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2011/10/09

シリーズ記事 【2011年秋: フランシュ・コンテ地方の旅行】 目次へ
その18
気になったもの (4)


フランスを旅行していると、地方によって民家の形がずいぶん違うと感じます。石壁の色や質、屋根の形や瓦など。

写真をコレクションしているので、一覧にして整理したいと思っているのですが、余りにも色々あるので整理できません。

ブルゴーニュ地方といっても、たくさんの地域に分かれてしまうのです。例外的な家を取り除くのは簡単なので、かなりはっきりと分類できるはずなのですが。


フランシュ・コンテの屋根

今回行ったフランシュ・コンテ地方の家の姿も独特です。情勢区分は勝手にしているので、境界線をどこでひくかというのはありますが、ブルゴーニュとは明確に異なります。



古い建物の写真をお見せした方が良いのですが、今回の旅行では屋根ばかりに注目して写真をとってしまいました。上の写真は古い家ではなく、おそらく19世紀建てられた家だろうと思います。

修復もしているので余り典型的ではないかもしれませんが、屋根はこの地方らしい形をしています。つまり、四辺がある。


気になる屋根の突起物

下の写真で、大きな屋根の方にはデコボコがあるのが見えるでしょうか?



屋根が低かったのでよく見えた突起物をお見せします。



3角形のものがついています。違う形のもあるかも知れませんが、こういう突起物がフランシュ・コンテ地方にある建物ではよく見かけるのです。


アルプスほどとはいかないまでも、この地方はスイスと国境を接している山岳地帯です。寒さが厳しいし、雨や雪が多いので、こういう出っ張りが必要なのだろうな、と思っていました。

観察していると、4面ある屋根の全部についているわけでもなさそうに見えました。

一面だけについているとしたら、北側かな? フランシュ・コンテ地方の古い教会では北側に窓をつけないことが多いのです。これがミストラルが吹く南フランスだと、ミストラルの強風が吹いてくる側に窓をつけません。

フランスの教会はメッカの方角を向いて建てられているので、磁石を持っていなくても方角が分かります。それで、村の教会の周りに建てられている民家には北の方角の屋根に突起物がついているだろうかと眺めてみると、そうとも言えないように見えました。

とすると、玄関がある方向の屋根についているのか?…
これも、そうとは断定できませんでした。


屋根の突起物は何のためについているのか?

たぶん、こういうためについているのだろうな、とは想像していました。

お世話になったマダムに聞いてみると、私が考えていたのとは全く逆のことをおっしゃったのです。

本当なのかな?…

でも、ここで生まれ育ったマダムがおっしゃるのですから本当なのでしょうね。

そもそも、この突起物の正式な名称は何なのか分からないので、インターネットで調べるのには苦労しました。

ようやく名称をつきとめて、建築サイトが書いている説明を読み、マダムがおっしゃっていた目的は正しかったと確認しました。

屋根瓦に出っ張りができているのは何のためだと思われますか?
私にはとても意外でした...。

でも、日本でも同じことをしているのかもしれないのでクイズにしたくなったのです。


追記
解答をコメントで出していただいたので、 説明のページを作りました:
― 続きのページを開く ―


情報リンク
☆ 地方の観光局公式サイト: フランシュ・コンテ地方 (日本語)

ブログ内の関連記事:
★ このシリーズ記事の目次: 2011年秋 フランシュ・コンテ地方の旅行
目次: 旅行したときに書いたシリーズ日記のピックアップ
★ 目次: クイズを出した記事一覧
★ 目次: フランス人の古民家を修復する情熱


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カテゴリー: クイズ | Comment (12) | Top
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コメント
この記事へのコメント
でた~クイズ!!
クイズですね!!がんばるぞ!!

雪対策…ですか?
考えていたのとは逆のこと、というのなら、「雪を落とすため」でしょうか。
それとも、その逆で「雪を落とさないため」??

このどちらかかな…と思うのですが、どうでしょうか。

日本だと、雪を下ろさないと屋根がつぶれるといって豪雪地方は雪かきに追われているようですが、石造りの家だと雪の重みは耐えてしまうのかな…。それだったら、下手に雪が落ちて来たら危ないから、落とさないため??斜めになってるから、落ちにくいとも考えられるし…。

とりあえず、今日はここまでにしておきます。
でも、答えがこれだと簡単すぎるかな…。
2011/10/12 | URL | すぎちゃん  [ 編集 ]
Re: でた~クイズ!!
v-22すぎちゃんへ

すぎちゃんの地方でも同じことをしていますよ、というコメントをいただけるかと思ったのですが、そうでもないみたいですね。

今回のクイズは簡単すぎてしまいましたか。ご推察はズバリで、お考えくださった2つのうちの1つが正解なのですが、どちらかは決めていらっしゃるようですね。

他にもコメントをくださる方があるかもしれないので、もう少しの間すぎちゃんのコメントを開封しないままにさせてくださいね。
2011/10/12 | URL | Otium  [ 編集 ]
ん???
おぉ~、すぎちゃんさんがもう正解を出されたのですね!すごい。
私にはこれが何なのかさっぱりわかりません。(汗)
屋根に必要なものなのかな?
何かを天日干しでもするのかな?

2011/10/14 | URL | pepe犬  [ 編集 ]
やった~
正解!うれしいです!
やった~!!
クイズって、やっぱり楽しいです!
2011/10/14 | URL | すぎちゃん  [ 編集 ]
Re: ん???
v-22 pepe犬さんへ

あれ、あれ~...。いつもクイズを考えてくださるpepe犬さんが今回もコメントをくださったら、「うちの屋根も同じですよ~」となるかもしれないと思っていたのです。

pepe犬さんのところは雪が多いでしょう?(これがヒントです)
つまり、やはり日本ではしていないシステムなのかな?...

>何かを天日干しでもするのかな?
⇒ 天日干しがお好きなのかな?... pepe犬さんのアイディアのズッキーニを天日干ししてから調理するというのが気に入っていました。太陽で天日干しをするのはうまくいかないので、最近はオーブンで空焼きしています。ズッキーニは水分が多すぎるのが好きでなかったのですが、これをするとグラタンなども非常においしくできます♪ どうもありがとう!
2011/10/14 | URL | Otium  [ 編集 ]
Re: やった~
v-22 すぎちゃんへ

「考えていたのとは逆のこと、というのなら」とあった仮説は間違いで、普通に考えられた方のが正解でした。すぎちゃんって、やはり鋭いんだ、と、またしても思いました。おめでとうございます!

普通ならどっちを考えるかに興味があるので、pepe犬さんがまたコメントをくださるのを期待しているところです。
2011/10/14 | URL | Otium  [ 編集 ]
お邪魔します。 このクイズはまだ〆切られていない様なので、飛び入りで参加ですけど、近くに住んでいる私の場合は、少し違反かも、とおもいつつ。

これは屋根の上に積もった雪の落下防止だと思うのですけど。
少し北の山の方の家に行くとちょいちょい見るので、そう考えていましたが、まだ確かめた事はありません。

今、他の方のコメントを拝見すると、既にすぎちゃんさんが正解を出されてるようで・・。
2011/10/16 | URL | shinkai  [ 編集 ]
Re:
v-22 shinkaiさんへ

shinkaiさんもイタリアで屋根に目に止めていらっしゃいましたか。すぎちゃんがフランスに滞在したのは山岳地帯だったはずで、こういう屋根があったのではないかと思うのですが、気になさらなかったような...。shinkaiさんと私、なんだか気になるところが一致しますね♪

理由を確かめてはいらっしゃらなかったにしては、すぎちゃんのご推察と同じでした。私は正反対の理由を考えてしまっていたのですが、そう考える方が常識なのかな?... 私だけが逆の考え方をするのか確かめたいので、もう少しコメントを開封しないでおかせてください。
2011/10/16 | URL | Otium  [ 編集 ]
ん~~???
コメント、遅くなりごめんなさい~。。。
雪に関することですか~???
屋根の雪が一気に落ちないようにするものですか?
ん~、でもそれだったらこの場所だけにはつけませんよね。
んんん~~、降参です~~~。。。

2011/10/18 | URL | pepe犬  [ 編集 ]
Re:
v-22 すぎちゃん、pepe犬さん、shinkaiさんへ

お3人の方にコメントを入れていただいたのですが、すべて同じご推測でした。ここまで正解を出してくださったコメントは開封しないでいたのですが、まとめて全部開封しました。

この屋根のでっぱりは、雪が滑り落ちないようにするためのもの、というのが正解です。

私は全く逆を考えていたのです。雪が屋根に積もったら支えきれなくて屋根が崩壊する危険があるので、雪が降るたびにうまく滑り落ちるようにしているのだろうと思ったのでした。普通に考えたらそうなるのではないかと思ってクイズにしてみたのですが、普通に考えないのは私だけらしい(!)と発見できました。

コメントをくださった皆さま、どうもありがとうございます♪ 私が意外な理由をマダムから聞いたと書いたために、かえって難しい問題かと思わせてしまった方々には申し訳ないです。お許しください~!

後で、この屋根のでっぱりがどんな形をしたものなのかを見せするつもりでおります。

pepe犬さんへ

>屋根の雪が一気に落ちないようにするものですか? ん~、でもそれだったらこの場所だけにはつけませんよね。

⇒ そうですよね。伝統的な屋根は4面になっているようなのですが、でっぱりがついているのは1面だけに見える家もありました。それなら雪が吹きつける方向の屋根をそうするのだろうと思ったのですが、そばにある家々は同じ方向をむいた屋根にでっぱりをつけているわけでもない。玄関がある面にするのかなと思ったら、そうでもない。雪が落ちないためというのは確かだと突き止めはしたのですが、でも、なんだか腑に落ちないでいます...。

屋根の出っ張りはフックとして取り付けたものでした。説明のページを作りました: http://otium.blog96.fc2.com/blog-entry-1472.html
2011/10/18 | URL | Otium  [ 編集 ]
こんばんは! 今上から順に拝見して来まして、どれもこれも大変興味深く、楽しく読ませて頂きました! で、今度は逆に下から順に幾つかコメントを入れさせて頂きますね。

この雪の滑り止めのフックなのですけど、多分道路側につけているのではないかと思うのです。 というのも、こういう山の家の道を歩いていると、壁に時々、落雪注意の札が打たれているのですね。 で、どどっと落ちて来て埋まらないように、という事なのではないかしら、と思うのですが。
2011/10/19 | URL | shinkai  [ 編集 ]
Re:
v-22 shinkaiさんへ

>多分道路側につけているのではないかと思うのです。 というのも、こういう山の家の道を歩いていると、壁に時々、落雪注意の札が打たれているのですね。

⇒ それはありえますね~。道路に面した石塀が歪んできたので石を積みなおした友人が、通行人に怪我をさせると賠償問題になるからといる理由を話していたのを思い出します。

今回とったフックのある屋根を見てみると、道路から引っ込んだところにある家でもフックを付けているのですが、道路に面した屋根は必ずフックを付けるかもしれない。この次にいったときに、また検証してみます。
2011/10/20 | URL | Otium  [ 編集 ]
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