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2012/02/05

シリーズ記事 【サン・ヴァンサン・トゥルナント 2012】 目次へ
その10 - コート・ド・ニュイのブドウ畑


前回の日記で書いたブドウ畑の中の道では、もう一つ、気がついたことがありました。

ロマネ・コンティの畑の向かいにある土地が、ブドウの木が一本もない土だけの畑になっていたのです。



写真左手がロマネ・コンティの畑。道路を挟んだ向かい側ですが、手前の方は耕しているのが分かります。その向こうにも空地は広がっている。かなりの面積でしょうね。

ここニュイ・サン・ジョルジュ町に近い地域は、ブルゴーニュの中でも最も高価なワインが作られるブドウ畑の地域です。

家の庭は狭くて、できる限りブドウ畑にしようという意図が分かります。ブドウ畑にせずに残しているのは墓地くらいなのです!

ですから、何も植わっていない畑を見ると、夢の中の光景のように感じてしまう...。


何というワインができる畑?

ここが何と呼ばれるワインができるブドウ畑だったのかは、地理に弱い私でさえも、簡単に突き止めることができます。

地図をごらんください

Romanée Saint-Vivantロマネ・サン・ヴィヴァン)と呼ばれるワインができる畑のようです。

ロマネ・コンティほどのお値段で売れるワインではないとしても、高価なワインができる土地です。

ロマネ・サン・ヴィヴァンを楽天市場で検索

複数のドメーヌがロマネ・サン・ヴィヴァンの畑を持っているとのことなので、この部分がどこのドメーヌの所有になっているのかは分かりません。

追記(2012年10月6日)
コメントで、どこのドメーヌなのかを教えていただきました♪ !

右にいれたワインが作られているロマネ・サンヴィヴァン(Romanée-St-Vivant)グラン・クリュ(Grand Cru)のブドウ畑のようです。

ルイ・ラトゥールの「レ・カトル・ジョルノー(Les Quatre Journaux)」というクリマ。

ところで、「カトル・ジョルノー」とは変な呼び名ではありませんか?

ジョルノー(journaux)はジョルナル(journal)の複数形で、「新聞」を思い浮かべてしまったからです。

1 journal は、農夫1人が1日で耕せる畑の広さを表すのでした。

こういう昔の単位は、ブドウ畑では「ouvrée(ウーヴレ)」という言い方をよく聞くのですが、「ジョルナル」はブドウ畑に限らず農地に対して使う単位だったらしい。

ルイ・ラトゥール(Louis Latour)のサイトをみたら、ロマネ・サンヴィヴァンのカトル・ジョルノーの畑の広さは0.76ヘクタールとありました。

ショップのサイトに入っていた地図が素晴らしいので、画面キャプチャさせていただきます。

http://item.rakuten.co.jp/katsuda/1520060/#1520060

[追記おわり]


過去はどうだった?

ブドウの木も永遠に生きるわけではないので、時々植え替えなければならない。ロマネ・コンティーの畑でもそうしているのを見ています。

このへんで新しい株にしなければ、という判断なのでしょうが、勇気がいる決断でしょうね...。

この道に立つと、どうしてもロマネ・コンティーの畑ばかり眺めてしまうし、写真もそればかり撮っています。でも、この土地にちゃんとブドウ畑があったことは記憶しています。

こちらのページに、この当たりのブドウ畑を高いところから撮影した写真が入っていて、ロマネ・コンティのお隣りには青々としたブドウ畑が見えました。2002年に撮影したとのこと。

私の写真アルバムを見て確認してみました。

すると、昨年の5月に撮影した写真では、ブドウの木がない状態の畑だったのでした。



今年の畑は、手前に写った部分は耕した土になっているので、春になったらブドウの苗木を植えるのでしょうね。その向こうの土地は、もう少し休ませるのかな?...

それにしても、なんと私の記憶って曖昧なのだろう...。

そのときに気になるものというのも異なるのだろうとも思います。上に入れた昨年の春の写真を撮ったときの散歩についてはブログでも書いていたのですが、野ウサギを見たことを書いていました。

3週間早かった春の訪れ 2011/05/15

ロマネ・サン・ヴィヴァンの株の植え替えについて、何か記事が出てくるかと少し検索してみたのですが見つかりませんでした。その代りに、この一帯の畑からできるグラン・クリュ(特級ランク)のワインの面積があったのでメモしておきます。

面積が狭い順に並べてみました。

グラン・クリュ面積(ヘクタール)
La Romanée0.85
Romanée-Conti1.77
La Grande Rue1.65
La Tâche5.08
Richebourg7.68
Romanée Saint-Vivant8.37
Grands Échezeaux8.84
Échezeaux35.26
データ更新: 2016年1月(BIVB)


追記:
昨年の春に野ウサギを見た日に撮影した写真を眺めていて、思い出したことがあったので、続きを書きました:
高級ブルゴーニュワインのブドウ畑で植替え作業が進んでいる? 2012/02/10




サン・ヴァンサン・トゥルナント 2012というワイン祭りに行ったことを書いていたのですが、今回でお終いにします。

来年のサン・ヴァンサン・トゥルナントは Châtillon-sur-Seineで開かれるそうです。コート・ドール県内とはいえ森林や穀物畑が広がる地域ですが、少しはワインやスパークリングワインが生産されています。

【楽天市場】人気の銘醸ワインが勢揃い!ブルゴーニュ特集

ブログ内の関連記事:
目次: ワインなどアルコール飲料に関するテーマ


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コメント
この記事へのコメント
へー、そんなことがあるのかと驚きました。全部植え替えるのですか。
これは凄い発見ですね。
私が96年11月に訪れた時の写真をいま改めて見てみると、
ロマネコンティの反対側の畑にもすべて葡萄の木がありましたね。
2012/02/08 | URL | 豊栄のぼる  [ 編集 ]
Re:
v-22豊栄のぼるさんへ

お返事が遅くなって失礼しました。

こういう高級ワインをつくる畑では、植えてから何年もたたないとワインとして商品化しないと思うので、こうやって全面的にブドウの木をなくしてしまうと、何年かの間の減収は大変な金額だと思うのです。余裕がある経営だからできるのでしょうね...。
2012/02/16 | URL | Otium  [ 編集 ]
レ・カトル・ジュルノーではないですか?

http://item.rakuten.co.jp/katsuda/1520060/#1520060

2012/10/06 | URL | machiya  [ 編集 ]
Re:
v-22 machiyaさんへ

コメントどうもありがとうございます! 「分からない」などと書いておくと、コメントで教えてくださることが度々あるので、ブログを書く醍醐味だと思っています♪

大手のルイ・ラトゥールだから、こんな大胆なことができてしまうのですね...。

日記に追記を入れました。教えてくださった地図は、私にはとても貴重です。ワインのアペラシオンを示すブドウ畑の地図はあるのですが、ドメーヌ名まで示してくれると嬉しいです。ワインに詳しい友人が語っていたことが、この地図でかなり理解できました♪
2012/10/06 | URL | Otium  [ 編集 ]
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