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2012/10/19

シリーズ記事 【山小屋に滞在したサヴォワ地方の旅行記】 目次へ
その7 山小屋での滞在 (7)


この夏に帰国したときには信州に行ってみたものの、天候に恵まれなかったために美しい山並みを見れなかった私。今回スイス国境に近いサヴォワ地方に行っても、アルプス山脈が見れないかもしれない... と覚悟していました。

山の天気は変わりやすい。曇天もあったのですが、素晴らしいアルプス山脈も眺めることができました。

特に見たかったのは、夕焼けか朝焼け。

2日目の夕方、控えめながらも、夕焼け空が広がってくれました♪




山小屋を後にする朝

パーティーには70人近くが貸別荘の山小屋に集まり、その夜には60人くらいが泊まってしまいました。

浴室は2カ所だけ。しかも、トイレは1つが故障で使えなかったので、残るは1つしかありませんでした。大丈夫なのかなと心配したのですが、なんとかなるものですね。男性たちは、遠慮して外で用を足していたのだと思います。

パーティーが終わって、山小屋を後にする朝。浴室の順番待ちは避けたかったので、みんながまだ寝ているであろう時間に起きだしました。

顔を洗ってから、廊下や部屋を突っ切って外に出たのですが、すごい! ありと、あらゆるところに寝ている人たちがいました。私は遠くからきたという特権で、4人が寝る部屋をもらっていたのですが、居間のソファーでもなんでも、みんなは寝ていたのでした。

山の朝はすがすがしい。

日曜日だからでしょうか? 気球がたくさん登ってきました。



トルコのカッパドキアで熱気球の初体験をして、すっかり気に入っていました。アルプスの山の上で気球に乗るのも楽しいだろうな...。風にのっているから感じられる、あの静寂さ...。

今回出会った人の中には、アルプスで山岳ガイドをしている人がいて、その人から意外なことを聞きました。

登山に案内した人たちには大自然を味わって欲しいのだけれど、騒音に悩まされている、と言うのです。

小型飛行機をチャーターするツアーもあるのだそうで、その音が響き渡って、自然の静けさが壊されるとのこと。

特に耐えがたいのは、「タッチ」とか呼ばれるものを楽しまれることなのだそうです。飛行機を地面すれすれまで降下してスリルを味わわせるサービスで、このときの騒音は耳をつんざかれるようなものなのだそう。

セスナ機は簡単に楽しめる山岳観光なのでしょうが、眺めているだけでも景色になる気球にして欲しいな...。


午前中は、山小屋に滞在した人たちが次々に別れを告げて帰っていきました。

残り物を食べる昼食も用意されていたのですが、私たちもそれは断って、山荘を後にしました。せっかくアルプス地方に来たので、少し観光してからブルゴーニュに帰ろうという計画にしていたのです。

立ち去るとき、山小屋の庭では、ギターとクラリネットの共演を楽しんでいる人たちがいました。




ところで、帰って来てから友人が借りた山荘のサイトを見たら、私たちが滞在したオフシーズンの週末3日間利用料金は700ユーロでした。

収容人数(つまり、布団つきベッドの数)は30人とのこと。私たちはソファーの上でも何でも寝てしまったのですが、友達が35人くらい集まるのに使った場合、一人2,000円も出せば2泊3日の滞在ができてしまうのですから悪くないですね。

大勢で滞在できるくらい広い山小屋ではありましたが、サニタリーが2カ所しかないのが難点だし、ベッドは質素ではありましたが、設備の方はかなりデラックスです。台所と居間は2カ所。冷蔵庫も2つか3つあり、もちろん食器洗い機や洗濯機など、自炊生活に必要なものは何でもありました。

フランスの貨幣がユーロになってから、ホテルも民宿も宿泊料金が跳ね上がってしまったと思っていたのですが、こんなところもあったのは驚きでした。

単に泊まれるというだけではなくて、アルプスの山並みを独占してしまえる立地は素晴らしいです!  登山をしていると悩まされるという騒音もゼロの世界でした。

- サヴォワ旅行の続きへ -


気球について書いた過去の日記:
カッパドキアで気球に乗る 2012/03/01
コカコーラとブルゴーニュワインを物々交換しますか? 2010/08/16


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