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2012/08/19


今年は珍しく日本で夏を過ごしています。

フランスの寒さに体が馴染んでしまているせいか、蒸し暑さが耐えきれません。冷房がない状態では、頭の中にある血液が沸騰しているのではないかと本気で考えてしまいます!

私が暑くてたまらないと嘆くと、フランスの友人からは「寒くてたまらない」という返事が返ってきていました。夏に入ってしばらくたっても、異常な寒さだったようです。


寒い夏から、突然の猛暑?

今月の半ばからは、フランスは猛暑になったと騒いでいます。「今日は最高気温が40度だった」などと言うブルゴーニュの友人もいました。

8月15日を過ぎると、ブルゴーニュでは秋風が吹き始めるという感じになります。夏は終りだ… と寂しくなる時期なのに、今年はその時期から猛暑になったらしい。

東京では35度を越すと猛暑と言っていますが、ブルゴーニュで35度というのは、そう耐えがたい暑さではありません。コンクリート造りの家はだめですが、伝統的な石づくりの家の中は、まるで冷房が入っているようにひんやりしているからです。

とは言っても、30度を超す天気が1週間くらい続くと、さすがに石壁も暑くなってきます。それでも、夜になれば涼しい。地下のワインセラーに涼みに行けば、夏服のままでは震えあがってしまうほど寒いです。

ブルゴーニュの猛暑といっても、せいぜい2週間くらいのこと。それを耐えれば良いだけなのですが、東京の厚さはすごい...。人類が生き延びることができない気候だと思ってしまいます。

ところで、フランスが寒かったころ、ブルゴーニュの友人たちの便りでは、こんなに太陽がないと、2012年のワインは美味しくないだろうな、と言っていました。

春から天気が悪く、雹も降ったりしていたので、こういう年に良いワインができるはずはないと思っていました。でも、猛暑がきたことによって変わるのだろうか?...

2012年のブルゴーニュワインがどうなるかを、誰かが書いているはずだと思って探してみました。

http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/drink/wnews/20120810-OYT8T00698.htm
2012年ブルゴーニュ、再び難しいヴィンテージか :
ワインニュース : ドリンク&ワイン : グルメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞)


フランス語サイトでも大した情報が見つからなかったのですが、今年は収穫量が少ないというのは確かなようです。ブドウ収穫は9月下旬らしい。

調べていたら、関係ないことに興味をそそられて、今年のワインがどうなるかという予測を探すのは中断してしまいました。


ブルゴーニュワインを偽って売っていたネゴシアンがいた

ブルゴーニュワインに関する最近の記事を探そうとフランスの検索サイトでキーワードを入れてみたら、ど~っと、ブルゴーニュワインの詐欺事件に関する記事が並んでしまいました。

ラブレ・ロワ(Labouré-Roi)というネゴシアンが、偽ったラベルを付けたり、他のワインを混ぜ込んだワインを販売していたのだそう。

なんだか出来過ぎた名前の会社ですね…。そういう名前になったのは、Labouré(耕された)という名の人と、Roi(王様)という名の人が立ち上げた会社だからという単純な理由だそうですけど。

私は知らなかったのですが、今年の6月にかなり騒がれたニュースのよう。日本でも報道されていました。

http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/drink/wnews/20120618-OYT8T00369.htm
ブルゴーニュ「ラブレ・ロワ」、不正ワイン疑惑で捜査 : ワインニュース
ドリンク&ワイン : グルメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞)


ブルゴーニュワイン・ファンは、畑が違うブドウ畑で作ったワインを良しとし、混ぜて作ってしまうネゴシアンのワインを嫌います。それで私も、ネゴシアンのワインは買わないし、ワインを醸造しているところで買いつけをします。

でも、日本に帰ったときは、そんなことは言っていられない! 不正をしたというネゴシアンの名前くらいは覚えておかないと… と、ニュースを読んでみました。

詳しく、フランスでの報道に忠実な記事:
ブルゴーニュの老舗ネゴシアン、不正疑惑で捜査


日本市場ではまだ売られている

ラブレ・ロワ(Labouré-Roi)社は、商品の8割を外国に輸出しているのだそう(世界30カ国以上)。としたら、当然、日本も良いお客さんなのではないですか?

案の定、検索したらたくさん出てきました。
ラブレ・ロワのワインを楽天市場で検索

ラブレ・ロワ社は1832年に創設され、ネゴシアンとしては最大10社に入ってる大手大手なのだそう。

5本の指に入るという表現ではないので、誰でも知っているというほどのネゴシアンではないのかな?...

年間に1,000万本のワインを販売し、年商3,500万ユーロ。

欲張らないで地道に商売していれば良かったのに…。

ブルゴーニュワインのイメージを落とした、と地元業界は嘆いたようです。

私などは、だからネゴシアンのワインはなんだか分からないから嫌いなんだ、という思いを強くしました。ネゴシアンだって誠実に仕事をしているところはあるわけですから、こういう事件が起きると本当に迷惑でしょうね...。




過去にまで遡って温度が分かるサイトを発見

ところで、不在にしていた時期のブルゴーニュの天気を調べていたら、昨年にまで遡って最低温度と最高気温が分かるAccuWeather.comという天気予報サイトがあるのを発見しました。フランス語ページに出会ったのですが、設定を変えると日本語でも表示されるという優れモノ。

たとえば、ブルゴーニュのディジョンの天気は、こちら。 

ブログ内の関連記事:
★ 目次: 今年のミレジムは? (ブルゴーニュ・ワイン)
★ 目次: ワインなどアルコール飲料に関するテーマ

外部リンク:
ラブレ・ロワ(Labouré-Roi)社ホームページ(日本語)
Fraude massive aux vins de Bourgogne : un "système organisé" selon la justice
Toute l'actualité sur Vendanges 2012
Vendanges 2012: Recrutement et généralités
Le ban de vendanges - définition - cas de jurisprudence en Angoumois
Cépages, appellations, gardes-vignes et bans de vendanges : le législateur dans les vignes
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