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2017/09/11
先週の末、ブルゴーニュ南部のマコネと呼ぶワイン産地で、白ワインとクレマン・ド・ブルゴーニュというスパークリングワインを作っているドメーヌに行きました。

手摘みでブドウの収穫をしているのを確認

行ったのは、安くて美味しいワインを作っているけれど、安い料金で買えるのが魅力のお気に入り農家です。ただし、赤ワインはつくっていない。

この農家では、ブドウは機械では収穫しないで、全て手で摘むと聞いていたのですが、収穫期に行ってみると、それが確認できました。

手でブドウを収穫するときに使うケースが、門を入ってすぐの所に重ねてある。




収穫の真っ最中だったのですが、ブドウ圧縮の担当らしいお爺さんはドメーヌにいたので、普段と変わらずに、おしゃべりしながら試飲させてくれました。



近々結婚する娘さんがいる友人が、結婚披露パーティーのためにワインが必要なので、行くついでに買ってきて欲しいと言われていたので、車のトランクがぎっしりになるほどワインを積み込みました。

1泊旅行だったので、衣料を入れたスーツケースもあったのだけれど、それは後部座席に移す。ワインは外から見えるようにはしません! 泥棒をしようと思わせてしまうことは罪だと思うし。

絞り終えたブドウが出たらしく、農家の中庭には搾りかすを摘んだトラックがありました。



これを見ても、手で摘んだブドウだと分かります。

以前によく行っていたマコネのワイン農家では、収穫期に行ったときに、収穫したブドウを入れたトラクターだったか、絞りカスだったか忘れましたが、覗いてみたら、ブドウの枝や葉っぱ、おまけにエスカルゴも混じっていたのでした。人間が摘まないと、色々なものが入ってしまうのですよね。

その農家では、農薬をできるだけ使わないようにしたら、ブドウ畑にエスカルゴが戻って来たと嬉しそうに話していました。日本でもよく知られているエスカルゴですが、食用にされるカタツムリには幾つか種類があって、本物は「ブルゴーニュのエスカルゴ」と呼ばれる品種です。ワインの産地のブルゴーニュ。昔はブドウ畑にエスカルゴがたくさんいたのだそう。


★ 目次: エスカルゴについて書いた記事

コート・ドールで高級ワインを作るドメーヌでは、運び込まれたブドウをベルトコンベヤーに乗せて、質の悪いブドウの実や混じってしまったものを取り除く作業をします。でも、安い価格で売るワインを作る農家では、そんなことはしていられない。

でもね... ワインにするときにはエスカルゴは混ぜないで欲しい...。その後にも何回か行ったと思いますが、数年前からワインの買い付けには行かなくなりました。大学で醸造学も勉強した息子さん2人が後を継いで機械化したのですが、学歴もないお父さんが作っていたときのワインは余りにも素晴らしく美味しかったので、そのギャップが耐えられないからです。

息子さんの代になっても、定評のあるワインガイドブックでお勧めワインに選ばれていたので、質は良いのは間違いない。でも、あのエスカルゴたちが脳裏に刻まれてしまったから足が遠のいたのかな...。


発泡酒のクレマン・ド・ブルゴーニュ

今回行ったドメーヌでは、クレマンが絶品です。下手なシャンパンよりはずっと美味しくて、シャンパンよりはずっと安い。クレマン・ド・ブルゴーニュとシャンパンを並べてプロに目隠しテストさせても、クレマンの方が美味しいという結果が出てしまうこともあるのです。

つまり、シャンパンといっても口当たりがかなり悪いのもあるということ。ただし、来客に出すときには、やはりランクが下がるので、シャンパンを振る舞ってくれた♪  という感じにはならないのが難点ではあります。

クレマンは気軽に帰るので飲む機会が多いのですが、私が気に入っているのはブルゴーニュ南部で作られているもの。シャンパーニュ地方と接するブルゴーニュ北部でもたくさん作っているのですが、南部の方が気候が温暖なので、ブドウが完熟しているせいか、不愉快になる酸っぱさがないのです。

となると、ブドウ栽培産地としては北限のシャンパーニュ地方で素晴らしいシャンパンが生産できる理由が理解できない...。ブドウの収穫は早くからなされてしまうのですよね。それで、醸造法としても、クレマン・ド・ブルゴーニュと同じなのだから分からない...。何か秘密はあるのだろうな...。

シャンパンとクレマン・ド・ブルゴーニュの違いは何かと注意してみたら、シャンパンの方が気泡が細かいと感じました。

日本にいるときにネットショップでクレマン・ド・ブルゴーニュを選ぶとしたら、これかなと思ったのは、こちら ↓



ちょっと安すぎるので不安になる。でも、日本ではクレマン・ド・ブルゴーニュはそんなに高い値段を付けないで売っているらしい。

クレマン・ド・ブルゴーニュを楽天市場で検索

デイリーワインとして飲むには、私はマコネの白ワインが好きで、日本に帰ったときに持って行ったワインが無くなると買っています。

日本で買うときも、ブルゴーニュワインに関しては、ワインをブレンドしてしまうネゴシアンとワイン農協は名前を見てはじき出すことができるのですが、マコネの白ワインはなぜかやたらに高い値段で日本では売っていると感じていました。美味しいワインだと分かるなら高い値段を払いますが、これをそんな価格で売るのかと怒りたくなるワインも売っている...。でも、クレマンはリーズナブル・プライスで販売されているのなら、それを買うことにしてしまおうかと思いました。


ブドウ収穫の真っ盛りだったこの農家。収穫の仕事をしてくれている人たちにふるまう料理を作っているキッチンを覗いたので、そこで見た料理の写真入れる記事を、続きで書きます。

続き:
ブドウ収穫をしている人たちのために、ワイン農家が用意していた料理

 【楽天市場】人気の銘醸ワインが勢揃い!ブルゴーニュ特集 

ブログ内リンク:
★ 目次: ブドウ畑の作業、ワイン醸造法など
★ 目次: シャンパンとスパークリングワイン
★ 目次: フランスのワイン産地、アペラシオン、セパージュ
★ 目次: ドメーヌやワイナリーの訪問記
★ 目次: 今年のミレジムは? (ブルゴーニュ・ワイン)
★ 目次: ワインなどアルコール飲料に関するテーマ
本物のエスカルゴとは? 2014/07/11


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