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2013/04/05

シリーズ記事目次 【ブレス地域で生産される質の高い食品】 目次へ
その4


先日の日記「黄身がオレンジ色に近いほど黄色の卵が好き」で、AOCブレス産若鶏で有名なブレス地域で生産されている卵が美味しいことを書きながら、思い出したことがありました。

昨年、この「ブレス(Bresse)」と呼ばれる地域では、もう1つのAOC(原産地統制呼称: アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ)を獲得していたのです。

AOCを持ったのは、ブレスの生クリームとバター(Crème et beurre de Bresse)。

それまでのAOCバターは、シャラント・ポワトゥー(Beurre Charentes-Poitou、1979年にAOC獲得。エシレなど)と、イズニー(Beurre d’Isigny、1986年にAOC獲得)。生クリームでは、イズニー(Crème d'Isigny、1986年にAOC獲得)のみ。その両方にBresse(ブレス)が加わったのでした。

ブレスがAOCを獲得したと聞いて、私はとっさに卵かと思いました。

でも、バターも生クリームも牛のミルクからできるのでした。なぜブレスのミルク? と思ってしまったのです。ブレスと聞けば鶏を思い浮かべてしまう私なので。

私にとって、質の高いバターや生クリームは、お隣のフランシュ・コンテと決めているのですが、その質の高さはモンベリアルドという乳牛のミルクだからです。

でも、ブレスのミルクも、同じ牛の品種でモンベリアルドが多いらしい。ブレス地方の一部はフランシュ・コンテ地方でもあります。


ブレスは3つの地域圏にまたがった地域なのですが、ブルゴーニュ地方も入っています。

AOCを獲得してから1年もたつのに、未だに出会ったことがないのが不思議。どこかで見かけていてもおかしくないのに...。

地元の人たちは、AOCなどと断りがなくても美味しいのを知っているので、わざわざAOCで売り出すところは少ないのかもしれない。最近AOCを獲得したブルゴーニュ南部で生産されるヤギのチーズを作っている農家では、AOCチーズにして売っているところは少ないからです。

余り知らない人たちがいるところ、つまり地元から遠いところに卸す場合にAOCのラベルは宣伝効果があるはず。

というわけで、日本で売られているのかを調べてみました。

生クリームなどという日持ちがしない食品が輸出されることはまずないはず。それで、フランスのAOCバターを検索したらブレスのAOCバターも出てきました。

ブレスイズニ―シャラント
 ブレス産AOC無塩バター  エトレ 250g(冷凍)

ブレス産AOC無塩バター  エトレ 250g(冷凍)
価格:1,500円(税込、送料別)



イズニ―とシャラントのバターのパッケージは見たことがあるものですが、ブレスのは初めて。へぇ...、フランスで見たことがないのに、日本では売られているのだ~!

またまた、日本って、なんでもあるのだ! という思いをあらたにしました。

AOCを持つバターを楽天市場で検索

ブログ内リンク:
★ 目次: 乳製品(チーズ、バター)に関して書いた日記
★ 目次: ブレス産の鶏肉

外部リンク:
Crème et beurre de Bresse : la nouvelle AOC validée
☆ LA BRESSANE Fromages: L'AOC crème et beurre de Bresse
ブレスのバターにAOCの認可
ブレスのクリームがAOCに認定
Les appellations d’origine contrôlée et protégée (AOC / AOP)
☆ Wikipedia: アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ


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