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2013/01/23

シリーズ記事目次【2013年1月: 長野旅行記】 目次へ
その2


前回の日記(芦ノ尻道祖神)に書いた道祖神と資料館を見た後、この地区の伝統を見せる博物館(大岡歴史民俗資料館)の見学もしました。

この土地で育った民族学に詳しい方が案内してくださったので、展示物が生き返ったように感じてとても興味深かったです。

村の生活を感じさせる数々の展示物の中で、妙に気になったのが、こちらの雛段飾りでした。



下に棒が付いているので、バリ島の影絵芝居ワヤン・クリを連想しました。

聞いてみると、この棒を持って何かやっていたわけではないとのこと。

近い親族は、この雛段の上段にある普通の雛飾りを贈るのだけれど、それ以外の人たちは倹約するために、こういう平たい人形をプレゼントしたのだそうです。

どこかで見たことがあるような...。

日がたってから、ようやく気がつきました。これは羽子板の押絵と同じではないですか?!

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羽子板というのは高価だという感覚が私にはあるのですが、昔はそうではなかったのでしょうね。


押絵雛

この平べったい雛様飾りを何と呼ぶのか聞きそこなってしまったので、調べてみました。

日本国中にあるようですが、私が見たのと同じ長野県にある松本の情報が多く出てきました。「押絵雛」と呼んでいます。

下に棒がついているのが気になったのですが、これは薄べったい人形の背中を支えている棒が下に出ている、というもののようでした。

馬場家住宅 松本押絵雛(長野県松本市)


眺めていると、見慣れている雛人形より、この押絵雛の方が珍しくて価値があるように思えてきます。

人形に仕立てる必要がないからなのか、絵画のように人の動作が自由です。

それに、雛段に飾らないで、掛け軸や壁に人形を配置したら、家の中のスペース稼ぎになるではないですか?

都市住宅に向いていますよ~♪

でも、田舎の昔の家では、ひな壇は場所をとりすぎると問題になるこということはなかったでしょうね...。



数年前、ひな祭りの時期に九州の温泉に入ったら、湯上りの休憩室に雛壇が飾ってあって喜んだことがありました。

私はこんな風に飾ってもらったことがなかったので...。

 
この写真を入れた日記:
日本滞在記 : 温泉 2007/11/14


あと1か月ちょっとで雛祭り。
もうすぐ春なのですね...。



外部リンク:
雛人形の歴史

【押絵雛について】
押絵雛展
松本押絵雛を守り伝える(ベラミ人形店)
松本押絵雛



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