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2013/08/25
日本で働いていたときには、ブルゴーニュ地方の行政中心地ディジョンにフランスのお母さんとも呼べる人が住んでいたので、年に2度ほど通っていました。行くたびにディジョンの町は何の変化もしなかったのですが、ここのところどんどん変わってきています。

いつから変わってきたかというと、市長が交代した2001年から。道路を石畳みにしたり、歩行者天国のスペースを増やしたり、街角の小さな公園をきれいにしたり、エコロジーを進めたり...。前と市の予算がそう違うはずもないのに、よくこんなに工事をするお金が出るなと驚きます。

パリ市も同じ。社会党の市長が誕生すると、町は活気づいて、美しくなります。それにしては、昨年の大統領選では社会党政権が誕生したのだけれど、何も良くなったように見えないので腹立たしくなる...。


宮殿をバックにして立つフィリップ善良公のいる公園

そういう美化のための工事をしているところの中に、気になっている小さな公園がありました。昔のブルゴーニュ宮殿の建物を背景にしたSquare des Ducs

そこにブルゴーニュ公国のPhilippe le Bon(フィリップ善良公)の銅像が宮殿をバックにして立っていたのですが、公園の地面を石畳にする工事をしている間、反対側の変な場所に移されてしまいました。

先日通りかかってみると、銅像がない! 博物館にでも入れられてしまったのだろうか?...

美しい旧市街にある中世の館Maison Millièreの屋根の上にフクロウの飾り物があったのに、それが無くなってから何年もたつので、もうフクロウは帰ってこないのだろうと諦めかけていたところです。

Dijon, 21
屋根の上にいた動物たち 2009/11/27

この公園からもフィリップ善良公がいなくなるのは寂しい。 館の方は個人の持ち物なので、お金がなくて修理できないかもしれないけれど、公園の方は市の予算でできるのにな...。


ところが、その数時間後、また公園の前を通りかかったら、 トラックが入り込んでいました。



あら、銅像を元の場所に設置するらしい。



石像をきれいにするために姿を消していたのですね。設置するまで眺めました。銅像は黒ずんでいたのに、すっかり美しい石の色を取り戻しています。



記念写真を撮るのだから、銅像の横に座っている女性がどいてくれないかと待っていたのですが、くつろいでしまっている。みんなが銅像を眺めたり、カメラを向けたりしているのに、恥ずかしがらずにカメラに収まる場所に座っている神経って、理解できない...。


アクロバットまで見てしまった

銅像の前から立ち去ろうとしたら、宮殿の屋根から紐につかまって降りてくるらしい人がいるのを発見!



雨樋の役割を果たすガーゴイルに足なんかかけてしまって大丈夫なの? と心配してしまいました。でも、スルスルと下まで降りてきました。私は高い所に登ったとき、手すりに寄りかかるのも怖くてできないくらいなので、こういう芸当はできないな...。

ディジョンの町では、クリスマスの夜にサンタクロースが宮殿の屋根に登って挨拶するという風習があるのですが、まさかその練習ではないですよね? おそらく、屋根の修理か点検をしていた人なのだろうと思う。


ミルティーユのシーズンだった

ディジョンの朝市では、ボージュ山脈にある酪農家が、乳製品のほかに、myrtille(ミルティーユ)を売っているのが目にとまりました。



今ごろがシーズンなのですね。私の庭にある哀れなミルティーユの木は、今年は実が1つもならなかったのですけど。

買ったミルティーユはタルトに変身しました。



昨年のアルプス地方に旅行したときに山の上にあるレストランで食べたタルトのようには感激するほどの味ではなかった...。美味しいのですが、実がまろやかすぎる味で面白みがなかったのです。

レシピが違ったのかもしれません。でも、山の上で食べたのは野生のミルティーユで、私が買ったのは農家が栽培したミルティーユだったのではないかという気がしました。実がとても大きかったので。

昨年にアルプス地方を旅行したときに、フランスで「ミルティーユ」と呼ばれる果実が何なのか調べて書いていました。忘れているので読み直してみる。野生のはビルベリーで、私が買ったのはブルーベリーなのではないかという気がします。

農家の人に聞いてみれば良かった...。でも、粒は野生にしては大きかった。それに、酪農の仕事をそっちのけにして、山に入ってミルティーユを摘むということもできないのではないかな?...

ブログ内リンク:
ブルーベリー、ビルベリー、ミルティーユ: 違いは? 2012/10/24
野生のミルティーユ(ビルベリー) 2012/10/22
クイズ: アルプスの山小屋にあったもの。これは何でしょう? 2012/10/16
★ 目次: ブルゴーニュの古都ディジョンの観光スポットや特産品など


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コメント
この記事へのコメント
写真のものはブルーベリーですね

> 私の庭にある哀れなミルティーユの木は、今年は実が1つもならなかったのですけど。

実がならない理由はたいてい
・根っこが地面に露出している
・枝が古くなりすぎている
のどちらかです。

地面の根付近をウッドチップなどで覆い、枝を更新すればまた採れるようになりますよ~
2013/08/28 | URL | albifrons  [ 編集 ]
Re:
v-22 albifronsさんへ

ブルーベリーで正解でしたか。教えていただいたことを学べたらしいと喜びました♪

albifronsさんにはブルーベリーの株の増やし方も教えていたのに放置しておりました。土壌が合わないし、鳥にみんな食べられてしまうので、張合いがなくて...。

今年は鳥が食べる実もならなかったのですが、異常気象が最大の原因だと思います。いつもの年なら葉が茂って、たくさん実がなるクルミも哀れな姿で、ちらほらとしか実をつけません。ここのところリスが頻繁にやってくるので、気の毒...。

この後に、見に行ったブドウ畑が、ぞっとするくらい哀れだった話しを書こうと思っています。

ブルーベリーの根っこがどうなっているのか、見に行きました。地面から露出はしていないのですが、天気がよくなったら少し土をのせてあげようと思います。
2013/08/28 | URL | Otium  [ 編集 ]
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