| Login |
2012/03/12

シリーズ記事 【トルコ旅行記】 目次へ
その11 キャラバンサライ


アンタルヤを出発して、コンヤを通ってカッパドスに向かった日、もうすぐ目的地というところでキャラバンサライ隊商宿)を見学することになりました。


中世の城を思わせたキャラバンサライ

どこの国だったか忘れてしまったのですが、キャラバンサライだったという建物のレストランにある中庭で食事をしたことがありました。他にも、幾つか見ていたような気もします。でも、なかなか立派だな、広いな、と思ってくらいの記憶しか残っていません。

トルコで見学したキャラヴァンサライには驚きました。まるで要塞といった構えだったからです。



大きな石を積み上げた要塞のように堅固な建物。キャラバンサライは盗賊から旅人の安全を守るための宿でもあったことを思い出しました。

見学したのは、最近になってから、見事に修復されて、レストランにされたところでした。



ラクダ、馬、ロバなどで荷物を運ぶキャラバン隊の宿なわけですが、「サライ」とという言葉には宮殿の意味があるのだと聞けば、キャラバンサライが立派なのも納得できます。

寒かったけれど、レストランを出て、庭からの眺めをみました。



こんな荒野を旅したわけですか...。


交流による国の発展

トルコは、アジアとヨーロッパを結ぶ交易路に位置しています。シルクロードも、トルコを通ったのでした。



商業ルートが通れば国が繁栄するため、トルコは旅人の安全を守るキャラバンサライを整備して隊商を呼び込んだ、という側面もあったのだそうです。

この地方のキャラバンサライは、13世紀ころから数も増えて、滞在の快適さも充実してきたのだそう。

ルートの30~45Kmに1つ、すなわちキャラバン隊が1日で移動できる距離ごとに、キャラバンサライが設置されているそうです。

そして、始めの3日間は、宿泊客は無料で利用できるという配慮もありました。もちろん、お金を払えば、その以上長く滞在することもできますが。

ただし、キャラバンサライは夜になると門を閉めてしまうので、夕暮れまでに到着しなければならないという拘束があったのだそう。フランスなどにある要塞都市でも、中世には、夜になると入口の門が閉ざされていましたね。

トルコにはキャラバンサライがたくさんあったのに、放置されたために朽ちてしまったところが多いのだそうです。それを修復して、スペインのパラドール(主に歴史的建造物を利用した国営ホテル)のようにして保存維持しようという運動もおきているのだそう。そうなって欲しいですね。

レストランになったキャラバンサライは、昔に思いをはせることができる雰囲気があって、とても素敵でした。旅の前半に立ち寄ったので、こんなところで食事したいな... と思いました。でも、私たちは超格安ツアーなので、そういう機会は一度も訪れませんでした!


情報リンク

見学はしていないのですが、トルコに残るキャラバンサライの動画を入れておきます。

見事なキャラバンサライ(Sultanhani)↓



廃墟になってしまったキャラバンサライ(Obrukhan)↓



☆ イスラーム建築の名作: キャラヴァンサライ(隊商宿)


― トルコ旅行記の続きへ ―


にほんブログ村 トラコミュ トルコへ トルコ



カテゴリー: トルコ | Comment (0) | Top
この記事のURL | Rédiger
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する