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2011/09/04
パパと一緒にワイナリーのブドウ収穫のアルバイトをしたBちゃんが、摘んだブドウを持ってきてくれました。

靴の空き箱(ちょうど良い大きさだった)に入れてあったので、ブドウをカゴに入れて記念撮影。



左の緑いろっぽいブドウが白ワインになるシャルドネ―種、右の黒っぽいのは赤ワインになるピノ・ノワール種です。ブルゴーニュの代表的なブドウの品種2つ♪

今年はブドウ収穫を見に行かなかったので、嬉しかったです。

実は、高校生の女の子が重労働のブドウ摘みを耐えられるのかと心配していたので、ブドウを持ってきてくれるほどの余裕があるのを見たのも嬉しかった。

彼女のパパたちのブドウ収穫のアルバイトは少し特殊で、収穫した量によって賃金が支払われるシステムなのです。多い時だと、1日で一人当たり1,000キロ(つまり1トン)も収穫してしまうのだそう。

大人たちに交じって働くことになったBちゃんは脅かされていたらしくて、収穫に出かける前には少しパニック状態でした。でも、元気で仕事を終えてきました。やはり若さでしょうね。雨も少しちらついた日があった程度で、辛い仕事にはならなかったようです。


ワイン用のブドウをデザートにする♪

ワインにするブドウの粒は小さいのですが、けっこうおいしいのです。ともかく、お店などでは買えないブドウなのですから希少価値があるではないですか?

さっそくデザートにしました。



レモンシャーベットを中央に置いて、ブドウの粒に庭でとれたフランボワーズを散らし、ミントの葉を添えてから粉砂糖を少しふりかけました。

シャーベットはオレンジフラワーのエッセンスを入れすぎてしまったために失敗作だったのですが、溶けて果物のソースになり、なかなか良い味になりました。

簡単デザートですが、ワイン産地にあるレストランではこんなデザートを作らないのかな? ブドウ収穫フルーツサラダなどと名前をつけたら、お客さんに喜ばれると思うけれど。近所のワイン栽培者から少しばかりのブドウなんて分けてもらえるでしょうから。

でも、フランスのレストランの衛生基準は厳しいので、そういうのはできないだろうな。レストランが庭でつくった野菜を使うのも禁止されていると聞いたことがあります。特別な許可をとればOKだろうという気もしますが、そんなことをするのは面倒でやっていられないと思います。

やはり、こういうのは自分の家で食べるのが一番!

でも、「ヴァンダンジュ(vendange: ブドウ収穫)」という言葉は魅力的なので、料理の名前に使う人がいるのではないかと思って検索してみたら、やはり幾つもレシピがでてきました。「Salade de fruits des vendanges(ブドウ収穫フルーツサラダ」などという名前をつけていました。


ヴァン・ドゥー

その翌日は、イチゴのタルトの周りにブドウをちらしてみました。それでも余ってしまいました。やはり、果物用のブドウほどには食が進みません。

余ったものはシャーベットにしました。まずシノワというこし器でジュースにしたのですが、これってブルゴーニュ南部のワイン産地で呼ぶところの「Vin doux(ヴァン・ドゥー)」ではありませんか。

ヴァン・ドゥーを直訳すれば「あま酒」。
ですが、日本の甘酒は酒の搾りかすですよね?

ボージョレー・ヌーボーも同じですが、熟成していないワインは飲みすぎると頭が痛くなるというのを思い出したので、シャーベットは砂糖を入れて少し煮てから作りました。

面倒なので赤と白を混ぜてしまった。だからでロゼワインのシャーベット! 少し前、ヨーロッパ基準で赤と白を混ぜてロゼワインを作るのを許可するらしい、けしからん! と騒がれたのですが、結局、認可はされなかったのでした。


ブログ内の関連記事:

ヴァン・ドゥーについて書いた日記:
ブドウ収穫が終わったばかりのブルゴーニュ南部で、新酒を味わう 2009/09/13

目次: ワインとなるブドウの収穫

目次: ワインなどアルコール飲料に関するテーマ





ドメーヌの人が今年2011年のブドウについて語っているビデオがありました。 BIVB(ブルゴーニュワイン事務局)が提供している映像です。


2011, un millésime précoce en Bourgogne - BIVB Actu


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コメント
この記事へのコメント
こんにちは。

ワイン用のブドウ、味はどんな感じなのでしょうか。日本では今の季節、いろんなブドウが出ています。何種類かのブドウを食べている時に、そこにワイン用のブドウがあってもおかしくないという感じでしょうか。それとも1粒、2粒は食べれてもそれ以上はという感じなのでしょうか。もう一つの興味はブドウの収穫についてです。大きな籠を背負って収穫する風景が有名ですが、機械化しているところはないのでしょうか。フランスのこだわりで手で収穫しないとダメとか慣習があるのかどうか。いろんな作物用にそれぞれの収穫用の機械がありますが、ブドウには無理なのでしょうか。外側は可能でも、内側にあるブドウを収穫するのは難しいことは分かりますが。イタリア、スペインではどうなのでしょうか。
2011/09/08 | URL | ETRETAT  [ 編集 ]
Re:
v-22ETRETATさんへ

>ワイン用のブドウ、味はどんな感じなのでしょうか。
⇒ ワイン用のブドウは、「ワインになるブドウなんだ~♪」と喜ぶから価値があるのであって、やはりフルーツとして食べるブドウにはかなわないと思います。皮が固いし、実が小さいのが欠点。

後で聞いたら、Bちゃんたちは他の人たちにもプレゼントするつもりでブドウを持ってきたそうなのですが、「おいしくないから、いらない」と断った人もいたそうです。日本人がブドウを食べるときは、皮と種を出して食べると思うのですが(私はそうする)、フランス式に丸ごと食べるには特にむかないですね。

>いろんな作物用にそれぞれの収穫用の機械がありますが、ブドウには無理なのでしょうか。
⇒ ブドウ畑用のトラクターは、畝をまたいで進むような形になっているので、収穫もできます。

>ブドウの収穫についてです。大きな籠を背負って収穫する風景が有名ですが、機械化しているところはないのでしょうか。
⇒ ワイン農家に言わせると手摘みは人件費がかさむ、ブドウ収穫する人からすると辛い仕事なのに賃金が安すぎるのでしたくないという理由で、フランスでも機械化はかなり進んでいます。安いワインはまず機械収穫だろうと思っています。白ワインの場合は収穫用トラクターで摘んでも味がひどく落ちるわけではないので、特に多くなってきています。ただし、銘柄によっては手で収穫することが義務づけられているし、そうでなくても上質ワインにしたいときには手で摘むのにこだわります。

機械で収穫している農家の人から、熟練していない人が摘むのより機械の方が上手に摘むのだと聞いたこともあります。ロボットのように、房をつかんでさぐってみて、切り取るべきかどうかを判断できるのだとのこと。でも、私がブドウ収穫を見ている限り、やはり機械で摘んでいると雑だという気はしますね...。

>イタリア、スペインではどうなのでしょうか。
⇒ 大量生産する国では機械の収穫なのではないかと想像するのですが、実際にはどうなのかわかりません。フランスでは手摘みはステータスになりますが、ブドウ収穫用トラクターは高価なので、人件費が安い国では手摘みなのではないかと思います。それと、ブルゴーニュのブドウの木の背丈は低いので車輪がまたぐトラクターでできますが、背の高いブドウ畑だとそれができるのかな?... 今は旅行中でホテルからお返事を書いているのですが、数日前はクロアチアで手摘みのブドウ収穫に出会いました。ブルゴーニュではブドウの実をあまりつけないように背を低くしているので、腰をかがめてブドウの房を切るのが辛い仕事になるのですが、こちらのブドウの木は背が高いので、腰をかがめる必要などはないので楽そうに見えました。
2011/09/12 | URL | Otium  [ 編集 ]
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