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2012/04/08

シリーズ記事 【スペイン、パラドール巡り旅行】 目次へ
その9: Granada (1)


スペイン4泊目の宿は、アルハンブラ宮殿の敷地内にあるフランシスコ派修道院をホテルにした施設でした。

パラドールの名前は、グラナダとなっています。
☆ ホテル情報: Parador de Granada


夢みるパラドール?

スペインのパラドールの中では最も人気があるのではないでしょうか?

15年前にアンダルシアを旅行したときには、前日にキャンセルした人がいたおかげで、このパラドールの予約がとれて大喜びしたのでした。

入口を入ったところ ↓



前回に利用したときの思い出は、アルハンブラ宮殿の見学で疲れて戻り、誰もいない回廊のテーブルに食前酒のワインを運んでもらって飲みながら味わった静けさでした。



その中庭は今でもあるのですが、記憶に残っていたのはもっと昔を髣髴させるものだったのだけれど...。

帰ってきてから調べてみると、アルハンブラのパラドールは老朽化が進んでいたので、最近になって大々的に修復したらしい。

近くにはバーがなくなっていたので、思い出の回廊でワインを飲むのは諦めました。

どうして、こんな風にしてしまったの?! と驚く近代的なラウンジなどを通って、カフェテリアに出る。

庭に面してカフェテリアができていました。パラドールの美しいお庭を散策できるのだけれど、ここは何も宿泊しなくたって利用できると分かったら、なんだか興ざめ...。




寝室のインテリアは、ちょっと酷いのでは?...

パラドールの中で、ここは普通のところに比べると3倍くらいの料金設定になっています。私の記憶では、アルハンブラ宮殿に泊まる♪ という感激以外には、その料金を正当化できるとは思わなかったのですが、今回の旅行では、みんなが泊まりたいというので利用することにしました。

空室を確保するのが難しいので有名だったのに、Booking.comというホテル料金をディスカウントしているサイトで予約が入れられてしまったのは少し不思議な思いでした。

私たちが利用したときはディスカウントはなかったのですが、1泊120ユーロなどという信じられない料金になっている日もありました。

不景気なので、アルハンブラ宮殿の中にあるホテルでさえも利用者が減ったのかな?...
 
そう思ったのですが、今回利用したら、これでは常に満室でなくなっても当然だと思ってしまいました。

外観、庭、廊下など、美しいものが残っている建築物。
でも、寝室の中は、ひどい...。

部屋の窓です ↓



教会を使ったホテルなので、部屋が狭いのは仕方ない。窓に鉄格子がついていて圧迫感があるのも、アルハンブラの雰囲気なのでしょうから、諦める。

でも、重厚な木で作った窓枠でないのが気に入らない。夜になったら、この鎧戸に付けられた雨戸のままにしておくと、穴から光が漏れてきて、アルハンブラの雰囲気かな... とは思いました。

これは序の口。
これはなんだ?!... と絶句する近代的な調度品にショックを受けました。

旅のハイライトにしていたアルハンブラのパラドールなので、夕食前にはひと部屋に集まって、持ってきたシャンパンを飲みました。

ぼられた! と不満をつのらせて不満の言い合い!

集合場所にした友達夫妻が泊まった寝室です ↓



こんな古い建物なのに、新建材を使っているのです。

改装費用節約のためにこうなったのか?

あるいは、あんがい、デザイナーのアイディアなので、アンティークを入れるより費用がかかったのではないか、とも思いました。

友達夫妻はランクの高い部屋をとっていましたが、私の部屋との違いは格子つきの窓が3つあったくらいだけ。大きくもないトランクを置くスペースがないので床に置いていたので、全く雑然とした雰囲気になっていました。

お酒を飲みながら、これは酷過ぎるよ... と意見が一致したサイドテーブル ↓



これを眺めていたら、フランスの高速道路を出たところにあるドライブインに泊まった気分になってきますよ~!

左に写っているのはベッドに寝たまま操作できる電気のスイッチなのですが、どこのスイッチかというのが書いてあって、ランプまでついている。

しかも、大きく! 「WC」なんて書いているのが気に入りませんでした。ホテルには色々泊まっているけれど、こんなのは見たことがありません。親切心からなのでしょうが、雰囲気を壊しますよ。デザイナーは気が狂っていると苛立ってしまいました。

新婚旅行でアルハンブラのパラドールに泊まろうかと思う、と友達が言ったら、ロマンチックな気分にはなれないから止めた方が良い、と反対してしまいますね...。

見学するだけで十分ですよ...。宿泊客を装ってホテルの中を見て回る勇気がなかったとしても、美しいアラブ時代の彫刻、中庭、庭のあるカフェテリア などは見学することができますから。

現代風が好きな人もいるでしょうれどね...。

でも、私にとっての歴史手建造物を使ったパラドールは、調度品はアンティークか、上手にアンティークをコピーしたものが入っているというイメージです。それで、よけいにパラドールの最高峰と言われるアルハンブラの現代風な改装方法には幻滅しました。

アルハンブラ宮殿内にあるパラドールのコマーシャルビデオ


― グラナダ滞在の続きへ ―


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