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2012/09/07
むかし、日本から毎年ブルゴーニュに通っていたころ、この地方では最大規模だけれど中世からの古都ディジョンの街は、10年1日のごとく変わらないと思っていました。大きなニュースは、目抜き通りの評判の良いケーキ屋さんがマクドナルドになる! と騒がれた程度。

ディジョンの町は眠っているようで、日が落ちると、人影もまばらで静まり返っていました。ところが、数年前、社会党の市長になってからは、街はどんどん変わっていきました。

歩行者天国が増えたのは目覚ましい変化。旧市街の中心にあるブルゴーニュ公国時代の宮殿の前にある広場は、醜い駐車場だったのに、すっきりと美しい広場に生まれ変わりました。カフェのテラスも規制が緩んだのか、あちこちに出来て、街は活気づきました。

政権が変わると、こんなに街が変わるものかな?... パリも同じですね。


路面電車

長々と続いていた工事が終盤を迎えて、ついに「トラム」と呼ぶ路面電車が9月から走るようになりました。



ディジョンなんて小さな町なのに路面電車なんかいらないと思っていたのですが、バスのように排気ガスを出したり、音がうるさかったりしないので、悪くないと思いました。

ディジョンのトラムは、なかなか格好が良く見えました。

景観を美しくするためには電気を地面に通した方が良いのですが、ボルドーで実験的にやってみたら故障ばかり。それで、ディジョンの路面電車は上に電線を張り巡らせています。

路面に芝生を植えたり、並木を作ったりして、色々工夫の跡が見えました。


ディジョンのシンボルはカシス

昔はディジョンにも路面電車が走っていて、時代の流れで廃止されたのが復興したわけです。でも、現代の路面電車は昔のと違って美しいですね。

車体はカシスの実の色になっていました。工事の柵も同じ色だったのですが、始めはブルゴーニュなので赤ワインの樽にたまるリ・ド・ヴァンと呼ぶ色かと思ったのですが、カシスの色だったのでした。

カシスというフルーツ、ディジョンのシンボルなのです。

デザートでもカシスを使ったものが多い。

カシスを楽天市場で検索


それに、なによりも、ディジョンで流行らせたキールという食前酒に使うのは、クレーム・ド・カシスと呼ぶカシスのリキュールです。

クレーム・ド・カシスには、美味しいの、まずいのと色々ありますが、地元で手軽に買えるメーカーで最も定評があるのは、右に入れたボトル。

なぜか日本には余り輸出されていないようです...。
ガブリエル・ブディエのクレーム・ド・カシスを検索


ついでに、ディジョンの話題をもう1つ書きます:
ディジョンの名物フクロウ


ブログ内リンク:
ディジョンらしいデザート 2008/03/31
ブルゴーニュ白ワイン「アリゴテ」と食前酒キールの関係 2009/03/03
★ 目次: 郷土料理、地方特産食品、外国料理
フランスでは路面電車の設置ブーム 2010/04/13
★ 目次: 乗り物に関して書いた記事(自動車、自転車、船など)
★ 目次: 色について書いた記事

情報リンク:
Le Tram - Grand Dijon


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