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2011/09/01

アレジア周辺の観光】 その8
フラヴィニー・シュール・オズラン村 (2)


ブルゴーニュに住む人がフラヴィニーという村の名前を聞いたら、まず思い浮かべるものがあります。


フラヴィニーといったらアニスのボンボン

この村では、Anis de Flavigny「フラヴィニーのアニス」という飴がつくられています。

グリーンアニスを砂糖シロップでコーティングした飴で、グリーンピースくらいの粒です。

飴とかキャンディーとかいう呼び方だとピンとこないのですが、フランス語だとボンボンとなります。


美しい村を訪問したときに、その土地の特産品があるのは嬉しいものです。ブティックに入ってみました。

 
ブティックの入口

フラヴィニーのアニスは昔の修道院を工場として使っているので、売店の中も昔の立派な暖炉などがあってとても立派。

フラヴィニーのアニスは、大きなビニール袋に入ったものもありますが、きれいな絵が描かれているパッケージはお土産にも適しているます。

ブルゴーニュ地方を旅行していて観光地にあるお土産屋さんに入ったら、どこでも売っているのではないかと思うほど有名なキャンディーです。パリの国際空港でもおいているかもしれません。

スーパーでもたくさん売っているので、ここで買う必要もないのですが、せっかく生産しているところに来たので何か珍しいのがあったら買いたい。最近は色々なフレーバーのボンボンが作られています。


ミックスのパッケージが気に入る

色々なフレーバーのボンボンを自由に試食できるようになっていました。日本ではどうということがありませんが、フランスではこんな風に気前の良い店は珍しいのです。

敷地内にあるカロリング朝の教会を見学するのも無料。良心的な会社だと思いました。

ボーヌ市にあるマスタードの工場を見学したときには、一人10ユーロの参加費が必要でした。ガイドしてもらえるし、立派な試食があったし、小さなお土産もくれたので、見学し終わったときには満足しましたが。

でも、工場見学というのは宣伝の一種なのですから、無料で良いと思うのです。無料見学だとお土産を買っていくものだと思います。この日も観光客たちはブティックでたくさん買い物していました。

ブティックを物色していたら、ここでしか買えないだろうと思えるものが見つかりました。

びっくりパックとも訳せるような名前がついていて、色々な味のものが入っているのです。

不揃い品などを大きな袋に詰めて売ってしまおうというものらしい。重さによって値段がついているので、色々な大きさのがあり、これがお買い得なのか計算できませんでしたが、おそらく値段も安くなっているのだろうと思います。

生産者がいうにはフラヴィニーのアニスは2粒ずつ食べるものだそうですが、つまんだときに何のフレーバーなのか分からずに一粒つまむ方が楽しいではないですか?

迷わず、これにしました。



買ったのはビニール袋に入っているだけのものだったので、陶器の入れ物に入れたらちょうど良い量なのでした。

右に入れているのは、一緒に買ったジンジャー味のもの。ABという文字が見えますが、これは有機栽培食品として認可されていることを示すマークです。

創業200年とか歌えそうな老舗なのですが、時代のトレンドにも合わせて発展している会社のようです。

ミックスパックにの中には割れた飴も入っていたので、中に入っているアニスの種を見ることもできました。




アニスの薬効

ところで、アニスと聞いて思い浮かびますか?


アニスの風味はフランスではなじみがあります。

ところがアニスには種類があるらしい。

フラヴィニーのボンボンが使っているのは、野菜のフェンネルや、木の実のスターアニス(八角)ではなくて、学名がPimpinella anisumという植物なのだそうです。

アニスの風味は日本ではなじんだことがなかったのですが、慣れると好きになりました。


お腹をこわしたときには、アニスのお酒を飲むと下痢がおさまるので、薬用効果もあるのだろうと思います。

アニスの酒とはパスティスの類いの食前酒です。私は不純物が入っていない右のメーカーのを愛用しています。つまり、薬として!

パスティスは透明のお酒なのですが、それに冷たい水を入れて食前酒にします。でも、下痢止めとして飲むときは、ストレート。

エジプト旅行をしたときもこれを持っていったので、3週間の旅行中お腹をこわすことがありませんでした。


ところで、アニスというのは南の方の植物という気がします。ブルゴーニュ地方にあるフラヴィニー村でアニスの特産品があるのは不思議。

フラヴィニー村がある地域はアレシアの戦いの場だったと書いたのですが、その時代にできた特産品だとすると納得できます。

カエサルが兵士の治療のためにアニスの種を持ち込み、その時からアニスのボンボンが作られたと言われています。


カロリング朝の教会

フラヴィニー村に行ったのは、アニスのボンボンを作っている会社の敷地内にある教会を久しぶりに見学したかったからです。

いつでもオープンしているわけではないので、観光客が多い夏に行くことにしたのでした。

ブティックから少し奥に入ると教会があります。フランク王国時代のカロリング朝(751年―987年)につくられた教会はとても珍しいのです。



石棺の上に鳥のフンがたくさんあるので、上を見上げたら
ツバメの巣がありました。



8月中旬のことです。今年の秋は1カ月くらい早くきたので、もうそろそろツバメたちは南に飛んでいくのではないかと思っていた時期。こんなときに赤ちゃんを育てていても大丈夫なのだろうかと心配してしまいました。


情報リンク:

フラヴィニーのアニスとフラヴィニー村については、フラヴィニーのアニスのオフィシャルサイトが日本語で詳しく説明しています。
フラヴィニーのアニス


― フラヴィニー村の続きへ ―


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