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2008/01/15
フランスワインは、地方によって色々な形をしています。全部並べてみるのは面倒なので、とりあえず有名なボルドー型とブルゴーニュ型をご紹介します。


◆ボトルの形: ボルドー型とブルゴーニュ型

フランスワインで肩を並べているのは、我がブルゴーニュと、ボルドー。

ボトルを遠くから見ただけで、どちらなのか分かります。
形が違うのは何か意味があるのでしょうか?
あるいは、ただ伝統的にそうなのか?・・・

ボルドーのボトルは、こんな形をしています。


シャトー・ムートン・ロートシルト [1899]


いっぽう、ブルゴーニュ・ワインのボトルは「なで肩」です。
こんな形 ↓

          
ヴォーヌ・ロマネ[2000]赤        コルトン・シャルルマーニュ [2005] 白


ブルゴーニュの形を見慣れているせいもあるのでしょうが、私はこのなで肩の方がボルドー型より美しいシェープだと思うのですけれど、どう思われますか?


◆ブルゴーニュ・ワインの昔のボトルの形

前回の日記(ブドウ剪定道具の進化)で、昔のブドウ畑で使っていたナイフやハサミをご紹介したのですが、その道具の下にあったボトルに気がつかれたでしょうか?

この写真です ↓



ブルゴーニュ・ワインのボトルなのですが、少し形が違いますでしょう? ずんぐりしています。

当時のボトルを作る技術がそうせざるを得なかったのではないかと思うのですが、ガラスも厚くて、どっしりしたボトルになっています。

なかなか素敵だと思います。

このボトルでワインをお給仕するときは、普通と違ったやり方ができます。

底にある窪みが深いので、そこに親指を突っ込み、残った4本の指をボトルの上の方向に向けた形でボトルを持ちます。

そういう風にデモンストレーションしてくれたブルゴーニュの友達がありました。普通に持つと、ボトルが太り過ぎていて持ちにくいので、その方が便利だとも思いました。


◆今でも、昔スタイルのブルゴーニュ型ボトルは使われている

こういう形のボトルは博物館で見れるだけのものではなく、今でもこだわりのワインでは使っています。

例えば、こちら ↓


シャトー・ド・ポマール [1991]

このシャトー・ド・ポマールはトップクラスのドメーヌですが、ここの美しいセラーは、一般観光客でも入場料させえ払えば見学できます。


他のドメーヌでも、時々こういう昔のボトル形のワインに出会います。
結局、高いワインだと、コストをかけられるので、ボトルにも凝ることができるらしい・・・。


ちなみに、ロマネ・コンティのボトルは、これです ↓


ロマネ・コンティ [1978]

どっしりしたボトルで、少しずんぐりしていますが、昔のボトルほどには肥っていません。

もっとズングリしていた方が、私は美しいと思うのですけれど・・・。あるいは、普通のブルゴーニュ型のようにほっそりしていた方がスマートに見えます。

ロマネ・コンティは、もう2度と飲む機会はないと思うので、ケチをつけて気を晴らしました!

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