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2009/02/17
また雪が降りました。

スノードロップの花

毎年、この時期になると、「寒いけど、春はもうすぐやって来るからね」と励ましてくれる花が咲きます。

2009年2月16日撮影

フランス語ではペルス・ネージュ(perce-neige)と呼ぶ花です。直訳すると、「雪をつらぬく」。
日本語では、スノードロップと呼ばれるようです。

この寒さの中でしっかりと芽を出して、いつの間にか咲く、というけなげな植物。とても丈夫らしくて、庭に植えておいておくと、放っておいても毎年出てきます。


小鳥たちに対する配慮
寒くて餌がないのを心配して、庭に小鳥の餌を置いている家も多いです。

下は、先日お食事に呼ばれたお家の庭。



きれいな水の小川が庭に流れているので、白いカモが来ていました。

木には雨どいの残ったのを吊るして餌台にしています。広い庭の方にあるガーデン・テーブルの上には、いっぱい乗せた餌。

たくさん小鳥たちが来ていました。住んでいる老夫婦は、小鳥たちを眺めて楽しんでいるようです。

私も餌を吊るしています。
下は、私のところに最近よくやって来る野鳥なので、ピンボケ写真ですがメモしておきます。



* Pic épeiche (Dendrocopos major: アカゲラ) という鳥。それより小型だとPic épeichette (Dendrocopos minor: コアカゲラ) なのですが、20センチはあるので前者のピッケペッシュだと思う。

餌が見つけられないだろうと心配してもらえる小鳥たち。
野良猫たちは、飼い猫の通り道を通ってちゃっかり家に入り込んで、夜はラジエーターの前で寝ていたりもします。

でも、家がない人間たちは、そういうことができない・・・。昔なら、農家の納屋に入って干し草の上で寝るなんていうこともできたのでしょうけれど・・・。


花の都パリで見たもの・・・

先日行ったパリで撮影したものです。



こちらにも・・・。



パリの中心地では、あちこちで見かけました。

寒い朝に初めて見たときには、死んでいるのかと心配してしまったのですが、地下鉄の空気抜きの網の上で暖をとっているらしいのでした。

毎年パリの冬はこんなだったろうか?・・・ 今年は不況なので、こんなにホームレスが多いのだろうか?・・・ と思って、写真に記録しておきました。

寂しい光景です・・・。

ホームレスたちを見かけたのは、パリの最も中心のあたりでした。そういうところには、ボランティアの人たちが食事を提供する場所があるからかも知れません。

ところで、2年前の今ごろには、ホームレスの人たちにテントを与えるというボランティア活動があることを書いたのですが(「ドンキホーテの子どもたち」に出会った数日後に、アベ・ピエールの死去を知る)、この「ドンキホーテの子どもたち」というホームレス救済のためのNPO活動は事実上つぶされてしまったようです。

新大統領になってから、社会の弱者を守ろうというフランスらしい社会主義的な傾向は薄れました・・・。

ドンキホーテの子どもたちは、ホームレスにテントを与えて公共の場を占拠してしまうのですから法律違反。以前は大目に見られていただけなのでした。

このNPOには膨大な罰金が課せられたので、活動はもはや不可能になったらしいです。NPO主宰者だった俳優さんは、借金の返済のために働いているのではないでしょうか?・・・

博愛精神がフランスの特徴だと思っていたのだけれど・・・。

先日泊まった田舎町のB&B民宿では、明らかに難民か戦争孤児だろうと思える肌の色の違う子どもたちが二人いる家庭でした。日本ではごく珍しいことだと思うのですが、フランスではかなり頻繁に見るケースです。


最悪の生活に陥ってしまうのは?・・・

氷点下になることも多い今の時期、地下鉄の暖房のおこぼれをもらって路上で寝ている人たちの姿には胸が痛みました・・・。

ふと気がついたことがありました。
ホームレスの人たちは白人ばかりだったのです。

普通からいくと、移民や、アフリカなどからの不法滞在者が貧しいと思うではないですか? 彼らはどんな汚い仕事でも引き受けて働くので、最悪の状態にはならなくて済むのかも知れない・・・。

友人が、こんなフランス映画がある、と話していました。

フランスに出稼ぎに来ていたアフリカ人の話し。年をとってから祖国に戻って、子どもたちにいかにフランスで辛い生活をしていたかを話す。先進国に行けば良い暮らしができると夢見てはいけないと、アフリカの子どもたちに諭すストーリーなのだそうです。

フランスの田舎にいると、社会の底辺の人たちというのは余り見えないのですが(貧しくても、それなりに生活できますから)、パリという大都会に行くと、こんな人たちもいるのだ・・・ という思いをします。


スノードロップの花。
人間も、こんな風にたくましく生きられるのでしょうか?・・・


この前帰国したとき、夕食を一緒にしていた友達が別の人に本を貸していました。パラパラ見てみたら興味深い本。もっと滞在が長かったら、「次は私に貸して」と言えたのですが・・・。

読みたいと思ったのはこの本だったと思うので、メモしておきます:
今日、ホームレスになった―15人のサラリーマン転落人生

ブログ内リンク:
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