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2013/07/14
今年は庭に1本だけある菩提樹が、たくさんの花をつけました。

菩提樹たくさんと言っても、今までよりは多いというだけ。

日陰に植えてしまったので、背はどんどん高くなったのですが、花がほとんど咲かないのでした。

菩提樹に花が咲くときには、見事に花だらけになるものなのです。

私の菩提樹は太陽を求めて上に伸びていて、花が咲いたのは上の方だけ。

前回の日記「庭に咲き乱れたツリガネソウ」では、今年のフランスは悪天候なので、植物は元気がなかったものが多かったと書きました。私の菩提樹にたくさん花が咲いたのは、天候を気に入ってくれたというよりは、樹木が花をつける年齢に達したのが原因だろうという気もします。


菩提樹の花を収穫する

ハーブティーにするために菩提樹の花をとって乾燥させたいと思ったのですが、どうやってとるか?...

2階の窓からとることにしました。簡単にとれる枝の花を摘んだのですが、たくさんある枝には手が届かない。ひっかけがある棒を持ってきて枝をたぐりよせて取る。

危なっかしい...。菩提樹の花をとっていて窓から落ちて死にました、と言われるのも愚かなので、とれるだけとってやめました。

洗ってから、カゴに入れて乾燥。



花と一緒に伸びてくる小さな葉も一緒にとります。

フランスでは「Tilleul(ティヨル)」と呼ぶハーブティーにする部分なのですが、日本では「 リンデン」と呼ぶようです。

素晴らしい香りがします。

これを乾燥させて保存し、沸騰したお湯に10分くらいつけるとハーブティーになります。

フランス人からは、洗わないで乾燥させるように言われたのですが、やはり洗ってしまいました。

洗うと花びらが落ちてしまうので、やはり洗うべきではないのかとは思ったのですけれど...。

収穫した後も、花はまだたくさんある。それを見ていると気になる!

2日後、今度は窓に上って収穫してしまいました。

昔に建てられた石づくりの家なので、壁の厚さは70センチくらいはある。そこに登ることができるのです。

でも、やはり、2階から落ちたくはない...。馬から落ちて骨折した経験があるので、この痛みだけは再び経験したくないのです。

ある程度とって、収穫は諦めました。
もっとたくさん花は咲いていたので残念だったのですけど...。

2回の収穫で、段ボール箱に半分くらいの量ができました。乾燥してもがさばっているので、大した量ではないのですが満足♪

菩提樹には花がたくさんつき、これをとって乾燥させるのは簡単な作業。それなのに、菩提樹の木がたくさんあるフランスでも、市販されているリンデンはかなり高額です。

コーヒー豆より割高なのではないかという気さえします。
人件費がネックなのかな?...

第1回目の収穫から2週間たっていました。今日は、すっかり乾燥した花をブリキ缶に入れました。


巨大な菩提樹

時々通りかかるところに、見事な菩提樹の木があります。

Chambolle-Musigny(シャンボール=ミュジニー)という名の小さな村。ワインがお好きな方だったら、ブルゴーニュワインの銘柄を思い浮かべられるでしょうね。

その村にある教会のそばに、樹齢400年を超えるといわれている菩提樹があります。



日本なら、しめ縄をかけそうな大木ですが、道路沿いにあるだけ。以前から気になっていたので、この春に通りかかったときには車を降りて眺めてみました。

1600年前後に植えられたのだそう。



最も太いところは、円周8.7メートルあるとのこと。



Tilleul Sully(シュリーの菩提樹)」と呼ばれているのだそう。 アンリ4世時代に生きたシュリー公(Duc de Sully:  1559~1641年)が、病人を治癒するためにフランスの村々に菩提樹の木を植えるように命じた時代に植えられた木なのでした。

さすが老朽化しているので、幹の中を補強して生命を保たせているようです。

内部リンク:
菩提樹の花から作るハーブティー: リンデン  2009/07/02
日本から故郷に帰ったギュスターヴ・クールベの木 2014/03/27
モミの木、樫の木 2007/10/01

外部リンク:
☆ ハーブ事典: リンデン
Tilleul Sully de Chambolle Musigny à Chambolle-Musigny


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