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2013/05/15
去年から野菜づくりに夢中になっている友人が、初ものの収穫物を持ってきてくれました。

家庭菜園を始めたのはご主人の方。

心臓発作で命を落としそうになったことがあるのに、力仕事なんかしても良いのかと心配になりますが、新しく始めた趣味がいたく気に入っている様子。

今年は大きな温室まで組み立てたのだそう。

庭が広いので、植えた野菜の数は、朝市に持って行くつもりなの? と冗談を言いたくなるくらい、やたらにたくさん。

食前酒をふるまって、無農薬の野菜がいかに美味しいかなどを長々と聞かされていたら、いつの間にか、お昼の時間になっていました。

こういう場合、「食べていらっしゃいな」と言うのがフランスの田舎では普通なので、彼らを昼食に誘う。

肉を焼いたものをメインで食べることにして、いただいたサラダ菜とラディッシュを前菜にしました。

「小さいけど、すごく美味しいのだ」と自慢していたラディッシュは、本当に小さい!

それなのに、葉の方はみごとに、というか、ヒョロヒョロと茎が長く育っていました。育て方が悪かったというよりは、ずっと太陽がなくて、雨ばかり降るこの頃だからなのと思う。

ご自慢のラディッシュは、少し葉を残して、先を4つに割って食べやすくしました。それを竹のカゴに乗せる。

私の料理はいつも綺麗、と褒められました。料理が上手ではないので、見た目を美しくすることに努力しているのです!


ラディッシュの葉のおひたしが受けた♪

ご自慢のラディッシュなのだけれど、食べる部分はほとんどない!

それでは作った人が可哀そうではないかと思って、葉の部分でおひたしを作ってみることにしました。

無農薬なのだし、日照時間が短いので柔らかいはずですから。

フランス人は、日本では食べる部分を捨ててしまうのです。茎の部分も食べられることを教えてあげようではないですか?

彼らは正直なので、不味くても無理して食べてしまうという心配はありません。どうせ捨てる葉だったのだから、残されてもともと。

というわけで、お味見程度に葉の良い部分だけ使って作った料理なのですが、大いに受けました。自分で育てた野菜を最大限に使ってくれたのも嬉しかったのだろうと思う。

私も、意外においしいな、と思いました。
皆がそんなに喜んでくれるなら、葉を全部使えば良かった…。

こういう風に、本来は捨てる部分や、残り物を使った思いつき料理をやってみるのが好き。失敗するとボロクソに言われるのでめげるのですが、しばらくすると、また私の創作料理(大げさすぎる表現!)を作ってしまう。だって、おままごとみたいで面白いのですもの。

その場で浮かんだアイディアの料理なので、どうやって作ったかはすぐに忘れます。今回の評判が良かったおひたしのレシピをメモしておきます。もう少したったら、また友人が自家製ラディシュをくれるでしょうから。


超手抜き、廃物利用 おひたしのレシピ

(1) ラディッシュの葉を、塩を少し入れた熱湯で、さっとゆでる。

(2) 鍋からあげたら冷水に通して加熱をとめ、寿司のスノコにのせて絞る。

(3) 葉を4センチくらいの長さに切ってボールに入れ、ごまだれ、ゆずの粉末を入れてかき混ぜる。

(4) 小鉢に分けて盛り、上から炒った白ごまを少しかける。


この時に思いついたのは、ごまだれを使うこと。

ゴマの香ばしさは、フランス人の誰にでも好かれると感じています。彼らはゴマをめったに食べないから、「ゴマは苦手」という人もいないのだと思う。

すり鉢でゴマをすって野菜の和え物を作ることがよくあるのですが、先日はさっさと料理を作りたかったので、ごまだれを使ってみました。

昨年出会って、フランス人にはこれが最も受けるのではないかと思って日本から持ってきた「ミツカン 金のごまだれ」を使いました。


それから、この冬にこんな食材が売っていたのだと知ったものも使ってみました。

ゆずの粉末。

食べ道楽の仲間が多い友人が、仲間の誰かが作ったと言うものをもらって気に入っていたものなのです。

店で売っているのは見たことがなかったのですが、ネットショップで探してみたら出てきました。フランスに持ってきたのは、右に入れた食品。

3つ星シェフのジョルジュ・ブランは、何の料理にでも、ほんの少しレモンを入れるのと食材の風味が引き立つと言っていました。

レモンより優しいユズの方が良いと思うので、粉末タイプは便利。

ユズはフランス人に非常に喜ばれるので、冬に帰国したときには買って持ってくるのですが、シーズンが限られるので不便なのです。


ここまで書いて、ラディッシュのおひたしは以前にも作ったことがあったような気がしたので、過去の日記をチェックしてみました。

やっぱり、書いていた!
野菜の葉っぱを捨てるフランス人 2010/05/27



この時は、ラディッシュの葉を味噌と砂糖で合えたものを作っていました。大根の葉には少し苦みがあるので、ごまだれの方が優しさが出るかもしれない。
第一に、手間をかけないでできるのが長所!

それにしても、忘れないようにとブログにメモしていても忘れている痴呆症の私。救いようがないな...。



ブログ内リンク:
すり鉢の使い道 2008/08/10
★ 目次: 食材と料理に関して書いた日記のピックアップ


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