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2013/03/13
フランス北部では大変な大雪が降って、交通マヒや停電のニュースでにぎわっています。

テレビのインタビューに出てきた女性が、面白いことを言っていました。停電で真っ暗というのですが、昼間も家の中が真っ暗なので参っているのだそう。

窓の鎧戸が電動式のシャッターなので、停電になったら開けられないとのこと。そういうこともあるのですね。日本だったら、地震のときに窓から飛び出すということができなくて、事態はもっと大きいのではないかな?...

知り合いのお年寄りの家で、この電動装置にしたのを見たことがありました。ボタン1つで窓のシャッターの開け閉めができるので、力がいらなくて楽なのだと自慢していました。でも、便利すぎると、欠陥もあるのですよね。自然に生きましょうよ!

こちらブルゴーニュでは、少し雪がちらつく程度で平穏そのもの。寒いことは寒いですけど。

そんな陽気ですが、ここのところ、もう春なのだな... と感じるできごとがありました。


渡り鳥

先週のこと。

シャンパーニュ地方を縦断するドライブをしていたら、渡り鳥だろうと思う鳥の群れを見ました。車は高速道路を飛ばしていたのですが、群れを後にすると、また別の群れが現れる、という具合。

どうして、こんなに鳥がいるのだろう?...



望遠を使って写真を撮り、それを拡大して鳥の姿を見ようと思ったのですが、やはりピンボケでよく見えません。

おまけに、車の中から写真をとったので、フロントグラスの汚れか、カメラのレンズの汚れか分らないシミが付いてしまいました。写真としての価値はゼロですが、鳥の群れを目撃したという記念に残しました。

肉眼では、首が長いのと、かなり大きな鳥だというのが分かりました。

調べてみると「Grue cendrée」という種類の鶴のようです。フランス語では灰色の鶴という意味なのですが、日本語ではクロヅルと呼ばれるようです。

全長が1メートルを少し超す大きな鳥。今は、この鶴たちが冬を過ごしたフランスから、ロシアの方に帰る群れができる時期のようです。

近くに野鳥の観察ができることで名高いセンターLac du Der - Chantecoqの近くだったので、そこに住んでいる鶴たちなのでしょう。この種の鶴が25万羽も観察されるのだそうです。



映像を眺めてみると、私が見たのはこの鶴に間違いなかったと思いました。


春は小鳥を救うのが忙しい

朝、窓ガラスで音がしたので見に行くと、小鳥がガラスにぶつかって失神していました。

まだ生まれたばかりのような赤ちゃん鳥。大きな音だったので、よほど勢いよくぶつかってしまったらしい。

抱き上げて家の中に入り、手で温めてあげました。目が覚めるのに時間がかかるらしいので、箱に入れて蓋をする。

猫たちが気絶した小鳥など見たら、大喜びしてしまいますから、それを一番気にしたのです。

しばらくして、箱を外に出してから蓋をあけると、小鳥は遠くに飛び立っていきました。

良かった、よかった。

と、思ったのも、つかの間...。

玄関の向こうで猫が騒いでいる。
ドアをあけてみると...
小鳥を捕まえてしまったらしい。

こちらはもう手遅れ。ドアを開けた玄関には、あたり一面に鳥の小さな羽が舞い散りました。

小鳥の羽って軽いのだな... などと感心している場合ではない。掃除機を持ってきて、羽を吸い取りました。

春先は猫たちが小鳥を捕まえるので、朝起きると庭を回って小鳥が落ちていないか見て回ります。リスも来るので、それにも気をつけなければならない。

食べ物に不自由させているわけではないから、可愛い動物は捕らないようにと猫たちに言い聞かせるのですが、全く効果なし。 猫は動物なのだから、おしおきして教え込むこともできないし...。

猫が捕まえた鳥を自慢げに見せに来た玄関の外壁には、アッシジに旅行したときの記念に買った聖フランチェスコの絵を真似たタイルを張ってあったのを思い出しました。


ジェット「小鳥への説教」(1305年頃)

アッシジのサン・フランチェスコ、フランス語でFrançois d'Assiseと呼ばれる聖人。鳥にも話しかけることができた、という逸話の絵が気に入ったので、これを買っていました。

猫には、何の教訓にもなっていなかったわけで...。

イタリアには美しい町や村がたくさんありますが、アッシジは本当に美しい町だった...。

アッシジのフランチェスコ聖堂の壁画の立派な写真集を買っていたのに、イタリア語で書いてあるせいもあって、ろくに眺めていなかったことを思い出しました。

猫の騒動で、アッシジのフランチェスコのことを思い出した朝になりました。

夜には、新しいローマ法王が誕生したのですが、偶然にも、新法王の名前はフランチェスコだったのでした。

- 続きへ: Habemus papam -


ブログ内リンク:
フランスで初めて鶴を見ました♪ 2009/02/21
巣から落ちた赤ちゃん鳥 2010/08/11

外部リンク:
La Grue cendrée


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