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2011/10/19

シリーズ記事 【イタリア経由 クロアチアへの旅】 目次へ
その12
イタリア : (7-2) アクイレイア― フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州


今回の旅行で最も感激した訪問地の一つはアクイレイアでした。前回の日記の続きで、アクイレイアのバジリカを見学したときのことをメモします。


総大司教座のあるBasilica di Santa Maria Assunta

アクイレイアのバジリカは「総大司教座聖堂」とも呼ばれるので、大変な権威があった聖堂なのですね。

最も古い遺跡は4世紀とも言われますが、現在見られる聖堂はロマネスク様式と、修復されたときのゴシック様式になっています。

入ると驚くほど広い大聖堂で、祭壇にある壁画、床を覆うモザイクの見事さに圧倒されます。




見事なモザイク

モザイクが発見されたのは1909年だそうです。これだけ広大なモザイクが出てきたら大変な驚きだったでしょうね…。

出来る限りモザイクのあらゆる部分を写真に収めようと写真を撮りまくったのですが、気に入ったモチーフをお見せします。



大きなブドウの房を持った人がいます。ブドウの収穫風景? ワインは大切だものな… などと思ってしまうのですが、キリスト教でワインは神の血と表現されるから描かれているのでしょうね。

キリストの血としてのワイン。日ごろ不思議に思っているのは、「これはキリストの血である」と言って司祭さんが飲むのは白ワインなこと。血なら赤ワインにすべきだと思うのですが、いつの頃からかフランスでは白ワインになったらしい。

確かに、お昼前のミサでワインを飲むとき(司祭さんしか飲まないのも不公平だと思うけど)、食前酒のように白ワインを飲みたくなる、と私も同感します。そんなことは理由ではないのでしょうけれど! でも、ワイン産地のブルゴーニュではワインの銘柄まで指定していた司祭さんもあったのですから、白ワインを飲みたいということになったとしても不思議はない気がします。


聖堂の床にあるモザイクだけでもわざわざ見に行く価値があると思ったのですが、博物館のようになっている部分(ここはクリプトだったと思う)にあるモザイクはもっとすごかったです。

床の周りを歩けるようにガラスで覆った道ができていました。ガラスはもっと上も下も磨いておいて欲しかったですが、文句は言えない…。



雄鶏と一緒にいるのは亀なのだそう。始めに見たときはカエルかと思いました。写真では甲羅がついているのがよく見えますね。

もっとたくさんモザイクが見える動画を入れておきます。




クリプト(地下礼拝堂)の壁画

初期の教会が土台になっていた部分であるクリプト(地下礼拝堂)は2つ見学でき、それぞれに特徴があるというのも凄い。

壁面をすっかり覆う壁画があるクリプトの方には圧倒されました。壁画は12世紀に描かれたものなのだそう。



こんなに美しいクリプトを今までに見たことがあったかな?... しばらく居座って、色々な角度から写真をとりました。

でも、狭いクリプトなので全体の様子がでません。こちらも動画を入れます。




ブログ内の関連記事:
★ このシリーズ記事の目次: イタリア経由 クロアチアへの旅
目次: 旅行したときに書いたシリーズ日記のピックアップ

情報リンク
☆ Wikipedia: Basilique patriarcale d'Aquilée

【イタリア在住者のブログ「イタリア・絵に描ける珠玉の町・村・そしてもろもろ!」】
アクイレイア・グラード 2007/03/ 27
アクイレイア・ローマに次いで栄え、そして衰退の町 2006/05/27


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カテゴリー: イタリア | Comment (2) | Top
この記事のURL | Rédiger
コメント
この記事へのコメント
こんばんは! 今回もリンクをたくさんいただいて、有難うございます! 昔のブログの記事はメルマガを一緒にしていたもので、内容がダブらないようにと気を付けて、今ブログだけ残って見ると情報が少ないのが気になっています。
アクイレイアのあの聖堂とotiumさんもご覧になった河の港跡、そこから少し行った奥にも凄い教会の遺跡があるのです。 ここの写真もそのままになっているのを思い出しました。 博物館の収蔵品も凄い物なのですが、写真は禁止で、そのくせカタログ類もないし、あの辺りの外の遺跡は国道筋ですし、雨さらしのままで問題にはなっているものの、お金がなく放置です。

入れておられるヴィデオから、ローマ時代のレシピ復元をしての食事会が既に20年前から行われている事も知りました。 ちょっと試食してみたいものですね?!
2011/10/21 | URL | shinkai  [ 編集 ]
Re:
v-22 shinkaiさんへ

>そこから少し行った奥にも凄い教会の遺跡があるのです。
⇒ あれだけの文化財があるところなので、他にもあったでしょうね...。shinkaiさんが「凄い」とおっしゃることから、本当に見逃すべきではなかったところなのだろうと思うので悔まれます!

>あの辺りの外の遺跡は国道筋ですし、雨さらしのままで問題にはなっているものの、お金がなく放置です。
⇒ これだけあちこちにゴロゴロと遺跡が残っているイタリア。保存するだけでも大変だろうな... どうやって予算を工面しているのだろう?... と思っています。もったいないものが雨ざらしですか...。

>入れておられるヴィデオから、ローマ時代のレシピ復元をしての食事会が既に20年前から行われている事も知りました。ちょっと試食してみたいものでね?!  
⇒ 前の日記に入れたビデオですね。イタリア語なので分からなかったのですが、20年前からなのですか。フランスではガリア時代の料理の復元というのが時々あるのですが、余りにも素朴。古代ローマは食堂楽をきわめていたでしょうから食べてみたいですね~。
2011/10/24 | URL | Otium  [ 編集 ]
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