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2009/03/05
前回の日記(ブルゴーニュ白ワイン「アリゴテ」と食前酒キールの関係)に書いたように、ブルゴーニュの白ワインはシャルドネ種かアリゴテ種のブドウから作られるのが一般的です。

アリゴテ種から作られるワインは「アリゴテ」と呼ばれ、食前酒のキールには欠かせない白ワイン。

でも、シャルドネ種のブドウから作られた白ワインの方が口あたりが良いので、家で白ワインをストレートで飲むときにはシャルドネ種の白ワインばかり飲んでいます。

ところが、1年ほど前のこと・・・

アリゴテ種のブドウから作られた珍しい白ワインを飲む機会がありました。


ブズロンの銘柄を持ったアリゴテ

レストランでワイン選びをしていたとき、一緒にいた友人がブズロンという白ワインについて説明してくれました。

アリゴテ種から作られる白ワインは「アリゴテ」と呼ばれるのですが、ブズロン村で作られる白ワインは特別に質が良いので、最近になって産地統制呼称(AOC)を獲得した。それまでは「ブズロンのアリゴテ」と呼ばれていたのが、「ブズロン(Bouzeron)」という銘柄となった。ブルゴーニュ・ワインの中でアリゴテ種から作られていながらAOCを持っているのは、ブズロンだけ、とのこと。

そのブズロンがレストランのワインリストにあったので、私が飲んでみたことがないなら、これを選ぼうと提案されました。他に、とってみたくなるワインがなかったのも一因だったのですが。

普通なら、私たちブルゴーニュ住人は選ばないネゴシアンがつくったブズロンでした。

* ネゴシアンというのはワインの仲買人が作るワインのことなのですが、ブルゴーニュではブレンドを極端に嫌うのです。つまり、色々な畑から作られたワインをブレンドしたら、おいしいのができるはずはないという偏見です。

でも、このブズロンという白ワインが、やたらにおいしかったのでした♪

ブズロンって、すごいのではないかと思ってしまいました。
シャルドネ種からつくった白ワインにも匹敵する飲みやすさでした。

ネゴシアンのワインでこれだけおいしいなら、ドメインで作ったワインはどんなに美味しいだろうか?・・・ そういうのを買わなければ、と思ったのでした。

ところが、その後、すっかり忘れて、日本に帰国してしまいました・・・。




ロマネ・コンティーのオーナーがつくったブーズロンが、
  日本でも安く売られていた


ブズロンには、かのロマネコンティロマネ・コンティのオーナーが作っているものもあるのだと聞きました。

日本に帰っていたとき、ふと楽天市場で探してみると、それが売られていたのであります。
しかも、やたらに安い!

フランスで直接買い付けるのと、ほとんど変わらない値段なのです。フランスの友達がワイン見本市で試飲したときの値段は、直売価格で、確か11ユーロだったと言っていました。

それとほとんど変わらない値段で、日本で売られていたのです。

見つけたのは、これでした。
お店がどんなワインなのかも説明しています。 ↓


ブーズロン・アリゴテ ドメーヌ・ア・エ・ペー・ド・ヴィレーヌ AOCブーズロン

* 日本では「ブズロン」ではなくて、「ブーズロン」と表記されるようです。フランス語でブーズ (bouse)と言うと、良いイメージがないのですけど・・・。リンクを入れましたが、見てくださるにはおよびませんよ~!


日本では、いつも、飲める安くておいしいワインが売っていないだろうかと探していたのです。

以前はワインを飛行機に持ち込んで持って帰れたのですが、最近は液体物の機内持ち込み禁止になったので、日本に持っていくワインの量が減りました。預けるとボトルが割れるのではないかと心配するのと、預けると重量としてカウントされてしますのが原因。

ブズロンがこんなに安いなら、買うぞ~ と思っていたのに、フランスに戻るのが迫ったので買えませんでした・・・。


またブズロンに出会う

日本で買いそこなったヴィレーヌ社、しかも同じ2007年ものを偶然、先日行ったレストラン(そのことを書いた日記「私好みのレストランに出会う」)で飲めたので満足しました♪

レストランで注文したワイン
2007年のヴィレーヌ社のブーズロンでした

偶然にも、ネットで買いそこなったのを同じミレジム。

期待通りにおいしいワインでした。
お給仕の人にそう言うと、「そうでしょう♪」と返事してきました。この気取らないレストランでは人気ワインのようでした。

22ユーロ。普通は、フランスのレストランでワインを飲むと原価の3倍で出てくるのが普通なので安かったです。レストランで飲むワインとしてはお手頃価格。

もっとも、先日行ったワイン農家でキール用のアリゴテを買ったとき、ご主人とブズロンの話しをしたら、「ヴィレーヌ社のは、アリゴテなのに、そんなに高く売っているの?!」と仰天されました。

その農家で私が買ったアリゴテは4.50ユーロだったのです。
でも、ブズロンはキール用のアリゴテではないのですよ・・・。

いつかブズロン村に行って買い付けしようと思います。なぜ、そこまで行かなければならないかと言うと、ブルゴーニュにいるので、店でワインを買う習慣がないからです。


日本に帰ったときにも、安くて美味しいワインが欲しい

実は、私がフランスで軽く白ワインを飲むときは、ブルゴーニュ南部で生産されるマコネが多いです。フルーティーでとても飲みやすいため。

マコネの中でも、村の名前がついた白ワイン、つまり「マコン・ヴィラージュ」よりも上のランクを飲んでいるのですが、なぜか日本では価格が高いのです。マコン・ヴィラージュにしたら私の予算のもあるけれど、それでは寂しい・・・。

そもそも、日本ではフランスワインが安くて、わざわざフランスから持っていくこともないと思った時期もあったのに、最近は高いですね。円高になったので値下がりするでしょうか?

私が見つけた店のヴィレーヌ社のブーズロンは、なぜそんなに安いのだろう?・・・ 私が見ている今は、1本1,888円になっています。

アリゴテ種のワインのために、仕入れ値から高くしては売れないからなのでしょうか?・・・

フランスにいるときに普通に飲むワインは、このくらいの値段を上限にして買っています。

日本でも同じ予算にしてワインを買うと、フランスのホームレスの人たちが道端で飲んでいるワインはこんなのだろうか?・・・ と思って落ち込んでしまうのですもの・・・。

この次に帰国したときには、ブーズロンを1ケース買いたいと思いました。

ヴィレーヌ社のブーズロンの価格を比較する

ブーズロンの価格を見る

マコネーの白ワインの価格を見る

マコン・ヴィラージュの価格を見る

ブルゴーニュ地方のワインマップ



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