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2012/09/24

シリーズ記事 【2012年: 文化遺産の日の旅行】 目次へ
その6: Château de Thizy (3)


石の彫刻家Michel Roetzerのアトリエがあるティジー城を見学して、一番気に入ったのは、ここでした。

城の壁を利用して作られている小さな小屋。



何でもなさそうに見えるのですが、彫刻があるし、ゴシック様式の小さな窓にはステンドグラスまではめ込まれているので気になります。

それだけ眺めて立ち去ったのですが、また通りかかったときにはドアが開いていました。

それで中に入ってみたら、壁にある彫刻に意味があるのが分かりました。

入り口のドアの壁に彫られていた彫刻 ↓



その右手に目を向けると、外で手を洗えるような噴水がありました。

こちらの彫刻もユーモアがある♪



追記:
この彫刻のもとになったと思われるものを思い出したので、日記を書きました:
Cul-de-lampeという建築用語 2012/11/10


中に入ってみると...



浴室になっていました。



左に写っている丸い部分は「ラトリンヌ(latrines)」と呼ぶ中世のポットン式トイレ。

石の蓋を開けてみたら、本物らしく、穴になっていました。



ラトリンヌについて書いた過去の日記:
フランスの城で、これを見たことがありますか? ★クイズの解答 2005/07/20

城で見る普通のラトリンヌは、右の写真のように、外壁から飛び出してあります。だから、ポットン式で大丈夫(?)だったわけ。

ティジー城の小屋にあったトイレは、使っているのかな?...

今の時代だからポットン式にしておくわけにはいかないでしょうから、工事が大変ではないですか?

さすが、穴の中を覗いて確かめてみることはしませんでした。

でも、この部屋には、ちゃんとシャワーもあるのですから、トイレも使っているのではないかという気もします。



ブログ内リンク:
★ 目次: サニタリーに関して (トイレ、浴室、洗濯、衛生)
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コメント
この記事へのコメント
お久しぶりです。こんにちは。
このおしりの水道、おもしろいですね。こういうの大好きです!
彫刻はブルゴーニュらしいもので興味深いですね。そこに住むねこちゃんたちも自由にやってそうですね。

今年の夏ベルギーに行ってきました。ほどよく田舎ででもブリュッセルのような都会にもすぐにいけて、コンパクトでいやすい国だと思いました。
でも、フランス語とオランダ語が共存している環境がとても不思議というか、疲れないのかしら…?と思います。オランダ語地域のベルギー人は「俺らがフランス語しゃべってあげているのに、あいつらはオランダ語をしゃべろうなんてしないんだよ」と言っていました。やはりフランス語を喋る人は言葉への自尊心が高いのでしょうか。語学の使用率から考えるとオランダ語は確かに弱いとは思いますが。。

ベルギーでもネコはどこにいっても我が物顔で歩いていて、人懐っこかったです。腹を出して「なでてー」という確立は日本より高かったです!
2012/10/07 | URL | chiaki@静岡  [ 編集 ]
Re:
v-22 chiaki@静岡さんへ

お元気そうで何よりです♪

この彫刻家はブルゴーニュの彫刻専門なのだそうです。おしりの水道は、どこかのロマネスク教会の柱頭彫刻で見たような気もしました。中世の彫刻はユーモアがあるので大好きです。

ベルギーにいらしたのですね。ほんと、小さな国ですよね。なのに複数言語があるのはお気の毒。以前にベルギーの言語戦争について記事を書いていたのを思い出して読み直してみたら(http://otium.blog96.fc2.com/blog-entry-210.html)、chiakiさんにコメントをいただいていたのを思い出しました。

>やはりフランス語を喋る人は言葉への自尊心が高いのでしょうか。
⇒ 彼らが英語をしゃべらないのも、しゃべれないのが最大の理由で、しゃべれる人はやたらに英語を話したがると感じています。日本人が下手に外国語を話すのを躊躇するのは、恥ずかしいから。フランス人が外国語を話さないのは、下手にしゃべると、自分が馬鹿みたいに見えるので嫌だからではないかと思っています。

この言語圏にいるのだから、その言葉をしゃべれ、と言えるのは羨ましいです。日本に来た外国人に、そういうことは言えないので。

フランス人にとって、全く異なったオランダ語を覚えるのは大変だろうと思います。でも、フランスの子どもがイギリスに1カ月くらい滞在していれば、さすが言語構造が同じなので、流暢に英語を話せるようになってしまう。としたら、ベルギーに住んでいたらオランダ語をしゃべれるようになって普通だ、と思うのですけどね。

>腹を出して「なでてー」という確立は日本より高かったです!
⇒ そうなんですか(笑)。猫がお腹を出すのは相手を信頼しているからだ、と聞きました。思えば、ベルギー人は、皮肉を言うのが好きなフランス人とは違って、人が良いなと感じています。フランス人もそう感じるらしくて、フランスにはベルギー人の素朴さを茶化した笑い話が、小話の1つのジャンルになっています。猫にも国民性ができるのかな?... 

フランス人の皮肉の見事さに慣れると、それが好きになってしまって、お人よしのフランス人に会うと、変人ではないかとまで感じてしまいます。猫も自分勝手なところが好きなので、どの猫もお腹を出してきたら、ちょっと不気味に感じてしまうかもしれない!...
2012/10/07 | URL | Otium  [ 編集 ]
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