carte du patrimoine Roman en Bourgogne du sud
☆ 国立環境研究所: 侵入生物DB ツタバウンラン


にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
にほんブログ村


カテゴリー: 植物 | Comment (8) | Top
この記事のURL | Rédiger
2016/06/03
友人が、こんな画像へのリンクをメールで送ってきました。



なあんだシラクの画像なんか送ってきて、見たくもないわ。
... と思ったら、これが去年あたりからフランスのツイッターで話題になっているらしいのでした。

シラク氏はパリ市長時代の汚職で、大統領の任期を終えてからもニュースで騒がれるなど、話題の多い人です。日本に大量の隠し金を持っていたと言われるのに、なぜか日本では全く報道されなかったのですが、Wikipediaでは記述が入りましたね:
☆ Wikipedia: ジャック・シラク ⇒ 疑惑


この画像をなぜフランス人が話題にしているのかと思ったら、これは日本で18世紀に作られた本物の能面なのでした。トゥールーズ市(Toulouse)のMusée Georges Labit(ジョルジュ・ラビ美術館)に展示されていて、この能面が余りにもシラク氏に似ているので入館者が増加したそうです。


実際のシラク氏からはそれほど連想させないでしょうが、この能面は人形で政治などを風刺するニュースで人気があるテレビ番組「Les Guignols(1990年から2015年までは「Les Guignols de l'info」)」に登場するシラク氏の人形に生き写しなのです。

Jacques Chirac, en septembre 2004.Guignols de l'info

「Les Guignols」は最近は風刺にパンチがなくなって全く面白くなくなったのですが、シラク氏が大統領の頃は優れた切り込み方をしているので毎日のように見ていました。

シラク氏が大統領選に出たときには、この番組でシラク氏には愛嬌があることを強調していて、そのために大統領に当選してしまったのではないかとさえ思ったほど。

シラク氏の人形が出ている番組を入れてみます。


La Sextape Des Guignols - Jacques Chirac et les banques



La Sextape des guignols - Chirac a t-il Alzheimer ?


こういうのを見ていたら、能面はシラク氏をモデルにしたように思ってしまうでしょう?


Quand un masque du XVIIIe siècle ressemble... à la marionnette de Jacques Chirac - 7 mars 2015 - L'Obs


並べてみると顎の張り方が違うのですが、全体としては特徴の捉え方が似すぎている!


Le masque d'un démon japonais, sosie de Jacques Chirac, cartonne sur la Toile



Un masque japonais du XVIIIe siècle ressemble à... par francetvinfo



フランス情報では日本の能で使われる「邪悪な悪魔の面」だと書かれていることが多いのですが、仏法に敵対する天狗の大将「大癋見(おおべしみ)」のようです。真一文字に結んだ口が大きくヘの字に「へしむ」様子から、癋見と名付けられたと言われるのだとのこと。
※ この能面は「大癋見」ではなくて、「武悪(ぶあく)」と呼ばれる面ではないか、というコメントをいただいたので、追記を書きました
 

この能面は、今年の6月21日から10月9日まではパリのMusée du quai Branly(ケ・ブランリ美術館)の特別展「Jacques Chirac ou le dialogue des cultures」で展示されることになっています。

この展示会では、もう1つの能面も展示されるそうですが、こちらは別の人を連想しますね。


Deux masques ressemblant à Chirac bientôt exposés au Quai Branly


このケ・ブランリ美術館の創設に尽力したジャック・シラク氏へのオマージュとして企画された開館10周年記念の展示会で、シラク氏に係わりがあるオブジェなどを通して彼の美術への関心を見せるのだそうで、150点の展示があるとのこと。もともと入館者の多いミュージアムですが、このお面のおかげで行く人も多いのではないでしょうか?

ポスターはシラク氏の顔にお面を重ねたものになっていたのですが、さすがに話題になっている能面は使っていないですね...。






追記(2016/06/13):

シラク氏にそっくりの面は、大癋見ではなくて、武悪?

この面は、「大癋見(おおべしみ)」の影響を受けた「武悪(ぶあく)」面ではないか、というご指摘をコメントでいただきました

「大癋見」は能で使う面で、「武悪」は狂言の面。両方とも鬼の面なのだけれど、「武悪」の方は、目尻の下がった大きな目、下唇をかみしめ、上歯を見せた口などを特徴とする、こっけいな相貌の面でした。

http://museum.city.fukuoka.jp/archives/leaflet/454/
たのしい狂言面入門| アーカイブズ | 福岡市博物館

ジョルジュ・ラビ美術館の学芸員が、能面のÔbeshimiだとしているという記事があったので「大癋見」と書いていたのですが、確かに、シラク氏に似た面は「武悪」の方に似ていますね。

美術館に教えてあげたくなったので念のために検索したら、能の幕間で演じられるBuakuの面だと書いているフランス語のニュースの記載もありました。

武悪はニタリとしたように歯を見せている口もと。シラク氏そっくりの面は、ここに入れた小さな画像では口が開いていないようにも見えてしまうのですが、よく見ると口を開いています。

口を閉じている武悪面もあって、それは「小武悪(こぶあく)」と呼ぶようです。「大癋見をおどけさせると、小武悪の表情になる」という説明もありました。でも、小武悪は子ども用の面で、普通の武悪より小型なのだそう。ちなみに、話題になっているシラク氏にそっくりの面は、20センチの大きさでした。

それに、口を閉じている「小武悪」の面は、シラク氏には全く似てこなくなってしまう!



面は誰かに似るもの?

シラク氏のマリオネットにそっくりの面があるジョルジュ・ラビ美術館は、東洋やエジプトの美術をコレクションしています。ここには、他にもフランスの有名人にそっくりのオブジェがあると話題になっていました。

下は、フランスとモロッコの国籍を持つコメディアンMohamed Benyamna(Booder)にそっくりと話題になった面。これも、やたらに雰囲気が似ていますね。


Musée Georges-Labitさんのツイート


下は、歌手のセルジュ・ゲンスブール(Serge Gainsbourg)にそっくりだと言われた仏陀の石像。


Ça nous rappelle quelqu'un - Le Parisien

何処の国の彫刻なのか分かりませんでしたが、この彫刻を見て私は仏陀を連想しないですけど...。




外部リンク:
Ce drôle de sosie de Jacques Chirac 12/03/2015
フランスのシラク元大統領が国民からいじられまくり!日本との意外な関係とは 2016/01/21
Le masque japonais sosie de Chirac arrive au musée du quai Branly ! 01/06/2016
☆ MMM: ジョルジュ・ラビ美術館
能面一覧表
☆ 工房柿其: 能面
☆ 東京国立博物館: 狂言の面と装束
不悪buaku
☆ 狂言の大和座: 面 武悪
EUジャパンフェスト日本委員会: “狂言” 最高の演目『武悪』がヨーロッパの観客の心を掴む


にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
にほんブログ村


2016/06/01
メンバーになっている研究会が企画したヴィジットに参加するために小旅行をしました。そのときのことを幾つかの記事にして書いているのでまとめておきます。


南ブルゴーニュのブドウ畑を眺める
2016/05/02

理想郷のようなところにあった農家
2016/05/06


Sureauと呼ばれる植物でジャムやワインを作る
2016/05/12

オータン大聖堂で聞いた奇妙な讃美歌
2016/05/24

雨の中での城の見学
  • Château de Chazeu(シャズー城)
  • Château de Sainte Jeanne de Chantal(ジャンヌ・ド・シャンタルの城)
  • Château d'Alone-Toulongeon
2016/05/28

昔にタイムスリップしたようなレストランで、グルメバッグに出会う
 2016/05/30


寒い春だけれど、森や野原で見た花々
2016/05/31






ブログ内リンク:
★ 目次: 旅行したときに書いたシリーズ記事のピックアップ


にほんブログ村 グルメブログ フランス料理(グルメ)へ
にほんブログ村
にほんブログ村 旅行ブログ フランス旅行へ
にほんブログ村