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2012/02/14
先日、スペイン系の友達の家に行ったとき、食前酒ではスペインから取り寄せた生ハムがでました。


パタ・ネグラ豚の生ハム



スペインの生ハムには種類がありますが、これは最高級の「パタ・ネグラPata Negra)」と呼ばれる種類の豚から作られたハムなのだそう。

スペイン語はフランス語とかなり違うので、単語を聞いても同じルーツの仏語が思い浮かばないものなのですが、これは想像がつきます。

patte noir のことだろうな、と思うわけです。パタは仏語でパット(足)、ネグラはネーグルという単語があるので「黒」でしょう?

それで、白い体に黒い脚の豚を想像していたのですが、全体的に黒っぽい豚のようです。



パタ・ネグラはスペイン南西部で飼育されているイベリコ豚で、放牧されていること、ドングリをたくさん食べることによって質の高い豚肉となるようです。


生ハムは薄くスライスしたものが好き

友達の家で出された生ハムは非常においしかったです。

昨年の秋にイタリアを旅行したとき、サンダニエーレの生ハムを堪能し、私はこれが一番好きだと思ったのでしたが、スペインの生ハムも美味しかったことを思いだしました。

地元で食べるサンダニエーレの生ハムは最高! 2011/10/20

思えば、スペインを旅行した後には、私はスペインの生ハムが一番好きだと結論して、フランスに戻ってからもそれを買うことが多かったのでした。

でも、イタリアで食べたサンダニエーレの透き通るような薄さからいうと、友達のご主人が切ったパタ・ネグラの生ハムは厚かった...。

生ハムを出してきて見せてくれたのですが、もうほとんど終わりの状態。

骨に近づいてくると、薄く切るのは難しくなるのですよね。

生ハムを固定するカッタースタンドは持っていないのかな?

私は、フランスの朝市に出店しているスペイン食材の店で、生ハムを1本買えば、スタンドをオマケしてくれるというのにつられて買ったことがあるので持っています。

ふと気になって調べてみました。

フランスにあるイタリア食材を扱っている店では生ハムスタンドを見たことがないように思うのです。

でも、イタリア製の生ハムスタンドも存在しているようです。

スペイン製イタリア製

2つ並べたタイプがスペインとイタリアのカッタースタンドの形を表しているのかどうかは分からないのですが、固定の仕方に違いがあるのがおもしろい。

単純に見比べていると、スペイン型の方が使いやすそうに見えますが、どうなんだろう?...


生ハムを薄くきるナイフ

友達が出してくれたハムは、厚く切ってあるのが残念ではありました。でも、このパタ・ネグラの生ハムは味がしっかりしているので、こんな風に切ってしまっても美味しいのでありました。
でも、しつこく、サンダニエーレのように薄くきったら、どんなに美味しいだろうか?... とも思ってしまいました。

友達は、どんなナイフで切ったのかな?...

たぶん、右に入れたような、普通のナイフで切ったのだろうと思う...。

原木の生ハムを切るのは難しいです。


名人はどうやって原木の生ハムを切るのかと思って動画を探してみたら、こんなのナイフが出てきました。



調べてみたら、Couteau à jambon Michelangeloという名前のナイフでした。

スペイン製らしいのですが、なんで名前がミケランジェロなんだろう?...

2枚の歯でスライスするというシステムなんですね。それではナイフを研げないではないかと思ったら、ちゃんと外せるようになっている。優れものですね。

日本円にして15,000円くらいらしい。スペインの生ハムをいつもおいておくようにしているという友達にプレゼントしてあげたいけれど、プレゼントするには少し高すぎる...。


生ハム用の戸棚

生ハムの写真を撮っていたら、専用の戸棚もあるのだと言って見せてくれました。

キッチンにあったのが、この戸棚。



立てかけるようになっていて、扉は蠅帳のように網が貼ってありました。こだわりですね...。


日本では「パタ・ネグラ」という呼び方は余りしないらしい

パタ・ネグラ、私なら「黒脚」 などと訳してしまいそうな言葉を日本ではどう言うのだろうかと調べてみたら、ずばりとしたものが出てきませんでした。

スペインの生ハムを楽天市場で検索

「パタネグラ」 で検索してみたら、右に入れたものしか出てきません。

スペインの生ハムには「ハモンセラーノ」と呼ぶものもあって、パタ・ネグラは「ハモンイベリコ」と呼ぶのが日本では一般的らしい。

イベリコの生ハムを楽天市場で検索

「ハモン」はスペイン語で「ハム」のことだ、というくらいは私も知っています。ハモン・イベリコをフランス語にすると「Jamón ibérico」という単語になるのを知ったのですが、そういう言い方をフランスで聞いたことがあったかな?...

でも、そのハモン・イベリコ、日本では大変高価なお値段で売っているのですね。

生ハムをご馳走してくれた友人も高いハムなのだと言って、知り合いがスペインに行ったときに買ってきてもらっているのだと話していました。

でも、日本の価格は目が飛び出るほどのものでした...。

思い出せば、日本でスペイン料理の店に行ったとき、スペインの生ハムを注文したら、ぎょっと驚くほど少ししか出てこなかった...。

フランスでハモン・イベリコを食前酒のおつまみに出したとしても、100グラムくらいは一人で軽く消費してしまうと思います。

追記:
パタ・ネグラのハムをご馳走してくれたスペイン系の友達も「高価な生ハムなんだ」と言っていたので、後日会ったときに「日本では1本2,000ユーロ近くで売っていたよ」と言って、幾らぐらいで買っているのと聞いてみました。スペインから直接取り寄せているので、200ユーロ代だとの返事でした。それはそうでしょうね。いくらスペインの生ハムは美味しいのだと言って友人たちに食べさせたいと思っても、1本10万円以上もしたら買わないと思う...。



ブログ内の関連記事:
目次: ハム・ソーセージ類
目次: 食材と料理に関して書いた日記のピックアップ

情報リンク:
☆ Wikipedia: ハモン・イベリコ
スペイン産生ハム


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