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2011/10/27
友達とお昼を一緒にする約束をしていたのですが、少し時間があるので小さな町に立ち寄りました。

数えきれないほど行っているけれど、美しいロマネスク教会を少し見学しようと思ったのです。ゴシック様式の教会とは比べ物にならないほど、小さなロマネスク教会が好きなのです。

その前にカフェに行こうとして車のエンジンをかけようとすると、こちらの方に歩いてくる男性の姿が見えました。

この町に来るとばったり出会うことが多い友達でした。また出会うのではないか、町に到着したときに思っていたのですが、やはり!

カフェに入っておしゃべりをしました。

定年退職してから何年にもなりますが、相変わらず元気に忙しくしている様子。人助けが好きなクリスチャンなので、色々なところで活躍しているらしい。

カフェを出たあとは、教会に行ってちょっと用事をし、それから何かの集まりに参加するのだとのこと。

教会に行くのは献金箱からお金を出すためなのだ、と言います。面白いので一緒についていって見せてもらうことにしました。


献金箱をあけるのを初めて見た♪

喜ぶこともないと言われそうですが、普通では見れないものを見るのが好きなのです。



立っている黒いものが献金箱。

予定通り教会を見学していたら、この場面で彼にばったり出会ったでしょうから面白かったのに。「泥棒~!」と後ろから囁いたりして!

いくらクリスチャンでない私でも教会の中で大声をあげるのは遠慮しますから、そっと近寄って、耳元でささやいて驚かせるという悪戯! やりたかったな…。

この箱は、左に写っている棚に並べてある絵葉書が欲しい人が代金を入れるためのものです。

この教会には献金箱は2カ所にあって、もう一つはロウソクを買うための箱でした。夏の観光シーズンには、1日で300ユーロくらい入ったりもするそうです。

この町に来ながらこの美しい教会を見ない観光客は皆無に近いとは思いますが、そんな額になると聞いて驚きました。

旅の便りを書く人が絵葉書を買うらしい。それと、教会の上の方にあったよく見えない彫刻の写真に人気がある。

ひとつ学びました。

ロウソク代収入は宗教上の行為なので無税になりますが、絵葉書の売り上げ収入は商業行為としての税金が課せられるのだそうです。

それで、2種類の収入を分けていました。



これはミサのときに回ってくるのに使うカゴでしょうね。


教会には泥棒が入る

献金箱からお金を取り出すのは、毎日やっているのだそうです。教会のための色々な仕事は、信者さんたちが交代で請け負っているのだそうです。そういえば、聖水を入れるというのもありますね。

献金箱の中をマメに空にするのは、泥棒がお金を盗むからとのこと。よくやられるらしいのだそうです。

手口は、お金を入れる箱の穴から、紐の先にガムか何かつけて入れ、それでお札を釣るという手口だろうとのこと。そういうフランス映画があったのだそう。



箱の開け方も見てしまったし、中を覗き込んで写真も撮っているのですが、こういうのはブログなんかで公表するのは止めておきます。

でも、箱の中は単純になっている。とられてしまっても仕方がないように見えました…。そもそも、日本の賽銭箱のように目立つ場所ではなくて、薄暗い片隅にあるのだし…。

棚の中で残り少なくなっていた絵葉書を補給するのを手伝いました。そのために、控室(名前がついている部屋ですが忘れた)にも入れてもらいました。こちらも普通では入れないところなので、おもしろい見学になりました。



右に並んでいるのは、ミサのお手伝いをする子どもたちの衣装。この教会には聖歌隊もいるのだそう。


日本の賽銭箱って、どんなだっけ?

日本の神社仏閣のお賽銭収入というのは、かなりの額になるのではないでしょうか? 拝むところには必ず賽銭箱があります。その前に立ったとき、たとえ信仰心が全く無くても、手お合わせるときには賽銭を入れないと格好がつきませんから。

日本のお賽銭箱の形を思い出すと、上に柵があるのが目に浮かびました。そこから覗き込んだとしても、中に入っているものは見えないように思います。

工夫にたけた日本人のことですから、何かしらからくりがあって、粘着物をつけたヒモを穴から入れてお札を釣るのは無理なのではないかな?…

形を調べるために検索してみたら、お賽銭箱というのは欲しかったら簡単に買えるらしいので、驚きました。

楽天市場で販売されている賽銭箱

老木の所有者など、しめ縄をして賽銭箱を設置したりすることがあるのだろうか?…

それにしても、賽銭箱のデザインの豊富さにも驚きました。日本中にある賽銭箱の数はすごいのだろうな…。

賽銭泥棒というのがあるかと検索してみたら、やはり日本でもあるらしいですね。賽銭箱ごと持っていってしまう、というのもあるらしい。

紐では釣れないような工夫が日本の賽銭箱にあるのだとしたら、それを友達に教えてあげようとしたのですが、分かりませんでした。

それはそうですよね。インターネットで箱の中を見せて、こうなっていますと説明したら泥棒に利用されてしまう!

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外部リンク
賽銭箱デザイン学会



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