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2012/10/06

シリーズ記事 【ブドウ畑の中にある城で開かれた書籍展とブドウ収穫】 目次へ
その7


ロマネ・コンティのブドウ畑だと分かる十字架の前の道を左手に歩いて、畑に沿って道を曲がると、左手はラ・グランド・リュのブドウ畑。

これで、ロマネ・コンティの畑を2つの角度から眺めることができます。ここは普通の道なので、遠慮なく歩けます。

地図で確認なさるなら、たとえばこちらのページ:
Vosne-Romanée / ヴォーヌ・ロマネ


ロマネ・コンティの畑は、どうしてこんなに摘み残したの?!

うまくロマネ・コンティの収穫風景を見る時期にぶつかったことがありません。今年も終わってしまっていました。

地元の新聞に収穫風景の写真が入っていたのは1週間前。この辺りのブドウ収穫は、今年は9月20日前後だったのではないかな。

それでも、行ったのだから、畑を眺めていたら、やたらに積み残しが多いのに気がつきました。



収穫が終わったロマネ・コンティのブドウ畑を見たことが何度もありますが、いつもはこんなに摘み残しのブドウが見えなかったのではないかな?...

高級ワインをつくるブドウ畑では、ブドウの収穫は厳格です。木の上の方についているブドウは成長が遅れているので摘まない、という原則がある。さらに、ブドウ収穫をした人たちが切ったブドウの房も、圧縮機に入れる前に選別します。

上の写真に入れたように、ロマネ・コンティの畑では、ブドウの木の上の方にあるブドウの房がたくさん残っていたのですが、下の方にも見事な房もたくさんありました。


こんな風に小粒がぎっしり詰まっている房ができるのが、ピノ・ノワール種のブドウの特徴です。

こんな風に見事に見えるブドウの房を残しておくなんて、もったいない! と、私などは思ってしまうけれど...。

今回の旅行ではブドウ収穫のピークを過ぎてしまった時期だったので、他にもたくさん、ブドウ収穫が終わった畑も見ましたが、こんなに摘み残してはいませんでした。

ロマネ・コンティはどうしたの?... などと思ってしまう...。

今年のブルゴーニュワインは、気候の影響で生産量が少ないと言われています。となると、2012年のミレジムのブルゴーニュワインの値段は高いのではないかとも...。

こんなに摘み残しをつくったら、ロマネ・コンティの2012年は生産量が極端に少なくて、すごく高くなるのでは?... もっとも、いくら高い値段をつけても売れるワインだから、気にしないでブドウの選別をしたのだろうか...。

DRC(ロマネ・コンティのドメーヌ)を始めとして、今年のコート・ドールのブドウ収穫を写真入りでレポートしたページがあったので、リンクを入れておきます:
Impressions de vendanges : Romanée-Conti, Leroy, Clos de Tart et Perrot-Minot

DRCで収穫したブドウを、さらに厳しく選定をしている作業の場面、オーナーであるド・ヴィネーヌ氏の緊張して働いている姿が印象的です。

この取材は9月28日となっていました。私が行ったのは、ほんの少し遅かったわけですね...。


よだれが出てしまうブドウ?

ロマネ・コンティは超高価なワインなのですが、畑に見張り小屋があるわけでもありません。

何年か前、見学に来た人は立ちいらないでください、ということをやんわりと書いたプレートが石垣に付けられましたが、見に来た人たちが入り込めないような工夫はありません。

柵などをつけないでくれているのは感謝。ついでに、鳥よけの装置も皆無。

眺めるだけでも美しいブドウ畑の姿になっています。


こんなに積み残しが多い今年。悪意のある人が夜中に侵入して、これだけ積み残されているブドウを摘んだら、かなりの量のワインができてしまうのではないか?... などと考えてしまいました。

ロマネ・コンティのワインは、普通は6,000本くらいのワイン、せいぜい1万本くらいしかできないそう。なので、積み残しなどでワインを作っても大した量はできないでしょうが、半ダースでも作れたら楽しいではないですか?

こんな無防備な畑で大丈夫なのかな?... と思ってしまう。

ヒットはしなかったそうですが、ロマネ・コンティの畑を使った探偵小説があったのだそう。畑に薬をまいて、ブドウを全滅させてしまうと脅迫する、というもの。 そんなことをやろうと思ったら、できてしまうだろうな...。

それで、前回の日記(ロマネ・コンティのブドウ畑は観光地?)で書いたように、ブルゴーニュのブドウ畑を世界遺産なんかにして、観光バスがやって来るようになるようなことは避けた方が良いのに... と思ってしまったわけです。



この日、ブルゴーニュらしいブドウ収穫風景が見られなかったのですが、あきらめてディジョンの方向に向かったら、収穫真っ最中という畑に出会うことができました♪

続く -


ブログ内リンク:
★ 目次: ブドウ畑の作業、ワイン醸造法など
★ 目次: 今年のミレジムは? (ブルゴーニュ・ワイン)
★ 目次: ロマネ・コンティのブドウ畑ウオッチング
★ 目次: ワインなどアルコール飲料に関するテーマ


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