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2013/07/18
友達とおしゃべりしていたら、翌日にワインの買い付けに行くと言うので、くっついて行くことにしました。お天気が良いので、ブドウ畑を眺めたい気持ちになったので。

ボージョレー

始めに行ったボージョレーのワイン農家では、さっそくダイニングルームに案内されました。

母屋はワイン造りを受け継いだ息子さん夫婦に譲って、ご主人は納屋を改造して作った家に住んでいます。窓からブドウ畑がよく見えるので、こちらの方が住み心地が良さそう。晴れたときにとったモンブランの写真も壁に張ってあります。

用意してくれていたおつまみと一緒にワインを飲む。



ソーセージを分厚く切るので、みんなで笑ってしまいました。今はお上品に薄く切っておつまみにするものだけれど、昔はこんな具合だったのだそう。

でも、柔らかいので厚みが気にならず、美味しかった。

ワインの試飲というより、ご馳走になったという感じ。というのも、2012年のボトル詰めしたワインは完売してしまっているので、買えるワインはなかったのです。去年はどこのワイン農家でも、生産量が少なかったのでした。

1人がタバコを吸いに外に出たら、ワンちゃんが席を確保してしまいました。



ソーセージを少しあげたので、もっとくれるかと思ったらしい。でも、じっと、おとなしくしていました。

ワンちゃんは可愛がられているらしい。夜には僕たちと一緒に寝るのだ、と言います。あれ、あれ、「僕たち}? またガールフレンドを見つけたの? 前の女性は病気で亡くなったか、別れたかしていたと思っていたのだけれど。ともかく、彼が何回結婚しているか分らない...。

ボトル詰めにしたワインはないのですが、バック・イン・ボックスという10トル入りの真空パックは在庫がまだ少しある。村で開く食事会のイベントで出す安いワインを仕入れる係りの友人は、それをたくさん買っていました。


ボージョレーでも、今年のブドウ収穫は10月になってから

昨日の日記で書いたように、ボーヌ市に近いブドウ畑でブドウの実が大きくなっていないことに気がついていたので、そこよりずっと南のボージョレーの畑はどうかと思って、ワインを飲む合間に庭に出て眺めてみました。



さすが南なので、ブドウの実が大きくなっていましたが、まだまだですね...。



聞いてみると、やはりブドウ収穫は10月に入ってからだろうと予測しているそうです。


この後はレストランで昼食。さすがお腹は2度もいっぱいになったので、次に行ったワイン農協のワイナリーでの試飲はしませんでした。もともと好きなワイナリーではなかったし。

ワインを買い付けに行った友達は、ここでたくさん白ワインを仕入れるのも目的の1つだったのです。

暑い日だったので疲れがでる。4カ所行く予定だったうちの1軒は、はしょることになりました。


◆ サント―バン村

最後に、ボーヌの近くにあるサントーバンに到着。

ワインセラーの中は涼しいので、生き返った気分。応対してくれた奥さんは、「もう12日も晴天が続いているのですから、信じられない!」とおどけて言います。

天気が2日か3日か続くときは数えるけれど、そんなに続いてもちゃんと数えている?! おもわず、「そんなのを数えているのですか?」と聞いたら、「もちろんですよ」。

今年の春は、私も天気予報を頻繁に見て、早く天気がよくならないかなと思っていたのですが、農家ではもっと気にしていたのでしょうね。



試飲のグラスが立派。

そう思ったら、来年の1月に、この村でサン・ヴァンサン・トゥルナント(Saint-Vincent tournante)という盛大なワイン祭りがおこなわれるので、そのために作られた特製ワイングラスだったのでした。

半ダースを30ユーロで売っていました。



サントーバン(Saint-Aubin)村で行われるSaint-Vincent tournanteは、2014年は1月25日と26日の開催だそうです。


ここでも、ブドウの収穫が何時になるか聞いてみました。

10月になってからとの返事。10月中旬にワイン見本市に出展する予定なのだけれど、その頃にはまだブドウ収穫が終わっていないかもしれないので困っているとのこと。


同じブドウ畑からワインを作っても、銘柄が全く変わる

サントーバンのワイン農家で、面白いことを聞きました。

ブラニー(Blagny)という1級ランクの赤ワインがあったのですが、今年はブドウの株を全て抜いて植え替えるのだそう。

その畑に植えるのはシャルドネ種のブドウにして、つまり白ワインを作ると言う。そうすると、ピュリニー・モンラッシェ(Puligny-Montrachet)の1級としてワインが売れるのだそう。

確かに、ブラニーというのは余り知られていないのだから、ピュリニー・モンラッシェにした方が高く売れるでしょうね。
ブラニーの赤ワインを検索ピュリニー・モンラッシェ 1級を検索


この農家は美味しくて安いワインを売っているのですが、ブラニー1級は14.50~15ユーロ、ピュリニー・モンラッシェ1級は21.50ユーロでした。差は歴然としていますね。

それにしても、同じ畑なのに、赤ワインにするか、白ワインにするかで、銘柄の名前まで変わってしまうのですか?

ブルゴーニュワインのサイトで確認してみたら、本当にそうなのでした。

ブラニーで赤ワインを作るときのアペラシオンはブラニーなのですが、白ワインは場所によってムルソーかピュリニー・モンラッシェの名前を付けることができるのだそう。つまり、ブラニーの白ワインといのは存在しないらしい。


ともかく猛烈に暑い日でした。ワインセラーの涼しさが嬉しい。



吉本ばななの小説『キッチン』の出だしに、主人公は台所が好きで、そこに寝たい(寝てしまうだったか?)というくだりがあるのを思い出しました。

夏の暑い日は、ワインの樽がたくさん並んでいるワインセラーで昼寝がしたくなる! 少し寒すぎるだろうけれど...。


買ったワインを車に積みこむために外に出ると、猛烈な暑さでした。

この日に私がワインを買ったのは、この農家だけ。ここのところ、何回かワインの買い付けに行っていたこともあって、2カートンしか買いませんでした。

暑いときは、ワインの試飲なんか楽しめない。

くたくたに疲れて帰宅し、車に乗せてくれると言われても行くこともなかったな... と思いました。ブドウ畑の風景を堪能できることを期待していたのだけれど、車を出した友人はたくさんワインを買うことしか考えていないので、観光的なことは何もしなかったからです。

行って良かったと思ったのは昼食で食べた料理かな?... それを次回に書きます。

ブログ内リンク:
★ 目次: 今年のミレジムは? (ブルゴーニュ・ワイン)
★ 目次: ドメーヌ訪問記
★ 目次: フランスのアルコール飲料(ワインなど)関係イベント
★ 目次: ワインなどアルコール飲料に関するテーマ

外部リンク:
Blagny, appellation Bourgogne
☆ オフィシャルサイト: Saint Vincent Tournante ⇒ Saint-Aubin Saint-Vincent 2014


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