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2009/05/04
10日ほど前、パリ首都圏を旅行しとき、シャンティイというお城を見学したあと、森に入りました。

この時期、この森でしか見たことがない花が咲くのをマークしていたので車の窓から注意深く見ていると、それらしき花が道に咲いているが見えました。

駐車スペースに車を止めて、数歩森に入ってみると・・・
ある、ある~♪!


森のヒヤシンス = イングリッシュ・ブルーベル

私が探していたのは、この花でした↓

森のヒヤシンス

初めてこの花を見たときには、一面が青い花畑になってしまうので驚きました。

撮影した花畑はボケた画像しかないので、Wikipediaの画像を入れておきます。こんな感じでした。




こんな美しい花が一面に咲くはずはないので、誰かが植えたのではないかと思いました。

でも、自然に咲く花なのでした...。

フランス北西部の森で咲く花のようです。我がブルゴーニュでは見たことがありません。

追記: 2016年5月初旬、ブルゴーニュも標高の低い山があるモルヴァン地域で、この花が道路沿いに群生しているのに出会いました。土壌の好みがあるのでしょうが、繁殖力の強い植物なのだろうと思います。車を走らせているとき、森に開かれた道沿いに延々と咲いているのが見えました。



フランス語ではJacinthe des bois(森のヒヤシンス)と呼ばれています。

ここにリンクしたWikipedia仏語ページから日本語へのリンクでは、イングリッシュ・ブルーベルにリンクしていました。

それで検索すると出てきますね。


予約球根【シラー】イングリッシュブルーベル


ベル状の花が可愛い!シラーイングリッシュブルーベルの球根


フランスの森にも咲いている花を「イングリッシュ」と付けられるのは腑に落ちないのですが、仕方ない...。「ブルー・ベル」というのはイメージがわいて分かりやすいので良いです。

実は、初めてこの花を見た後、フランスの園芸店で同じようなものが売られていたのを見つけたので、球根を買って植えました。毎年咲いてくれるので嬉しいのですが、自然に咲いているものとは少し違うのです。

森に咲いている花の花弁の先は白いフリルが付いているのですが、私が買った市販のものにはそれがありません。日本で売られているブルーベルはどうなのでしょうか?


ピカルディー地方の北にある森に咲くブルーベルです ↓


Jacinthes des bois - bluebells - bois de cise - France


この花を見たあと、さらに森の奥に向かって...
と言っても、たった数歩だけ歩いてみたら...
どこまでも続くスズランの花畑に出会いました♪

- 続く -


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カテゴリー: 植物 | Comment (6) | Top
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コメント
この記事へのコメント
Otiumさん、こんばんわ。
イングリッシュブルーベル、とってもきれいな花ですね!

シャンティイ、もう9年前ですが、パリに旅行したときに行きました。競馬に行ったのですが(笑)森も城周辺も美しく、たった一日だけでしたのでもっといたかったことを思い出しました。
競馬には見事勝ったのですが(日本の競馬にもよく出ていたペリエという騎手のおかげです)、もっと時間を作って植物を見れたら、また違った旅になっていたかもなぁ、なんて。。
2009/05/10 | URL | chiaki@静岡  [ 編集 ]
v-22chiaki@静岡さんへ

>シャンティイ、もう9年前ですが、パリに旅行したときに行きました。競馬に行ったのですが(笑)森も城周辺も美しく、たった一日だけでしたのでもっといたかったことを思い出しました。

⇒ パリ周辺は醜い地域も多い反面、とても美しい地域もありますね。飛行機の路線も影響するらしく、美しいのに騒音がひどい地域を見ると気の毒になります。このお城のあたりは素晴らしい環境ですね。お城の庭を散歩できるような近所に住んでいる人たちは幸せだと思います。

>競馬には見事勝ったのですが、もっと時間を作って植物を見れたら、また違った旅になっていたかもなぁ、なんて。。

⇒ 競馬で勝てたのですか?! すご~い! 競馬場も良い環境ですよね。

またいらしてくださいね♪
2009/05/11 | URL | Otium  [ 編集 ]
森のヒヤシンス、 ジャサントゥ デ ボア といった感じの発音になるのですか?意味も語感も素敵です。

拙ブログにいただいたコメントへのお返事にも書かせていただきましたが、ブルーベルにはいろいろな種類があるようですね。イングリッシュ、シュパニッシュ、シベリカ・・・・多分品種改良されてというより、それぞれの土地に合った自生種と見た方がいいような気もします。フランスで自裁しているもをイングリッシュ・ブルーベルというのは確かに不思議ですね。
店頭で求めたものと、シャンティィに自生していたものとでは微妙に花姿が違うというお話も興味深いです。改良などせずとも、あるがままで十分に美しいと思うのですが、会えて手を加えたいというのは育苗家の性なのでしょうか。それとも、違う地方のものが自然交雑したのかしら。花弁の先に白いフリルがついているブルーベル、なんてお洒落で、美しいんでしょう!

ちょっと話は変わりますが、我が家の庭で咲いているフランス菊もなぜ「フランス」がつくのか謎です。もともとはヨーロッパ原産の植物のようです。英語ではOx eye daisyと呼ばれ園芸品種のシャスターデイジーの親だとか。名前の響きとしてはなかなか素敵だと思いますがなぜに「フランス」?
2015/06/01 | URL | aosta  [ 編集 ]
Re:
v-22 aostaさんへ

>森のヒヤシンス、 ジャサントゥ デ ボア といった感じの発音になるのですか?意味も語感も素敵です。
⇒ 発音、その通りです♪  園芸店で売っているヒヤシンスは、この花が密集して大きくなるように品種改良したのかなという気もしました。品種改良する必要のなかった美しい花だと思います。

>我が家の庭で咲いているフランス菊もなぜ「フランス」がつくのか謎です。
⇒ 本当に。なぜ「フランス」なのか不思議ですね。

aostaさんのブログに入っている、これのことですよね?
http://folli-2.at.webry.info/201306/article_4.html

私は野原に咲いていたものを移植したのが庭にあるのですが、それとそっくりに見えます。でも、フランスでは「マーガレット(marguerite)」と呼んで、「菊(chrysanthème)」という言葉は使わないのも面白い。

Ox eye daisyは、フランスではMarguerite communeで、普通に野原で見るマーガレットだと思います。これはWikipediaで調べたのですが、フランス語情報では若葉はサラダにして食べられる、英語情報では蕾はマリネにしてケッパーのように食べられる、とありました。そういう風に人から聞いたことはないので、食べてみる気にはなりませんが…。

それにしても、なぜ「フランス菊」と呼ぶのかな?…

調べてみたら、「モクシュンギク(木春菊)」という和名を持っている低木性植物が日本では「マーガレット」と呼ばれて親しまれているので、フランスで「マーガレット」と呼ぶ植物は「フランス菊」にしたらしいのでした。

だとしても、「フランス」と付ける理由にはならないですよね。

野生のマーガレットはフランスで好かれているからかな...。

フランス人はマーガレットに特別な思い入れがあるようには感じます。国旗のトリコロールを出すのにも、昔はどこにでも咲いていた3つの植物で代表するそうなのですが、白はマーガレットです:
http://www.bourgognissimo.com/Fleurs/2_ete/FR-3E_01_1.htm

マーガレットの花びらをむしってする恋占いもあります:
http://fr.wikipedia.org/wiki/Effeuiller_la_marguerite
「彼/彼女は、私が好き、少し、たくさん、情熱的に、狂信的に」を繰り返していって、どこで終わるかで結論がでるというもの。リンクされている英語ページには、フランス起源の遊びだと書いてありました。

でも、「フランス菊」と名付けた人が、フランス人の生活にマーガレットが深く入り込んでいるなどと知っていたはずもない。となると、洋梨のラ・フランス、フランス窓などの命名と同じ発想なのでしょうかね?…

逆に、フランスの園芸店では、「日本の」と付けておくと売れるからではないかと勘繰ってしまうほど、「日本の」とついた植物がたくさん売られています。例えば、中国が原産のはずのシュウメイギクはフランスでよく見かけるのですが、「Anémone du Japon(日本のアネモネ)」が通称になっています。
2015/06/01 | URL | Otium  [ 編集 ]
Otiumさん

フランス菊について色々お調べいただき、ありがとうございました。昔から日本人は何でも「フランス」とつくとお洒落な感じがすると思っているのかもしれませんね。洋梨のラ・フランス、フランス窓などの命名と同じ発想というOtiumさんのご意見、なるほど!と思いました。Anémone du Japonという名前にも納得。外国の名前を冠することで、なんとなくエキゾチックなイメージになるというのは、万国共通なのでしょう(笑)

フランス国旗の三色がそれぞれ花の色だというお話は初めてでした。コクリコ、ヤグルマギク、マーガレットのいろだったとは!
コクリコと言えば与謝野晶子が「皐月仏蘭西の野は火の色す君もコクリコわれもコクリコ」と詠んでいたことを思い出します。一面のコクリコ、と言う光景はフランスで普通に見られるのですね。青がヤグルマギクというのも嬉しいです。なぜか我が家ではヤグルマギクが育たないのですが、あの透き通るような青は、私は青の中でも最も美しいと思っています。
フランス菊が食べられるというお話も初めてでした。
この時期、庭のあちこちでフランス菊が群生し、風に揺れています。私もOtiumさんとおなじように、この花を食べたいとは思いませんが、花びらをサラダに散らしてみようと思い付きました。
2015/06/01 | URL | aosta  [ 編集 ]
Re:
v-22 aostaさんへ

>コクリコと言えば与謝野晶子が「皐月仏蘭西の野は火の色す君もコクリコわれもコクリコ」と詠んでいたことを思い出します。

⇒ ちょっと切り口を見せると(見せなくても!)、色々なことを教えてくださるaostaさん♪  フランス語の発音で「コクリコ」と呼んでいるのを奇妙に思ったのですが、与謝野晶子はフランスにも行っていたのですね。「雛罌粟」と、パソコンだから出せる文字の表記だった! 普通ならパリ滞在でしょうから、いくら昔でもパリでコクリコを見かけるはずはないと不思議に思ったのですが、トゥール市に行ったときに見たらしいので納得しました。

「火の色」と表現していますね。フランス国旗の赤に例えるけれど、コクリコは真っ赤な色に見えるのもあるけれど、普通は濃いオレンジ色に見えるのです。つい最近にコメントをいただいた記事で、ヨーロッパコマドリをフランスでは「rouge-gorge(赤-喉)」と呼んで、胸のところは濃いオレンジ色なのに赤と呼ぶことに抵抗があると書いていていたのですが、コクリコの色からも、フランス人は濃いオレンジ色は赤と見るかな...、と、ここでも思いました。

>一面のコクリコ、と言う光景はフランスで普通に見られるのですね。
⇒ 農薬が広まる戦前には、フランスの野原や畑には国旗に例えられる3つの植物がいっぱいだったそうです。与謝野晶子が渡仏した百年前は、コクリコが一面に見えたでしょうね。最近は減農薬の傾向になって三色旗に見える雑草が戻ってきたので喜んでおります。

>なぜか我が家ではヤグルマギクが育たないのですが、あの透き通るような青は、私は青の中でも最も美しいと思っています。

⇒ 私も野原から取ってきたヤグルマギクを移植したのに育ちませんでした。でも、コクリコも植えたのに出てこないと思っていたら今年は庭のあちこちに出てきて咲いているので、ヤグルマギクもそのうち生えてくるのかも知れないと期待しています。

フランスで見るのは雑草なのですが、もったいないくらいに美しい色と形だと思います。三色旗に使う3つの植物の中で選んだ場合、何をもってフランスのシンブルとするかというとヤグルマギクなのだそうです。

>花びらをサラダに散らしてみようと思い付きました。
⇒ わぁ~、召し上がってみて大丈夫だったか、教えてくださいね~! 英語情報では開花する前のツボミを食べるとあったので、花びらは大丈夫なのかと心配なのですけど...。
2015/06/02 | URL | Otium  [ 編集 ]
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