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2007/10/03
どんなところでも見学してみると、何かしら新しいことを学んだり、感動したりさせられるものです。

今年の歴史的建造物公開日のときには色々のところを見学したのですが、小さなチャペルも印象に残るものでした。

* そのイベントが何であるかは「フランス式「文化の日」」でご紹介しました。


◆普通の家のように見えたチャペル


Chapelle de Sarre

チャペルには見えないでしょう? チャペルと呼ばれる建物は、そう見える姿をしているのが普通なのですが・・・。

建物の右側の部分は、後に建てられたチャペルとは無縁の住居の部分。たぶんチャペルの壁を利用して建てたのでしょうね。それで普通の家のような外観になってしまったらしいです。この住居の方も保存会の方たちが修復したのでした。

一般公開のリストに名前が出ていたこのチャペル行こうとしたのですが通り過ぎてしまいました。その少し先にあったレンガ製作所(こちらも見学リストに出ていた)の、信じられないくらい昔ながらの製造法を見学して感激的してしまい、その帰り道で「もしかしたら、ここがチャペルなのかも知れない」と思って車を止めたのでした。

このチャペルを修復した地元の保存会のマドモアゼル(写真に写っている女性)が応対してくださって、捕まってしまった・・・ という感じでお話しを聞かせていただきました。

歴史的建造物公開の日には色々なところが見学できますから、こんな小さなところを訪れる人はそれほどいなかっただろうと思います。

捕まってしまった、と言ったら申し訳ないのですが、近くの町にあるレストランが気に入って予約してしまっていたので気がせいていたのです。フランスの田舎では、午後2時までにレストランに入らないと食べさせてもらえない、という恐れがあるのですから!


◆素敵なマドモアゼル

小さなチャペルです。内部には何も残っていないので、見学させていただいたって、感激するようなものは何もありません。

でも、案内してくださったマドモアゼルは、このチャペルの保存に情熱を持っているので、お話しはとても楽しいものでした。このチャペルの価値、ほとんど廃墟になっていたチャペルをどうやって修復したか、修復していたら何が出てきたか・・・ など。

マドモアゼルと書くのは、入っていった時にそう呼んでいた女性がいたので、彼女は独身なのだと分かったからです。どのくらいのお年なのかな?・・・

「マドモアゼル」と呼んでいた人が別れの挨拶で、「お元気で。またお会いできるのを楽しみにしていますから・・・」などと大げさなことを言っていたところから、70歳を過ぎているのは確かだと思います。

でも、お元気でした。チャペルを語るときの記憶は完璧!

聞こえてきたことからマドモアゼルだと分っただけなので、私が話しかけるときには「マダム」と呼びました。そうするのが礼儀だと思う。高齢の女性を「マドモアゼル」と呼ぶのには抵抗があります・・・。


◆お賽銭箱?・・・

このチャペルは、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラに通じる巡礼道にあります。歩き疲れた巡礼者が立ち寄ることができるように小さなチャペルができていたのでした。

ここで面白いなと思ったのは、お賽銭箱のようなもの。なぜか、建物の外側にありました。矢印で示した部分です。



拡大すると・・・



郵便受けみたいでしょう?

そこにお金を入れると、建物の壁にできている空洞を通って、内側から取れるようになっていました。



チャペルとして機能していない今でも、こういうのを見ると小銭を入れたくなる人がいるらしくて、コインが入っていました。

見学はもちろん無料でした。

こんな何でもない建物でも郷土遺産として保存する人たちを支援したかったので、チャペルの保存会が作ったエッチングのカードを買いました。

実は、このチャペルに立ち寄ってみて良かったなと思ったのは、道の向こうにあるものを見せてもらったからでした。それは続きで書きます。

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コメント
この記事へのコメント
Re:サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路にあったチャペル(10/03)
本当に見過ごしてしまいそうなチャペルですね。

旅の思い出は以外に観光地化されていない小さなものだったりしますね。

続きが楽しみです。

道の向こうに何があったのでしょう・・・

2007/10/05 | URL | HappyHoppy  [ 編集 ]
【Re】HappyHoppyさんへ / チャペル
そうですね。観光地化されていないところを見学するのは、楽しみをひとり占めするようで感激が倍増します。



>道の向こうに何があったのでしょう・・・



⇒ これもわざわざ見に行く人はいないというところでした。こんなところが残っていたのに感激しました。

2007/10/05 | URL | ブルゴニッシモ  [ 編集 ]
うわぁ
これは見過ごしてしまいそうですね。

賽銭箱も見過ごしてしまいそう。。。(汗)

この場所にあると郵便受けのようです~。

それにしても、「マドモアゼル」と呼ばれるのに最近とても抵抗を感じているpepe犬です。(爆)

2007/10/06 | URL | pepe犬  [ 編集 ]
【Re】pepe犬さんへ / うわぁ
>これは見過ごしてしまいそうですね。



⇒ でしょう? むかしの巡礼者のガイドブックにはでていたのかな?・・・



>賽銭箱も見過ごしてしまいそう。。。(汗)



⇒ 気がつくと、日本の賽銭箱というのは、ものすごく目立つようにできていますね!



>この場所にあると郵便受けのようです~。



⇒ でしょう? 壁の中に空洞をつくったりして、手間がかかっているのです。どうして、こんな形式にしたのだろう?・・・



>それにしても、「マドモアゼル」と呼ばれるのに最近とても抵抗を感じているpepe犬です。(爆)



⇒ ほんとう?! このときのマドモアゼルと逆で、pepe犬さんをマダムと呼ぶ方に抵抗を感じるのが普通のフランス人だと思うけれど。それにしても、こういう使い分けって気に入らないので無くした方が良いと思ってしまいますが、変な単語(マドムとか?!)を作られるのも嫌だし・・・。

2007/10/06 | URL | ブルゴニッシモ  [ 編集 ]
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