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2007/12/13

シリーズ記事目次 【フランスで「スープ」と呼ばれる料理、土鍋】 目次へ
その2


冬はフランスでも煮込み料理の季節。それからスープも、フランスでは冬の家庭料理です。

そんなとき、気取らない食事なら、鍋をテーブルに置きます。

たいてい食べきれないほどの量を用意しますから、「おかわりは?」と薦めるのですが、そのときテーブルの上に鍋があれば、立ち上がって鍋を探しに行かなくて済むからです。

鍋の中にまだ残っているのが皆に分かれば、お代わりもしやすい。お代わりしてくれれば「おいしかった」という証拠になりますから、料理した人も嬉しい。

ところが、土鍋のように冷めない鍋というのが、フランスにはありません。

フランス人たちが煮込み料理をつくるときには、こんな鍋を使います ↓


このル・クルーゼというメーカーのお鍋は、熱回りに優れていて、フランスではとても評価されています。

日本でも人気があるらしくて、楽天市場にも専門のページができていました:
ル・クルーゼ特集

色もきれいなのでテーブルの上に置くのは悪くないです。
でも、土鍋のように冷めない、ということはないです。

鍋をテーブルに置くのはお上品ではないという考えはあるわけで、鍋からスープを移して入れる陶器も存在しています。

こんな形をしています ↓

ウエッジウッド シトロンスープチューリン

フランス語で「soupière(スープ鉢)」と呼ぶのですが、日本語では「スープチューリン(soup tureen)」と呼ぶのですね。

私も、こんな素晴らしいものではありませんが、こういう尻つぼみ形のを持っています。

使わないときに飾って置くのにはきれいです。

でも、スープを入れると、すぐに冷めます!
熱湯で暖めてから入れたにしても、やはり冷たくなります。

どうしてそんな物があるのだろう? とさえ思ってしまいます・・・。

考えもせずににスープ鉢を買ってしまった私は、パーティーのときに、フルーツサラダを作って入れておく、などという用途にしか使っていません。

というわけで、フランス人に土鍋に入れたスープや煮込みを出すと、なんと素晴らしい! と感激されます。

次回は土鍋のお話です。

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カテゴリー: 日仏の比較 | Comment (8) | Top
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コメント
この記事へのコメント
土鍋
泥臭いけど、土鍋が一番いいのですね。

韓国の黒い石の器も相当温かさを保ちますね。

でも重たいし、さわったら熱そうだし、

土鍋が一番!♪
2007/12/13 | URL | ヒデオ1999  [ 編集 ]
【Re】ヒデオ1999さんへ / 土鍋
>韓国の黒い石の器も相当温かさを保ちますね。

>でも重たいし、さわったら熱そうだし、



⇒ 見たことがないので興味を持ちました。ビデオさんの韓国旅行編で紹介されていましたっけ?



>土鍋が一番!♪



⇒ すごいものだと思います。「日本が誇る」と思いたいのですが、これも中国から入ったものなのかな・・・。

2007/12/14 | URL | ブルゴニッシモ  [ 編集 ]
土鍋、最高~!
土鍋って便利だったんだな~。。とつくづく感じます。

ル・クルーゼを使うのも夢なのですが、まだ実現できていません(涙)

フランス人って結構、猫舌の人が多くないですか???

レストランで出てきたスープは私にしたら、もう少し温めて!と思いました。。。

熱いものを「ふぅ~ふぅ~」して食べるのが大好きな私には、上品なスープよりも土鍋で作る鍋やおでんが好き~!(笑)



2007/12/14 | URL | pepe犬  [ 編集 ]
【Re】pepe犬さんへ / 土鍋、最高~!
>フランス人って結構、猫舌の人が多くないですか???



⇒ 私もそうなんじゃないか、と感じているのです。和食を出したとき、お汁が熱くて「食べられない」と言われたことが何度かあったのを思い出します。



>熱いものを「ふぅ~ふぅ~」して食べるのが大好きな私には、上品なスープよりも土鍋で作る鍋やおでんが好き~!(笑)



⇒ そうですよね。フランス人って、お煎餅をポリポリ食べるというのもダメみたい。彼らは食通と言われながら、けっこう拒否してしまう美味しい食べ物が多いのではないかな?・・・

2007/12/14 | URL | ブルゴニッシモ  [ 編集 ]
Re:【Re】ヒデオ1999さんへ / 土鍋(12/13)
>>韓国の黒い石の器も相当温かさを保ちますね。

>>でも重たいし、さわったら熱そうだし、



>⇒ 見たことがないので興味を持ちました。



あまりに当たり前で、紹介するほどのことは と思っていました。

http://plaza.rakuten.co.jp/lovingEuropeTrip/diary/200710310000/

に映っています。



石鍋 「トルソッ」 って言うのだそうです。

ビビンバが冷えないのです。



いいな、と思うのですが、買って帰るにはちょっと重いし、取っ手がなんにもないので、レンジから降ろすのでさえちょっと怖そうなのです。

持ち手のある土鍋の勝ちです!
2007/12/14 | URL | ヒデオ1999  [ 編集 ]
【Re】ヒデオ1999さんへ / 土鍋
>石鍋 「トルソッ」 って言うのだそうです。

>ビビンバが冷えないのです。



⇒ お返事ありがとうございます。サイトに入っていた写真を見て思い出しました。つい最近、羽田空港のコリアン・レストランで、これに入った料理を食べていたのに、その後の旅行の印象が強烈なので、すっかり忘れていました! 空港のレストランだったのに、本物の器だったのですね。同じものでした。テーブルに乗せられたあとも、まだ加熱を続けていました。土鍋よりすごいですね。



>いいな、と思うのですが、買って帰るにはちょっと重いし、取っ手がなんにもないので、レンジから降ろすのでさえちょっと怖そうなのです。



⇒ ほんとう。間違って落としたら大やけどをしそう!



>持ち手のある土鍋の勝ちです!



確かに! 土鍋のような石鍋があるとしたら面白いと思いますが、もしあったとしても、どうしようもなく重くて実用的ではないでしょうね。

2007/12/15 | URL | ブルゴニッシモ  [ 編集 ]
スープチューリン、何個あるかな〜?? 
外国の方は、必ず使用してあるイメージで憧れていましたが冷めますよね。

あ、ジノリのイタフルはスープチューリンですが、
ヘレンドのヴィクトリア、WWのワイスト、ドイツの・・は、低いカバードヴェジタブルでした。何に使うと思います??

テーブルコーディネイトの時、お菓子を入れるのです。(笑)
イタフルはとても大きいので、カウンターで駄菓子入れになっていますが、眺めるだけでも、とても楽しいですしね〜。

購入動機は、とっても素敵なテーブルコーディネイトをされる方が(英・仏の純銀製品多々)、焼き菓子入れにしてあったのです。いつもの、オークションで購入。

ヘレンドの、今は、通常使うアンティークの英国の白蝶貝の銀のカトラリー(菓子用)入れになっていますが・・・。若い頃購入したクリストフルは、マルメゾン。その後パール。マルメゾンは、若気の至り。。だったかな? 

ティータイムの時、持ち手が白蝶貝のナイフ&フォークを使い始めたら、銀だけのクリストフルは使いたくないようになりました。

でも、若い頃から大好きで集めたアヴィランドのウジェニー、ルーブシェンヌ、ヴューパリは、アンピール時代のデザイン??なのでピッタリではありますが。。。Otiumさんは、お嫌いでしたよね。(汗?・笑?)
2016/02/15 | URL | フォルナリーナ  [ 編集 ]
Re:
v-22 フォルナリーナさんへ

>スープチューリン

う~ん、コレクションしたくなるアイテムでしょうね~。

眺めてみました:
http://www.ebay.fr/sch/i.html?_from=R40&_sacat=0&_sop=12&_nkw=soupiere+porcelaine&rt=nc&_dmd=2

>テーブルコーディネイトの時、お菓子を入れるのです。(笑)

来客があったとき、食後に出すチョコレートを入れるのに良いなと思いついたのですが、あれに入れるくらいのトリュフを買ったら破産してしまう...。画像を眺めたら、平べったい形のがあって、これだとお菓子のようなものを入れるのに便利そうだなと思いました。

なるほど。ティータイムがある生活だと、お菓子入れが役立ちますね。日本にいるときはすぐにお腹がすくので、やたらにおやつを食べるのですが、フランスにいるときは、お菓子は朝食代わりに食べるくらいのような気がします。
2016/02/15 | URL | Otium  [ 編集 ]
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