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2008/12/17
日本の冬に嬉しいのはコタツ。それに相当するのは、フランスでは暖炉。

火が燃えるのを見るというのは、何か不思議な魅力を持っているように感じます。
ぼ~っと見ているだけでも時間がたっていきます。

今朝、私が眺めた暖炉の火


暖炉がないと、なんだか寂しいフランスの家

暖炉から日本の暖房を連想すると、炬燵(こたつ)よりは、囲炉裏(いろり)でしょうね。

   vs   


炭や薪を燃す家庭が日本にはどのくらいあるのか分からないのですが、フランスでは暖炉は珍しいものではありません。

家を新築するときにも、暖炉をつくる人が多いです。それがないと、なんだか物足りないのです。

とはいえ、マンションでは暖炉に火を入れるというケースは少ないでしょうね。あるいは禁止しているかも知れません。パリに住む友人たちの家を思い出してみると、どこにも暖炉がありましたが、使っているようには見えませんでした。

昔の家では各部屋に暖炉があったわけですが、すべての暖炉の火を絶やさないようにするには時間を要したと思います。今日のフランスで暖炉を持っている家でも、たいていは居間にある暖炉にしか火を入れていないのではないかと思います。

暖炉に薪をくべるのは、かなり大変な仕事です。薪は、1日でかなりの量を消耗します。大きくもない普通の暖炉でも、朝から夜まで火を絶やさないようにするには、ミカン箱に2箱や3箱分くらいはいるとおもいます。

薪は炭のようにコンパクトではないので、運んでくるのも大変。
薪を暖炉のところまで運ぶカゴがあるのですが、それにぎっちり薪を入れたら、私などは持ち上げることができません。

フランスの田舎では、暖炉に薪を燃やして集中暖房をしているという家があります。たいていはお年寄りの家庭。

慣れているのと、薪の方が経済的という理由なのだと思うのですが、大変な重労働。よくやっているな・・・ と感心してしまいます。


暖炉の雰囲気が味わえるヒーターがあった

今年の春、馬車のような形をした小さな貸別荘を週末利用したのですが、その家には気に入ったものがありました。

このストーブです ↓

民宿にあったストーブ
上に乗っているのは電子レンジ。
ちょっと邪魔なのでストーブの上に置いてしまったときの写真です。


炎が揺らいでいて、ガラスの向こうにある薪が燃えているように見えるのですが、スイッチを入れただけで火が突くなんて奇妙。

しばらく眺めていたら、薪が燃えているように見えるだけなのだと分かりました。

どんな風に燃えているかは、こちらのビデオを例にご覧ください。

なんのことはない、電気ヒーターなのでした!

4月だったので暖房はなくても良いくらいの日。でも夜など暖炉が灯っているのは嬉しいものです。思いついて、暖房の方だけ切ってみたら、温まらないのに暖炉の火が燃えているように見える。

ロウソクの薄明かりを灯したような部屋になります。
すっかり気に入ってしまいました!

書きながら気になったので、日本でも売っているのかと調べたら、ある、ある。

アマゾンで暖炉式電気ヒーターを検索
楽天市場で電気式暖炉を検索

 カナダ製 電気式暖炉

面白いものを見つけました♪ という記事にはならない・・・。

フランスでは1回しか見たことがなかったのに、こんなに色々な種類を日本では売っていると知ってがっかり!

でも、こういう装置は日本の方が人気があるかも知れませんね。日本で暖炉などをつくるのは大変でしょうから。


それでも、ひょっとして、フランスでもマンションに住む人たちには人気があるかもしれないという気がしました。

暖炉の火が燃えるのを見せるビデオが大当たりして売れたというニュースがあったのを思い出したからです。単なるビデオ。電気を消して、テレビに映る暖炉の日を見ていると、暖炉が部屋にあるような気分になる仕掛け。

DVDが主流になるなんて、思ってもいなかった昔のことです。その頃は、暖炉型の電気ヒーターなどというのもなかったのでしょうね。

ともかく、たとえ本物ではなくても、火が燃えているような錯覚を覚えるだけでも嬉しいものらしい・・・。



ブログ内リンク:
★ 目次: ロウソク、キャンドルスタンド、暖炉、燃える火


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カテゴリー: 四季、自然 | Comment (2) | Top
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コメント
この記事へのコメント
戦前の日本の童謡で、「冬の夜」というのがあります。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%AC%E3%81%AE%E5%A4%9C

2番の歌詞は今ではちょっと疑問ですが、1番の歌詞の雰囲気や、それと、メロディーは好きな曲です。
2008/12/20 | URL | Saule  [ 編集 ]
v-22Sauleさんへ

この日記を書いていたときには雪が降っていたので、「猫はコタツで丸くなる」というメロディーが頭に浮かんでいました。フランスにいて季節を感じるときには、必ずと言って良いほど、それにマッチした童謡が浮かんできます。日本の唱歌って、そういうのが多いのにフランスで気がつきました。

「冬の夜」は忘れていました。歌詞を眺めると、知っているはずなのにメロディーが出てこない。検索してみたら、メロディー付きのページがありました:

http://www.hi-ho.ne.jp/momose/mu_title/fuyuno_yoru.htm

明治45年の歌。大正に変わった年? その頃はまだ囲炉裏のある家が多かったのでしょうかね。それにしても、2番の歌詞に注目すると、時代を象徴していて興味深いですね。
2008/12/20 | URL | Otium  [ 編集 ]
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