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2012/02/01

シリーズ記事 【サン・ヴァンサン・トゥルナント 2012】 目次へ
その6


今年のサン・ヴァンサン・トゥルナントは、コート・ドール県内にある3つの町で行われました。

県内人口第1位のディジョン市、第2位のボーヌ市。それから、ニュイ・サン・ジョルジュの人口は6,000人足らずではありますが、それでも県内では11位の人口規模!

人口が2,000人を超えれば「町」となるフランス。しかも、農業が盛んなブルゴーニュでは、人口密度はフランス全土の平均の半分なのです。


ニュイ・サン・ジョルジュは伝統的なサン・ヴァンサンだった

あちこちから聞こえてきたのは、今年のサン・ヴァンサンではニュイ・サン・ジョルジュが一番良かったという声でした。昼食をとったレストランでおしゃべりした人たちも、ニュースでも、そう言っていました。

ニュイ・サン・ジョルジュはディジョンやボーヌのように大きな町ではないので、いつものサン・ヴァンサンの雰囲気になっていたのが良かったのは頷けます。

でも、飾りつけも褒められていたのは少し意外。飾りつけはそんなに大事なのだろうか?...

ニュイ・サン・ジョルジュでは、クリスマスツリーのようなモミの木を立てて、そこに紙で作った花が飾られています。これが典型的なサン・ヴァンサンの飾りつけです。



変わっていたのは、ブルゴーニュのワイン村が持っているサン・ヴァンサンの写真を旗にしていたことでした。

下は地方警察署。警察官の官舎ともなっている建物です。



飲酒運転を取り締まる警察署もワイン祭りの飾りつけにしているのは楽しい。

ニュイ・サン・ジョルジュは小さな町なので、中心部はワイン祭りの雰囲気に染まっているように見えました。メインストリートが賑わっていたのですが、なんだか商店街が張り切って祭りをしているみたい。

スピーカーからは、会場進行係のようなアナウンスが流れる。こういううるさい演出というのは、日本ではよくあることだし、私は好きではありません。商店街の大売り出しみたいに感じてしまう...。

でも、寒空の下での賑やかさは、お祭り気分を盛り上げると好む人もいるのだろうな...。私はそれほど楽しく感じなかったので、この町にはあまり長居はしませんでした。


枯れ木に花がないと、サン・ヴァンサンの雰囲気にならない?

サン・ヴァンサンというブドウ栽培者の守護聖人の祭日は1月22日。そのころにサン・ヴァンサンのワイン祭りが行われます。真冬なので、寂しいばかりの風景。そこで、枯れ木に紙で作った花などを飾ってカラフルにするのが伝統。

紋章の旗をたくさん飾ったディジョン市も華やかだったのですが、フランス人たちにはどうということはなかったようです。中世から近世の建物が並ぶディジョンの旧市街にカラフルな旗がたくさんあるのは、調和がとれていて美しいと思ったのですが。

こういう古都に紙で作った花を飾ったって、私は滑稽なだけだったろうと思ってしまいます。確かに、旧市街を旗で飾るというのは時々していますから、ディジョンっ子には珍しくもないのでしょうけれど...。

紙の花で飾り立てるのが伝統なのですが、それは小さな村で、住民たちが協力して作るから祭り気分を盛り上げるからこそできるものだとも思います。

祭りを開催するという意気に燃えた村で行われるときは、びっくりするほど飾りだらけになります。人口が多い都市では、そういう風に盛り上げるのは無理だろうな...。

ディジョン市でも、少しはワイン祭り独特の飾りつけもしていました。

先日の日記で書いたサン・ヴァンサンのミサが行われた大聖堂の入口です ↓



ブドウの選定をした後の枝が束ねられて、それにリボンを付けた飾りが気に入りました。私はシンプルさが気に入りましたが、このくらいでは足りないらしい...。


ディジョン市の飾りつけが良くなかったかどうかは別として、ここで行われたアトラクションは3つの町の中で最高でした。

その話しを次回に書きます。

ブログ内の関連記事:
目次: フランスのアルコール飲料(ワインなど)関係イベント
目次: ワインなどアルコール飲料に関するテーマ

情報リンク
La Saint Vincent tournante 2012


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