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2017/08/06
夏なのでイベントが目白押し。週末にはどこかで必ずやっていると感じるのはガレージセール。一般家庭のガラクタを売るという市です。友人たちは行って、つまりはそれを機会に落ち合って、会場にできている仮設ブースで一緒に一杯やるのが楽しいらしい。

少し前にまたガラクタ市に行こうと誘われましたが、断りました。タダでくれると言われても断りなくなる物を売っているので、もう飽き飽きしているのです。

ところが、ガラクタ市に行った友人たちから電話がかかってきました。大きなトマトを売っていたから、それでトマト・ファルシーを作ることにした。昼頃に私をピックアップするために立ち寄るから、良かったら来ないか、と言う。

デザートがないと言うので、私の手作りがあるので持って行くと提案しました。彼らの家の近所にはパン屋さんがあって、そこでケーキを売ってはずなのですが、私は美味しいと思わないと言ったことがあったので、それは買わないことにしてくれていたらしい。

パセリもいるかと聞いて、念のためにそれを持って行くことにしたのに、忘れてしまった...。


巨大なトマト!

食事をすることになった家に行ったら、「なに~、これ~!」と叫んでしまいました。友人たちも、こんなに大きなトマトは見たことがないので、面白がって買いたくなったらしい。



手前に置いたのは、普通サイズのトマトです。

それにしても、なんでガラクタ市でトマトを売っているの?! 近くに住んでいる高齢の男性が趣味で野菜を作っていて、その収穫物を売っていたらしい。

フランスのガラクタ市は、vide grenierといって、民家の屋根裏部屋に入っているものを出して空にするというは発想の命名なのですが、それでは野菜畑を空にするので、vide jardinではないですか?

田舎では家庭菜園を作っている人が多いのですが、今の時期はどの家でも食べきれないほどの野菜ができています。そういう家ではいくらでも親戚や知人に分けてあげるのですから、売るとなったら、このくらい珍しいものを作らないといけないのでしょうね。

巨大な4つのトマトは、1個が1キロのものが最も大きくて、他の3つはそれを少し下回って900グラムくらいだったのだそう。

トマト・ファルシーというのは、フランスでは非常にポピュラーな料理で、トマトのシーズンの夏にはよく作ります。大き目のトマトで作るのが定番なのですが、こんなに大きなトマトで作ったらどうなるの?! まるでシンデレラのお話しに出て来るカボチャの形ではないですか?!


トマト・ファルシーは超簡単料理

トマト・ファルシーをフランスで作るのは、この上なく簡単です。作る人が多いらしくて、肉屋さんではそれ用に下ごしらえした挽肉を売っています。


ロールキャベツを作れないので、テリーヌにしてしまう 2013/07/25

これは10年近く前に撮った写真なので、表示されている値段は今より安かったはず。ネットでちらりと調べたら、トマト・ファルシー用の挽肉は1キロ1,800円くらいで売られていました。

挽肉にはハーブや香辛料が入っているので、それをトマトに詰めてオーブンで焼けば良いだけの料理です。でも、この料理を日本で作ろうとしたら、挽肉に色々なものを混ぜ合わせる必要があるので、少し手間がかかるでしょうね。

ともかく、トマト・ファルシーは安上がりの家庭料理です。たまたま一緒に食事しようということになった時などだったら出せる料理だけれど、あらかじめ食事に招待するときに出す料理にはならないと思う。


トマト・ファルシーを作る

友人たちは、帰り道で詰め物用の挽肉を近所の店で買っていました。大きなトマト4個に対して、1キロの挽肉を買ったのだそうですが、ちょうど良い量でした。



作り方は人によって色々なのでしょうが、この時はくり抜いたトマトの部分をオーブン皿に入れて焼きました。




焼きあがるまでには1時間くらい必要だと、この料理を作り慣れている人が言う。

トマトが焼きあがるのを待ちながらクレマン・ド・ブルゴーニュを飲んで、ハムやパテなど色々な前菜を食べました。彼らの家の近くには美味しい惣菜を作る肉屋があって、挽肉を買ったときに仕入れたらしい。

トマトからは水分が出てくるので、少したったらオーブン皿に米を入れて煮ることにしていました。でも、このトマトは余り汁が出てこない。それで、1人が水を足せと声をかけました。

私は、水よりは白ワインを入れた方が良いのでは? と声をかける。少し前にブルゴーニュ南部に行ったとき、毎日気兼ねなく飲めるマコネの白ワインをたくさんプレゼントしていたので、それを使えば良いと思ったのです。

白ワインを入れた方が美味しいだろうということで、すぐに意見が一致して、それから米を入れていました。

本当に1時間くらい焼いていました。料理ができあがるまでの間に数種類の前菜を食べていたので、お腹がいっぱい。これで昼食は終わりにしても良いと思う状態に私はなったのですが、焼きあがったトマトが出てきました。


不気味なほど大きなトマトだったけれど、とても美味しかった♪

私はトマトは酸っぱいので苦手で、本当に完熟の市販のものか、家庭菜園で収穫したものしか好きではありません。自分でトマトを料理するときは、種を全部抜いています。

汁が流れ出ないほどだったので、身がしまったトマトだったのでしょうね。種もほとんどない。

トマト・ファルシーは、詰め物の表面がこんがり焦げたのが良いのですが、みごとに調理してくれました。

それにしても、でっかい!

米を食べるためにお玉が出てきたので、そこにテーブルに転がっていたスパークリングワインのコルクをのせて、トマトの大きさが分かる写真にしてみました。



一番小さなトマトを選んだ1人前の皿が、これです。



パセリを持っていこうと思ったのに忘れてしまったが残念。彩りにかけるな...。でも、素晴らしく美味しかったです♪ 詰め物にした挽肉の質が良かったというのもある。こんな大きなトマトだと、カボチャのように硬いのではないかと思ったのだけれど、そんなことは全くないのでした。


私は大きなトマトをとった人の分から少し分けてもらっただけで済ませたのですが、お腹はいっぱい。持っていったデザートを私はパスしたのですが、みんなはちゃんと食べていました。

食べ終わった1人が、Tシャツの上からお腹をさすって「1キロのトマトが入っている」なんて言う。ちょうど大きなトマトが丸ごと入っているみたいに膨らんだお腹だったのでした。

巨大トマトに大笑いしながら、楽しい午後を過ごしました。


ブログ内リンク:
トマト・ファルシのバリエーション料理 2015/08/12
ロールキャベツを作れないので、テリーヌにしてしまう 2013/07/25
フランスの野菜は大きすぎる・・・ 2007/08/14
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★ 目次: 食材と料理に関して書いた日記のピックアップ
総目次: テーマおよび連続記事ピックアップ

外部リンク:
Recette de Tomates farcies facile et rapide
Tomates farcies à la chair à saucisse
☆ かんたんレシピ: トマト・ファルシー
☆ ル・クルーゼ レシピ: トマトのファルシ


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