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2013/06/14
陽気が良くなってきたので、あちこちでガレージセールが開かれます。フランス語では「vide greniers(ヴィッド・グルニエ)」で、屋根裏部屋一掃セールのような名前が付いているのですけど。



いつものように、ガラクタばかり。それでも一緒に行った友人たちは少しは買っていました。園芸店が出ていたので、私は庭に植える花を少しばかり買っただけ。

ガレージセールによく行くという友人に、「大きな町の方が良いものが出ているのではないの?」と聞いてみました。ここのように農村部だと、みんな大きな家に住んでいるので、邪魔だからと価値のあるものを処分する必要はない。それに対して、マンション住まいの都市住民は、限られた住まいの広さを確保するために処分するはずではないですか?

でも、友人は、田舎の方が掘り出し物が見つかるのだと言っていました。都会のガレージセールだと、ちょっと良いものは高い値段で売られているのだそう。田舎の人は骨董品の価値を知らないので、安く売ってしまうことがあるのだそう。なるほどね...。


小さなシャンパン用グラス

こういう村のイベントは、知り合いと出会うのが楽しいので人が集まるのかもしれない。ひと通り展示物を眺めてから、仮設レストランでシャンパンを飲みました。



シャンパンにはワインと違ったグラスがありますが、こんなコップみたいなグラスで飲まれたことがありますか?

シャンパンの産地では、時々こういうグラスでシャンパンが出されることがあります。

このグラスの名前は「blidaブリダ)」。

5 X 8 cmの大きさが標準なのだそう。

シャンパン1本を8人から10人で分け合って飲める大きさ。

フランスで普通に使われるシャンパングラスは「フルート」と呼ぶグラスで、不安定な形をしています。

小さなコップのブリダは、丈夫で壊れにくいし、たくさんグラスを使うときには扱いが便利、というメリットがあります。

日本では、この形をシャンパングラスとしては売らないのではないでしょうか?

シャンパングラスを楽天市場で検索

フランスでは、シャンパン用のグラスとして売られています。

http://www.champagneendirect.fr/champagne-flutes/156-verre-des-vignerons-en-champagne-blida.html

1個200円ちょっとという値段で売っています。


グラスの名前のブリダは、アルジェリアの都市ブリダから付けた名前なのだそう。

なぜかと思って調べてみたら、説明が出てきました。

シャンパンの産地にはシャンパングラスを作るメーカーがある。それで、販売拡大をねたってイスラム圏諸国にもグラスを売ることにした。

当然ながら、イスラム圏ではアルコール飲料は飲んではいけないことになっているので、シャンパンはもとよりワインのグラスにも需要がない。

そこで、イスラム圏の人たちが使うミントティー用のグラスを作って輸出した。

当時、アルジェリアはフランスの植民地。輸出先がブリダ市だったので、「ブリダ」という名前のグラスになった、というわけです。

言われてみれば、このブリダと呼ぶシャンパングラスはミントティーのグラスのような形なのでした。

その先のストーリーもあります。こんな小口のグラスを作ってみたら、シャンパンを飲むのにちょうど良い大きさだった。それで、逆にフランスでもこれをシャンパン用に使うということになった、というわけなのでした。

グラスは厚くて、簡単には割れない。それに、冷たさが保たれるようにも感じました。大勢で飲むときには、普通のシャンパングラスより便利なので、欲しくなりました。


ガレージセールに行った仲間たちとは、友人の家で昼食を食べることになっていました。
続きへ: 美味しいカルヴァドスをご馳走になる 2013/06/15



ブログ内リンク:
シャンパンには不思議がいっぱい: コルク、グラス 2006/08/09
★ 目次: シャンパンとスパークリングワインに関する記事
★ 目次: ワインなどアルコール飲料に関するテーマ
★ 目次: 目次: アンティーク、蚤の市などについて書いた記事

外部リンク:
Connaissez-vous le blidas, véritable verre à champagne ?


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