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2007/11/10
海外生活をしているからでしょうね。田舎に行くと、やたらに嬉しくなってしまうものに出会います。

懐かしい日本を感じさせたものとして、2つ書きとめておきたいと思います。

その1は、火鉢

私のお気に入りの宿での夕食のとき、みごとなドンコ・シイタケを火鉢で焼いてくださいました。

もう何回も書いている熊本県にある商家民宿です。
前回の日記は、フキノトウを食べました!
ああ、今回も、奥様の素晴らしいお料理の数々をご馳走になりました!
お料理がお上手な方って、本当に羨ましい・・・。




Shiitaké


◆椎茸

この日本滞在シリーズでは、フランスの友達に写真を見るように言っているので、フランス語の説明を少し加えています。

シイタケはフランス語にもなっています。フランスでも栽培していて、そのままの言葉を付けて売っていますから(フランス人が発音すると、シタケと聞こえる)。

ただし、「lentin du chêne」という名前が使われていることもあります。

このchêneという単語、曲者です。先日の日記(モミの木、樫の木)でも、何と訳せば良いのかと書きました。

昔は「樫」と訳されていたのですが、それは間違いで「オーク」にすべきだと思っていたら、「樫」と訳して良いのだと言われたのです。でも、やっぱり「樫」ではなくて「楢」である・・・。

それで、椎茸を栽培するのは楢の木などですよね? とすると、このchêneという単語は「楢」と訳すのが正しい・・・。


◆ウィキペディアには「シイタケ」を説明する説明があった

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』のフランス語のページでShiitakéを検索したら、立派なページがありました。ありがとう! 日本人を代表してお礼を言いたくなってしまします。

★ そのページはこちら: Shiitaké

このフリー百科辞典は、誰でも書き込みでいるわけなのですが、このシイタケのことを書いた人は日本について造詣が深いようです。そこまで書かなくても良いというところまで、日本語を引用していらっしゃる。

でも、ところどころに?マークが入っているところ、本当に真面目な人なのだろうな・・・。そう思って読み進んでいったら、学名として「シイタケ族」というのが出てきました(日本語表示)。

「シイタケ属」と書くべきですよね? シイタケ族といったら、タケノコ族みたいではないですか?!

?マークを付けた人としては、誰かがチェックしてくれることを期待しているはずなのです。私だって、私のフランス語を直してくれるフランス人たちに感謝感激しているので、気持ちが分かります!

ネイティブには何でもないことが、外国語として使う人には分らない、ということが余りにも多くあるのです。自分で調べれば限りなく時間がかかることを、ちょっと直してくれるのは感激です。

書き込みを直すのって、登録をしたりして面倒なのだろうなと思ったのですが、ちょっとやってみたら、簡単に直ってしまいました! それがウィキパディアの強みなのだと聞いていたのですが、本当にそうなのだと発見!

これで私が間違っていたのなら、また誰かが直してくださるはずなのです。すごい世の中になったものです!・・・


◆火鉢

でも、火鉢って、フランス語で何というのでしょう? 別に、私のフランスの友達が見れば、シイタケを焼いているのだと分ってくれると思うのですが、気になりました。

辞書を引いたら、braseroと出てきました。

和仏辞典の訳は疑ってかかる必要があるので、仏仏辞典で引いてみました。

brasero : Appareil de chauffage constitué d'un bassin de métal, rempli de charbons ardents, posé sur un trépied

3本足だと書いてあるのですが、3本足だったら、日本では火鉢と呼ぶのでしょうか?・・・

ウィキペディアのフランス・サイトでbraseroを検索したら、もっと詳しいことが書いてありました。
★ Wikipédia: Brasero

braseroとはスペイン語で「消し炭」のことで、それを入れて使うのが語源らしい。とすると、炭を入れる火鉢のイメージになる。

でも、「外で使う」と書いてあります。絵はなかったのですが、七輪をのようなもののことではないか、と想像しました。braseroの画像をネットで検索したら、やはり七輪の役を果たしそうな物の写真が並んでいます。

外で使う電気の暖房器具にも、この言葉を使うらしい。ガーデンパーティ用に買いたいと言っていた友達がいたのですが、braseroと言っていたっけかな?・・・

犬も歩けば棒にあたるの喩えよろしく、Hibachiは英語になっているらしいことを発見しました!

フランスでも最近は日本料理屋(中国系も含む)でやるようになった、パフォーマンスのある鉄板焼きのことを、英語では「ヒバチ」と呼ぶらしいのです。これを発明したベニハナの造語で、バチは太鼓を叩くバチにひっかけて作ったということでした。

でも、フランス人は「テッパンヤキー」と呼んでいたような気がします。ご存知の方が教えてくださったら嬉しいです。

★Excite Bitニュース: 英語の「Hibachi」は火鉢じゃなかった!

★Wikipedia(英語): Hibachi

★ウィキペディア: アメリカにおけるHibachiの誤用


懐かしい日本を感じさせる写真を2つ入れるつもりだったのに、長くなってしまいまったので、今回は火鉢の写真だけにしました。
脱線ばかりしている私・・・。

- 続く -




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コメント
この記事へのコメント
言葉…
 異文化で使い込まれた道具を正しく訳し伝えるのは難しいいですよね…言葉(文字)では限界がありますし文化のフィルターが存在…でも楽しそうですね♪
2007/11/16 | URL | ひでわくさん  [ 編集 ]
【Re】ひでわくさんさんへ / 言葉…
異文化間では、翻訳できない言葉がたくさんありますよね。そもそも、単語で置き換えるのは無茶だ、と思ってしまいます。文学作品を翻訳する人ような人はスゴイな、と感心しています。



フランスで日本映画を見ると面白いです。例えば、子どもが「行ってきま~す」と言う挨拶をどうするか?



「良い一日を!」と訳していました。なるほど、そう置き換えられるのだ、と感心。でも、そう言われた親たちの方は、茶の間に座っていて、言葉を返さないのは不自然です。日本人は礼儀正しくないみたいに見えるではないですか?!

2007/11/17 | URL | ブルゴニッシモ  [ 編集 ]
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