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2013/06/30

シリーズ記事目次 【ヴェズレー8日間滞在記】 目次へ
その9


古代の要塞が残っているのを見ようと目指したのは、サン・モレ村(Saint-Moré)。 ブルゴーニュ地方ヨーヌ県にあります。

村に入ってまず目に止まったのは城。



観光客が見学できる城ではないようなので、外から回ってみる。

城の横に公園ができていて、ペタンクを楽しんでいる人たちがいました。



ペタンクが楽しめるように整備されていて、ゲームが終わったときに行けるようなカフェが近くにある。人口200人足らずの小さな村なのに、住み心地が良さそうに見えました。

ゲームを見学しながら村人たちとおしゃべり。でも、私たちの目的地は遺跡です。場所を教えてもらいました。 歩いて行くと坂道を登ることになるのだそうなので、再び車に乗る。


森に入る

うっそうと植物が茂っている森がありました。その中に遺跡があるらしいので、入口に車をおいて歩いて行く。

「森のアスパラガス」と呼ばれる野生植物がたくさん生えていました。



もう食べごろは過ぎてしまって、花になっています。

日本では高級食材になっているらしい。

でも、フランスの田舎で野生のアスパラガスが生えているところでは、いくらでもあります。

キノコのように、フランス人たちが競争で採りに行く食材ではないのは確か!


Le camp de Cora遺跡

しばらく森の中を歩くと、遺跡に行き当たりました。



説明パネルが出ていなかったら、ただの石垣かと思ってしまうところ。

なんでこういうところに石垣があるの? と思ってしまうところは、あちこちで見かけるのです。

何もないところにあった石垣を見たときの日記:
道端で見つけた美しい石 2010/10/05

この地には、新石器時代から人が住んでいた痕跡があるのだそうですが、古代ローマの侵略があった時代には、ローマ街道を作るための防衛基地になったとのこと。その遺跡なわけです。 



この「Le camp de Cora((コラ野営地)」と呼ばれる要塞は、小高い丘の上にあります。112メートル下にはCure川が流れているので、要塞に適していた地形だったらしい。

要塞は囲い込んだ形ではなくて、1面だけ、屏風のようにできていました。2.7メートルの厚さの壁が190メートルに渡ってできおり、見張りの塔が7つあった。要塞の下には2メートルくらいの堀もできていた。この要塞の後ろには25ヘクタールの陣地があって、要塞の壁がない側は自然の地形で守られていた。

なるほど... と思うけど、見たところ、普通に見えてしまう石垣しかない!

「魚の骨」と呼ぶ石の積み方。魚の鱗と言われればそう見える、斜めに積んだ石です。




子どもたちが勉強しに来た時に、楽しみながら見学できる配慮もありました。



上の部分には、目の前に見えるものの説明。下の部分はクイズになっていて、その先に進むと解答が書いてあります。


こういう遺跡を見に来るのは、そういうことに興味がある人たちや子どもたちでしょう。遺跡があるサン・モレ村は、洞窟に住んでいた変人がいたことで有名なのだそうです。

その人のことについては、次の日記で書きます:
洞窟で隠者のような生活した、ヨーヌ県の伝説的な男性の話し

外部リンク(Le camp de Coraについて):
Le camp de Cora
Site archéologique de Cora
☆ Wikipédia: Camp antique de Cora

ブログ内リンク:
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★ 目次: ブルゴーニュの歴史


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